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Oct

Le Clown Bar *ル・クルーン・バー(ピエロ・バー)

お久しぶりです、アサミです。 今日は、何年かぶりのレストラン・レポートです! 今回訪れたのは、Cirque d’Hiver*シルク・ディヴェール(サーカス)の手前にある、一年前にオープンしたビストロです! その名もLe Clown Bar *ル・クルーン・バー*ピエロ・バー!!ここは、サーカスのメンバーやお客さんが昔入り浸りしていた隠れバー。 Restaurant Clown Bar 114, rue Amelot 75011 Paris  TEL : 01 43 55 87 35 Métro : Filles du Calvaire, Oberkampf, Saint-Sébastien-Froissart 一年前、サチュルヌ(Saturne)で働いているEwenさんとSven さんがここを買い取り、ヴィヴァン・ターブル(Vivant Table)で働いていたアツミ・シェフと組み、今では、自然派ワインがジャンジャン出てくる最高なビストロにリニューアル! インテリアも、ほぼそのままで、あちらこちらにピエロの顔が! 天井もおしゃれ! 今日は土曜日! しかも天気のいい土曜日! パリでは、 *週末+ポカポカ=テラスでお食事*が一般的! それにしても、お客さんがノン・ストップで入ってくる! サービスのCaroline*カロリンヌが、アペタイザーに出してくれたのは、Domaine La Bohème*ドメーヌ・ラ・ボエム, Patrick Boujou*パトリック・ブジュー のシャルドネ・ペティヤン! 爽やかで、フルーティーで、まるでロワールのシュナンと間違えてしまうサッパリ感! 真冬でも、ちょっとポカポカしている日には口にしたい一本! ここで稲増さんがチョイスしたワインは、Philippe Jambon*フィリップ・ジャンボン の Les Batailles sur la Roche Noire 2008。 香りはまさにピノ・ノワール!まだまだフレッシュで酸味が感じられ、ゆっくり飲んでいくと、赤フルーツの甘みとまろやかさがジュワジュワと体の中から湧き上がってくる感じです。 一言でいうと・・・『一本じゃ足りない!!次回はマグナムで!』です。  そして一気に料理紹介です! 『タパス的なおつまみ、そして締めにお肉を』スタイル。 ピーチ、 インゲン、 そしてブラタ(モッザレラ・チーズをさらにクリーミーにしたチーズ) の盛り合わせ。 イチジク、スモークされたウナギ、 フォアグラ、パリパリ・クレソン の盛り合わせ。 フランボワーズ、 コリアンダーの花、 生のカツオ、 の盛り合わせ。 パイに包んだ鳥のお肉に、ジロールのキノコ入りのサラダ(ラッキ~)! これに合わせてもらったワインは、Domaine Le Scarabée*ドメーヌ・ル・スカラベ、Isabelle Frère (イザベル・フレール)のワイン! コクがあり、太陽を感じながらも、エレガントで飲みやすいワイン。 ラベルが何といってもかわいい! Le Scarabée とはカブトムシのこと! 彼女のワインはここ数年でスタイルが変わり、とても飲みやすくなりました。南仏でありながらも重くなく、ガブガブいけちゃいます!   皆さんも、 もしパリでサーカスを見る機会があったら、 是非隣のこのビストロで一杯飲んで休んでいって下さい! 勿論、サーカスに行かなくても、 Vous êtes les bienvenus *You are welcome! チームもフレンドリーで、何といってもインテリアが楽しくてトリッキー! フォークとナイフを頼んだら、テーブルの中に入ってるよ!と。 よく見たら引き出しがついてて、引っ張ってみたらセットが! 知らなかったのは私だけ?!ちょっと恥ずかしかったです・・・