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Fév

誰もいない地中海

続く試飲会で荒れた消化器官、多く人と逢って、多くのことをインプットした頭と精神の消化器官もややお疲れ。 心身をゼロに戻す作業が必要。 オゾンの多い海、特に誰もいない海を走るのが最高。 走るといってもゆっくり40分ほど走って、武道の基本動作をやって呼吸法で体に天と地のエネルギーを蓄える。 すべてをニュートラル、ゼロに戻す作業が必要。 終わったら冷たい水とお湯を交互に浴びて皮膚と精神を引き締める。 忙しく動きすぎると、気が浮ついてくる。気を根本に引き戻すことが必要。 また、明日からゼロからのスタートができる。 皆さんもそれぞれの方法でやられていると思います。 驕らず、謙虚に真っ直ぐ、思い切って動けることに感謝しながらできうる限りを尽くしたい。 伊藤 ITO

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Fév

太古の石灰質岩盤、石英石のミネラル感タップリの     カリニャン

(Vini Sud見本市より) La Font de L’Olivier ラ・フォン・ド・ロリヴィエ醸造 -NO2    (ランドックLanguedoc) ★Carignan Vieilles Vignes 16 カリニャン・ヴィエイユ・ヴィーニュ ラングドック地方のコート・ド・トング地区の古い硬い石灰質土壌、より硬い石英石が詰まった土壌にはカリニャン品種が最も合う。これらの土壌からくるミネラル感がカリニャンの特徴である涼しさとマリアージすると相乗効果で素晴らしい清涼感のあるワインのスタイルになる。 ブルノー自身もこのカリニャンが好きで、特別な愛情を注いで栽培している。 ソフトなタッチのカリニャン冷やしても美味しい赤です。    ★Si nous parlions Carignan… シ・ヌ・パルリオン・カリニャン このワインを飲まずしてカリニャンを語れない! カリニャン好きのブルノーが特に樹齢の古い最高の品質の葡萄ばかりを仕込んだ精魂の一本。 まずは、黙って飲んでみてください。これがカリニャンです。 1ヘクタールで15hl/hしか収穫できない程の古木。地中深くまで伸びた根っ子が、各層の土壌のミネラルを数少ない葡萄実実に送り込んでくれる。 だから葡萄果汁の内容が限りなく洗練された上品なものとなる。 その上、ブルノーが盆栽の如くに丹念に育てている。そんな葡萄を仕込んだワイン、美味しいに決まっている。     

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Fév

3億年前の石灰質のエネルギー,                うまみがソフトに詰まったワイン

(Vini Sud見本市より) La Font de L’Olivier ラ・フォン・ド・ロリヴィエ醸造 -No1    (ランドックLanguedoc) 農業国フランスの懐の奥深さが分かる造り手。 自然な栽培・造りを自分のやり方で普通にやっている農家がフランスには多く存在している。 別に、ビオ、自然派の組織に属することなく、ナチュレルにそれ以上のことを普通にやっている人達がいる。 私は彼らのような存在を深く深く評価している。 “ビオ、自然派”なんて言葉を使わない。 彼らにとっては当たり前のこと。 美味しいワインを造る為には、必要だったから、やっているだけ。 Grenache Blanc グルナッシュ・ブラン 樹齢35歳から40歳のグルナッシュを手摘みして直接プレスしただけ、クリアーな白を造りたい為、ステンレスタンクで発酵。そのまま8か月の熟成。やさしいミネラル感、 なにか飛びでるようなところが一切ないやさしいさ。 繊細な和の世界の料理にピッタリ。 この繊細なミネラル感は3億年前の石灰土壌の中にクオーツ石英石が一杯混じっているところに由来する。 そして、剪定の短さ!たったの34hl/hしかとれない。葡萄ジュースの内容の深さ、旨味の充実はここから来ている。        Côtes de Thongueコート・ド・トングの最北端のフォジェールに限りなく近い畑。 ここワインを日本で販売しているのは、この人、オルヴォー社の田中さんです。 田中さんはもう30年近く自然なワインを扱っているプロ中のプロ。そんな人が選んだトビッキリ美味しい白です。       

26
Mar

VINISUD へようこそ~!

時間が経ってしまいましたが、今日はVINISUDで試飲した美味しいワインを早速紹介致します! * * * * * 激安ワイン* * * * * Castelmaure / カステルモール(コルビエール) ここの赤ワインは凄いフルーティー!カシスの香りがとても強く、いつまでも嗅いでいたい甘いアロマ・・・骨格もとても綺麗で滑らか!甘い甘いと言っていますが、最後にはちゃんと酸味がキリッと感じられ、最初から最後まで味わえる飲みやすいワインです! 右の方がワイン造りをしているプエヨ氏。 Rimbert / ランベール (サン・シニアン) 豚のラベルのこのロゼはまるで水のようにスイスイと飲めてしまう、爽やかで気持の良いワイン。そして他のワインは全て赤・・ St Chinian / サン・シニアンは喉越しがとてもピュア、 Chant de Marjolaine / シャン・ド・マルジョレーヌは熟成されたフルーツの香りが強く、 Travers de Marceau / トラベール・ド・マルソーは繊細なタンニンが印象的。 そして面白いワイン発見! Carignator III / カリニャトールIIIというキュベ!これは何と五つのビンテージを混ぜて出来たワイン:パワフルさとエレガントさ、そしてフレッシュ感と複雑感・・・美味しい! Eric Laguerre / エリック・ラゲール(ルシヨン) 今日は奥さんと一緒に参加。彼のワインはとりあえずピュア・ピュア・ピュア!!! 全てのキュベにミネラル感が溢れ、繊細さがあり、フルーツの熟成度は完璧!しかもグイグイ飲めてしまうお勧めのドメーヌです!赤ワインのLe Ciste / ル・シストはバランスが綺麗なまろやかワイン、そして同名の白は柑橘類の後味が長く残り最高。そして今回の私のお気に入りは、Le 20 Blanc / ル・ヴァ・ブランです:りんごや柑橘類のサッパリとした酸味に、ずっと残るフルーツの味は本当にダイスキ! Grès St Paul / グレス・サン・ポール(ラングドック) 今回初めて飲んだこのドメーヌ。しかしタイムオーバーで2品しか試飲出来ず・・・ 最初の一品はLa Bohémienne / ラ・ボエミエンヌ08。ミュスカのブドウから造られているこのワインはマスカットの香りがとても綺麗でパワフル! そしてAntonin / アントナン07は綺麗なバディーが印象的。1996年以降、2007年ビンテージは彼らも誇る偉大ビンテージだそうです!皆様も是非お試しを! La Tour Boisée / ラ・トゥール・ボワゼ(ミネルボワ) 南仏なのにフレッシュ感が残っている飲みやすいワイン。 2009年は特にフルーツの濃厚さに上品さも関わり、今までこのドメーヌで試飲したビンテージの中でも綺麗に仕上がっている年。 Marielle et Frédérique / マリエール・エ・フレデリックは娘達の名を付けたキュベ。太陽の暖かさがギッシリと詰まっていて、赤実と黒実のフルーツの香りが食欲をそそります。とても繊細で複雑な味わい。口に入れたらまろやか感と厚みが感じられ、滑らかでデリケートなタンニンが特徴的!そしてイチジュクのジャムのような、地中海独特の濃厚なアロマが漂うMerlot / メルロー09、白い花の繊細な香りの隙間から、ドライフルーツの甘みが感じるChardonnay / シャルドネ、そして最後にドメーヌの代表的キュベ、A Marie-Claude / ア・マリ・クロード。果物のシロップ煮のような熟成さ、そしてミネルボワならではのパワフルさが感じる、とてもエレガントなワインです。 St Antonin / サン・アントナン(ラングドック) 初めて会ったアルバレット夫妻。人当たりの良い奥さんと、シャイな旦那さんのワインはとても滑らか。Les Jardins / レ・ジャルダン08はトーストのほんのり焦げた匂いと赤フルーツのマッチングがしっかしとした骨格を生み出し、Tradition / トラディシオン08はより複雑感があり綺麗な後味が残ります。そしてMagnoux / マニュー08は飲みやすく、上品で綺麗なタンニンが印象的。2009年ビンテージはよりフレッシュでもっと美味しく仕上がっています!皆さんお楽しみに! St Jean de la Ginesteサン・ジャン・ド・ラ・ジネスト(コルビエール) 娘さんと試飲会に参加したバカーブさん。彼女のロゼ09はとてもフレッシュでフルーティー!飲んだ瞬間目が覚めそうな酸味も感じられ、とても美味しい!その後はレグリスと黒実のフルーツが感じられる、真っ直ぐとした骨格のAu Grès du Vent / オ・グレ・デュ・ヴァン08を飲み、パワフルで熟成されたサクランボのアロマが漂うCarte Blanche / カルト・ブランシュ08、そして丸みがあり完璧なバランスのCarte […]