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Avr

大都会・東京銀座でエレガントに自然派ワインを提供する加藤さん Cave Fujiki-NO1

ビルディングが立ち並ぶ東京ど真ん中の銀座で、乾いた土地に水を灌ぐように自然派ワイン流し込んでいる加藤さん。 コンクリートとアスファルトの中で生活する都会人に最も不足しているのが“自然”。 都会で暮らす人こそ自然なワインを飲んで、不足しているもの補充して心身が中和されて生き返る。 加藤さんは銀座4丁目交差点の三越の一階裏にあるCave Fujikiにて、まさにエレガントにヴァン・ナチュールを紹介している素敵な女性である。 加藤さんはブルゴーニュで一年間ワインの勉強留学をしていた。 ワイン学校で習い、ワインってこんなものかなと、理解して自信を持ってきたころ、自然派ワイン見本市に参加した。 エッ!何、このワイン! 学校で習ったワインとは全く異質のものだった。 今まで自分が飲んできたワインとも全く違っていた。 まるで葡萄ジュースのようなものもあり、スーット体に溶け込んでいくように飲めてしまうものだった。 体にやさしく、エモーションが伝わってくるワインに驚いた。 加藤さんは直感的に私がやりたいのは、これだ!と感じた。 この辺が加藤さんの凄いところ。 普通、人は自分が長い間勉強してきたものと、全く異質のものと出逢った時、殆どの人は拒否反応を示す。 『これはワインじゃない。』 『ワインとして未完成の中途半端な飲み物だ。』 自然派の欠点ばかりを並べて批判し始めるワインプロが多い。 加藤さんは自然派ワインの道に進み始めた。 帰国後、Cave Fujikiの店長として自然派ワインの紹介して徹してくれている。 単にブームだからではない。現地でワイン勉強をした上で、あえて自然派ワインを選択しているところが凄いところ。 時々、私達が企画するワインツアーに参加して自然ワイン醸造元を訪問してくれる。 今でも、現場を見ることの大切さ理解してくれている。 内に秘めた熱いパッションでエレガントに自然派ワインを紹介してくれる。

7
Mar

マルク・ペノのミュスカデの神秘

Par Madoka Kikuchi Quel est le meilleur mariage…? Le muscadet et les huîtres..? Mais si bon! Des huîtres avec le vin de Marc Pesnot.      Il disait toujours « Magnifique!! Excellent !!» Justement !! 丸山さんのオザミレストランで、ビストロ・ヴィヴィエンヌの斉藤順子さん、伊藤さん達と、 ロワールのマルク・ペノを囲んで、ミュスカデで生ガキを食べました。 最高の組み合わせ !!  「すごくピッタリあってるよ ! 素晴らしいマリアージュだ!」と、言い続けるマルク。 ほんとに、彼のミュスカデは本人と同じように自然で底力があり、 生ガキのヨウ素iodéを自然に流してくれる。 なんて幸せな時を与えてくれるワインなんだろう。みんなを幸せにしてくれるんだろう。   ありがとう マルク・ペノ、 皆さん。     しかし、オザミレストランのウィンドウに見るヴァンショーのポスターが、どうしてもカップラーメンにしか見えないのは私だけかしら?