10
Avr

“幸せ”を創る人達の集まり宴!カタルーション上野原

綺麗な空気、景色、と共に濃縮された 幸せ、が、ここから日本中に、いや世界中に広がっていく。 モノ、コトを創る人達のエネルギーは凄い! ここフランスまで伝わってきます。 素晴らしい! BY Masaki TAKESHITA 山梨県上野原の富岡棚田。 桜の花も満開、まさに春を感じる、この日に100名以上のワイン愛好家が集合。 スペインからの2生産者を囲んで楽しい宴が開催された。 Cosmic・Salvadorコスミック醸造のサルバドール とOriole ARTIGASオリオル・アルティガス。 新宿から70分移動すれば、こんな恵まれた自然環境があることにびっくり。 そこに集まった8店舗のシェフ達。 環境もワインも数々の料理も最高。 自然の中で飲む自然派ワインの味わいはさらに美味い。参加した人達の笑顔笑顔! 上野原の自然の中で、素晴らしい時間を共有したイベントだった。 この大きなイベントを成功させたBMO山田聖子さん、恭路さん、スタッフの皆さん、美味しい料理を作ってくれた ▪️ハヤリテラス▪️namida▪️shinori▪️TAKI BAKE▪️パルク▪️ペグ▪️シンバ▪️ピヨッシュ▪️小泉さん、歴史に残る素晴らしいイベントでした! 参加させて頂き感謝です!

5
Avr

心に響く最高のシャルドネを醸す2人

(Vins de mes Amis試飲会より) Domaine Pattes Loup パット・ルー醸造のトーマ・ピコ (繊細なシャブリの土壌ミネラルを表現) ピュアーで、ミネラリーで、上品かつ繊細なシャルドネ。和の世界の繊細な会席料理に合わせてもらいたい。 どこからみてもシャブリ最高のシャルドネだろう。極めつくしたシャブリのテロワールが味わえる。 勿論、プルミエ・クリュのBeauregardボールガールはトビッキリ美味しい。 でも、単なるChablisもミネラリーで素晴らしい! トーマ・ピコは長期熟成をこころがけている。だから、ミネラル感がやさしくなり始めたころに出荷する。 ここヴァン・デ・メザミ試飲会でもブースに近づけないほどの人気。 世界中が注目している醸造家トーマ・ピコ。トーマ・ピコのシャブリを飲まずにシャブリはかたれない。 見たら即飲んでみるべき!! (問合せは野村ユニソン社) ★Domaine Valette ヴァレット醸造のフィリップ・ヴァレット (限りなくパワフルなミネラル) プイィ・フイッセの硬い石灰岩盤土壌。この岩盤に入り込んだ根っ子が吸い上げるミネラルは半端ではない。 他のブルゴーニュでは表現できないスタイルのミネラル感がここにはある。 物凄いミネラリーで力強いタッチのシャルドネ。ミネラルのチャンピオンといってもよい。 このミネラルが熟成したときの素晴らしさ、言葉に表現できない程だ。 他では類を見ないスタイル。 人間的にも親分肌で確固たる意志の強さがあるフィリップ・ヴァレット。 多くの若者達がここで修業して旅立っている。ヴァレットを飲まずしてシャルドネを語るな! (問合せはBMO, トロワザムール恵比寿店で飲めます)

19
Fév

感動のワインを醸す蔵人 Jean-Francois NICQ ジャンフランソワ・ニック

(Les Pénitantes レ・ペニタント試飲会より) ルシヨン地方に最初にやって来て自然な醸造を定着させた人ジャン・フランソワ・ニック。 その数年後、続々とルシオン地方にやって来た後輩達を導きフランスきっての自然派ワインの小国を築き上げた人。 18年は難しい年ながら最高の品質のワインが完成!! 花崗岩土壌のどこまでも伸びてくる透明感のあるミネラル。 その周りを心地よい果実味が優しく包み込んでいる。 勿論、爽やかな酸も南仏のワインとは思えないフレッシュさ。 絶品ばかり!! 今、次なる世代が一緒に働いている。この類まれな“技”を継承できる準備も進行中。   そして、ベテランの技は今も進化中!! Fridaフリダは除梗しての醸造。 セミ・カルボ醸造では表現できない違うテロワールを魅せてくれている。 ジャン・フランソワの深さが滲みでている一本だ。    (問合せはBMO社、飲みたい人はトロワ・ザムール・恵比寿にて)

13
Fév

心に響く最高のシャルドネを醸す2人

(Le Vin de mes Amis 試飲会より) ★Domaine Pattes Loup パット・ルー醸造のトマ・ピコ ピュアーで、ミネラリーで、上品かつ繊細なシャルドネ。 和の世界の繊細な会席料理に合わせてもらいたい。 どこからみてもシャブリ最高のシャルドネだろう。 極めつくしたシャブリのテロワールが味わえる。 ここル・ヴァン・デ・メザミ試飲会でもブースに近づけないほどの人気。 世界中が注目している醸造家トマ・ピコ。見たら即飲んでみるべき!! (問合せは野村ユニソン社)    ★Domaine Philippe Valette ヴァレット醸造のフィリップ・ヴァレット プイィ・フイッセの硬い石灰岩盤土壌。この岩盤に入り込んだ根っ子が吸い上げるミネラルは半端 ではない。 他のブルゴーニュでは表現できないスタイルのミネラル感がここにはある。 物凄いミネラリーで力強いタッチのシャルドネ。ミネラルのチャンピオンといってもよい。 このミネラルが熟成したときの素晴らしさ、言葉に表現できない程だ。 他では類を見ないスタイル。 人間的にも親分肌で確固たる意志の強さがあるフィリップ・ヴァレット。 一飲の価値は大きい。 (問合せはBMO, トロワザムール恵比寿店で飲めます)       

13
Fév

自然ワイン見本市の耐久レース開始

ここラングドック地方から来週のロワールの自然派ワイン展示会のLa Dive Bouteille まで長期耐久レース開始。先ずは、ヴァン・ドゥ・メザミから。 どの会場も年々拡大している。外国人バイヤーで殺到している。 特別に美味しかった造り手 ☆最近、酸、フレッシュさを残す為に、葡萄が熟す前に収穫するところが多い。 薄め、軽めのワインが多い。 でも、完熟させた葡萄を仕込んだワインの美味しさにこだわる蔵元もいる。 特別に文句なしに美味しい。 ★Domaine de La Garance ドメーヌ・ドゥ・ラ・ガランスのピエール。 ベテランの技が光るピエールのワイン。濃縮感ありながらも体に沁み渡って行く液体。 文句なしの美味しいさ。熟しながらも樹齢の古さからくる酸がキッチリ乗っている。 Les Armièresレザルミエールは特別なワインだ。 (問合せはディオニ社) ★Domaine Marcel Richaud ドメーヌ・マルセル・リショ からは今日はトマがスタンドに立っていた。 18年は湿気の為、病気で半分以上も生産量が減ってしまった。 マルセルは今日は山で家族スキーのため不在。 南ローヌの最古の自然派マルセルはレジェンド的存在。ベテランの味は流石である。 マルセルの醸すグルナッシュ品種は特別だ。 マルセルは云う『グルナッシュは完熟しないと本当の良さが出てこないいんだ。』 (BMO社) ★Domaine Lapierre ラピエール家からはマチュが参加していた。 18年は特別な年だった。品質も生産量も素晴らしい年だった。葡萄がよく熟した年でもあった。 特に、Cuvée Marcelは時別だった。ガメ―品種がよく熟した時の美味しさも素晴らしい。 (野村ユニソン社)      ☆薄めの中に特別にやさしい果実味とミネラルを表現したスタイルも、やっぱり美味しい。 驚きのラングロール文化圏内のこの二人、左から AD Vinum のセバスティアン・シャティオン (BMO社)と Le Clos des Grillonsクロ・デ・グリオンのニコラ・ルノー(ディオニ社)。 この二人のワインはグイグイ体に入ってしまう。    彼らのワインは感動的な美味しいさ!!

24
Sep

PARISレピュブリック広場界隈にある、                    日本人経営のワインバー MARGO マルゴ

ここレピュブリック広場から徒歩5分でゴーさんのワインバー « マルゴ » がある。 私のオフィスはレピュブリックから3分。 つまり、仕事がおわってから即アペロに行けるところが多すぎる。 今日はマルゴで、ゴーさんお勧めのトビッキリ美味しワインを開けた。     スペインワインのイメージを根本的に変革させる人物が現れた。 今までも、スペインにしては凄いな、というのは沢山ありました。 この人は別格です。 ★Oriol Artigas オリオル・アルティギャス★      フランス・ワイン界の中にいれてもトップ・クラスに位置する実力を備えている。 スペインで醸造学校の先生をやっている。しかも、人間としての人物も素晴らしい。 謙虚で、穏やかで、おおらか、気持ちのいい人だ。 彼のワインが一挙にフランス中のトップビストロに入り出した。 こんなワインがオフィスの近くのビストロでアペロできるとは幸せだ。 この夏に日本の皆さんと訪問したばかりだった。オリオルさんの蔵の中庭での昼食は最高でした。 日本から来たレストラン、ビストロの素晴らしいオーナーシェフの人達と夢のような ガーデン・デジュネでした。 あの時の事を思い出しながら飲んでいたら、日本のBMO社のMasakoさんよりLineがはいった。 以心伝心。

11
Août

これは飲むべき‼️ 1年振りの再会、 とにかく美味い‼

ロゼ サンプルムース (森 祐樹さんのFBの言葉 拝借)  伊藤 『限りなくムスカデ地区に近い土壌、トビッキリ美味しいロゼ。北の産地だけあって自然な爽やか酸、 まるでグレープフルーツジュースのような風味! 暑い今の時期に最高!!』 ★超限定入荷★ 輸入元 BMO社の直営店、トロワザムールFBより 『昨年全く店頭には並ばずとも、問い合わせが止まらなかった話題の蔵元 フランス・ロワールの『レミ・セデス』。 今回は3キュベ、たったの12本ずつのみですが、入荷いたしました!トロワザムール店舗内』 問い合わせはBMO社まで。 Faut boire!! De toute façon, c’est bon!!! « C’est exactement un Rosé Pamplemousse » (par Yûki Mori) « Le terroir tout près du secteur Muscadet, Rosé hors du commun. une légère acidité agréable et natuelle du pays septentrional. Une bouche comme un jus de pamplemousse! C’est le méilleur avec la chaleur de cet été!! » (par Ito) Arrivéé limitée Importateur BMO en directe ou Bistro Trois Amour  » L’an dernier, avant d’exposer à la devanture, les commandes sans arrêt, les vins très demandés: Domaine Rémi Sédès dans la Loire de la France » Actuellement trois cuvées, douze bouteilles pour chacune disponibles chez Trois […]

3
Juil

ワインの液体には、人と人の繋がりの歴史が刻み込まれている!

ワインは、人がいなければその存在理由を失うものです。 造る方も、提供する人も、飲む人も、皆が繋がって初めて存在価値が創造されてきます。 だから、造る人、提供する人が顔を合わせることは絶大な意味があるのです。 勿論、飲む人までが繋がれば最高です。 今年も、4,5,6月は多くの人が醸造元まで逢いにきてくれました。 造り手と提供者[販売者]の出逢いは、色んなハプニングが生じます。 エモーションとエモーションが触れ合うからです。 この両者の出逢いが造る人にも販売者にも大きな影響を与えてくれています。 つまり、これからのワインに多大なポジティフな進展の可能性を伸ばしてくれています。 もう一つのドラマです。 できうる限り、そのドラマを紹介していきたいと思います。 ★ESPOA ツアー /Marc PESNOT マルク・ペノさんのSénéchalièreセネシャリール醸造元にて ★BMO社 南仏カタルーニャ ツアー /エリックのL’Anglore ラングロール醸造元にて ★CPVツアー  Olivier COHENオリビエ・コーエン醸造元、MADAマダ醸造元。 ★大阪トルトゥーガの萬谷シェフ/ Philippe PACALETフィリップ・パカレ醸造にて ★台湾のインポーターC‘est Le Vin セ・ル・ヴァンのRebeccaレベッカさん/ Dard et Riboダール・エ・リボ醸造にて

10
Mar

パッション溢れる日本最高のビストロの一つ、           ラ・ピオッシュ

    Un des meilleurs Bistrots à vin sur Tokyo avec une grande passion du vin nature,  « La Pioche ». 日本に来たらここに寄らないと。 酔っ払うとついつい来てしまう。 失礼しました。    ワインはこれ! ★OUECH ’COUSIN ウエッシュ・クザン★ Grolleauグロロ品種をグラップ・アンティエールの除梗なしのセミ・マセラッション・カルボヌック醸造で醸したもの。 どこまでも軽快で心地よく、透明感があってスーット体に入ってしまう美味しい奴。        Le Batossayル・バトセ醸造のバティスト・クザン Baptiste Cousinのワイン 先月のアンジュで開催されたヴァン・ナチュール見本市 Salon Anonymes アノニムで飲んだばかり。 バティストにも逢ったばかり。 あのオリヴィエ・クザンの長男坊。 昨年、そのバティストに 待望の赤ちゃんが生まれた。 男の子だ。     ますます気合がはいるバティスト。 バティストは二十歳の時に、日本に一年ほど滞在したことがある。 東京のオザミ・デ・ヴァン、大阪のパッション・エ・ナチュールでソムリエのバイトを半年やった。 あの時のバティストを知っている人には、信じられないほど、人間的に成長している。 今や、アンジュ地区の若手のリーダー格の一人。 ワインもますます美味しくなってきた。 美味しいですよ! (日本での問合せはBMO社、トロワ・ザムールへどうぞ!)

23
Fév

L’Irreel リレール見本市 (Montpellier)

Ecrit par Takeshita Masaki 本日からモンペリエ周辺で自然派ワインサロンスタートしましたが、今日明日でメインのサロンが3箇所あり、全てを回りきるため、試飲会スタートから猛ダッシュ試飲です。     まずは、もうすぐ来日、イヴォ・フェレイラが中心となって主催のL’irreelリレールに訪問。 最初の試飲は、今や通称モナムーの岩ちゃんのスタンド!かなこさんが、この日の為に作った 勝負Tシャツが凄い! アムール溢れるスタンド(^^)。 「和」と名付けられたピノ・ノワールは絶品! 今や自然派ワイン生産者としてサロンに出展できるまでになった岩ちゃんに拍手!     昨年のBMO20周年記念イベントで来日のゲシクトのアルノー、クロ・マソットのピエール・ニコラとは日本での懐かしい話しに花を咲かせながらの試飲。 いつでも安定の美味さのゲシクト。 クロマソットの2017はマセラシオンを短くした影響で、今までとはまた一味違うエレガントなワインに! これまた3月来日予定のドメーヌ・ル・ブ・デュ・モンドのエドワーは頼もしい息子とともに。 オリビエ・コーエンの友人の造り出すRedというキュヴェが、これまた凄い!   スペインからアンフォラおじさんと、シェラネバダ山脈の麓、標高1000メートルのぶどう畑でワインを造るボデガ・カウゾンも美味い!     ミュスカデの自然派、新ジェネレーション、レミ・セデス美味し! ガイヤックのボワモワセは息子が一緒にワイン造りを始め、ワインの品質が更に高くなった。美味し!    南ローヌのレ・マウは、変わらず南らしからぬ清涼感を持ち合わせるエレガントワイン。 サルナン・ベリュは、ミネラルという1本芯の通ったワイン。     新たな若手ヴィニョロンも多く参加! 活気溢れるサロンにて、気がつけば、すでに16時に。。。まだ全部試飲できてなーい。 でも、もう次にも行かなきゃ。。。試飲マラソンです(^^)。時間がたりないー。 筆:竹下

19
Déc

焼き鳥の奥の深さを知らされました !!

(焼き鳥“しのり” 東京・武蔵小山 / Christophe Pacalet-No4) 元々は料理人だったクリストフも炭の威力と焼きの技術に興味深々。 チョット、モノマネで焼いてみた。    山中夫妻、ありがとうございました。素晴らしい、日本再発見の夜でした。ボジョレと焼き鳥の相性も抜群でした。 そして、最後にこの寺田本家の醍醐のしずくが出てきました。口中を爽やかに洗い流してくれました。最高!    また、忘れられない一期一夜となりました。Merci beaucoup. 多くの素晴らしい人達とも巡りあえました。感謝。 最後に、企画・準備に頑張って頂いたBMOのスタッフの皆さん、有難うございました。  

5
Fév

今、ALSACE アルザスが面白い!BMO山田さん編

日本中をワイン販売拡大の為に走り周っている山田さん。 5月のとある日、日本から素晴らしい友人、山田恭路さん、聖子の二人とアルザスにやって来た。朝、パリ東駅から6:55分の一番TGV(新幹線)でアルザスのコルマールを目指した。 普段、日本でもほぼ毎日の如くに移動している山田さんは朝からハイテンション。 TGVに乗ったと途端に日本に電話を入れて仕事をかたずけている。 一昔前の、エコノミック・アニマルと云われた日本ビジネスマンを超えた動きをやっている山田さん。 一か月前に、私は日本に出張した。その時、私は『山田さん、今アルザスが面白いよ!』というと、即、一か月後にはアルザスに吹っ飛んできた山田さんの行動力は凄い。今、日本で最も自然派ワインを市民化、しようと努力している人が、この山田さんだ。 山田さん『自然派ワインを一部の愛好家の世界だけで終わらせてはいけない。もっと、普通の人達にも飲んでもらいたい!』といつも言っている。日本には良い本物商品を販売する質販スーパーがある。山田さんは日本中の質販グループのお店と酒販店を走り周って、自然派ワインの普及の為に販売指導を行っている凄い人。 ワイン、特に自然派ワインを店の棚に品揃えしただけでは、絶対に売れていかない。この山田さんの指導を受けると少しづづ売れだしていく。努力次第では3年かかればその地域ナンバーワンの自然派ワイン販売店になる。 GESCHICKTゲシクト醸造  9:30頃、コルマールに到着。タクシーでGESCHICKTゲシクト醸造を目指した。 GESCHIKTゲシクト醸造があるAmmerschwihrアメルシュヴィル村に到着 アメルシュヴィル村は第二次世界大戦中に空襲で95%ほど壊された街。現在ある街は、再興した住人が生活しやすいように設計されている。 醸造家が多い街なので、収穫時にトラクターなどが出入りしやすいように、醸造所の家の前は広々とした広場になっている。 今日訪問のGESCHICKTゲシクト醸造の前は噴水付の広場になっていて、トラクターなどがバックしなくてもグルッと周って方向転換できるように設計されている。流石、アルザス人。 二人が笑顔で迎えてくれた。 右が当主のフレデリック・ゲシクト*FREDERIC GESCHICKT。左が次世代のアルノー*ARNAUD。 フレデリックはビオ・ディナミ機関のデメテールの副プレジダンを務めている。 GESCHICKTゲシクトに着いてまず、挨拶のお茶がわりに地下に降りて大樽熟成中の15年産を飲もうということでカーヴへ。 醸造所に入ると右側に、地下に降りる扉がある。 アルザスでは多くの蔵が大樽に発酵・熟成をやるのが伝統である。中には先祖代々使っている100年以上も使っている大樽も存在する。 “ミネラリーゼ” ゲシクト醸造では殆どのワインはこのフードルと呼ばれる大樽だるで年間は熟成することになっている。 フレデリック『ここのワインは一年間、この大樽で過ごすことになる。何故なら、一年間かけて葡萄園で育った葡萄をワインに変身して秋、冬、春、夏と同じサイクルをこの樽の中で育てることが大切なんだ。』 『ワイン造りは急いだり、焦ってはいけない。時間がかかるんだ。この一年の天体のサイクルをとうして、ワインとして自覚して、慣れていくんだ。』 私はこの作業をミネラリーゼと呼んでいる。経験豊富なフレデリックの言葉には含蓄がある。 土壌からワインの液体の中に入ったミネラルが、液体に慣れて溶け込んでいく時間が必要なんだろう。フレデリックの云う事は、哲学的で、かつ自然の理に適っている。 蔵に歴史あり、ゲシクト醸造は最初は今の当主フレデリックのお兄さんのクリストフが継いでいた。残念ながら、クリストフさんが若くてなくなり、弟だったフデレリックが継ぐことになった。そして、次世代としてアルノーが2013年より参入した。 尊敬するお兄さんの息子がアルノーである。このアルノーが現在アルザスで起きている若手グループの主要メンバーでもある。ビオディナミ農法の熟練フレデリックのもとで、その熟練技を学びながら、自然派ワインの造りを導入して新風を持ち込んだアルノーは、沢山のアイデアがある。毎年色んな試作ワインを造って研究中である。フレデリックもアルノーの才能を認めて一緒になって将来のゲシクトを組み立てている。 そして、もう一人、強力なメンバーがいる。Aurélie*オレリーである。アルノーの奥さんでもあるオレリーは正式にゲシクト醸造の株主となって宣伝・営業を担当している。このオレリーもALSACE若手グループの主要な活動メンバーの一人である。新旧が一緒になって新しいアルザスを模索している。 だから、今、アルザスは面白い! ゲシクトが面白い!! 今回の訪問時は残念ながらオレーはバルセロナへ出張中で不在だった。 今回は、アルノーの新作を試飲。ピノ・オクセール品種⅔とピノ・グリ品種⅓のマリアージしたワインだ。 土壌の上部を花崗岩が覆っていて、その下に石灰質がある。石灰の旨味ミネラルと真っ直ぐな花崗岩ミネラルをマリアージさせて両者のいいところを表現している。なんて優しくバランスとれたワインだ。まだ熟成中なのに素晴らしくバランスがとれている。この新キューヴェはまだ名前も決まっていないようだ。全体的に15産は果実味豊かでバランスが凄い。山田さんも驚きの高品質。 人気蔵のGESHIKT醸造には、訪問客が多い。私達がいる間にも訪問客が増えてきた。 醸造家の卵、レストランのシェフ、Christian Binner*クリスチャン・ビネールの働いている女性、皆で記念撮影。 ワインのすべては葡萄園で造られる。葡萄園に足を入れずワインを語れない。ゲシクト醸造のテロワールはAmmerschwihrアメルシュヴィル村の丘の下部と上部の部分に分かれている。それとグランクリュKaeffkopfカエフコッフ内にある。 土壌の人フレデリックは山田さんに一緒に歩くことを勧めた。実際に歩かないとテロワールの事はわかりにくい。 地表に近い土壌、地下層の土壌、土の深さ、斜面の傾度、方向など自分の足で歩くとよくわかる。24年間もこのテロワールを見てきたフレデリックの話しを聞きながら散歩した。 ゲシクトの畑は野花が咲いて美しい。村の下部は粘土混じりの砂・石灰質土壌。今年は水分が多いので草花を伸ばしている。草花は土壌に住む昆虫や微生物を護ってくれたり、草花の根っ子が土壌を耕してくれる。ミミズも元気に土壌を耕してくれている。 アルザスの偉大なテロワールを真っ直ぐに表現する二人。 1998年よりビオデイナミ農法を採用したフレデリック。若き後継者のアルノーもアルザスの偉大なテロワール探究の道に情熱を燃やす。    テロワールと葡萄木が仲良く過ごせるように環境を整えるのが二人の仕事。根っ子が地中深く伸びてテロワールから多くのミネラル分を葡萄実に吸い上げられるように 土壌を活性化させている。 草も花も葡萄木もイキイキしているのを肌で感じる。 宇宙の光を一身に浴びて、光合成を繰り返してエネルギーを蓄える葡萄の葉。 最終的には宇宙のエネルギー光を葡萄果実に蓄えて、ワインの中に入っていく。 葉が光合成をしやすいように環境を整えるフレデリックとアルノ。    ゲシクトの葡萄園は、野花畑でもある。気持ちがほっとする空間である。 一般の醸造元では、葡萄園の草は敵である。ゲシクト醸造では大切な仲間である。自然に土壌バランスを整えてくれる味方なのだ。     景の葡萄園。グランクリュ畑のKaeffkopfカエフコッフの丘を目の前に左にはフォレー・ノワールと呼ばれている小高い山を越えるともうそこはドイツ。 こんなに美しい景色を見ながら育った葡萄達が、発酵を経てワインとなり場所と時を超えて日本までこの景色、エネルギーを移動できる。 何て素晴らしいことなんだろう。 山田さん、聖子さんも感動の瞬間。 平らな部分の石灰土壌から丘の上部の区画、標高250m~300 mになると花崗岩質の土壌に変化している。 石灰土壌と花崗岩土壌が交差しているテロワールもある。同じ石灰土壌でも風によって運ばれてきて堆積した石灰土壌もあり、アルザスのテロワールの複雑さはブルゴーニュ以上である。 ほんの数メートル移動するともう全く違ってくる。 ゲシクトのフレデリックはそんな興味深いテロワールを小区画別に徹底的に探究してきた。    まずは土壌を自然のリズムで調和をとること、それによる区画ごとの特性を限りなく純粋に表現したかった。 エレガントで穏やかでありながら、確りとミネラルが表現されている。山田さんもフレデリックの話しを聞きながら感動の連続だった。 これは冷静で厳格なフレデリックの性格、人柄だからできたのではないだろうか。 葡萄を観察して、僅かな変化も見逃さない感性が現在のゲシクトの品格あるテロワールワインを造りあげたのだろう。 フレデリックのお蔭でアルザスの偉大なるテロワールを発見させて頂いた。心から感謝すると共に、こんなワインを日本の皆さんへ紹介できることを光栄に思う。 お昼に近くなって来た。ペットナットを開けてアペロをやった。ムスカ品種を使って醸した自然微発泡のペットナットは爽やかでアペロには最高! 特に、その葡萄が育った葡萄園でやる一杯は格別だ。 CREMANT D’ALSACE Double ZERO, クレマン・ダルザス、ドゥーブル・ゼロ 貴重な葡萄園散策を終えて醸造所に戻ると、アルノーが奥から大事そうに抱えて持ってきたボトル、そうゲシクト醸造が自ら手作業で丹念に造った自慢のクレマン(発泡酒)だ。超人気のクレマンである。スカッとして旨味もあってとびっきり美味しい発泡ワイン。 SO2添加ゼロ、2次発酵の補糖もゼロ。ダブル・ゼロのクレマン、Double ZEROである。    土壌は粘土・砂・石灰質、花崗岩も混ざっている。 50歳のピノ・ブラン品種50%、30歳のシャルドネ50% を収穫後のプレス機内でゆっくりと混プレスして、大樽(フードル内で混醸造した白ワイン。そのまま大樽で一年間シュール・リ熟成。 翌年の秋に収穫した糖度タップリの葡萄ジュース(ピノ・ブラン、シャルドネ)を足してビン内2次発酵をする。この段階で砂糖の混入はしないゼロ。これで名前がダブル・ゼロ(Double ZERO)。 ビン内2次発酵・熟成に一年間、デゴルジュマンもすべて自分であやる。  これがあれば、もうシャンパーニュはいらない。と思う程美味しいクレマンである。ガンガン飲んでもSO2ゼロだから翌日スッキリ。 6 Pieds sur Terres シス・ピエ・シュール・テール 醸造所の庭で収穫時の昼食で食べるようなアルザス名産の軽食を頂きながらの試飲となった。 このワインが最もこの醸造元の名を話題にしたキューヴェ。 アイデアが良い。この蔵で栽培している6種類の葡萄を均等に⅙づつの割合に使ったワイン。土壌はも6種類の区画のものを仕込んだもの。 品種は、リースリング、ゲベルツトラミネール、ムスカ、ピノ・オクセロワール、ピノ・グリ、ピノ・ブラン。 Ammerschwihrアメルシュヴィル村の丘の下の部分の区画のテロワール。砂混じりの粘土、風で運ばれてきた堆積石灰質、石英石など小石混じり、花崗岩も混じっている。つまり、アメルシュヴィル村のテロワールをすべて内蔵している、ザ・アメルシュヴィルのテロワールを表現したかったワイン。どこまでもやさしく、上品な酸、繊細でキメの細かい液体。石灰土壌からくる潮っぽい旨味。和食、京都料理に合わせたいワインだ。    プレス内で混プレス、フードル(大樽)にて自生酵母のみで発酵、そのままシュール・リで18カ月熟成。オリの旨味が溶け込んでいる。醸造中は一切SO2は混入しない。 私はPARISの和食店、YUZUにて何回も和食に合わせている。   Grand cru Kaefferkopf グランクリュ カエッフェコッフ ゲヴェルツトラミネール60%、リースリング30%、ピノ・グリ10% プレス機内で一緒に混プレス、フードルにて自生酵母のみで混醸造・発酵、そのまま一年間シュール・リ熟成。 グランクリュ区画内で石灰質と花崗岩が風化して砂状が混ざっている土壌。 ゲヴェルツトラミネールのスパイシーさ心地よい。でも60%もゲヴェルツトラミネールとは思えないワイン質、品種より土壌の方が全面に出ている。 […]

5
Fév

今、ALSACE アルザスが面白い!

今、ALSACE アルザスが面白い! 今、アルザスが面白い。アルザスに地殻変動が起きている。元々、アルザスはビオ栽培に熱心な醸造元多い。ビオ栽培の大所が何人もいる。一昔前は、ビオ栽培家と自然派ワイン醸造家とは敬遠の仲だった。 ここにきて世代がガラリと変わってきた。 次世代の若者達はビオ栽培、自然な造りを融合した発想を持っている。 自然な造りとは、まず第一に自生酵母のみで発酵醸造すること。第二、収穫直後の発酵タンクへのSO2の添加を止めること。(自生酵母が死んでしまうから)。この2点だけでも立派な自然派ワインなのである 元々、ビオ栽培は農薬を使う栽培家より3倍のリスクと時間をかけて農作業をしている。そのお蔭で土壌に微生物が生き生きと育っている。その元気な微生物の一部が自生酵母なのである。その自生酵母こそがワインの最も大切な風味をワインの中に醸しだしてくれるのである。特に発酵の初期に働く少数の酵母達が超大切なのである。 アルザスの若者達は自然発生的に意見交換、共同試飲会などを開催する若手グループを造っている。 これからのアルザスが面白い! アルザスの葡萄園、街並みが風景は美しい。そして、アルザスの名物と云えば、コウノトリである。 PARISからアルザスへはパリ東駅からのフランス新幹線(TGV)にて2時間でストラスブール、二時間半でコルマールに着く。最近、アルザスに来る頻度が増えている。アルザスが段々近く感じるようになった。 いつも朝一番のTGVに乗る。私はパリ南東のヴァンセーヌの森近辺に住んでいるのでパリ北にある東駅はチョット不便。 一番の6:55分に乗るには5時半には起きていくことになる。これに乗れば9:00にはストラスブールに着く。 9:30にはコルマールに着く。行く醸造元によって下りる駅を変えている。両駅ともレンタカー事務所があり便利である。午前中に一軒、訪問できる。 ストラスブールの駅は建物全体をドームで覆っている。コルマール駅は古風な東京駅に似たレンガ色。

9
Mai

BMO山田夫妻と国虎屋にて

BMOの山田恭二さんがポルトガルからパリに着きました。ポルトガルで美味しいものを食べ過ぎの山田夫妻、今夜はパリ一美味しいうどんの国虎屋で一杯。オーナーの根本さん特別グラスを持ってきてくれました。野本さんもワイン大好き人間。ラングロールで乾杯!! オツマミにおでん、おでんの旨味とシュマン・ド・ラ・ブリュンヌの石灰岩盤からのミネラル旨味が全く同じ。 塩味を感じるのでカラスニとも合わせました   天ぷら盛合せと冷やしうどんをラングロールをやりながらツルとやりました。 しかし、国虎屋も天ぷらの腕を随分あげました。美味しい天ぷらにコシのある高知風うどんを頂きました。パリでこんなに美味しいうどんを食べられるとは幸せなこと。 明日は山田さんとアルザス訪問予定。 BMOの山田さん 日本で自然派ワインを広める為の

22
Fév

RECREATION DEGUSTATION VIN NATURE A FUKUOKA 福岡

博多の街にも自然派ワインが浸透してきたのを感じる。 CPVお薦めワイン 2011年、博多に出展されていたワインで見逃せない醸造元をクローズアップしてみたい。 10社のインポーターが扱う自然派ワインすべて推すすめであることには間違いない。しかし *どうしても、もう一度、飲んでもらいたいワイン。 *個人的に何故か惹かれるワインなど、 ここでは、色んな意味で今年は外せないな!と思うワイン・蔵元をクローズアップしてみたい。 PAUL- LOUIS- EUGENEポール・ルイ・ウージェンヌ(野村ユニソン) ミネルヴォワの山中に住む孤高の仙人 16年前までは、南フランスでは名を轟かせた名前だった。訳あってほとんどの畑を手放さなければならなくなり、一旦生産が中断していた。ミネルヴォワの山中にドルメン(原始人)が住んだ跡があるコスと呼ばれる一角がある。 真っ白な硬い石灰質の岩盤土壌の荒地があった。その山中に住み荒地木々を引き抜きスキー場のゲレンデのようなS字型のブドウ園を開拓した。途方もない体力のいるハードな仕事を独りでやった。その激務の為、近年心臓を病んで手術までした。 今は取り戻して元気に働いている。ポールが命をかけて造ったワインです。 1-PIERRE DE SONS ピエール・ド・ソン 真っ白は薄く硬い石がいっぱいある畑、その石と石を叩くと、大変美しい音がする。“石の音”ワイン。仙人ポールが造る南のピノ・ノワール。南仏ピノNO1である。 2-3POMMES トロワ・ポム ポールが命をかけて開墾した写真の畑、ここから収穫したグルナッシュを仕込んだ初リリースワイン。ドルメン(原始)の土壌の風味がする。仙人の哲学も感じる。 CLOS DE L`ORIGINE クロ・ド・オリジン(ディオニ社) 私はこのマーク・バリオが好きだ。飄々として視野が広く明るい性格だ。ブルゴーニュでワインを勉強してディプロムをとり、オーストラリアで大手企業のワイン造りの経験もした。そしてバンドールにて4年間、オノログとしてワイン造りを経験。そして、独立すべく、土地代の安いルシオン地方にやって来た。ここには樹齢100歳以上の古木が沢山ある。国宝級の葡萄木だ。そしてシスト土壌と素晴らしいテロワールがある。 1-SOIF DE PLAISIR ソワフ・ド・プレジール(赤) カリニャン50%,グルナッシュ45%,シラー、マカブなどが混植されている畑、喉の渇きを癒すごとくグイグイ飲める赤ワインです。 2-L`ORIGINAL ロリジナル(白) 110歳のマカブ48%,ムスカ・プティ・グレーン50%,あとは混植品種。果実味の中にミネラルからくる酸もあり、グイ飲みワイン。 CATHERINE ET PIERRE BRETON カトリーヌ・ピエール・ブルトン(日仏商事、BMO,イーストライン) 自然派ワインの中心的存在の蔵元だ。 カトリーヌは自然派最大の組織、ディーヴ・ブテイユル(白)の設立者の一人である。 自然派ワインに入った契機は、若き頃、ジャンピールロビノのパリのワイン・ビストロで自然派ワインの存在を知り、その自然な風味に驚愕した。 マルセル・ラピエールを知り、自然な造りに参入。 この二人の出会いもアンジュ・ヴァンで知り合って結婚。ロビノが彼らの結婚調印の承認者(仲人のような存在)でもある。 NUITS D`IVRESSE ニュイ・ディヴレス“ 酔いどれワイン”(日仏商事) BRETONのワインはカベルネ・フランのマイナーな意味のベジェタルさがまったくない。ニュイ・ディブレスはSO2添加ゼロのワインである。 カベルネ・フランのピュアーな風味が味わえる、特別なワインだ。 メーンのブルグイユもフランの上品をここまで表現できるのがブルトン。 DILLETANTE ディレタント(BMO) 明るくて、芯があってで、優しく美しいカトリーヌ、そのままのイメージのワインだ。 ヴーヴレ地区出身のカトリーヌは家系から引き継いだシェナン・ブランの畑を持っている。 今、微発泡の爽やかな自然派ワインがブームとなっているが、そのブームの切っ掛けの一つがこのディレタントだった。仕事が終わってグイっと一杯やりたいナンバーワンだ。 EPAULE JETE エポール・ジュテ(イーストライン) ヴーヴレのシュナン・ブランをカトリーヌが自然手法で醸造した白。赤はカベルネ・フランをグラップ・アンティエールで仕込んだワイン。 AVIS DE VIN FORTアヴィ・ドゥ・ヴァンフォール(イーストライン) カベルネ・フランをグラップ・アンティエール(除梗なし)で短期間のセミ・マセラッションで醸したワイン。 SEMINAIRE VIN NATURE ET VIN BIO 自然派ワイン、BIOワイン セミナー  SEMINAIRE VIN NATURE ET VIN BIO 自然派ワイン、BIOワイン セミナー  長崎の自然派ワイン・ショップ・エヴリデイ・ワイン 宮川さんファミリーが素晴らしい笑顔を運んで来てくれました。一年前に長崎にオープンした自然派ワイン・ショップ。 長崎の街は小売では、まだ未開の地、色々試行錯誤で頑張っているようでした。今日はレストランもワインショップも閉店して参加してくれました。本当に有難うございます。応援しています。 燃やせ!!PASION !! 燃えろ!PASSION !! 最終打上げは焼き鳥にワイン 金曜日ということもあって、インポーターの皆さんは一部を除いて東京へもどり、内輪的な打上げをやりました。 地元のとどろき酒店さまにご参加いただきました。 この厳しい環境の中本当に頑張っておられる轟さんチーム、我々も出来うる限りの応援を致します。有難うございました。CPVの竹下が学生時代過ごした福岡。今夜は彼がアルバイトをしていた焼き鳥屋さんにワインを持ち込んでワーとやりました。最後は勿論、福岡の伝統、飲んだあとは屋台ラーメンで締めました。

14
Fév

“RECREATION” DEGUSTATION VIN NATURE A OSAKA 大阪編

TOKYOの翌日1月27日に大阪で開催。 250名のプロフェッショナルに来て頂きました。 やはり大阪でも感じたことは、今までに来られなかった部門の人達の来場が多かったことです。 自然派が確実に広がっているな、と感じました。 そして、小売店も業務店の人達もこの難局を自然派ワインで乗り越えようと、皆、自分に合ったワインを探そうと、真剣に試飲を繰り返していました。 大阪ではインポーターの目を引いたプレゼンテーションと人気ワインに的を絞って紹介します。 DIONYディオニ社    この不況の中でも、順調に売上を伸ばしているディオニ社は、毎年、販売営業マンを伴ってフランス現地の自然派醸造元を訪問する。営業マンが現場を知っているか否か?は本当に大切で、説得力が2倍、3倍に上がると思います。そして、毎回、プロカメラマンを同伴して醸造元の綺麗な写真を撮っています。その写真がプレゼンテーションに差が出る。 MIKAEL BOUGES ミカエル・ブージュ↑ ロワール地方トゥーレーヌ地区。真っすぐでスカットして気持ちが良い人物。ロゼの微発泡ワインABが実に爽やかで良い。 そして、白も赤も共通していることは人物通り透明感あってスカットしたスタイル。 イーストライン社 門脇さんも年に3回ほどフランスにやって来て、醸造元を巡る。一眼レフをもって醸造元の写真を撮りまくる。顔の見えるワインが実現する。 プラジョル 国宝級の職人組織レジャン・ド・メティエのメンバー SUD OUEST西南部地方のプラジョルを紹介しよう。 フランス自然派の仲間から尊敬の念を持たれているプラジョル。絶滅しかけている品種を再生させたり、品種研究家でもある。品種に関する本も書いている。 モーザック品種から造られる白の微発泡ワインがほのかな甘さもあって大人気でした。 赤はブロッコリ品種100%、爽やかさもあって、グイグイ入ってしまう。 BMO社 - プレゼンテーションのMVPは流石のBMOだ! 遠くから見ると“オヤッ”マルセルとエロディーが来ているのかな?!と思ってしまうほどよく出来ている。 上半身の等身大写真の切り抜きボードだった。 南ローヌの自然派を造上げたマルセルのワインは絶品だ! 運命的な師弟関係 若きマルセルは、ワイン造りを始めた頃、エロディのお爺さんに色々助けてもらった。その世話になったお爺さんの孫に当たるのがエロディーさんだ。葡萄栽培、醸造とすべてをエロディーに伝授している。素直で頑張りやの性格のエロディーは既に多くの事を身に付けている。35年のマルセルの歴史を受け継いだ。その上に女性的な柔らかさをワインに表現している。驚愕の果実味と優しさが同居している。 大阪と福岡では自然派ワインセミナー開催 Seminaire sur Vin Nature マルセル・ラ・ピエールが昨年亡くなって自然派の歴史がまた新たな時代を迎えようとしている。 今、今までの自然派の流れ、現在、そして未来に向けて歴史的に総括する時期に来ていると判断。 1976年に渡仏してフランス滞在が30年を超しました。 近年の10年間のフランスワインを取り囲む環境の変化は絶大なものがあり、自然派ワインの広がりには驚くばかりです。 自然派ワインとビオワインについて自然派ワインの台頭、伝播の歴史など、総括しておく必要性を感じました。 テースティングは 1-クロ・ルジャール、自然派ワインという名称が出る前から400年に渡ってビオで自然な造りの伝説蔵 2-マルセル・ラピエール、現在の自然派と呼ばれるグラップ・アンティエール(除梗なし)醸造 3-ル・ブ・ド・モンド、マルセルの流れを継承している。孫弟子にあたる新世代の自然派 ★セミナー内容については、このHPページにて近日中に掲載いたします。 RECREATIONの打上げが満谷さんの LE BOISだ! 大阪で自然派の元祖と云えばやはりトルトゥーガーの満谷さんだ」!今夜は2階のLE BOISを借り切った。 大阪の夜は熱い! 日仏商事の庄本は明日フランスに出発予定ボンボヤージ、パシフィック洋行の安部さんは今年初参加で新しいパワー風を有難う。ディオニの前田社長親子、有難うございました。 三浦さんも、トミオさんも有難うございました。 皆さんお疲れさんでした!満谷さん、有難う!! 伊藤

6
Jan

2010年始動!CPV試飲会「ルクレアシオン開催」!!!

いよいよ2010年スタートしました。皆さまにおいては、気持ちを新たに、すがすがしい新年を迎えたことと思います。ワイン業界において、リーマンショックより続く不況の波は、まだまだ厳しいですが、なんとか活路を見出し、輝ける1年にしたいものです。 ということで、まずは、本年の景気づけでもある、CPV試飲会「ルクレアシオン」を東京、大阪、福岡の3会場にて開催します。「美味しい自然派ワイン」を取り扱う、同志インポーターが、9社集結、「天地人」のエネルギーの詰まったワインを紹介させていただきます。 また、試飲会に合わせて、フランス自然派生産者3名が来日、別会場にて試飲セミナーも開催します。 この厳しい時代を乗り切るため、自分自身にエネルギーを充填するため、ぜひ、ぜひ、会場に足を運んでください。 そして、元気になってください! *出展インポーター* BMO株式会社(片岡物産株式会社)、野村ユニソン株式会社、エスポア(東京会場のみ)、株式会社 モトクッス、ディオニー株式会社(東京、大阪会場のみ)、株式会社オルヴォー、オリゾン、株式会社イーストライン La Vigne 事業部、大榮産業株式会社 (順不動) *来日自然派生産者* マチュ・ラピエール         クリストフ・パカレ        フィリップ・テシエ ☆マチュ・ラピエール  ご存知、自然派の父、ボジョレーのモルゴン村、マルセル・ラピエールの長男。 父からの自然栽培、醸造の哲学を実践するとともに、より良い品質を目指し、さらに創意工夫を加えている。マルセルも全面の信頼を寄せている、まさに、これから、このドメ―ヌを支える人間。 ☆クリストフ・パカレ マルセル・ラピエールの甥っ子、そしてフィリップ・パカレのいとこでもある。 元々は、料理人として働いていたが、収穫時期は、モルゴンに戻りラピエールのぶどうの収穫、ワイン造りを手伝っていた。1999年から、ドメ―ヌを設立、ムーラン・ア・ヴァン、シルーブル、コート・ド・ブリュイ、 サンタムールなどボジョレーの各村のテロワールを表現したワインを造りだす。 イタリアのある生産者のワインから発想を得た、黒字に赤のラベルも斬新である。 ☆フィリップ・テシエ ロワールの古城が点在する街道に位置するシュヴェル二―村の生産者。 ロワール河、近くの森林群の影響を受けるミクロクリマで、この地区独自のぶどう品種、ローマランタンなどを栽培、ミネラル感たっぷりで、かつやさしいワインを造りだす。自然環境の保護も考え、早くから有機栽培を実践、エコセールの認証を受けている。 *CPV試飲会「ルクレアシオン」スケジュール* ☆2010年1月25日(月) 大阪会場 スイスホテル南海大阪☆ ○試飲会(フリーティスティング)無料 :8F「朱鷺」 12:00 ~17:00 (受付11:45~)  ○生産者セミナー 参加料1,000円 (定員80名):8F「白鳥」 14:30~16:00 (受付14:15~)   セミナー講師:クリストフ・パカレ、マチュ・ラピエール、フィリップ・テシエ     ☆1月27日(水)福岡会場 ホテルモントレ ラ・スール福岡☆ ○試飲会(フリーティスティング)無料 :2F 「ヌーヴォー」 12:00~17:00 (受付11:45~) ○生産者セミナー 参加料1,000円 (定員90名):2F 「シャルム」15:00~16:30 (受付14:45~)   セミナー講師:クリストフ・パカレ、マチュ・ラピエール ☆1月28日(木)東京会場 ホテルモントレ半蔵門☆ ○試飲会(フリーティスティング)無料:1F「瑠璃」 12:00~18:00 (受付11:45~) ○生産者セミナー 参加料1,000円 (定員60名):1F「青藤」 14:30~16:00 (受付14:15~)   セミナー講師:クリストフ・パカレ、マチュ・ラピエール、フィリップ・テシエ CPV試飲会「ルクレアシオン」に関するお問い合わせ、申込みは下記連絡先までお願いいたします。 CLUB PASSION DU VIN 担当 竹下    TEL:03-5565-5880 FAX:03-5565-5886     E-Mail:cpvin@ceres .ocn.ne.jp *新・お知らせ* 誠に申し訳ございませんが、セミナーは定員満席になりました。