Sep

ブルゴーニュにいるから、たまにはロマネ・コンチの畑…
ついでにClos de Vougeotクロ・ドゥ・ヴージョの畑も…
ついでにClos de Vougeotクロ・ドゥ・ヴージョの畑も…
村名からプルミエ・クリュ、そしてグラン・クリュ畑までなんと18種類を試飲させて頂いた。 フィリップのブルゴーニュのパッファン(香り)はパカレ風味と云ってもよい独特なものがある。 シソウの葉とイチゴの中間的な風味。これはプリューレ・ロック時代から共通している。 村名 Ladoix , Pommard Nuits St George Gevrey Chambertin 17年村名にしてエレガント、やさしいピノ。ポマールは開いている。 ニュイは涼しい、やや硬い。 ジブリーは石灰質のより強さ、ミネラリーさがある。 一級畑 Aloxe Corton Premier cru Pommard Premier cru Chambolle Musigny 1er Cru Nuits Saint Georges 1er Cru Aux Argillas Corton les Bressandes フィリップのコメントを聞きながらのテースティングは実に面白い。 造りはすべて同じ、違いはテロワール土壌のみ。 一級畑は、レベルが違う。上品さが出ている。 酒質の強さも土壌からくるものと、太陽からくるものの違いを飲みながら説明してくれる。 特級畑 Clos de Vougeot Grand Cru Echezeaux Grand Cru Ruchottes Chambertin Grand Cru 特級畑のものは、もう今でも上品で、エレガントで、ミネラリーで別格の品質。 エシェゾー、ルショットなどは、ロック時代の特級の風味を備えながらも、フィリップ自身の進化が 見事に表現されている エモーションが伝わってくる。これぞ、ブルゴーニュ!! 自然派だとか、ブルゴーニュだとか、飲み物としてこんな液体、エネルギーを感じながらエレガントな スタイルを醸せる人は何人もいない。 和の世界のトビッキリ上品な食の世界と合わせてほしい。 他の地方 Cornas. Côtes Rotie フィリップは気候変化の中、ブルゴーニュ以外のテロワールで自分の技を試してみたく、 いろんな挑戦をやっている。 この経験が今のブルゴーニュにも生かされている。 いつも留まることを知らないフィリップがここにいる。 ブルゴーニュ手法をもって造るコート・ロッティ、コルナス、フィリップにかかるとここまで 上品になってしまう。 白 Corton Charlemagne 最後に白、コルトン・シャルマーニュ、よく熟したシャルドネ、北側斜面に近いのでどんなに熟しても 酸がのこっている。 ロック時代からずっとおって来た柳沼さんも感激のテースティングでした。 柳沼さんは、日本八芳園を基本に多くのレストランのプロデュースに関わっている人。 今、和食に合わせるワインを物色中、このテースティングにいい発想の契機になっていただければ 幸いです。 (17年産の白はまだ発酵中、テロワールの音を聞く柳沼さん。) 途中からアメリカの熱狂的なパカレ・ファンも合流してに賑やかなテースティングとなった。 Merci Philippe. ありがとう、フィリップ! Dégustaion directe, 14 cuvées en 2017 Des Lieux-dits,passant les Premiers Crus,aux Grands Crus. Au total nous avons dégusté les 18 vins. Le […]