14
Juin

やる気満々のロイック、パリの元気ワイン・ビストロ、       ラ・ローブ・エ・ル・パレ

  パリのメトロ(地下鉄)1番線シャトレ駅の近所。いつ来ても超満員のビストロLa Robe et Le Palais。 オーナーのロイックはエネルギ-全開の42歳、なんと4名でこの店をまわしている。 しかも、年中無休でやっている。      料理、ワインもレベルが高い。 ことにワインに関しては、ロイックの選別眼は天下一品。 『ITO, TOKYO,GINNZAのSHIMBAというビストロを知っているか?』Loic 『勿論だよ。』ITO 『菊地シェフはここに働いていたことがあるんだ。彼は俺が知っている最高の料理人だよ!』Loic ロイックは20年前、この店に従業員として入って、途中で買いとったとのこと、この店に来た時に、 しばらく菊地シェフと一緒に働いたようでした。 ロイックが菊池シェフを知っているとは、世の中、狭いものだ。 今夜は、日本から名シェフがここに集まる。 いい夜になりそうだ! チョット、早目にきたら、ドンドンワインを試飲させてくれる。 『Ito,これを知っているか?』 と言いながら、私の知らないワインをドンドン試飲させてくれる。 もう、チョット、酔ってしまった。 ロイック、良い奴だ。

8
Jan

やる気満々のロイックがいる、                  La Robe et Le Palais ラ・ローブ・エ・ル・パレへ

時々ここにやってくる。 何故? このロイックは、まだあまり知られていない新人の造り手を独特のアンテナで探してくる。 私が行くといつもブラインドで出てくる。 時々私が知らない蔵が出てくる。 それが楽しみでやって来る。 ブラインドは外すことが多いけど、土壌だけは当てるのが得意技。    この店はロイックをはじめスタッフの対応が実に明るくて心地よい。 やっぱり、お店で一番たいせつなのは、“心地良さ”だと思う。 その点ここは素晴らしい。 今夜、ロイックは休みの日なのに来ていた。 チョット立ち話で、面白い話しが聞けた。 『伊藤、 Yujiという料理人を知っているか?』ロイック 『勿論、知っているよ。私の最も好きなビストロでSimbaという店をやっているよ。』伊藤 『本当に、Yujiもここで働いたことがあるよ、6カ月くらいは一緒に働いた。  Yujiは素晴らしい料理人だ!』ロイック 『2週間前に、日本で彼の店Simbaに行ってきたよ。ルネ・ジャンと一緒だったんだ。』伊藤 『今度行ったら、Yujiによろしく云ってっておいてくれ。頼むよ。』ロイック 『了解、君のことを伝えておくよ。』伊藤 てな訳で、世の中は狭いもので、チョット話すと共通の人間がドンドン出てくる。 特に自然派ワインの世界はつながりが多い。 今夜はロイックも帰ったので、私も一杯で終了。 セーヌ川沿いの散歩で冷えた体もチョット温まった。 セーヌ川の美しい余韻がまだ心身に残ってる。 この店から4分でこんな夜景が見られますよ。

2
Sep

自然派ワインの販売プロの西さん、  ……………….. …La Robe et Le Palais ラ・ローブ・エ・ル・パレへ

先日、自然派ワインの販売プロの西さんがParisに来ました。 この時期、パリのビストロの多くが閉まっているけど、無休でやっているやる気満々のビストロLa Robe et Palais・ラ・ローブ・エ・パレで合流しました。 西さんは、仕事が一段落して、チョット充電の旅のようでした。 南フランスでは岩ちゃん(岩田コキさん)と逢って、一緒にスペインまで行ってきたとのこと。 2週間ほど周ってパリに戻ってきたところでした。 この旅で地中海沿いの南フランスが大変気に入ったようでした。