30
Juin

Le Bistrot de la Tournelle

Le Bistrot de la Tournelle ビストロ・ワインバー *お店情報 住所  :5 Petite Place 39600 Arbois TEL : 03 84 66 25 76 FAX : 03 84 66 27 15 SITE : www.domainedela tournelle.com *営業時間 !!夏のみ!! 6月21日~9月の一週間目まで!! オープン : 火曜〜土曜 11:00〜14:00  17:00〜22:00     日曜 17:00~21:00 休み:月曜 休み : 日・月

26
Juin

ボルドー試飲会Part 2 – Union des Gens de Métiers

今日はトップ・レベルの醸造家達が集まる、ユニオン・デ・ジャン・ド・メチエの試飲会に朝行ってきました! シャトー・トゥール・デュ・パ・サン・ジョルジュで行われたこの試飲会。 様々な造り手の中、私達と共に働いている醸造元達をキャッチしてきました! Domaine Plageoles*ドメーヌ・プラジョル(南西地方) 繊細でまろやかなタンニンと、複雑なテロワールから引き出る風味が印象的。 フルーツとスパイスのアロマ、そして喉越し完璧なモーザック ・ヴェールやモーザック・ナチュールは是非是非皆さんにも飲んで頂きたいです! そしてあの美智子妃殿下もお気に入りのミュスカデルは綺麗な酸味とまろやか感たっぷり! Clos Rougeard*クロ・ルジャール(ロワール) 彼のカベルネ・フランは何時飲んでもまろやか!そして何といっても他では味わえないほどのタンニンの繊細さ! 特に2005年は彼にとって完璧に近いヴィンテージだそうです! 彼の凄いところは、醸造する事はとても難しいと言われている大西洋気候のロワールでも、とても繊細で上品で華やかなワインを造ってしまう事。 何故そのようなワインが出来上がるのか?その答えは古くから伝わる伝統に潜んでいました! «  Philippe Alliet*フィリップ・アリエ(ロワール) いつも元気いっぱい、笑顔いっぱいなフィリップとフィリップの奥さん、クリードさん。彼の手にかかれば、シノンもまるで別物になってしまいます!シノンのトップシャトーにまで導いた、まさに見事な指揮者なのです! 今日特に美味しい~~!と思った一品は、コトー・ノワレ2007!パワフル感あり、エレガントでもあり、まろやかなタンニンが印象的! 年が経つにくれ、品が良くなっていく彼のワインは、試飲会でもとても人気でした! «  Clos Rougeard のワインについてのお問い合わせは、こちらまで! 野村ユニソン株式会社 TEL : 03-3538-7854 FAX : 03-3538-7855 MAIL : wine@nomura-g.co.jp http://www.nomura-g.co.jp Domaine Plageoles のワインについてのお問い合わせは、こちらまで! 株式会社イーストラインTEL / FAX:054-205-4181 MAIL : lavigne4181-shizuoka@tokoseika-group.jp http://tokoseika-group.jp/index.html Philippe Alliet のワインについてのお問い合わせは、こちらまで! 株式会社エスポア TEL : 06-6384-3319 FAX : 06-6386-0248 MAIL : jssesaka@vega.ocn.ne.jp

26
Juin

ボルドー試飲会Part 1*Moulin Pey Labrie

大きなシャトー。綺麗な庭。最高な天気。 そして左右に広がり当たるブドウ園。 今日の試飲会は、ヒュボー夫妻のシャトー、シャトー・ムラン・ペイラブリーで行われました! とにかく最高な環境にビックリ!試飲会のような、ワイワイと賑やかな飲み会なのか・・・?! 庭には古い樽がテーブル代わりに並べられており、とてもオシャレ! 奥には、食事も取れるようにテーブルがズラリ! さてさて、今日はどんな美味しいワインが見つかるだろうか・・・・? Domaine Vacheron*ドメーヌ・ヴァシュロン(ロワール) 彼達のピノ・ノワールはとにかくエレガントでピュア! 今年のロゼも抜群! アペタイザーにはちょうどいい味わいと爽やかさ! ジャン・ドとジャン・ローランはとにかく若くてダイナミック! これからの活躍が楽しみです! «  Philippe Valette*フィリップ・ヴァレット(ブルゴーニュ) 笑顔が優しいフィリップさんのプイイ・トラディシオンは、口の中がとろけそうなくらい美味しい! 彼のワインはとてもアロマティックで濃厚! 甘いフルーツと柑橘類の香り、そして口に残るミネラル感・・・ その秘密は細かいブルブ熟成! これでまろやかで旨みがたっぷり詰まったワインが出来るそうです・・・! 2009年は3度も雹が降って大変でしたけれども、開花期はとても綺麗でしたので期待していて下さい! Clos Ouvert*クロ・ウヴェール(チリ) マルセル・ラピエール氏の友達でもある彼らのワインはチリ特殊のブドウ品種(カルメネールやパイス)を使用したワインがいっぱい! とてもフルーティーで爽やか! パリでも彼らのワインは人気物! どのワインショップにも見当たる一品です! Ferme St Martin*フェルム・サン・マルタン(ローヌ) お父さんの代わりに、始めてこの試飲会に参加する息子のトマがワインの紹介をしていました! 彼も2006年から一緒に醸造をしています! 2009年はとても綺麗なブドウが生りそうと嬉しそうな笑顔で話すトマ。 彼のワインは熟成されたフルーツが口いっぱいに感じられ、一本じゃ足りないくらい飲みやすいワインです!特にラ・ジェリーヌ、テール・ジョーヌはお勧めです! «  Prieuré Roch*プリウレ・ロック(ブルゴーニュ) スパイシーでまろやか、そしてピノ独特の香りが特徴的なワイン! やはりプリウレ・ロックのClos des Corvéesは偉大なワイン! 一口飲んだだけで、テロワールのミネラル感が感じられます! Vini Bera*ヴィニ・ベラ(イタリア) いつも笑顔でダイナミックなアレサンドラ!今年は家族も一緒に来て大騒ぎ! 2007年ヴィンテージを紹介している彼女のワインはなめらかな喉越しと、完璧な熟成度が伝わってきます! 特にロンコ・マロで使用されたバルベラ品種は最高な出来具合! そして飲みやすくてセクシーなアルチェッセはミュスカのようにフルーティーで夏にはピッタリ! 忘れてはいけない彼女のモスカット・ダスティは誰もが大好き!アルコール度数はたったの4度!フレッシュさと繊細な泡、そして最高なブドウのアロマ、すべてが揃っています!!一生に一回は飲まないと損です! Marcel Lapierre*マルセル・ラピエール(ボジョレ) 誰もが尊敬しているマルセル。 今年も最愛の奥さん、マリーさんと一緒に試飲会へ登場! とにかくフルーツ、フルーツ、フルーツ!!!という印象が強い彼のワインの秘密は、マセラシオン・カルボニックに潜んでいました。。。! マルセルの2008年ヴィンテージは、今回数多く試飲したワインの中でも、最高なヴィンテージです!誰もが試飲し、認めるモルゴン2008 は、他では味わえない繊細さ!全てが完璧にマッチングしており、完璧なハーモニーが感じられる、心が落ち着く一品です! «  Elian Da Ros*エリアン・ダ・ロス(マルマンド) 長い熟成期間を終えた彼のワインはアロマの複雑感、果実身の強さ、パワフルさ、そしてフレッシュさが見事にマッチされています。 特に2007年がファースト・ヴィンテージのアブリウ100%のキュべは綺麗なタンニンと、濃厚さがあり、最高なバランス! « マルマンドのボジョレー » とも言われているこの品種。2007初めてマセラシオン・カルボニックを行い、とてもフルーティー!今が最高な飲み時です! クロ・バケイ05はとても複雑な味わいと繊細さ、そしてミネラル感もたっぷり!自然に育てたブドウの魅力がたっぷり!2007年は残念ながら雹が降り、畑はグチャグチャになってしまいました・・・2008年が楽しみです!2008年は彼も自信たっぷりなヴィンテージです! Domaine de la Cadette*ドメーヌ・ドゥ・ラ・キャデット(ブルゴーニュ) 笑顔いっぱい、ジョーク連発!今でも元気ハツラツなモンタネ氏のワインには、彼のように、温かさと軽さと優しさが詰まっています! そしてもう一つ:彼以上に自然が好きな人はいないのではないか?!と思うくらい、彼は自然が大好き!2年前、農園を買い取り、今では牛や様々な動物に囲まれ、農家を楽しんでいます!彼の白ワインは、全てシャルドネ品種ですが、各それぞれテロワールの特徴が引き出されていて、味わいも全然違う!特にラ・シャトレーヌは綺麗な色合いと最高なアロマ、そして気持ちいい喉越しさがウ~~~、幸せ!という幸福感に満ちてくれます! こちら、カキと一緒に召し上がったら最高なマリアージュ! «  Jean-Baptiste et Charlotte Sénat*ジャン・バティスト・エ・シャルロット・セナ(ラングドック) とても明るいシャルロットラ・シャトレーヌのワインは、毎年品種が変わり、楽しませてくれるワインです! オルニカール08 はとてもまろやかでフルーツ沢山なワイン!4つの品種をブレンドし、マセラシオン・カルボニックで醸造したこのキュベは最高にナチュールなワイン! ボア・デ・メルヴェイユ07 はグルナッシュ、ムルベードル、カリニャンを使用した、一番複雑感があり、濃厚なワイン。600Lの大樽で熟成され、お食事にはピッタリな一品です! そしてラ・ニンヌ07 は5つもの品種を使って出来たキュベ!2007年は残念ながらもう売り切れ・・・2008年が出るのを皆さん楽しみにしていて下さい! Roc des Anges*ロック・デ・ザンジュ(ルシヨン) とてもキュートな彼女のワインは、ミネラル感と、45区画もある畑のテロワールの複雑さが溢れているワインです! 赤ワインはスパイシーさと酸味が混ざり、濃厚なワインと仕上がっています。 白ワインは口がトロケルほど繊細!イグレシア・ヴェラ08はグルナッシュ100%!爽やかで花の香りが漂ってきます! そして彼女の最高のワインを紹介します:レ・ヴィンニュ・メティセ08!白ワインなのに、少しピンクがかかった綺麗な色!それもそのはず!25品種も使用しているワインなのです!女の子らしい、とてもエレガントで上品で美味しい~! 皆お昼ご飯中です! 皆仲が良く、お食事中も、 ワインに関する疑問や醸造方法のテクニック、 お互いの悩みを聞きあい、アドバイスをしあったりで、 とても勉強になる一時です! Domaine Vacheron, Prieuré-Roch, Marcel Lapierre, Vini Bera のワインについてのお問い合わせは、こちらまでお願いします: 野村ユニソン株式会社 TEL […]

26
Juin

関西耳より情報~美味しいワインが飲める店&美味しいワインが買える店~

今日は、関西で美味しいワインが飲めるワインバーと、美味しいワインを販売している酒屋さんをご紹介いたします。 大阪駅から阪急神戸線で20分程で着く塚口駅を下りた、落ち着いた住宅街にあるバー『ナジャ』に行ってきました。 住宅街にひっそりと、こんないい雰囲気のバーがあるなんて、ご近所の方が羨ましい~、と思ってしまいました! オーナーの米沢さんは、阪急インターナショナルホテルにてバーテンダーとして経験を積んだ後、独立してこのお店をつくられました。 お店のサブタイトルに、“バー・ラ・パッション・デュ・ヴァン”=“パッションワインのバー” とある通り、米沢さんは大のワイン好き!自分がこれぞ!っと思ったワインを自信を持って勧めてくれます。 ワインのボトルがズラっと並んだ落ち着いたほの暗い店内を見回すと、ワインの木箱が山積みになっております。 よ~く見ると、木の箱は殆ど『ドメーヌ・レグリエール』のトップュヴェ、『キュヴェ・ドレ』と『キュヴェ・ルス』ではありませんか! ほかにもこんなボトルが・・・ しかも、生産者のサイン入りボトル。 左から、『ドメーヌ・デ・グリオット/ボネ・ダンヌ』、 『ダース・エ・リボ/クローズ・エルミタージュ』、 『ロマノー・デストゼ/サンテピンヌ』などなど。 これは、どれを飲もうか迷ってしまいます・・ 気さくでクールな米沢さんと会話を重ねながら、今宵も気分よく過ぎていったのでした。 お近くにお住まいでしたら、一度足を運んでみては? Bar la passion du vin – Nadja 尼崎市南塚口町8-8-25 TEL/FAX 06-6422-3257 http://winenadja.exblog.jpl 営業時間 19:00~26:00 火曜定休 *********************************************** お次は、京都の新進気鋭の酒屋さん『エーテルヴァインさんのご』紹介です。 酒屋さんといっても、レストランなど業務用・ワイン専門の酒販店さんです。 店構えは、いかにも京都らしい落ち着いた佇まい。でも一体何屋さんだか正直言って外見だけではわからないかもしれません。 オーナーの江上さんは、業務用のワイン販売で経験を積んだ後、独立してご自分の店をつくられた方です。今、江上さんのような30歳代の若手が独立してつくられたワインショップが各地に出てきて、きっと彼らがこれからのワイン界を背負って立ってくれるのでしょう! ゆったりした店内には長いカウンターがあり、 その向かいがワインセラーとなっており、 ワインはすべて温度管理されたセラーに保管されております。 セラーにはご覧のとおりズラっとワインが陳列されており、フランスとイタリアが約半々。 よくぞこれだけ揃えたものだという趣で、自然派ワインが 勢ぞろいです! かいつまんで取り扱いワインをご紹介すると、 『シャン・リーブル/ラール・デ・ショワ』 『カステルモール/ラ・ビュヴェット』 『マキシム・マニョン/ロゼッタ』 『ダール・エ・リボ/クローズ・エルミタージュ』 『ダール・エ・リボ/レ・バチ』 などなど 特に京都のレストラン様、美味しいワインをお探しの際は、お声掛けしてみては! Ethelvine エーテルヴァイン 京都市中京区壬生下溝町36-12 TEL. 075-314-0305

8
Juin

ブルゴーニュ・ワイン街道を行く

5月30日(土)今日よりブルゴーニュからルシオンまで約2週間の旅だ。日本からもソムリエ、酒販店、レストラン経営者、酒類問屋さんなどの人達が今夜ボーヌに到着する。 15:38のTGV(新幹線)に乗ってディジョンまで行ってレンタカーを借りた。来週の月曜日、フランスは祭日で今日から3連休だ。 電車も結構混んでいた。ディジョンから国道74号線をボーヌに向けて走り出した。今日は快晴の天気だ。ヴォージョ村から畑の中の小さな道を走り出した。国道からクロ・ド・ヴージョのシャトーが緑の葡萄園の上にポッカリと浮かび上がっているのが見えたからだ。 急ぐ旅ではないクロ・ド・ヴージョからロマネコンティに抜ける農道を走ることにした。なんて美しいんだろう。つい最近、芽が出たばかりの葡萄園がもうあたり一面の緑の葉の海になっている。 その海にポッカリ浮かんだ巨船クロ・ド・ヴージョだ。潜水艦の望遠鏡のようなラトゥール。車を止めてしばらく時間をとった。マニフィック!素晴らしい。 クロドヴージョの裏道に向かった。夕方の6:00だと云うのに太陽が燦々と降りそそいでいる。 裏の農道をいくとロマネ・サン・ヴィヴァンの畑T字路地にぶつかった。左に行けばヴォーヌ・ロマネ村、右に行ってすぐ左に農道を曲がるとリッシュブールとエシェゾ。そしてロマネ・コンチの畑へと続く。ロマネ・コンチの畑にハンドルをとった。 ~ 09年5月30日のロマネ・コンチ ~ ロマネ・コンチの畑も新緑で美しい。既に開花が始まっていた。 太陽のエネルギーを吸収して葡萄木の生命力がぐんぐんフル回転しているのを感じる。、根っこが粘土石灰の土壌、そして、その下にある石灰岩盤のミネラルエネルギーを吸い上げて葡萄木の体全体に注入している、という感じだ。 グングン上に向かって伸びてくる枝の先端を切る作業をロニェと云う。ロニエをやったばかりで、切られた枝がよく耕された畑に落とされていた。 あと約100日前後で収穫の日がやってくる。 さて2009年は如何になるか?楽しみだ! 最も重要な3か月がスタートした。

5
Juin

Christophe Pacalet*クリストッフ・パカレ、ボジョレーの期待の星!

パカレ・・・パカレ・・・パカレ・・・ 誰もが知っているこの名前・・・ でも皆さん、このクリストッフ・パカレ氏をご存知ですか・・・? そうです! 彼はあの有名なフィリップ・パカレの従兄弟なのです! しかも彼の叔父さんはあの偉大なマルセル・ラピエール氏! 優しくて大らかな雰囲気はまさに叔父さん譲りでしょうか?! 何でも一生懸命に答えてくれる、笑顔がプーさんのような素晴らしい方です! 彼は18歳のとき、高校卒業と共にリヨンで生化学の学校へ進学。しかし生化学の勉強はつまらない!と思い始め、料理の道へと転身。そして19歳から23歳の間、リヨンでシェフとして働き始めます!1998年までは、オフシーズン中(11月から4月)、カリブ海の島、アンティーユという島でシェフとして働き、5月から9月の間は、ラピエール氏の収穫を手伝いながら、ワイン醸造を学びます。(何てラッキーな・・・・!) この頃、ちょうどクリストフはアンティーユで自然派ワインを紹介し、売り始めます! 『皆自然派ワインを気に入ってくれて本当に嬉しかったな。そのころアンティーユでワインを購入してくれていたお客さんから『何故シルーブルやブルイィーは自然派で美味しいワインがないのか?』と聞かれ、私はハッとしたんだ。皆こういうワインを求めている。じゃあ自分で造るしかない!と思って自分のドメーヌを設立することを決心したんだ。ちょうどその頃私は今の奥さんと出会い、島へ戻るか、フランスに残るか迷っていたからちょうど良かったんだけどね!』 と言う事で1999年に彼のファーストヴィンテージが誕生しました! *** ここでちょっとした『ボジョレー・レッスン *** 『ボジョレー地区で最も綺麗な区画は Côte de Py の丘に在る区画なんだ。 そして平均45hL/Haの収穫量が最も美味しいボジョレー・ワインを生み出すんだ。でもここでは植え付け密度が10000株/Haの上、ガメイが昔のように売れないので、根を切りなさい!とINAOに言われるが、根を切ればブドウ木の競争率が低くなる。そうするとブドウの実が逆に増えてしまう。 矛盾していると思わないか?』 確かに・・・・ *** そしてブドウ品種について! *** 『ガメイ品種と最も相性の良い土壌は、まさにボジョレー地区の、やせている花崗岩質の土壌なんだ。 しかもガメイはつる植物なので硬い岩の上でも根を張れるんだ!』 *** ワイン造りについてはどうなのでしょう? *** 『私は自分で選んだ区画以外のブドウには興味がありません。樹齢が古く優良な区画を選び、健全で理想的なブドウを収穫するため、栽培者との間にぶどう栽培における仕様書を作成したうえで、契約をしています。どんなに天候が悪く、収穫量が低くなってしまっても、他のブドウは購入しないんだ。それだけ自分が選んだ畑のブドウが好きなんだ!』 と笑顔で教えてくれるクリストッフ! 『私は毎年同じ区画のブドウは同じ樽を使って醸造しています。その際、残糖が15gr/Lの時点でバリックへ移すと、天然酵母が再度元気になり、良い発酵が再スタートするのです。醸造の時、大樽を使用するほうが楽なのだが、バリックの方がより多くの味わいが引き出され、複雑なアロマに仕上がります。そして熟成中、木樽で寝かせると、オリがきれいに下に沈むのだが、ステンレスタンクを使用すると、タンク内で静電気が常に動くため、オリが舞ってしまうので私は使いません。ガス抜きはアルゴンガスという、希ガス(不活性元素)の中でも最も空気中に占める割合が大きいことで知られるガスで行っています。窒素よりアルゴンを使用したほうがアロマが飛びにくいと、ジュル・ショベ氏が発見したのです。そして仕上げに、樽の底部のみ粗いフィルターをかけて終了です!』 最高にナチュラルなワインを造ろうと手掛けているクロストフ。醸造中、色々と手を加えるのが苦手! 『私は色素やタンニンを抽出する事は全く考えていません。むしろタンニンの繊細さを引き出すことが重要だと思っています。』 *** 2008年ヴィンテージ *** 『冬がとても寒かったので、澄んだワインが出来ました! しかし4月には雹がかなり降り、通常の生産量の2/3が被害にあってしまった・・!』 AOC Beaujolais Villages 07  素晴畑はクリュ・ボージョレーの直ぐそばにある畑で収穫されたブドウ。 フルーティーで飲みやすく、酸味と糖分のバランスが綺麗な一品です! AOC Chiroubles 07 とても濃厚なのに飲みやすい! フルーティーで軽い後味が残り、完熟いちごを思わせるような、甘い香りが特徴的! AOC Chiroubles 08 去年に比べアルコール度数も低め(11.5度)なので、とても軽くて飲みやすいです。 果実身と天然ガスを保つ為、大樽で熟成したキュべです! AOC Côtes de Brouilly 07 なめらかで繊細。綺麗なタンニンが印象的です! AOC Moulin à Vent 07 3個の区画で収穫されたブドウ。土壌はとても古い花崗岩。 ボジョレーでも一番評判が言いキュベ。 綺麗な酸味としっかりとした骨格なワインです。 AOC Moulin à Vent 08 フィリップ・パカレのピジャージュの手法をさらに突っ込んで、濃厚さと深みを引き出した一品。 まろやかで蕩けるようなタンニンが美味しいです! クリストッフ・パカレのワインへの問い合わせは: BMO株式会社  TEL :03-5459-4243 までお願いします! 畑には長さ30cm, 直径7cm 当たりの巨大タンポポが!

2
Juin

Les Côtelettes、美味しい料理が盛りだくさん!

******* 6月30日、土曜、天気:ピカイチなお日様! ******* 天気が良い日はテラスでお食事!と言う事で、最高なお日様を浴びた後、私はパリのバスティーユ地区にある Les Côtelettes *レ・コトレットというレストランへ行ってきました! まさにパリのビストロ!という赤と茶色の色使いが可愛らしい! 中を覗いてみると、従業員たちが仲良くお食事中! 早めに付いてしまったので、外で滞在・・・! その間にメニューをチェック! 季節の野菜や果物を強調したお料理が沢山! アスパラやお豆のスープ、ノルマンディーからの釣りたてヒラメのムニエルやお母さんの味、ウサギの煮込みなど、 もちろんデザートは、今が旬のいちごやさくらんぼ! 見てるだけでお腹がペコペコ・・・・! テラスでご飯!とウキウキ楽しみにしていたのに、テラスにはテーブルがないと言う悲しいオチ・・・ それでも気を取り直して、中へIN! サービスのおばちゃんもオーナーのおじちゃんも愛想たっぷりで優しい! しかもおじちゃんは有名人?! 雑誌を持ってサインを頼みに来る人がチラチラと来ていて気になります! 中はこんな雰囲気です! 石の壁と木のテーブル、何か親しみ感が沸いてくるインテリアです! 壁には自然派醸造家のポスターや、 食材の素材の大写真などが飾られています! ******* この中から選び抜かれたワインは・・・・??? ******* 美味しいワインもいっぱい! ヴァレットやヴニエ、マクシム・マニョンやカトリーヌ・ブルトン、 ラングロールやフェルム・サン・マルタンなど、 自然派ワインが沢山!全部飲めないのが残念!! とりあえず何を飲もう?と迷っていたら、まさに今日頼む料理にピッタリのワインを見つけました! Domaine Les Foulards Rouges*レ・フラール・ルージュット、 Jean-François Nicq*ジャン・フランソワ・ニックのLes Glaneuses*レ・グラヌーズです! シラー30%、グルナッシュ70%で出来たこの赤ワインは、除便無しのブドウをマセラシオン・カルボニックで醸造して造られています! とてもフルーティーでフレッシュです! カラフにも移して、これから最高なワインと一緒に最高なお料理を紹介したいと思います! 何故かパンにも合ってしまう不思議なワイン! 私の親友もこの果実の強さにはビックリ! 赤フルーツ、特にサクランボやイチゴ、そしてスパイスとスミレの香りが足され、さらに華やかなアロマに! 繊細なタンニンと長く残る後味・・・ アルコール度数も通常と変わらないのに全然感じられない! まさに飲みやすくてスイスイといけてしまう、綺麗な味のワインです! ******* 季節の料理がいっぱい!! ******* そして待っていました、お料理登場! 緑とホワイト・アスパラの盛り合わせ! 上には色んなハーブがアスパラの味を引き立てています! クルミの油を使ったヴィネガー・ソースは絶品! まさに春!!という前菜です! 甘くてジューシーな真っ赤なトマト! そしてとろけるモッザレラ・チーズの上にはペスト(バジリコのソース)が! サッパリで定番なお料理なのに、味が別物! メインには、マグレ・ド・キャナール(カモ肉)を頼みました! 外はパリパリ、中は綺麗なロゼー色!しかも柔らか~い! そして、このワインに最も合うサクランボのソース添え! 繊細な甘みがなんとも言えない! 一気に食べてしまいました・・! 小さなニンジンも、大根の煮たものも美味しい! ローズマリーと一緒に煮込んだアニョー(子羊の肉)! 子羊と言えば、生臭い!といって苦手な人も多いと思いますが(実は私も苦手でした・・!)、このお肉は全然匂いがしません! ハーブが良く利いていて、ソースとお肉の相性がバッチリ! お料理に夢中になっていた私達・・・ 気が付いたらいつの間にかお店は満席! 友達とワイワイ楽しんでいる人、家族でお誕生日会を開いている人、会社の同僚と仕事の話をしている客もいればラブラブなカップルまで! まさに誰でも楽しめる雰囲気が嬉しいレストランです! そしてデザートには、甘くて綺麗なイチゴです! しかもソースにはワインで造ったキャラメルが! アーモンド・ケーキも付いていて、女の子には嬉しい可愛い一品です! イチゴと、ジャン・フランソワのワインを一緒に頂くと・・ まさに同じ香り?! とビックリするほど最高な相性でした! Les Côtelettes*レ・コトレット 4 Impasse Guéménée 75004 Paris TEL : 01 42 72 08 45 METRO : Bastille SITE : www.lescotelettes.com Les Foulards Rouges のワインへの問い合わせは: BMO株式会社  TEL :03-5459-4243 Les Côtelettes に関する情報はこちらをクリック!

29
Mai

フランス全土より開花の知らせが!

5月22日、北ローヌのエルミタージの丘で撮影。 白い小さな花が葡萄の花だ。5月20日から5日間は、フランスは30度を超す真夏日が続いた。 あと10日ほどかかりそうだった開花が一挙に早まった。 本当にまだ10%の開花率だがやっと霜の危機をくぐりぬけて開花までたどり着いた。 先週はボルドーと西南部地方で雹がの被害がでた。ピンポン玉ぐらいの雹で壊滅的被害を被った醸造元が ある。断腸の思いに違いない。自然と共に生きることの厳しさを思い知らされる出来事だ。 今年の状況は、南フランスは昨年の11月から今年の5月までで記録的な降雨量を記録した。 例年の1年間分の降雨量がこの半年間で記録された。 その影響で、デショッセなど耕作作業が遅れている畑が多い。特に粘土質土壌の畑は入れなかったほど水分を吸収していた。 今の段階では順調に葡萄の生育が進んでいるといって良い。 北ローヌまでくると逆に水不足を記録している。どちらからと云うと乾燥状態となっている。 しかし、昨年の豪雨被害の影響が今年にも表れている。2008年は例年の30%しか収穫できなかった。 今年の今の段階で、既に葡萄の実の数が例年に比べて50%ぐらいしかない。 昨年の豪雨で土壌が流されたりの被害の影響だ。葡萄木が弱っているのである。

28
Mai

パリの夜は、やっぱりバラタンで!

先週は、BMO弾丸ツアーにて、ラングドックから北上、ローヌ、ブルゴーニュを通って、アルボワまで足を伸ばし、各地区の自然派蔵元を訪問、昨晩遅くパリに到着した。走行距離は2000km、朝から晩までワイン漬け。まさに弾丸ツアーであった。 そしてパリでの夜は、やはりこの店。このサイト上でも何度も登場している、20区にある「バラタン」である。 この店を知らなくては、パリの自然派ビストロは語れない。 この日も、予約でいっぱい。私たち弾丸チームは、7:30、ちょっと早めにお邪魔した。 ~~ アぺリティフはカトリーヌ・ブルトンのディレタンテ ~~ 1日の疲れを癒してくれる、優しい味わいで、一気に2本飲みほしてしまった。 この5日間、朝から試飲、昼も夜も各地の地元料理にを食べ続けていたが、さすが弾丸ツアー参加者、食欲旺盛!  モリモリ食べている。 これはウズラの料理だったかな。 ワインが進み味わい! 小さい魚のフリットと説明されて、白魚サイズを予想していたが、出てきたのは、アジのフライのサイズ。 カマスのようなタンパクな味わい。 この自家製タルタルソースが絶品。 このタルタルだけでも、また食べたい。 飲めば飲むほど元気になってくる弾丸ツアーメンバー。        牛肉のカルパッチョ。 まるで、マグロの赤身のような色合い。 全員が、これを頼めば良かったと後悔させるほど美味かった。     これは、スズキのソテーだったかな。 バラタンの魚料理は、美味い! 火が入りすぎず、とてもジューシー。 これは、タラ料理。 カネットも美味かった! ソースが繊細。おふくろの味のようなほっとする味わい。 仔羊のこのヴォリューム。 参りました。 メインに合わせて、ドミニク・デゥランのポマール、 ル・プティ・ノアジン2006を注文。 ポマールの熱さ、ミネラルがありながら、タンニンは繊細。 魚にも肉料理にも最適であった。 パリのスタッフ、サンドリンヌが、バラタンでドゥランのワインを飲んでいると、 ドミニクにメールを送ると、すぐに、「それはナイス・チョイス」だと返事が返ってきた。 今回の弾丸ツアーの参加者の一人、浅原さんは、デッサンのスペシャリスト。 各蔵元で、生産者の似顔絵を一瞬のうちにデッサンし、 あまりに特徴を上手にとらえているので、みんなで大盛り上がりだった。 この浅原画伯、この腕でフランスで生きていけるんではないだろうか。。。 まあ、飲むのと、食べるのは問題ないだろう。 その浅原画伯のデッサンした、エノ・コネクション伊藤 與志男である。 この日、伊藤は同席していなかったのだが、一瞬の間に絵を描き上げてしまった。

26
Mai

今話題性N°1のビストロ、Le Jeu de Quilles !!

パリの南部にある、去年の7月にオープンしたばかりのニュー・ビストロ、Le Jeu de Quilles*ル・ジュ・ド・キーユを今日はご紹介したいと思います! なかなか可愛い雰囲気なお店です!インテリアは赤と白でまとまっており、壁には面白い写真などが飾られています! 今日は日本からワイン・ツアーに来られたお客様達とお食事です! ********************************************************************************** 山利喜(レストラン)で働いているクール・ボーイの浅原さん、 そして隣は同じく山利喜、フロアマネージャーの水上さん(通称タケティソさん*ステファン・ティソから来ているらしいです・・・・!) トロア・ザムールのショップ・スタッフの池上さん。ボーイッシュな髪型に可愛いファッション!カッコイイ! 池上さんのフィアンセの田中さん (通称戦場のカメラマン・・・何故??) そしてTipsy’sから来たフンワリ雰囲気・天然少女の渡部さん! ********************************************************************************** 皆お腹が空いて待ちきれません! とりあえず今日は暑いし(27℃)白のペティヤンでカンパ~イ!! お花のラベルがとってもチャーミングなクレレット品種のペティヤンです!甘くて酸味もあり、喉がカラッカラの時には最高! おつまみにシャルクトリーの盛り合わせです!生ハム美味しい~! そしてこのワインを注いでくれるのはBMO株式会社(ワイン・インポーター)の 鎌田さん! 決まっているところをショット! ********************************************************************************** やっとお料理が登場! 前菜にはアスパラとビオ・サーモンの盛り合わせ! 食材の本来の味を生かしたシンプル料理! 味付けはオリーブ・オイルと塩オンリー! アスパラの甘さとサーモンのミネラル感が良くマッチしていて美味しい! こちらはアンドゥイイェットとパンを一緒にトーストされたもの。 その上には季節のサラダがてんこ盛り! 今日はセロリ~です! シャキシャキした歯ごたえが印象的! ここでフィリップ・ヴァレットのマコン・ヴィラージュ2006年が登場!! しかももう造られていないノン・フィルター・ワインなので、澱の旨みがたっぷりぎっしりと詰まっています! フレッシュでフルーティーなこのワインは、口に入れた瞬間にヴァレット独特の味がファ~と広がります。 マコンというならヴァレット!!といってもいいほど! とても飲みやすく、ハッピーな気持ちになれるワインです! そしてメインには鯖とイかの焼いたものにお芋が添えてあり、 またまたオリーブ・オイルで味付けされた一品。 サッパリしていて健康によさそうなお料理です! こちらはお母さんの乳しか飲んだ事の無い、仔牛のカルパッチョです! 綺麗なピンク色のお肉の上には、96ヶ月間も熟されたパルメザン・チーズ! とろけるお肉の感触が忘れられない! メインと一緒に飲んだのは、ブリュノ・シュラーのピノ・ノワール! やはりアルザスの天才、 彼のワインはいつ飲んでも真直ぐで期待を裏切らないワインです! バラの花の香りと、ピノ独特のスパイシー感が印象的! 特にシュラーのピノは一回飲んだら頭の隅っこにいつまでも残る後味が凄いです! 他にもこんなに自然派ワインが沢山! ナテュール・ワインのファンにはたまらないです! デザートもとても美味しそうでした!チョコレートのタルトや クレーム・ブリュレ、 そして赤フルーツのスープなど色々あります! ********************************************************************************** お店の中にはミニ・ショップもあり、 ジャムやスパイス、お豆やチーズなど、 様々なものが買えちゃいます! しかもテスティング・コーナーもあります! 日本が大好きなシャフとサーバーです! とにかくお喋りが大好きで笑顔が耐えない二人! 最後に、プリューヌの食後酒を皆にテスティングさせてくれました! 眠気もいっきにさめるほどのアルコール!美味しい~! 自分の店の記事が載っている日本の雑誌を片手に記念撮影! 本当にアット・ホームで居心地の良いレストランです! 友達と楽しい時間を過ごすにはピッタリ! 皆さんも是非遊びに来てください! そしてシェフとの弾んだ会話を楽しんでください! Le Jeu de Quilles に関する情報はこちらをクリック!!    ~~ 最後は皆でカーブ・オジェの前で記念撮影!楽しい週末を有難うございました! ~~

26
Mai

Le Jeu de Quilles

Le Jeu de Quilles *お店情報 Address : 45 rue Boulard Paris 14e Tel:01 53 90 76 22 Métro : Mouton-Duvernet *営業情報 休日:日曜・月曜 *Le Jeu de Quilles に関する記事 今話題性N°1のビストロ、Le Jeu de Quilles !! 大きな地図で見る

26
Mai

パリ、ビストロ・レ・フィンヌ・ギュール

パリの中心部にあるこのオシャレなレストランはいつでも人がいっぱいで賑やか! 今日は気温30℃もあり、皆さんテラスでランチ! 私達も美味しいご飯を頂に行ってきました! 前菜には緑とホワイト・アスパラ!前菜というのにこのボリューム・・・! そして卵の黄身とオリーブ・オイルを使った酸味のあるソース添え! 右の写真は仔牛のセルベルです。キノコとシイタケのバター炒め添えです! ワインも自然派オンリーです! リュノッテやフェルム・サン・マルタン、 パカレからラセーニュまで美味しいワインが勢ぞろい! そしてメインには美味しそうなお料理が盛りだくさん! しかしどれもこれも量が凄い! ソーモンの塩焼きとトウモロコシのポレンタ、 周りのソースはタプナードをオリーヴ・オイルで溶かしたもの! パルメザン・チーズ入りのリムザン牛のタルタルです。 可愛いお芋とシャキシャキ・サラダとの相性は抜群! 仔牛のロニョン、お芋とキノコ添えです。 コリコリした歯ごたえがたまらない~! そしてヒラメのムニエル、ホワイト・ソース添えです! シェフもサーバーも楽しくて優しい、雰囲気の良いレストランです! 皆さんも是非一度お試し下さい! Les Fines Gueules Address : 43 rue Croix des Petits Champs Paris 1er Tel : 01 42 61 35 41 Site : www.lesfinesgueules.fr Les Fines Gueules に関する情報はこちらから!

20
Mai

Vigne en Foule

ビストロ・レストラン・ワインショップ *お店情報 Place de la Libération 81600 Gaillac TEL : 05 63 41 79 08 FAX : 05 63 56 20 12 MAIL : cazottes@club-internet.fr

20
Mai

ランチも楽しく!~ビストロ・ヴィヴィエンヌ(東京・銀座)~

さて、今回行ったお店は、 CPVオフィスのすぐそばにある 『ビストロ・ヴィヴィエンヌ』さんです! 落ち着いた雰囲気のこのお店は、 いわゆるビストロ料理を気軽に堪能させてくれる、いいレストランですね! お昼なのでランチメニュをいただきました。 魚料理もありましたが、この日選んだのは『若鶏のフリカッセ』! 典型的なビストロ料理だ。 見てください! ゴロゴロと大きい鶏のかたまりがたくさんクリーム色のソースを纏って、我々を魅了しているではありませんか! “ゴクッ!” ~ 我々にはランチとはいえワインは欠かせません!少しずついろいろ合わせてみました ~ 『ドメーヌ・グリオット/ソーヴァジョンヌ』 爽やかさがありながらソーヴィニヨンとは思えない味わい深さがある。 『ドメーヌ・コンビエ/グット・デュ・シャルム』 やっぱサンヴェランは落ち着いた味わいだね。 しかもこのキュヴェ“グット・デュ・シャルム”は、 爽やかさがありつつも深い味わいあり! これはフリカッセにいいね! ついでにこれも飲んじゃいました! 『ルージュ・クー/マランジュ』 このチャーミングな果実味が魅力だよね~! これ、フリカッセにもイケるよ!! 『シャトー・ムーラン/カノン・フロンサック』 このボルドーは優しい口当たりでイイね! しかも心地よいタンニンがある。 ~ 昼間っからついこんなに飲んでしまいました!でも超満足!! ~ 酒本さん、本日はお付き合い頂きどうもありがとうございました! これからもどうぞパッション・ワイン、北海道で広めてくださいネ!! ヴィヴィエンヌさんも、美味しい料理どうもありがとうございました。 ≪今日のワインが買える店≫ 『酒本商店』 北海道室蘭市祝津町2-13-7   TEL. 0143-27-1111 ≪今日のワインが飲める店≫ 『ビストロ・ヴィヴィエンヌ』 東京都中央区銀座4-13-19  TEL. 03-6273-2830

14
Mai

これぞ“ザ・ブラッスリー”!

久しぶりに東京・丸の内にある“ブラッスリーオザミ”に行ってきた。 5年位前だったろうか。フランスのブラッスリーをそのまま日本に持ってきたっ!という店構えで、わくわくさせてくれたお店だ。丁度オープンした日に私はフランスから帰ってきたのだが、お祝いかたがた成田から直行してこのお店に行ったら、なぜかまたフランスに戻ってしまったような不思議な感覚に襲われたものだ。 さて、今日は何を食べようか。シャンパーニュ“デュヴァル・シャルポンティエ” を飲みながら、どれも美味しそうな料理に悩みながらあれこれ考えた。しかしこのシャンパーニュ、上品で優しい味わいの割りにリーズナブルでいいね。しかもグランクリュだよ! さて、前菜が到着した!「ブラッスリーオザミ」 『桜鱒の軽い燻製』 『うにと白海老のカクテル』 『エゾジカのスモーク生ハムと野菜の蒸し煮コリアンダー風味』 『フォワグラの赤ワイン煮とホワイトアスパラガス』 これら前菜に合わせ頼んだ白ワインは、『ドメーヌ・パット・ルー』のシャブリ 。 息子の代になって自然な造りになった、流星のように突如登場したワインだ! 爽やかでシャブリらしいミネラル感があり、ブラッスリーのしっかりした前菜によく合う。 ~~ 次いでメイン。一皿一皿、それぞれ存在感がある。~~ 『埼玉県・吉田豚の骨付きロース肉のロースト アリゴ添え』 ボリュームたっぷり! 吉田豚は脂が上品で、肉に味がある。 『パルマの豚のグリエ』 同じ豚でもこちらは半分以上白身の脂。 しかししつこくなくスイスイ食べられてしまうのが不思議だ。 さすが生ハムで有名なパルマ・・? 『オマール海老のブイヤベース』 豪快 『極上赤肉!!群馬神津牧場産ジャージー牛のステーキ エシャロットソース』 『豚のコンフィのカスーレ』 ~~ デザートは『ルバーブのタルト』 ~~ ん~ん、これは珍しい! 美味しそうなのでつい頼んでしまいました デザートワインと尋ねると、こんなのがありました! 『プレセプトリー』のモーリー・ブラン これもまた珍しい! ルバーブのタルトの甘ずっぱさと、程よく熟成したモーリー なかなかいいネ 美味しい料理に美味しいワイン、これが揃えばテーブルは自然と楽しくなります。 一堂楽しく盛り上がりました! 今日のお店: 「ブラッスリーオザミ」 東京都千代田区丸の内3-3-1 新東京ビル1F TEL. 03-6212-1566 http://www.auxamis.com/brasserie/

11
Mai

クロスロードの自然派ワイン試飲会

4月27日、レストランなど業務用にワインを販売するワイン商「クロスロード」の試飲会が、 東京、表参道のレストランLE PRE VERRE(ル・プレ・ヴェール)にて開催された。 いかにも「クロスロード」有馬さんのキャラクターらしい、陽気で和気あいあいとした楽しい試飲会であったのが印象的だ! 会場となったLE PRE VERRE パリで人気のドゥラクセル兄弟の経営する店の東京店 昔ながらのビストロ料理を現代的にアレンジした“ネオ・ビストロ”料理が売り物だ! 様々なスパイスを上手に使い、 ハッ!とする印象的な料理を生み出す。 店頭にはこんなディスプレーも。 **** では、試飲会に突入しよう! ドキドキ・・・ワクワク・・・**** スパイス使いの魔術師であるシェフ、 フィリップさんと試飲する 「クロスロード」の有馬さん! 真剣だ!! Champagne Jacques Lassaigne*シャンパーニュ“ジャック・ラセーニュ” これほど熟した果実のニュアンス豊かなシャルドネは初めて! しかもとってもエレガント!!! 秘蔵のコトー・シャンプノアにもビックリ! よく見るとボトルに価格が・・・ まるでヴェール・ヴォレみたい。 ルーション “クロ・レオニーヌ” この日の一番人気はこれかな? ルーションとは思えない清涼感! 軽やかでスイスイいってしまう赤“ケパサ”。 キャラメルみたいにとろとろの白“キ・ル・クル”、でもこれ白?濁った黄色してるよ! 香り高く軽やかなペティアン”ボアソン・デプラティック“。 明るい茶色の色合いの”モン・トメオ・ア・モア“、焼き栗や味覚糖キャンディのような味わい、何?これリヴサルト?! 多彩で始めて出会う、新感覚ルーションだ! 来場者も錚々たる方々にお越し頂きました! マンダリンオリエンタルホテルのシェフ・ソムリエ、加茂さん! あの有名なワインバー「祥瑞」のオーナーで、 自然派ワインに深い造詣をお持ちの勝山さん(右) 自然派ワインをこよなく愛すレストラン「メリメロ」のシェフ、宗像さん(左) 豪快で美味しい料理で楽しませてくれるビストロ「ラミティエ」 のシェフ、宮下ご夫妻宮下ご夫妻(右) “ル・プレ・ヴェール”の看板ソムリエ、アランさん。 親しみある流暢な日本語で、ワインを熱く語る。 この日もジャック・ラセーニュに興奮! この日は、フランス最高のパテ職人のレシピで造ったシャルキュトリーをつまみながら、楽しく語らいながら試飲会が過ぎて行きました。 みなさま、どうもありがとうございました! ≪お問い合わせ≫ (有)クロスロード 東京都新宿区新宿2-9-17  TEL. 03-3352-0911 ル・プレ・ヴェール  東京都渋谷区神宮前5-10-1 TEL. 03-3486-1603 ≪今日のワインが飲めるお店≫ マンダリンオリエンタルホテル    東京都中央区日本橋室町2-1-1  TEL. 03-5443-1309 祥瑞 東京都港区六本木7-10-2 TEL. 03-3405-7478 メリメロ 東京都千代田区飯田橋4-5-4 TEL. 03-3263-3239 ラミティエ 東京都新宿区高田馬場2-9-12 TEL. 03-5272-5010