29
Mai

最高の品質と価格と自然度のコストパフォーマンス・ワインPOMPON ルージュ

★ワインは農業! と云う言葉はズバリこの蔵の為にあるのではないかと思う。 50ヘクタールある畑のほぼ半分が葡萄園で、あとは麦や他の野菜の栽培などを行っている。 60年ほど遡ればあのブルゴーニュでさえ、またフランス中が、こんな兼業農家の醸造家が殆どだった。 勿論、畑は馬で耕すのは当たり前。 ★ワインは人! と云う言葉も、ここのファミリーの生き方そのものが、牧歌的で素朴なフランスの農家を再現させたもの。 麦も自分で栽培して、石臼で麦をひいて小麦粉を造り、それで毎日のパンも自分で焼いてしまう。 そんな暖かな家族の生活がワインに表現されている。どこまでも素朴で透明感がある。 そして、誰よりもワインを愛しているヴァンサンがいる。 ★ワインは葡萄園で造る。 健全な葡萄を収穫して自生酵母で発酵。醸造設備は最小必要限のもので充分。これぞ究極の自然なワインである。 葡萄は土着の品種、あのミティークなアラモン品種を主体にサンソー、カリニャン、アリカント品種。 なんて、美味しいんだろう! POMPON ROUGEポンポン・ルージュ! (問合せは日本酒類販売社まで) 日本のレストラン、小売店の皆さんがPOMPONを訪問(日酒販ツアー) 皆さん、東京・パリ・モンペリエ(ラングドック地方)と乗り継いで昨夜に到着。 そして、いきなり超自然な牧歌的農家を訪問。 家の周り広がる50ヘクタールの一部23ヘクタールのテロワールを自分の足で歩いてミクロクリマを体感。 日当たり具合いや、風の流れが微妙に違い、そこに住む微生物・酵母が違う。それぞれの区画のミクロクリマを体感できる。 19年は低気温のせいで2週間ほど例年より成長が遅れている。 そして、シンプルな醸造所の中でテースティング。 そして、おばあちゃん、子供達も学校から昼食を抜き出てきて家族全員で歓待してくれた。 そして、すべて自分達の畑で栽培された野菜ラタトゥイユ、葡萄木を焼いた炭で焼いたソーセージ、をご馳走になった。 勿論、畑で採れたフルーツの自家製のデザートなど心温まる昼食をご馳走になった。 同じテーブルを囲んでひと時を共に過ごす。言葉が違っても、気心が通じ合うものです。 実に大切なことなのです。 馬の扱いを習う。 葡萄木を焼いた炭。 奥さんが焼いたトビッキリ美味しい自家製パン。 おばあちゃんが作ってくれたロールケーキ、チョコレートケーキ、庭で採れたサクランボのタルト。 POMPONポンポンとは、馬の頭についている赤いボンボリのこと。

10
Déc

安くて旨いワインを造るスヴィニャルグ三銃士のワイン

(オザミ・デ・ヴァンにて) 同じスヴィニャルグ村で頑張る仲間、Mont de Marieモン・ド・マリー醸造のティエリーのワイン“Anathème”アナテムも開けました。 今、なんと素晴らしいワインなんだろう! この品質でこの価格!! 自然派は高いとお思いの皆さん。 このスヴィニャルグ村の醸造家仲間の哲学は、凄いですよ。 『ワインは誰でもが買えるような価格でなければダメだ!』 彼らがやっている仕事、栽培から醸造まで、本当に自然で、大変なリスクを負いながら努力している姿には感激ものです。 この哲学の言い出しっぺが、ティエリーです。このワインを醸した男です。そして、リーズナブルな価格。 安くて旨いワインを造るスヴィニャルグ三銃士 ティエリーはコンピュター技師からの転身。 もう一人、あの激安ウマのポンポン・ルージュPompom rougeを醸すヴァンサン(真ん中)もいる。

21
Déc

東京で自然派ワインが飲めるお好み焼き きじ “さんて寛”

東京・六本木一丁目にあるお好み焼きにダール・エ・リボのルネ・ジャンと娘、まどかさんとやって来た。 そう、今東京で大人気のお好み焼き“きじ・さんて寛”の六本木店である。     戸田社長が直々に焼いているお好み焼きはやっぱり旨い! 今夜はお好み焼き大好きなルネジャン親子に、東京でも美味しいお好み焼きがあることを知らせようとやって来た。 ルネ・ジャンは、フランスの自宅でも時々、自分でお好み焼きを作るほど好きな人。 きじのお好み焼きは大阪仕込。戸田社長が若い時に大阪で修業して、のれん分けで東京に進出。 今では、長だの列ができるほどの人気店になっている。 長期出張中の私には、野菜タップリのお好み焼きは野菜不足の解消にもピッタリでトビッキリ美味しい。一石二鳥。 その上、こんな美味しい自然派ワインが飲める。一石三鳥! 南ローヌ・プロヴァンスのles Maùの白。石灰質土壌からのヨード系の潮っぽさがイカ・ホタテお好み焼きにピッタリ 仲の良いレマウのカップルの顔が浮かんでくる。16,17年と生産量が激小でチョット心配。何とか頑張ってほしい。        そして、ラングドックの超ウマのポンポン・ルージュを合わせた。 それはもう南の太陽で育った果実味、と焼きそばソースがピッタリ。馬で耕作の超自然派で飲みすく、価格もお手頃。 あのハニカミ屋のヴァンサンの顔も浮かんでくる。彼女と上手くいっているかな?      戸田社長、また、一緒に一杯やりましょう! ルネ・ジャン親子も大喜びで、本当にハッピーでした。有難うございました。