20
Sep

STCメンバー、西南部地方のElian Das Ros           エリアン・ダロス醸造へ

ここ西南部地方で、感情まで伝わってくるようなワインを造るエリアンにどうしても逢いたかったメンバー。 今回のメンバーの中には、初めてフランスに来た人が多い。 西南部地方のマルマンドというマイナーな産地まで来たワイン関係者は希少だ。 Elian Das Rosエリアン・ダロスはあのプレステージな醸造家の集まりレ・ジャン・ド・メティエ組織のメンバーでもある。 そして、多くの三ツ星レストランにもオン・リストされている。 日本ではまだ無名に近いけど、トビッキリ美味しいワイン、世界中の愛好家から引っ張りだこの造り手である。 この西南部地方の独特な品種の一つマルベック品種を食べてみる。 葡萄自体があまりにも上品な美味しさに感動の面々。 マルベック品種は葡萄実の皮が薄くて繊細な品種であることはあまり知られていない。非常に上品な味わい。 土佐山田ショッピングセンターの三谷さん、サカガミの日野さん     渥美フーズの森さん  ,大近の久米さん     エリアン・ダロスはアルザスのビオ・ディナミ農法の大家Humberechtフンブレヒト醸造で5年間も修業した。 そのエリアンが栽培したマルベック品種は特別だ。 食べて美味しい葡萄を仕込めば、美味しいワインができるのは当たり前。 19ヘクタールの畑を庭師のように丁寧に世話をしているエリアン。 醸造も熟成もすべての段階での作業の精確度プレシジョンPrécisionレベルが半端ではない。 緻密な液体は偶然にはできない。一つ一つの作業の積み重ねであることが理解できる液体である。 1)希少な品種Abrieu アブリューも栽培している。除梗なしのグラップ・アンティエール、マセラッション・カルボニック醸造、勿論、自生酵母のみ、軽快でグイグイいけるタイプ。 2)Chante coucou シャント・クク  ここ西南部地方は大西洋気候と内陸気候、南仏の三つの影響を受けている。  その三つの地方の葡萄品種を掛け合わせたワイン。 メルロー、カベルネ・ソーヴィニョン、カベルネ・フラン、マルベック、シラー品種。 構成のしっかりとしたワイン、でも2年熟成してからの出荷なので、すでに柔らかく飲み頃になっている。 グイグイ系のワインが多いなかで、貴重なワイン。 3)Clos Baquey クロ・バケ  このワインこそ西南部地方のトップ・ワイン。 エリアンが現在の段階で、可能なすべてを尽くしたワイン。 このワインがフランス中の星付きレストランに入っている。 カベルネ・フラン35%、メルロー35%、アブリュー15%、カベルネ・ソーヴィニョン15% 自生酵母のみ、ビン詰めまで酸化防止剤の添加なし。 樽熟22カ月、コンクリート槽12カ月、ビン熟14カ月の長期熟成期間。 収穫から瓶詰まで4年の熟成を経て、飲み頃になってから出荷する贅沢な造り。。 エリアンがアルザスから戻って、ここでワインを造りだした初リリース98年。 19年の歳月が流れ、常に問題意識を持っていろんな試作を重ね、現段階でたどり着いた最高傑作である。 一人の男が精魂を込めて造った西南部地方の最高峰のワイン! 一度は試す価値あり! きっと、大きな発見がありますよ。

19
Sep

STC グループの精鋭メンバーがボルドーに集合!

Ch-chainchonシャトー・シャンション訪問 (côtes de castillonコート・ド・カスティヨン) 日本の流通業界には凄い人達がいる。 質販スーパーという業態の小売店が存在する。 当たり前のナショナル・ブランドの商品より、無名でも品質の良い、安心、美味しい商品を中心に品揃えして、販売努力する中小スーパーが全国に存在する。 エッツ!こんな商品がこんな街で売れるの?という商品でも、 確固たる意志をもって、売り切ってしまう業態を展開している人達がいる。 大手スーパーの隣に位置しても、微動だにしない経営をしているスーパー業態。 それが、STCグループの質販スーパーである。 ★愛知県の渥美フーズ、中部地方5店舗   ★大阪の大近、近畿地方に33店舗 ★北海道のJR・フレッシュネス・リテール 10店舗、★高知県の土佐山田 3店舗 東京のサカガミ 10店舗 日本全国から精鋭5社がボルドーに結集!! シャトー・シャンション醸造(コート・ド・カスティヨン)を訪問。 10年前からビオ栽培をはじめ。この価格で、この品質というワインを造っている。 ボルドー右岸のサンテミリヨンの隣村コート・ド・カスティヨン地区の蔵。 STCグループではもう15年程前から扱っている。 今回は新商品が登場!! Le Soutien-Gorge Rougeル・スティアンゴルジュ・ルージュ チョット、レトロ風の写真のラベル、佳きフランスの時代、人々がまだ時間的にも余裕があって、より人生を楽しんでいた時代のイメージ。 新商品を強い意思を持って導入するメンバー。 やるからには、現地訪問、畑を歩いてみる。造り手の“人”なりを観る。 スーパーで偶然には、ワインは売れていかない。 売れるのではなく、売る!のである。    畑を見る。      造りを知る。        このワインを造ったいきさつを聞き、販売促進のポイントを探る。     偶然にはワインは売れていかない。売れる商品ではなく、売る商品、売りたい商品を発掘する。 造り手と販売者の深い繋がりと、ここまでの努力が、ヒット商品が生む。