17
Sep

アラン・カステックスに会ってきた!

Grosse semaine en partant de Banyuls sur mer jusqu’au Beaujolais avec 4 grands restaurateurs et spécialistes japonais de vins naturels, des grosses pointures fous furieux! On passe chez 10 vignerons légendaires et c’est absolument magnifique.. 5 jours de vins mythiques, de vins rares, de repas énormes et de grande gastronomie. Merci à tous pour cette énorme semaine

9
Sep

Dominique DERAIN – VENDANGES 2016

Dominique DERAIN s’est termine ses vendanges hier. C’etais parcel Le Puis en Sait Aubin . L’Equipe de vendangeurs etais trois. Et 10% de recolte . Mais, LeCoeur Dominique etais enorme ,chaud. ドミニック ドゥランの2016年の収穫が昨日終了。 ル・プイの区画が最後だった。 内輪の人間だけ3名と少なかった、そして、収穫量も普通の年の10%しかなかった。 でも、ドゥランの心は大きく,熱かった。 2016 est 17eme vendanges pour Dominique. C’est la premier fois d’expeience de Gel de la fin Avril. Et beaucoup de mildieu. Parcel “ LE PUIS”, Dominique meme qui a emplante. Tous petit parcel en Saint Aubin. Il cultive comme son jardin. C’est un parcel emotionnel pour Dominique. Il a vendange avec son fils . Juste 3 cartons de recolte au lieu de 30 cartons les annes normal. ドミニックにとって16年は17回目の収穫だ。4月の凍結とベト病と云う初めての経験だった。ここル・プイの区画はドミニック自身が植えたサン・トーバンの小さな区画である。ドミニックにとっても感情的な区画である。最終日は息子が手伝いにやって来た。 たったの3箱しか収穫量がなかった。ふつうなら30箱の収穫があるのに。 C’est fini. 終わり。 La Vendange 収穫。 […]

7
Sep

ボジョレ期待の新人、シルヴェール・トリシャール

2013年が初リリースというのにパリのワインビストロでは既に大人気。 自然派ワインに巡り合ったのは2003年、ジャンクロード・ラパリュのワインを飲んで驚愕。 シルヴェールは伯父さんのところで10年間、ビオ栽培の研修を兼ねて働いていた。それまでは自然派ワインを全く知らなかった。 シルヴェール 『ジャンクロード・ラパリュのところに若手醸造家の友人達と行った時、タンタンションを飲んで驚いた。こ、これがボジョレー?伯父さんが造っているボジョレとは全く別の飲み物だった。素直に美味しかった。』 『自分が造りたいワインはこれだ!!』 自然派ワインを知ってしまったシルヴェールは、もう人生が変わった。 自分のやりたいことが明確になった。 伯父さんのところで働きながらも、時間さえあれば、ジャンクロードのところに行って手伝って勉強していた。 5年前に伯父さんの畑を引き継いだ。自分のラベルで瓶詰したのは13年が最初。土壌、畑仕事に関しては、もう15年以上の実施研修でプロ。 醸造はジャンクロードの見様見真似で試作を繰り返して13年が過ぎた。 センスがいいシルヴェールは初リリースから物凄いワインを造った。 2016年は、一時はどうなるか!?と心配だったけど結果的には 近年稀にみる素晴らしい葡萄が収穫できた。 何事も終わってみなければ分からないものだ。 6月、7月は雨と湿気で病気が蔓延、その上に今年は3回も雹が降った。 もうダメだ、と思っていると8月は連日の記録を超す程の晴天が続いた。 まさに、逆転ホームランという感じだった。乾燥で病気は一挙に乾いて 終わってしまった。今度は逆に天候が良すぎて35度という太陽が照り続けて水不足ぎみだった。そんなところに9月に雨が降ってまたまたまた、逆転スリーベースヒットというか感じ。最後には酸を残しながら葡萄が熟して非常にバランスの良い葡萄を収穫。 収穫は仲間達が集まって行われている。ほぼ同年齢のワイン好きが集まった。 暖かいホワッとした雰囲気が流れている。 葡萄の状態もいいし、収穫する立場から見ても良い葡萄を取るのは気持ちがいいものだ。 極力、ストレスなくいい雰囲気に収穫が進んだ方が良い。 収穫で大切なのは、第一に良い葡萄だけをとること。 だから、若干のトリアージ(悪い部分を切り取る作業)は厳しくやらなければならない。 第2あまりストレスのない状態で収穫すること。 ベテラン醸造家ほどストレスが多いことがある。 やはり色々なプレッシャーがかかったり、背中に背負うものが多くなってくるのだろう。その点、若手はまだ真っ直ぐにできるからいい。だからお美味しいものが多い。 シルヴェールの土壌は花崗岩だけではない。南ボジョレと北ボジョレの中間に位置したBALACEブラッセ村にある。砂状の中に細かな石英石が沢山混じっている。大変水捌けの良い土壌である。雨が降っても水がすぐに浸透していく。繊細なワインが期待できる。 6月、7月の湿気の中でも、他の土壌よりも病気が少なかったに違いない。 8月の晴天で一挙に畑が乾燥してベト病も終焉したのはこの土壌のお蔭だ。 健全な葡萄が多いのに驚いた。 シルヴェールの造りは基本的にラパリュから学んだ。だから自然派のジュル・ショーヴェ方法を継承している。醸造中の雑菌の繁殖による失敗を避ける為に、収穫後に普通は葡萄を冷却する。その為の冷蔵コンテナを備えている。 しかし、今年は朝の気温が7度と低いので、朝収穫したものはそのまま発酵槽に入れている。午後、収穫したものは一晩冷やしてから翌朝に発酵槽に入れる。 発酵槽に葡萄を入れる作業は、ポンプを使うと葡萄が傷んで雑菌が繁殖しやすくなるのでポンプは使わない。 ベルトコンベアーで発酵槽の上部まで上げて重力で発酵槽内に落とし込む。 時間と手間はかかるけど、このような作業のお蔭で、発酵槽に酸化防止剤をいれなくても、雑菌が繁殖しない。 SO2(酸化防止剤)を多用すると自生酵母も死んでしまう。 SO2(酸化防止剤)を混入しないお蔭で自然酵母も元気で、自然酵母のみでの発酵することが可能となる。 畑で育った自生酵母のお蔭で、その地の特有の香り、風味がワインに表現できる。 自然派ワイン以外の普通のワイン造りは、収穫後、発酵槽にドサリとSO2を混入して雑菌を殺すと同時に自然酵母も死んでしまう。そこに人工酵母を混入する。 畑、そこの土壌とは全く関係のないとろ、研究室で培養された人工酵母を入れてワイン造りが行われる。ワイン造りの基本は酵母菌だ。 その酵母菌を他から人工的に造られたものを使用しては、工業製品と同じだ。まるでコカコーラだ。 そこの土壌の本来持っている風味は表現されない。スポーツの世界でいえばドーピンと同じこと。 6000年のワイン造りの歴史でこんな風に造られるようになったのは、60年前からだ。 大量生産で、そこそこ毎年同じようなワインを造る為にはいいだろう。 今朝、収穫した葡萄のジュースを飲んでみる。 果実味も豊富で酸もあり、潜在アルコール度数は12度前後。 2016年は、まさにボジョレらしい果実がタップリでアルコールが軽くて、酸も丁度よく爽やかでグイグイ体に入っていくスタイルになるだろう。 4日前に収穫した発酵槽を覗いてみる。本当に健全な葡萄のみしか入っていない。 葡萄房を取ってみる。ナマ温かい粒を食べてみると、粒内で発酵が始まっている。香りがたちこもっている。 何十億とも天文学的数の酵母が活発に働いている最中。 発酵の初期に働く自然酵母がワインの香りに大きく影響を与える。 この時期が大切な瞬間。 自然派ワインは手間暇が倍かかって、リスクも高い。でもシルヴェールはこれに人生を賭けた。 1-健全な葡萄のみ (自然栽培された健全な葡萄には、土壌で育った元気な酵母菌達が着いている。) 2-葡萄にストレスをかけない。(葡萄が傷む原因になる作業を、あらゆる角度から取り除く) 3-発酵前の温度に細心の注意。(雑菌が繁殖するのは、収穫した葡萄が高温であることが、重要な原因となる。) 4-自然酵母のみで発酵。(約20種類の自生酵母が、そこの土壌独特の風味、香りを映し出してくれる。) 自然派ワインは極めて自然科学的な手法なのである。 云うは安し、実行は本当に、手間暇かかってリスクも大きい。 でも、数倍の美味しさを勝ち取ることができる。 シルヴェールは、まず自分自身が飲みたいワインで、飲む人の健康にも、地球にも優しいワイン造りにかけている。 シヴェールとその仲間達。この中には将来の醸造家もいる。ボジョレには楽しみな若者達が育っている。 2016年はこのシルヴェールが造るボジョレ・ヌーヴォー“SELENA”セレネが日本初入荷される!! 透明感があって、スーット体に沁み込んでいく液体を楽しんでください。

6
Sep

2015年のNOUVEAU が完成!!

パカレ家の毎年恒例の新酒の合同試飲+アッサンブラージ ここ数年、パカレ家のNOUVEAUが完成するこの時期にお互いのワインを持ち寄って共同試飲を実施実行している。 フィリップ・パカレ、クリストフ・パカレ、二人とも今やブルゴーニュ、ボジョレを代表する醸造家である。 更に、お互いの研究の為に、お互いのワインを持ち寄って、今年の天候、状況の違う区画別の葡萄、それぞれ発酵を終えたワインを検証しながら研究を深める二人。 更に、それぞれの蔵のアッサンブラージをお互いの意見を聞きながら実行している。マルセル・ラピエールの教えを受けながら育った二人。年齢的にも経験も積み重ねて、尚一層の品質の高いワインを目指して研究を重ねる。 2015年の天候、葡萄、収穫状況 2015年 こんなに健全な葡萄を収穫できた年は過去にないだろう。 5月の開花から6月、7月、8月の中旬まで異例の晴天が続いた。しかも、2003年を思わせる40度を超える猛暑も数日間続いた。8月初旬までは誰もが水不足で悩んでいた。 8月の中旬から恵みの雨が降り出した。畑区画によっては極度の乾燥から葡萄が熟すことを止めてしまった状態もあった程である。この恵みの雨で一挙に葡萄が生き生きとしてきて、熟成が進んだ。8月の後半から収穫を開始する蔵もあった。畑の標高、斜面の方向によって熟度が違う年となった。 2つの一般的な共通点 共通して云えることは二つ。 腐った葡萄が殆ど無かったこと 葡萄皮が厚く、粒が小さいこと。つまりジュースが少なかったこと 7月―8月の猛暑で皮のタンニンが濃縮しており、その上に果肉・ジュースが少ない為に、濃縮感のある果汁が素材となった。造り手によってその素材をより濃縮させるカモシをするか否かは、それぞれの好むスタイルによって違う。 15年産は猛暑の太陽を十分に表現させた濃縮スタイルと、猛暑を感じさせない繊細なスタイルと2つに分けることができる。造り手の好み、深味がよく分かるミレジムとなるだろう。 2015年は必要以上に濃縮してしてしまったスタイル 2015年は、普通に収穫して、普通に醸造すれば、まるで南のグルナッシュ品種のようなワインになってしまう。 一般的には、2015年のボジョレ・ヌーヴォーは濃縮して南仏ヌーヴォーのようになってしまうだろう。 濃いヌーヴォー!と自慢している醸造元も多い。 しかし、この二人は違う!そんな普通の当たり前のヌーヴォーは醸さない。選択した畑の斜面、標高、樹齢を計算して熟度が違う段階で収穫した。15年といえども南仏ヌーヴォーの様には濃くしない努力をできうる限りを尽くした。 2015年は普通なら14度、15度のアルコール度数のヌーヴォーが多い。 二人は13度台に抑える栽培、収穫を実施した年になった。10種類程のサンプルの中には12.5度という15年産としては異例の上品な軽やかさでジュシーなヌーヴォーがあったのには驚きだ。流石にパカレ家のヌーヴォーは違う!! ボジョレの土壌、ミクロ・クリマを研究し尽くしたこの二人なら、15年産と云えどもボジョレヌーヴォーらしい、ビュバビリテーを備えた上品なスタイルに仕上げることができる。

2
Sep

ラングドック地方のキラキラ輝くアミエル兄弟が収穫中!!

南フランスのヌーベルバグNOUVELLE BAGUE 新しい波。 次男のAymeric エメリックはワイン学の博士号を持つ。 長男のJordanジョルダンは東洋医学の医師の称号 一昔前の自然派は奇人変人が多かった。 明らかに時代は動いている。 優秀な連中が自然な世界に入って来た。 奇人変人より更に強い“志”と“裏付け”を持っている。 今だに自然派ワインのことを、ミステリーで変わった世界だと思っているワイン業界の人がいる。 ワインの真実の世界からドンドン遅れていきますよ! お金儲けだけと名声だけを追っかけた時代は確実に時代遅れになっている。 NOUVELLE BAGUE 新しい波は、より科学的裏付けと健全な“志”を持っている人達が多い。 そして、本当に美味しい!!

2
Sep

フランス中 収穫真っ最中 2016

DOMAINE DES AMIEL ドメーヌ・デ・アミエル (ラングドック地方、LANGUEDOC) エメリックは土壌、葡萄、テースティングの超プロ・フェッショナル。 ディジョン大学での博士号、世界に出て大手企業で最新の技術を駆使したテクニックワイン醸造も手掛けた。だからこそ自然なワイン造りのテロワールワインの重要性、貴重さをより理解できた。 地元、モンブラン村に戻って、ここのテロワールを世界に向けて発表する為に生まれて来たことを自認できた。 エメリックは強烈なパッションとエネルギーの持ち主だ このモンブラン村のテロワールが偉大なテロワールであることを証明するだろう。

1
Sep

私の大好きなロゼ Rosee de la Saint Jean ロゼ・ド・ラ・サンジャン

Rosee de la Saint Jean ロゼ・ド・ラ・サンジャン 私の大好きなロゼワイン。 サンソー品種を主体80% グルナッシュ20% セニエ方式のロゼ。 淡い桜色。 なんて美しい色合いなんだろう。 暑い夏に涼しさをもたらしてくれる色だ。 辛口の醸造。 サンソ―品種からくる軽やかな果実味、酸、熟したグルナッシュの甘味すら思わせるワイン質。 このまま飲んでもよし、お寿司、刺身に合わせてもよし。 ヨード香、潮っぽいミネラル感、 なんて心地よいロゼなんだろう。 山田さんも絶賛。 私も夏はこれをよく飲む。 超暑い日はオンザロックやる。 うまいよ!! これぞコルビエールの典型ワイン、100歳級を中心に古木のカリニャン品種80%、グルナッシュ品種が20%構成、ブトナックの典型テロワールの石灰質土壌、 日本ではカリニャンの典型を飲める機会は少ない。 CRUブトナックのテロワールの典型を試飲することも少ない。 グログロの自然派ワインではない。酒質があり、石灰質ミネラルからくる潮っぽい旨味があり、ザ・コルビエールのスタイルである。自然酵母のホワッとした複雑味も楽しめるワイン質。 これから秋の美味しい食べ物の合わせると素晴らしい。 お別れは、フランス式のビーズと呼ばれる左右に頬キッス。 皆、これも初めての体験。 地が変われば挨拶も現場式で。 Marie-Helene,マリー・エレーヌ、 Je te felicite d’arriver jusqu’a la. Les vins d e St Jean de la GINESTE est mangifique. On est sur meme bateau. On va jouer chaqu’un sa role. Comme Rugby.Bonne continuation. On t’attand mars prochaine au Japon. ここまでの品質を造り続けるとは素晴らしいことです。 私達は貴方の努力を大変評価しています。 私達は同じ船に乗っています。 ラグビーのように、それぞれが自分の役割を果たす ことが大切です。 お互いに努力し合いましょう。 Galarie de Photos , St Jean de la GINESTE サンジャン・ド・ラ・ジネスト写真集 葡萄園の横にmurの実。(野生クロイチゴ) 異常乾燥で多くの実が乾されていた。 残った実は、完熟で美味しかった。 葡萄園の横にアニスの香りがするfenouil野性ウイキョウが いっぱいありました。 おそらく故ドミニックが使っていたラグビーボールが飾られていた。 刺すような強烈な太陽光線を浴びて、光合成をして葡萄を育てている葉っぱ達。そして、収穫直前の健全な葡萄。 葡萄をガンガン食べていた犬。 試飲が終わるのをじっと待っていた犬。 最後に、私達のバスに向かって最後まで手を振ってくれていたマリー・エレーンの姿

9
Août

Le Clos des Grillons

これぞコルビエールの典型ワイン、100歳級を中心に古木のカリニャン品種80%、グルナッシュ品種が20%構成、ブトナックの典型テロワールの石灰質土壌、 日本ではカリニャンの典型を飲める機会は少ない。 CRUブトナックのテロワールの典型を試飲することも少ない。 グログロの自然派ワインではない。酒質があり、石灰質ミネラルからくる潮っぽい旨味があり、ザ・コルビエールのスタイルである。自然酵母のホワッとした複雑味も楽しめるワイン質。 これから秋の美味しい食べ物の合わせると素晴らしい。 お別れは、フランス式のビーズと呼ばれる左右に頬キッス。 皆、これも初めての体験。 地が変われば挨拶も現場式で。 Marie-Helene,マリー・エレーヌ、 Je te felicite d’arriver jusqu’a la. Les vins d e St Jean de la GINESTE est mangifique. On est sur meme bateau. On va jouer chaqu’un sa role. Comme Rugby.Bonne continuation. On t’attand mars prochaine au Japon. ここまでの品質を造り続けるとは素晴らしいことです。 私達は貴方の努力を大変評価しています。 私達は同じ船に乗っています。 ラグビーのように、それぞれが自分の役割を果たす ことが大切です。 お互いに努力し合いましょう。 Galarie de Photos , St Jean de la GINESTE サンジャン・ド・ラ・ジネスト写真集 葡萄園の横にmurの実。(野生クロイチゴ) 異常乾燥で多くの実が乾されていた。 残った実は、完熟で美味しかった。 葡萄園の横にアニスの香りがするfenouil野性ウイキョウが いっぱいありました。 おそらく故ドミニックが使っていたラグビーボールが飾られていた。 刺すような強烈な太陽光線を浴びて、光合成をして葡萄を育てている葉っぱ達。そして、収穫直前の健全な葡萄。 葡萄をガンガン食べていた犬。 試飲が終わるのをじっと待っていた犬。 最後に、私達のバスに向かって最後まで手を振ってくれていたマリー・エレーンの姿 今、一年間の最終段階。 宇宙の光を吸収して、水の援助も享けてポリフェノール、糖などワインになるための大切な要素を創っている最中。 太陽は強すぎても粗削りのポリフェノールになってしまう。 ゆっくりと時間をかけて熟してくれるのがいい。 糖が熟すのと、ポリフェノールが熟すのがピッタリと合ってくれるのが理想だが、そんな年は何十年に一度。 糖が強すぎたり、その逆か、普通はギャップがある。 ピッタリと合うように一年間の農作業の大切な節目、節目をくぐり抜けて、この季節がある。 幾つかの大切な節目を100%うまくいくことも殆どない。 だから、この時期には、醸造家は大体の目安はついている。 もうこの時期になると、栽培家は、何もできない。 いや、観察と話しかけることぐらいしかできない。 葡萄にエモーションが伝わっていく。 Parasol en Fouilles 葉っぱのパラソル この時期、ボルドー、ブルゴーニュでは葡萄に太陽をあてる為に葉っぱを取る作業をやる。ここ南仏では太陽光線が強過ぎて直接あたり過ぎると葡萄が焼けてしまう。 ゴブレット剪定することで、葉っぱのパラソルを作って葡萄を護っている。 ボルドー、ブルゴーニュのワイン理論がすべてには通じない。 ワイン造りの真実は、その場所、その人に寄って“真実”が存在している。 そこがワインの面白く、深いところ。 ゴブレット剪定の葉の影の中には、風も入り込みミクロ・クリマが存在する。適度の熱と爽やかな風に吹かれて上質なポリフェノールが造られる小宇宙なのである。 Vielle vignes古木と水不足、 今年は、北フランスは春から夏にかけてずっと、曇り空、雨が続き、天による被害が多かった。夏は冷夏である。 ここ8月中旬になって夏らしい日々になっている。 南仏はかなり暑い夏となっている。2か月間も雨が降っていない。 場所によっては、水道の配給制限が実施されているほどまで乾燥してきた。 葡萄園も乾燥している。 葡萄の最後の熟成には太陽と水が必要だ。水が欠けている。 水が極端に欠けてくると葡萄が熟すのをストップしてしまう。 太陽がさんさんと輝いても、葡萄が熟さなくなってしまう。 光合成には水は不可欠の存在。 南仏は今、そんな状態に近づいている。 ニコラが土を掘っても水分がない。 しかし、100歳級の古木の葡萄木は問題ない。地中深く根っ子伸びている。ロッシュ・メールと呼ばれる地下の岩盤まではいりこんでいる。地中深くに蓄水された水分を必要なだけ吸い上げることができる。 各地層のミネラル分と共に葡萄実に汲み上げられる。ミネラル感とフレッシュさが保たれる。 つまり、上品な、finesseフィネスを備えた優しいワインとなる。 […]

8
Août

Domaine Mouressipe 2016

Planete ? C’est Merlot 2016. まるで天体のようだ。メルロー2016年。 Mouressipe ムーレシップが16年産の収穫を始めました。 フランス中で今までに無かった天候の被害が多発した年だった。 ここ南仏のニームのムーレシップが収穫を始めました。 このニームでもたった2週間前に今までなかった突然に強烈な突風とピンポン玉の大きさの雹が荒れ狂った。電車が脱線。ピック・サンルーの数か所の区画は、収穫直面というのに全滅したところがある。 ムーレシップは、雹の被害を幸運にも逃れた。 しかし、5月より雨が降っていなく、極端な水不足の状況だ。 その上に、今年は強風ミストラルが吹き続き、葡萄実の果汁の水分まで飛ばしてしまうほどだった。よって、果汁が殆どない葡萄ができている。 本日収穫したメルローは、果汁が殆ど吹き飛んで皮と果肉にほんの僅かな果汁しかない超小粒の葡萄だった。 メルローはボルドーの品種だ。ここ南仏の過酷な乾燥と風にはなじめないのだろう。 乾燥のお蔭で、葡萄の病気はなく、腐った部分が全くない綺麗な葡萄だった。 メルローをグラップ・アンティエールのセミ・マセラッション・カルボニック醸造で醸す。 あまりにも、果汁が少ないく、ジュースが出てこないので 最初に足でピジャージしたけど殆ど果汁がでなかった。 チョット、様子をみてみるとの事。 カルボ発酵が始まったら1週間ほどでだして、絞ったほうが良いかもしれない。 それでも、ジュースは少なさそうだ。 風で濃縮した年は、酸も同時に濃縮しているので、濃縮感がありながら酸がキリットしたタイプになりそうだ。16年のメルローは面白いスタイルになるだろう。 ムーレシップのアランが最初に収穫してワインを造ったのは、2005年だ。今年は16年目になる。 アランは、最初の頃は、ラングロールのところで働きながら醸造を修業した。 今は家族のように付き合っている。 アランの造りは、ラングロールに限りなく近い。 定期的に逢っている、意見交換している。 だから、アランのワインには、ラングロールのニュアンスが常にある。 近年、ことに似てきてる。勿論、テロワールが違うので 違いはテロワールという事。 Tracassier トラカッシエルはグルナッシュ90%、ムールヴェードル10% トビッキリ美味しいよ! まだ、日本ではあまり知られてないけど、ムーレシップは凄いですよ!! 16年の経験も重ねて、最近の品質は目を見張るものがある。また違うスタードに入ってきた感がある。お見逃しなく!! Jeux de bulles ジュー・ドゥ・ビュル シャスラ品種から造る微発泡が美味しい。爽やかで美味しい。 ラベル上のメダルはギリシャ時代のもの。 ムーレシップの畑にある丘は、ギリシャ時代、ローマ時代にわったっての遺跡がある。 このメダルは畑から発掘された古代ギリシャ時代のもの。 ここの畑には古代ギリシャ時代のエネルギーが記憶されている。 16年前に自宅のガレージの中で造り初めたガレージワイン。 今年、立派な醸造所が完成した。すべて自分で建てた。 2016年はこの新醸造所で醸す。 収穫した葡萄を発酵槽に搬入するのは、ポンプを使わず フォークリストで葡萄の入ったケースを上げて、手で優しく 発酵槽に入れる。繊細なワインを造るには、上から重力で搬入する作業は、時間と労力がかかるけど必要不可欠な方法だ。ポンプを使うとどうしてもワインが粗くなって来る。 こんな大切な作業も、広くなってやりやすくなった。作業の一つ一つの精度が上がってくる。 今まで、やりたくてもできなかった作業ができるようになった。 ワインの美味しさは。こうした一つ一つの作業の精度の積み重ねなのだ。

7
Août

輝く太陽 Roussillon (Banyuls-sur-Mer)

フランスの最西南の端、スペインとの国境の最も近い街、Banyuls sur Mer バニュルス・シュール・メール,地中海に 面した明るく、活気のある街だ。 私が大好きな街の一つだ。小さな砂浜の海水浴があって、その半円形の浜を囲むように山の斜面の麓に街ができている。   地中海を見下ろすように建物が立っている。 実に美しい街だ。 葡萄園が海に落ちるように突き出ているところもある。 街の裏の山々はシスト岩盤の山なのである。 そのシスト岩盤が海まで伸びている。 浜辺の道沿いには海を見ながら食べられるレストランが並んでいる。 街の建物は坂道に段々畑のように建てられている。細い坂道が多い。 小路には、レストラン、ビストロ、土産物屋が立ち並んでいる。 ここはフランス領の端くれ、カタルーニャ地方でもある。 そんなBANYULSバニュルス街の一角に自然派ワインが飲めるビストロがある。 EL XADIC DEL MAR エル・イグザディク・デル・マールだ。 フランスの自然派ワインが爆発的に広まる起爆剤になった店に、パリのワインビストロ、VERRE VOLEヴェール・ヴォーレがある。 その初期の頃に店で活躍していたマニュが経営している。 今夜は、ここでディナーの予定。(7月) 今、日本の自然派ワイン・ビストロのトップ人気店のメンバーが日本よりやって来る。 今夜は、やはりパリのヴェール・ヴォーレで働いていたRYOさんこと宮内さんがやって来る。今、VERRE VOLE TOKYOの店長をやっている。 ヴェール・ヴォレ同窓会のようなもの。 何とか11時に到着。凄い強行なスケジュールだ。 東京―パリ–モンペリエ—バニュルスと待ち時間も入れると20時間ほどかかっている。 ヴェール・ヴォーレ東京のRYOこと宮内さん、リベルタンの柴藤さん 、ピオッシュの林さん、仙台バトンの板垣さん、まさに、今日本の自然派ワイン・ビストロの最前線を走っている4名が、ここマニュの店に集まった。 RYOサンとマニュ久々の再会を喜ぶ二人。 まず、駆け付け一杯に、Champagne Jacques Lassaigne*ジャック・ラセーニュのシャンパーニュLes Vignes de Montgueuxで乾杯した。皆、どんなワインがあるにか?興味があり、壁の品揃えをチェック。 遠路はるばる日本からやって来た同志の為に、マニュ気合の料理。 皆、お腹が空いてペコペコ。まずは食べるは食べる、夢中になって詰め込んだ。 お腹が空いていた面々、怒涛の如くに食べました。 一挙に食べて飲んだ。 お腹が落ちつた後、流石のメンバーまた飲み始めて、 交流の時間。終わったのは午前2時を回っていた。 やあー、よく飲みました。 自然派ワインを愛する同志だ。 ワインに国境はない。 会った瞬間にわかりあってしまう何かがある。 どんなワインを扱っているかを知っただけで、相手の性格まで大体わかり合ってしまう。 CASOT DES MAILLOLLES カソ・デ・マイヨル La plus belle paysage de vignobles de France フランスで最も美しい景観の葡萄園 Membre de bistro a vin japonais tour . Ils ont visite la plus belle paysage de vignes de France, Casot des Maillolles. En face de vigne de Casot des Maillolles, c’est mediterranee , plein de bleu. De Gauche, Mr Shito de Bistro libertin (Tokyo), Mr Ryo Miyauchi […]

5
Août

Paradis de Haut Languedoc-Roquebrun – NO1

Paradis de Haut Languedoc-Roquebrun -NO1 オー・ラングドック地方の楽園・ロックブラン村 フランスには隠れた小さな心地よい村が点在する。 私は南仏のスペイン側にあるラングドック、ルシオン地方に滞在する時間が多い。 パリの次に滞在時間が多い地方である。 それ程、この地方が大好きだ。ラングドックは私の庭のようなところ。 その中でも、このロックブラン村が大好きだ。特に夏のこの村はパラダイスである。 南仏の街、ベジエから北西に山の方へ行ったところの山間に隠れるように存在する ロックブラン村。 村の前にオルブ川があり、透明な綺麗な水が流れている。 夏はその河が水浴場となっている。 美しい橋の麓でカヌーなどもできる。 カヌーの畔の木陰テラスで冷えたビールをグイとやるがは最高。 冬は1月にミモザの花まつりがある。村の裏の山全体がミモザの木で、山が真っ黄色になるほど美しい。 ワインは山の岩盤がシストSchiste土壌であり、カリニャン、 サンソー、アラモンなど古い品種がまだ残っている。 Paradis de Haut Languedoc-Roquebrun -NO3 オー・ラングドック地方の楽園・ロックブラン村 Cave St Martin カーヴ・サンマルタン ロックブラン村には我が友のRaimont レーモンがいる。 ほぼ2メートルの大男。オランダ出身の海賊が丘に上がったって感じかな。心優しく、料理が上手く、自然派ワインを何よりも愛しているレーモンだ。 ラングドックの山の中に住み着いて、もう10年以上は過ぎただろうか。 今はCave St Martin カーヴ・サン・マルタンと云う、自然派ワイン・ビストロ、兼ワイン屋をこのロックブランで 経営している。 私は南仏におりて、この近辺に来た時は必ず寄ることにしている。特に、夏は、昼下がりに川の畔の木陰のテラスで冷えたビールを一緒に飲みながら、夕食時間を待つのが楽しい。 Cave St Martin カーヴ・サンマルタン 流石、フランスは懐が深い。こんな店が、こんな山の中で成り立っている。勿論、最初の頃は、全く客が来ないで苦労したレーモン。オランダから魚の燻製、スペインから特性のイベリコを運んでフランス中のワイン・ビストロに行商していた。勿論、今でもこのビジネスは続けている。とびっきり、美味しい生ハムは凄い!! サルディーヌの缶詰も、レーモンが探してきたツマミは本当に美味しい!! ワインの品揃えも、誰も知らない希少ワイン、新しいもの、 古参のレジェンド級のワインも含めて一流の品揃え。 兎に角、心地よい。疲れてここにたどり着けば、後は、 飲んで、飲んで、また飲んで、天と地のエネルギーを 補給できる。 最近は、予約をしないと満員の日が多い。 ここビストロ・サンマルタンはレーモンの人懐っこく誰とでもすぐ友達になってしまう性格が、店の雰囲気に流れている。 ここに来ると、隣の席の人ともすぐに友達になってしまう。 ここには、いつも近所のヴィニロン醸造家が来ている。今日も自然派仲間の醸造家が4人ほど来ている。 今日は、日本から野村ユニソンの野村さんと藤木さん、そして、このエリアで最近話題の若手醸造家、トーマ・ルアネとやって来た。 トーマは、自然派のニュースタイルの酒質を狙っている。 実に、興味深いワインのスタイルである。 Thomas ROUANETトーマ・ルアネ 次世代の自然派スタイル ここに来る前に、Thomas ROUANETトーマ・ルアネ醸造を訪問してきた。 実際に食事と一緒に飲もうということで、ここにやって来た。 Thomas はロックブラン村より車で20分のサンシニアン地区のCreissanクレサン村に位置している。 Thomas ROUANETトーマ・ルアネ グルグルと云われる軽快でスイスイ入る自然派が多い中で 新しいスタイルを模索するトーマ。 buvabiliteビュバヴィリテというフランス語で表現される自然派の特徴は“飲みやすさ”である。一般的に比較的、薄め、 軽いワインが多い。トーマの狙っているのは、確りした酒質、 ワインの構成を持っていながらスーット体に入っていくスタイルだ。 シャイで控えめな性格、写真を撮られることもやや恥ずかしがるほどのシャイ。 しかし、一旦決めたことは大胆かつ確実に着々と進めていく人柄。 大学では文学を専攻した、同時に体育の学士号も取得。 繊細でナイーヴな側面と活動的な部分を持っている。 まさに、ワインのスタイルがそんなイメージだ。 大胆なほどにワインとしての構成(タンニン、濃縮度)が確りしていながら、繊細でナイーヴな酸、ミネラル感が同居している。濃くてもスーット体に入っていく。 サンシニアンで葡萄栽培家として4代目にあたる。お父さんが現役でまだ自分の畑を栽培している。 トーマはお祖父さんの畑を受け継いだ。現在、5,5ヘクタールの畑を栽培している。 お祖父さんのAmeiエメさんが一生かけて、低木草の小高い丘の隠れた場所をコツコツと開拓した葡萄園。 グルナッシュ、カリニャン、アリカント、サンソーなどのランクドックならでの品種が栽培されている。 お祖父さんの代から1990年よりビオ栽培をしているので、70歳を超える古木の根っ子が地中深い石灰岩盤の中まで達している。だから繊細な酸とミネラル感がワインに表現されている。 こんな隠れ場のような林に囲まれた区画が3,4か所に分かれている。村からも、道からも離れていて孤立している。 他の栽培家の農薬の影響を受ける心配がゼロ。 葡萄園に立つと風の音と蝉の声だけしか聞こえない。 こんな隠れ場所に畑を開拓したエメお祖父さんのシャイな性格が判るような気がする。  特別なエネルギーがながれている。 先月、結婚したばかりトーマ。将来の夢、計画が盛りだくさん。 新しいキューヴェも考案中。 L’illicite リリシトゥ 奥さんのキッスのラベル。 何と、白葡萄をグラップ・アンティエールでマセラッション・カルボニック醸造。6週間のカモシ期間。古式の垂直式プレス機で 絞って、3年樽に入れて6か月熟成。 トーマはやる時は大胆さがある。繊細かつ大胆。 品種:カリニャン・ブラン、カリニャン・グリ、    テレ・ブラン、テレ・グリ    ムスカ、シャスラ まるで、ウイスキーのような色合い。 タンニンもあり、潮ぽさ。 食前・食後酒としてもok, 甘辛のソース料理、 特別な白ワイン。 トーマのワインはやっぱり食べながら飲るのと真価がわかりやす。 Bombadilomボンバディロン14 このワインは生ハムのと最高のマリアージ。 14年産は品種構成がやや変化した。 グルナッシュ35%、 除梗してトラディション醸造 カリニャン35%, グラップ・アンティエールのセミ・カルボ醸造 シラー10%、     除梗してトラディション醸造                    醸造も濃縮感と涼しさを出するように工夫している。 メーン料理を待つこと1時間半。 […]

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Août

ワイン造りを初めて25年の歳月が、ROMANEAUXのエルヴェ・スオ

ワイン造りを初めて25年の歳月が、ROMANEAUXのエルヴェ・スオ 歌舞伎役者の“睨み”のような眼光をもっている。目に力がるエルヴェ・スオ。 出身はパリ、つまりパリジャンだった。妻のベアトリスの実家がある北ローヌにきた。 1990年にリヨンにてワイン醸造の勉強をしていた当時にフィリップ・パカレに巡りあった。フィリップ・パカレはビオ・ワイン機関で働いていた。知り合ってすぐにフィリップはPrieure Rhocプリューレ・ロックで畑らき出した。 フィリップに色々聞きながら91年より買い葡萄で少量の試作ワインを造り始めた。 フィリップはロックの仕事で忙しくなってきたので、エルヴェに助言した。 『近所のDard et Riboのルネ・ジャンのところへ研修すべきだ。』と勧められた。 92年にダール・エ・リボ醸造で一年間の研修をした。 93年より正式に自分のワインを造りだした。つまりエルヴェはルネ・ジャンの造りとフィリップ・パカレの二人のワイン造りの流れを継承している。 奥さんのベアトリスの家系は、サン・ジョゼフと北ローヌに畑を所有していた。 北ローヌの山間部に醸造所付きの小さな城をもっていた。 450から480mという標高の高いミクロ・クリマを備えている。 土壌は花崗岩、表面は花崗岩が風化してできた砂で覆われた土壌。標高の高さからキリットした酸、砂質の層から繊細なタッチがワインに表現されている。 最近のRomaneaux ロマノのワインはこの特殊なクリマを真っ直ぐに表現している。何段階もレベルが上がっている。 自然派の超美味の域に入ったROMANEAUXロマノのエルヴェ Romaneaux ロマノがあるArleboscアルルボスク村までは、エルミタージュより25kほどの距離。 日本の箱根のような温泉場へ行くような山間、谷、沢の景色を見ながらクネクネの山道を越えて行く。 まさかこの山間の先に葡萄園があるとは想像もつかないような風景を通り過ぎるとチョットした台地があって、そこに小さなアルルボスク村がある。 その村の入口にお城のような大農家の館がある。 そこがドメーヌ・ロマノである 今日は、日本のインポーターであるDIONYのメンバーとやって来た。 DIONY社は年に数回はフランスまでやって来る。 しかも毎回、メンバーを替えて、できるだけ多くのスタッフに現地経験を積んでもらおうとのことだろう。 一軒は百聞に如かずを実践している企業だ。 素晴らしい社風だ。 来仏したのはもう10日以上前、それにもかかわらずメンバーが皆元気だった。 今回は美人女性が二人メンバーに加わっていて明るい雰囲気。 各自がキッチリと役割が決まっている。通訳に専念する人、 運転と全体を観る人、醸造元の一言一言を筆記する人。 素晴らしいチームワーク。 折角現場で体感したこと、感動したことを帰って日本の皆さんに伝えたいとの意欲が凄い。 銘醸テロワールとHerve SOUHAUTエルヴェ・スオ ここアルデッシュ山間部はガメ品種が昔から主力だった。 ローヌ河右岸のアルデッシュ地方は、130年前までは、つまりフィロキセラ以前は葡萄が至る所で一面に栽培されていた。 フィロキセラ以後、復活せずに野生化してっしまった葡萄園が多い。その中でも、勇気をもって、葡萄栽培を続けていた農家が点在している。ただその葡萄をキッチリと醸造する人が今までいなかった。 だから、アルデッシュのワインの名前は誰も知らなかった。 標高の高く、熟すのも遅いので近所のエルタージやコルナスにようにアルコールが高い濃縮ワインにはならなかった。90年台からの濃縮ワイン至上主義の時代には忘れ去られていた北アルデッシュ山間部であった。 ところが、近年になって繊細、上品さが評価されるようになると、まさに最高のミクロ・クリマを備えている地方だったのである。ただ造り手がいなかった。 RomaneauxのHerve SOUHAUTエルヴェ・スオ登場は、偶然ではないだろう。 フィリップ・パカレとダール・エ・リボの造りの流れを継承したエルヴェは、この北アルデッシュ山間部の土壌の価値を世に知らしめる為に生まれてきたと云っていいだろう。テロワール(花崗岩、高い標高)、葡萄(ガメ)天、あとは人(エルヴェ)が揃えば、凄いことになる。ダイヤモンドも磨かなければただの石ころ。エルヴェはダイヤ原石の様なここの土壌に磨きをかける為にやって来た人だ。 この土地のもつ能力を引き出す役割を引き受けたエルヴェ。 エルヴェエは8h程、畑を借りている。この北アルデッシュ山間部には元貴族の後裔が小さな城と畑を持っている。このアルルボスク村にもそんな貴族の子孫が住んでいる。彼らも最初の頃はよそ者としてエルヴェのことを見ていたが、最近ではエルヴェのやっている事を認めている。畑所有者の方から自分の畑をエルヴェに任せにやって来る。エルヴェ『彼らはお金をとらない いんだ。』代償はできたワインを欲しいようだ。 ワインは予約で一杯で、やるものがなくて困っている様子。 アルデッシュにはこの地方独特のガメ品種が生存している。 葡萄房の粒が小さいのである。 上質なポリフェノールが期待できる。しかも、標高が高いために、最終の葡萄熟成がゆっくり である。上質のタンニン、果実味となる。 エルヴェのガメの繊細さは、ここに由来しているのである。この時期でまだ色付いていない。 美味しくなるには、色んな条件が必要になる。 熟成倉庫は実に大切な要素の一つ。 ロマノの館の地下は、花崗岩版を切り抜いた地下層になっていて、樽熟成には完璧な条件を備えている。 さあ、2015年産のテースティング。 ディオニのメンバーはその前に聞いておくべき 事をチェック。 エルヴェの言葉を一成さんが訳すと即、皆が ノートにとる。 Romaneaux Blanc 15 醸造所に一番近い畑 93年に植えたヴィオニエ品種とルーサンヌ品種、23歳となった。当時、エルヴェはDARD ET RIBOで修業していた。その合間の時間に植えた。ある日、ルネ・ジャンもやっていきて、花崗岩土壌を見てアドバイスした。 『ルーサンも植えた方が良いよ。』ルネ・ジャン。 エルヴェはヴィオニエのみ100%植える予定だった。 このルネ・ジャンの言葉で50%がルーサンヌになった。 ルネ・ジャンはルーサンヌのスペシャリストだ。マルサンはあまり好きではない。この土壌と450mという標高を考慮にして、ルーサンヌが適していると判断した。 23年の月日が過ぎて、それが証明されてきた。花崗岩の風化した砂質の土壌に深く根を張りその下の花崗岩盤の中にも根が到達してきた近年、このロマノの白はミネラル感と酸の調和の具合がドンピシャリで素晴らしい。ほどよい塩っぽさは、和食、刺身には完璧だ。 門の横にある大きな木の木陰で試飲を続けた。 適度の風が吹いて心地よい。 ROMANEAUXの15年産を試飲した。15年産は例年より濃縮感がある。 15年の太陽がこのアルデッシュ山間でも強かった。 でも、濃縮しても常に涼しさが残るのがエルヴェの造り。 上品さは変わらず。何ていう液体だ。 LA SOUTERONNE ラ・スートロンヌ 私はSouteronneスートロンヌが個人的に大好きだ。 60~80歳の古木の北アルデッシュのマサル方式のガメ品種。 これぞ。このアルデッシュ独特のガメを味わってほしい。 花崗岩の土壌。樹齢が古いので常に酸が伴っている。 除梗なしのグラパップ・アンティールでMC発酵。 勿論、自生酵母のみ。 Les Cessieux レ・セシユ1 5 奥さんのお祖父さんが開拓した畑、12年までは長期契約で貸していた畑を取り戻した。AC ST JOSEPHサン・ジョゼフの原点だった区画。今でこそ畑が増えたけど、ACに制定された当初は極少なかった。 レ・セシユは最初から存在していた区画。まさに“ザ・サン・ジョゼフ”と云って良い。この区画をエルヴェは長いこと待ちに待った。長期貸付契約が12年の終わって、畑を整備して3年目の作品だ。素晴らしい液体だ。 LES MARECOS のMICHEL、マレコスのミッシェル 70歳を超えて子供のような目の持ち主 また、近所の新しい畑のオーナーが是非エルヴェに醸造してほしいとの依頼。元建築会社、社長のミッシェルだ。 ミッシェルは7O歳を超えても子供のような輝いた目の持ち主。 一代で石造りの家を造る建築会社を造った人。現在は引退してけど、仕事が大好きミッシェルはじっとしてられない性格。 昔から大のワイン好き人間。 エルヴェの近所に家を構えて、エルヴェのワインを飲んで、その美味しさに驚愕。好奇心旺盛なミッシェルは葡萄園の開拓を決意した。畑を造ってエルヴェに醸造してもらいたかった。 家の周りにある斜面の林を開拓して畑を造っている。 ずっと、石と共に仕事をしてきたミッシェルにとって石を移動することはお茶の子さいさい。林の木を抜いて、石をどかして段々畑を造って、エルヴェの援助もあってマサル方式の葡萄を植えている。 […]

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Juil

今、スペイン自然派が面白い!!

今、スペイン自然派が面白い!!-NO1 6月末にスペインのタラゴナの美しいMONTBLANCモンブラン村にて大自然派ワイン見本市 H2Oが開催されました。場所はスペインの自然派の中心人物、ホアン・ラモ・エスコダさんの醸造所で行われた。 スペイン、フランス、イタリア、スイス、などから約70社ほどの醸造元が結集した スペインの自然派ワインの品質のレベルの高さには驚愕した。物凄い勢いでスペイン自然派ワインが進化している。 Degustation vin nature H2O chez Joan Ramod Taragona. 今回はClub Passion du Vin のスタッフKishoと参加。Kishoはスロバキアからバルセロナ、私は南フランスのモンペリエからバルセロナ、バルセで待ち合わせ。レンタカー会社のコンピューターシステムが故障というスペインらしいトラブルで約1時間半もかかってやっとレンタカーを借りられた。 いざTARAGONAを目指した。 高速道路をKISHOの運転で飛ばして1時間チョットで会場のあるMONTBALANCモンブラン村に到着。 モンブラン村に到着すれども全く試飲会場の表示がなく迷う事30分。やっと山の方角である事がわかり山を目指して走った。これまた迷う事30分、試飲会場の貼り表示が全くない。感 だけが頼りで探しまわっていると、山の麓の一角に車が多く駐車している建物を発見、昼過ぎに何とか会場にたどり着いた。 会場に入ると自然派ワイン好き達が目を輝かして楽しんでいる。陽の熱気でカリアンテ!カリアンテ !! 私は第一回目のH2O VEGETALにも参加した。 それと比較すると、参加している蔵元数も、来場者の数も一段と増えている。 来場者も海外のバイヤーも多かった。いつもこの種の試飲会場で顔を合わせるベルギー、オランダ、北欧のバイヤーの面々も来ていた。 会場は二つに分かれていた。一つはスペイン自然派、もうひとつはフランス醸造家とその他の国、と分かれていた。 何はともあれ、会場の雰囲気、空間が実に心地よいエネルギーに溢れていた。 PARTIDA CREUS パルティダ・クルーズ –NO1 スペイン自然派の品質向上には目を見張るものがはる。フランス自然派の中堅をはるかに超えるレベル到達しているワインが既に多く存在しているのには驚愕した。 フランスのトップクラと肩を並べる蔵元が幾つか存在していた。 その中でも、最も光輝いていたのは、PARTIDA CREUS パルティダ・クルーズ醸造だ。すでに世界中から引っ張りだこになっている。なかなかブースにも近づけない状態だった。 フランスのトップ・クラスと比較しても勝るとも劣らない高品質な液体を醸している。Club Passion du Vinスタッフの中でも、フランス産も入れて15年産の最も愛すべきワインの蔵元である。 ワインだけではない、マシモの人柄、やっている事、考え方、生き方すべてに感動の内容。 奥さんのアントネルのチャーミングで明るい人柄、屈託のない笑顔、人と接する時の自然な温かさ、こんな夫婦が世に存在していることに喜びを感じる程である。 今、私に最も愛すべき蔵は?と聞かれれば、私は躊躇なくこのPARTIDA CREUS パルティダ・クルーズの名を挙げる。 KISHOも会場に入ると真っ直ぐに、このブースに直進。 なんて、美味しいんだろう! スーと体に沁み込んでいく。 素晴らしい液体だ。 ホエ醸造 ここスペインでも多くの新人が全く別の職業から自然派ワインを造りだす人が増えている。地理と歴史の先生をやっているロージェさんも14年よりこの世界に参入。 オレンジの産地、ヴァランシア市の山間部の標高の高いところに3hの葡萄園を手に入れて自然派ワインを造り始めた。 子供の頃は山間部の段々畑一体が葡萄園だった。ここ10年間に殆どの葡萄園が引き抜かれて故郷の景色が全く変わってしまった。 ロジェは故郷で葡萄のある景色を再現したかった。自然派ワインの大ファンだったロジェは、迷わず自然派ワインを造り出した。彼はフランスの自然派が大好きであり、フィリップ・パカレ、ラングロールなどをスーッと入ってしまうワインが好み。柔道家でもあるロジェは日本が大好きだ。 ロス・コムン醸造 カタルーニャ地方の山の中に隠れるように存在する小さな村エル・モラール村で、ドンドン減少していく葡萄畑を何とか継続するように、村のお年寄りから畑を買ったり、借りたりしてbioに転換して再生している二人。 剪定が極をいっている、一本の木に一つしか芽を残さないものも多く、平均3つぐらいしか芽を残さない。 しばらくはこれを続けて、葡萄木が慣れて元気になるのを待つ、との事。長い長いスタンスで農業を考えている忍耐の二人。プリオラートの境界線上にも1ヘクタールを栽培している。 酸と果実味のバランスが素晴らしい。これから楽しみな コスタドール醸造 スペインでワイン造りに魅せられ、ワイン造りに限りを尽くすホアンさん。 溢れ出るアイデア、理想、浮かんだアイデアを実現すべく、体力、知力、精神力の限界までやってしまうホアン。5年間のミクロ醸造の研究を重ねて、2年前の14年に初リリース。 初年度から途轍もないワインを造り世界を驚かせた蔵元、 19歳の頃、カタルーニャ地方のラリー選手権で優勝、スペインのラリー選手権で3位になったことがある。何事にも、やり出すと熱中する性格、トコトンやらないと気が済まない。 フランス自然派ワインも飲みつくした。国境近くのゴビー、カソ・ド・マイヨルは勿論、ロワールのクロ・ルジャール、アルザスのクリスチャン・ビネールなど、酸がキッチリ乗っているワインが好きなホアン。 あまりにも、ショッキングなワインだったので翌日に訪問。凄い葡萄園だった。 110年を超す樹齢の葡萄。酸を残すため標高が高い理想的な葡萄区画ばかりを選別。 自分が選んだ葡萄区画を全部周ると300kmの距離になる。元ラリー選手、カタルーニャ山の中を走り回って見つけだした理想的な小区画を見つけて、所有者と交渉して借りてしまう。凄いスケールの人が現れた。スペインは面白い!! 今回は、スペイン自然派の品質の高さ、改良のスピードの速さに驚くばかり。ここではすべて書けませんが、数社は、心から震撼させられた醸造家が数人いました。情報交換が迅速にできる昨今、醸造家がトコトン広く深く追究するPASSIONさえあれば、もう国境はないという事がよくわかりました。フランスのトップ自然派醸造家が20年かけて造り上げたレベルまで、スペイン自然派が一挙に近づいている姿を見ることができた。時代の変化、世がますます小さくなって、国境が無くなってきているのを実感。まさにフランスの若手が一挙に凄いレベルにたどり着く現象がここスペインで同じことが起きている。皆さんに、これらの驚きのワインを近々に紹介していきたい。 チョット休憩に外へ出ると、日本から参加のラヴニールの大園さんも休憩していました。 大園さんはスロバキアからバルセローナに飛んでの参加。やる気満々の大園さん。 30度を超す暑さにチョットお疲れ気味。 フランスはバニュルスのブルノ・ドシェーヌも来ていた。いつもの如く自分のブースには殆どいないブルノ。持前の明るいブルノはここでも人気者。 フランス、ラングドック地方からは、ル・タン・ド・スリーズのアクセル・プリファーも参加。顔の広いアクセルはスペイン醸造家との交流も多い。 フランス、ルシオン地方から透明感のあるワインを醸すクロ・マソットも参加。家族全員で参加していた。 自然派発祥のボジョレからはデコンブ・ファミリーがやって来た。左端は通称KEKEケケ・次男のケビン、右端にドーメヌ・コクレ醸造を立ち上げた長男のダミアン・コクレ、どこまでも酸を伴って透明感があり気のダミアン。真ん中は新進気鋭のアントニー・テブネである。 やーよく試飲しました。200種類以上のワインを試飲しました。それでもすべては試飲できません。 舌が極限状態まできている。でも驚きのワインを発見した喜びで疲れは吹っ飛びます。 日本にすでに輸入されているものも多数ありました。 ひところの濃いだけのイメージのスペインワインは殆どありませんでした。どこも酸を残す造りになってきている。またまた楽しみが増えてきました。 嬉しいかぎりです。今、スペインが面白い!! カタルーニャの葡萄園に夕闇が迫る。SUN SET さあ、踊りが始まるとサンバの帝王、大園さんの出番だ。 スペイン、カタルーニャの試飲を終えて、一挙に地中海をめざした。TARRAGONAのニース、SALOUにて 二日間のワイン漬けから、やはりカタルーニャのもう一つの世界、地中海へ。 ワイン漬けの舌を地中海漬に。 グット冷えたビールが旨い。 何て、美しいんだろう!Magnifique !! SALOU. BARCELONA カタルーニャの首都はバルセロナ。 私の大好きな街だ。海と大規模な街が くっついている稀れな都市。 バルセローナのワインビストロと云えばBRUTALブリュタルだ。 店内に入ると、右側の壁一面にワインが並んでいる。 迫力の陳列。スペイン、フランスの自然派がずらりと並んでいる。 このスタイルとスケール自然派ビストロはフランスでも存在しない。 流石のバルセロナ。 ここでも大人気はPARTIDA CREUS パルティダ・クルーズのワインだった。 ソムリエに『君の好きなワインはどれ?』と質問すると、黙ってもってきたのがここのワインだった。 まずは、BB微発泡ワインで爽やかに乾杯した。 その後は、私が大好きなSMをやった。 スーと、体に沁み渡っていく。疲れた舌、体が癒されていく。次々とPARTIDA CREUSをやった。

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Juin

ローヌ河左岸に広がる南ローヌの雄大な葡萄園

ローヌ河左岸に広がる南ローヌの雄大な葡萄園。高速道路A7号線をオランジORANGEで下りて10分程でこの景色になる。私の大好きな景色だ。左に富士山の形をしたヴァントー山(標高1907m)、右手に歯の形をしたダンテル・ド・モンミライユ山(730m)があり。雄大な葡萄を見守るようにそびえている。あの山の麓には私の大好きな素晴らしい醸造家が多数存在している。今日は、フランスで最も早くからビオディナミ農法を始めた蔵を訪問する為にやって来た。 On descend auto route A7 a ORANGE. A 10 minutes, On retouve cette magnifique paysage que j’adore. Et il y a immense vignoble a live gauche de Rhone. On trouve Mont Ventoux a gauche, et Dentelles de Montmirail a droite. Elles protege de vignoble . il y a beaucoup de vignrons que j’aime dans ce coin . Je suis venue pour visiter un des vigneron le plus ancien biodynamiste de France. 南ローヌには多くの歴史を感じさせるローマ時代の遺跡が点在する。しかしこれは?時代が違う。 Il y beaucoup de ruines et monument historique romaine au Rhone sud. Mais, c’est qoui ? ces pierres ? Quelqu’un qui peut me repondre ? Pres de Vaison la Romaine. ヴァントー山 MONT VANTAUXの麓にある醸造元。 エロディーのお父さんはフランスで最も早く1967年よりビオ・ディナミ農法を葡萄に採用した人。 もう50年間もビオ・ディナミを実践した畑はフランスではここが最古。 どこまでも、素朴な味わいのスタイル。 ワインは農業であることを感じさせてくれるワインは少ない。 […]

23
Mai

酒販店グループESPOAの精鋭部隊がやって来た!!(ボルドー)

酒販店グループESPOAの精鋭部隊がやって来た!!(ボルドー) 日本の酒販店グループのESPOAが恒例の5月買付ツアーにやって来た。日本全国に約100店、独立を保ちながら良い商品、食品、酒、ワインなどグレードの高い本物商品を販売する酒販店集団である。 限りなく体と地球に良い商品を、無名だろと有名だろうと関係なく熱意と努力で販路を広げているグループだ。 ワインは90年代前半より23年前より直輸入している。毎年、精鋭部隊がミレジムの検証と新規ワインの開発の為にやって来る。(写真はボルドーのガロンヌ河の畔、ここから世界に向けて船で出荷された。今は世界遺産に指定されている。) Le groupe de Cavistes japonais est arrive a BORDEAUX. Il y a100taine caves sur Japon entier. Il essaye de presenter des vins et alimentations haute qualite et authentique ,mieux pour sente et la Terre . Ils ont beaucoup de passion et pacience, cars c’est pas facile de vendre produits un connu. Ils se groupe pour importer de vins . ils viens tous les ans en Frnce pour visiter vignerons et deguster nouveaux milesime. 到着初日はボルドーの歴史上、超重要な儀式が行われたサンタンドレ大聖堂を見ながら気勢を上げた。 この教会でアキテーヌ公国の姫エレオノールとイギリス国王のアンリーが結婚式を挙げた。それ以降ボルドーはイギリス領となった。 お蔭で、ボルドーワインが世界中に出荷されることになった。その原点がこの大聖堂から始まった。 この熱いツアーもここから始まる。 自分が売る商品の源流を見ることは実に大切なことだ。ワインが育ったフランス文化、人、習慣に触れることは、ワインの基本に触れることに繋がる。何事も基本は重要なこと。 Le groupe de caviste ESPOA en France. 酒販店グループのESPOA 買付ツアー(ボルドー) 私は24歳~30歳までの6年間をボルドーで過ごした。1976年から1982年までの滞在だった。子供の頃からやっていた武道を教えながら葡萄を学んだ。私にとっては、ボルドーは第2の故郷である。その滞在中に、ソムリエ志望の若き田崎真也さんも同じ時期にボルドーにいた。よく一緒に遊んだり飲んだものです。当時はお金がないからカフェバーのVIN DE TABLEをガブ飲みしたものです。最初に来たのは彼がまだ19歳の時だった。あのソムリエ志望の田崎さんが、今や世界ソムリエ協会の会長さんになっている。凄いものですね。 6年間の滞在を終えてボルドーを去る時、電車の中からガロンヌ河の向こう岸にこのサンミッシェル教会の景色が目に入った時、胸にジーンとくるものがあった。 Le groupe de caviste ESPOA en France. 酒販店グループのESPOA 買付ツアー(ボルドー) 今回は全員で7名と少ないので、運転手付きのベンツのハイヤーを借りての旅となった。いつもは大型バスでの移動なので色んな規制があって時間がかかる。今回の旅はスピーディーにできるので良い。 初日はこのガロンヌ河を超えてポムロル、サンテミリオン方面への移動。ガロンヌ河には超大型客船が泊まっていた。 ここボルドーは海から30キロほどあるけど全く港として作動していたのが理解できる。 このが港から中世から世界中に出荷されていたのがこれを見ただけでも理解できる。 今は高速バイパスが走っていて一時間もかからずポムロルまで着いてしまう。 Le groupe de […]

22
Déc

若手自然派 EN JOUE CONNECTION アンジュ・コネクション試飲会

年末恒例の試飲会。アンジュ・コネクションが12月12,13日の週末に開催された。ANGERSアンジェの街を中心に点在する若手自然派醸造家、約20社で形成されている自然派グループである。年に数回試飲会を開く。 また、若手は金銭的に余裕がなく農機具も思うように購入できないのが現状。そこで、このグループでは農機具を共同で購入して数社で共同使用したり、農繁期にはお互いに農作業を協力し合いながら行うという若手アソシエーションである。 ロワール地方のアンジェ地区は自然派醸造家同志の横の関係が素晴らしく結束してる。こんなに理想的にまとまっている地方は少ない。 若手の次世代型の自然派醸造元が多く育つアンジェ EN JOUE CONNETION、このグループはオリビエ・クザンの息子バティスト・クザンが中心となって形成された。バティストは20歳の時に一年間日本に滞在したことがある。銀座のヴァンピックルに半年、大阪のパッション・エ・ナチュールで半年修業した。自然派の初期段階の時、日本が自然派を支えたこともよく知っている。日本通である。 アンジェ地区の自然派と云えばオリヴィエ・クザン、マーク・アンジェリ、ルネ・モスという古参の醸造家達が今の自然派を築いてきた。 彼らと云えども、当初は自然ワインを造る為の、自然栽培や自生酵母だけで、SO2無添加での醸造を手探り状態でやっていた時期があった。 揮発酸の異常な上昇やお酢になってしまったり、多くの失敗を重ねてきた。 昔はビオ香と云われたり、やたらと臭いワインが多くあった時代だった。 そんな痛い失敗を繰り返してきた。そのお蔭でやっと現在は、クリアでスーット体にしみわたっていく自然派ワインを確信をもってできるようになった。 自然派の造りが安全にできるのが当たり前の世代の出現 最近の新人は、古参のところで研修をしたり、失敗をしないで造る方法を継承して、最初から当たり前の如くに自然派ワインを造ることを知っている世代である。 最初から、自然派ワイン造りで、やってはいけない事、気をつけなければいけない事を熟知している。これは凄いことなのである。 コート・ド・レイヨン近辺、朝の恒例風景の霧 前日の12月11日にアンジェの街に着いていた。この種の自然派試飲会は午前中が勝負だ。特にアンジュは自然派ファンが多い。午後になると会場が人で溢れて、ブースの前までたどり着くだけでも時間がかかる。だから10時の開場前には入ることにしている。ホテルを駅前にとった。昨夜は自然派ワインビストロでチョット飲み過ぎた。まだアルコールが若干体内に残っている。自然派ワインばかり飲んだから二日酔いはない。心身ともに快調である。残留アルコールで勢いがついている。 アンジュの街から南に車で移動した。コート・ド・レイヨン地区に近づくと霧が濃厚になってきた。秋冬、この辺では毎朝の如くに霧が発生する。この霧のお蔭で貴腐菌が発生する。コード・ド・レイヨンと云えばキリっとした酸を備えた貴腐ワインが存在する。レイヨン川の湿気のお蔭だ。SO2添加の少ない甘口の自然派貴腐ワインは最高に美味しい。すべてはこの霧のお蔭である。 今回はパッション・ド・ヴァンの若手キショとやって来た。アンジェ駅でレンタカーを借りてキショの運転でやって来た。アンジェの中心から約20分程で小さな村RABLAY SUR LAYONラブレイ・シュール・レイヨン村に着いた。コート・ド・レイヨン地区のど真ん中の村である。会場は村の公民館だ。 さあ、戦闘開始だ。入場料10ユーロを払って会場に入った。 10時キッチリに着いた。まだ、すべての醸造家が来ていない。時間に真面目な醸造家だけが準備をしていた。これを見ただけで醸造家の性格がよく分かる。 几帳面な醸造家は時間にキッチリと来て、もう試飲準備が完了している。 これだけでも、ある程度のワインのスタイルは理解できる。 気の早い入場者が何人か来ていた。 自然派の宝庫・アンジュに新しい風! STEPHANIE ET VINCENT DEBOUTBERTIN*ステファニー・エ・ヴァンサン・デブベルタン ノルマンディー出身の二人、ヴァンサンとステファニーはパリの大学時代に出会って以来ずっと一緒。ヴァンサンはエネルギー関連の研究をして風力エネルギーの仕事をやっていた。二人とも自然が大好きで自然の中で働く仕事をしたかった。自然派ワインが好きだった。特にスーット入ってしまうスタイルのアンジュのワインが好きだった。マーク・アンジェリーやオリビエ・クザンの元で研修した。そして2012年にワイン造りを決意して醸造元を設立。 3ヘクタールの小さな畑を庭園の如くに丁寧に世話をしている。 最初からビオ栽培。多くの若者のように、自然環境を壊したり、飲む人達の健康を害するようなワイン造りをしたくなかった。自然栽培・醸造が最初から当たり前の世代である。マーク・アンジェリーやオリヴィエ・クザンなどの諸先輩が切り開いた自然派の造りを継承して、普通のワイン造りとして当たり前の如くに自然派ワインを造る世代の自然派が多く誕生している。その優等生がこのデブベルタンである。初リリースか素晴らしい品質のワインを造っている。 1-L’AUNIS ETOILE オーニ・エトワール ★★★ スーット体に入ってしまう果実味と軽やかなワイン。今、ピノ・ドニス品種が自然派ワインファンの中で静かなブームとなっている。マサル方式の55歳の大きめの葡萄房からは果実味タップリの軽やかなジュースが絞れる。盆栽のように世話をして12ヘクリットル/Hに収穫量を抑えるとシスト土壌のミネラル感がスカッとした透明感を演出してくれる。自然酵母でセミ・マセラッション発酵。3~5年の古樽で12か月のシュール・リ状態で熟成。オリの旨味がワインに溶け込んでいる。 2-ACHILLEE アシレ 25歳のシュナン品種。リオリットと呼ばれる堅い石の土壌。シストのような真っ直ぐなミネラル感を演出してくれる。キリっとした酸の中にソフトな果実味。古式の垂直プレスでゆっくり搾ると優しいタッチに仕上がる。自生酵母発酵。そして、古樽で1年のシュール・リ熟成。オリの旨味がワインに溶け込んでいる。フィルターなし、SO2添加なしの超自然なソフトな優しいタッチの白。 3-LE SALTIMBANQUE 14  ル・サル・タンバンク 14 樹齢60歳のソーヴィニョン品種100%。14年は7,8月と天候が曇りがちで湿気が多かった。しかし、9から10月にかけて晴天が続き一挙に葡萄が熟した。5~8年の古樽の中で自生酵母発酵、そのままシュール・リで樽熟一年間。熟したモモ風味の甘味もあり、シストのスッキリ感が抜群。 自然派ワイン造りに無我夢中の女性CHARLOTTE BATTAIS *シャルロット・バテ ブルターニュ地方出身のシャルロットは、偶然にアンジェの葡萄園にたどり着き自然派ワインに巡り合って、この世界にのめり込んでいった。アンジェの自然派醸造家達の人間的な繋がり、助け合う姿に感動。自分もワイン造りに人生を賭けたかった。 2008年にマーク・アンジェリーの援助で100歳の古木シュナンの畑を借りてスタートした。今はその畑も返し、セレクション・マサルの100歳のグロロ品種0.5ヘクタールにすべてを賭けているシャルロット。0.5ヘクタールだけでは生活が成り立たない。勉強も兼ねてオリビエ・クザンのところで働いている。自分の造るワインに対しては一切妥協はしない。自分の納得しない内は絶対に出荷しない。 1- LE PONTAIL 12 ル・ポンタイ 12 赤 12年は太陽が穏やかだった。11度前後の軽やかなワイン。除梗なしの葡萄房丸ごと発酵のセミ・マセラッションカルボ醸造。勿論、自生酵母のみ、ピジャージを2回ほど実施。SO2は一切いれないナチュール。醸造は自然に任せる、強制的なテクニックは一切しない。12年は残糖が残り、アルコール発酵に3年を要した。15年の10月に瓶詰。500本のみ生産。 2 – LE PONTAIL 14 ル・ポンタイ 14 赤 14年も太陽が少なかった年だ。アルコール度数も11度と軽快で、キレイな酸が心地よい。 自生酵母、セミ・マセラッションカルボ醸造、SO2はゼロ、ゼロ。超ナチュレルな造り。 ロワールで太陽が少なかった年の赤は、果実味を残すか、マセラッション・カルボ醸造のメリットを出してほのかな果実味があればキリっとした酸も生きてくる。500本のみの生産。 アンジュの若手の中心 BAPTISTE COUSIN *バティスト・クザン お父さんのオリヴィエ・クザンも若い時に自家製のヨット船で世界中を周っていた。長男のバティストもそれに負けじと日本にも1年ほど滞在、南米と世界中を周って地元アンジェに帰ってきた。 日本にいた時は単に若いフランスの若者という感じだったけど、最近のバティストはキリっとしまって責任感ある自然派をリードする醸造元当主という威厳のようなものが備わってきた。お父さんのオリヴィエ・クザンは醸造が終わっると半年間はヨット船で世界中を廻る旅に出てしまう。一部のカベルネ・フランの畑だけを残して、すべてバティストが引き継いで独立。LE BATOSSAYル・バトセを設立した。 造りはオリヴィエ・クザンから引継いだ。 その上に、バティストの感性を載せて 独特のスタイルを築いた。会場でも超人気ブースだった。なかなか近づけない。 1- PIED ピエ2014 ・白ワイン シスト土壌の60歳のシュナン品種100%。収穫後グラップ・アンチエールと云われる葡萄房丸ごと発酵で4日間タンクで醸し。その間ピジャージなど一切手を加えない。この醸し期間に皮を柔らかくし、ゆっくり時間をかけてスムーズにプレスができる。上品なジュースが絞れる。 (プレス機は彼の曾祖父から代々受け継げられた垂直型)プレス後、再びタンクに入 れ一カ月間アルコール発酵。・アルコール発酵が終る少し前に樽入り。アルコール発酵の最後とマロラクチック発酵を樽で行う。1年間の樽熟成。主に6-7年の古樽。この年は500Lの2年樽も二つ使用。2015年11月に瓶詰め。・2014年は湿気の多い年で色んな面で苦労した。特に時の選果作業が大切な年。約2000本生産 2- MARIE ROSE マリー・ローズ 2014 ・ロゼワイン 23歳のグロロー・グリ100%。土壌は主に「リモン」質土壌に粘土が混じっている。石灰は少ない。 リモンはシルトのこと。粘土と比べて粒が大きくミネラル感をワインに与える。 ・この畑からは二つのキュヴェが生まれる。第一回目の収穫がパペット・ナットになる。酸を含んでいて微発泡ワインには完璧。もう少し葡萄を熟させて、遅い第二回目の収穫がこのマリー・ローズ。 ・収穫後タンクで7日間、葡萄房丸ごと発酵と醸し、その後、・プレスしてタンク入れ、タンクで6カ月間発酵に熟成。4月に瓶詰め。なんとアルコール度10.5と軽やかで超飲みやすいワイン。 ・2014年は湿気が多く、葡萄がかなり傷んでたり腐っていた。選別作業がすごかった。 ・おばあちゃんのように優しいワイン。感情たっぷりでバラの香りがする軽いワイン。 ・このキュヴェは生産量が少なくまだ日本に行ってない15年からは量が増えたため日本行きも可能? 3 – PUPPET NAT パペット・ナット 2014  白微発泡ワイン ・23歳のグロロー・グリ100% マリー・ローズと同じ畑。つまり土壌も同上。 同じ畑の葡萄を酸がまだ残っていて糖度があまり上がっていない第1回目の収穫を使用。 アルコール度を上げないためと、発泡ワイインに大切なフレッシュさを表現させるには酸味が必要、 適度な酸を残す為に早めに収穫する。10月の頭に収穫。・2014年は湿気が多く、葡萄がかなり傷んでたり腐っていた。選別作業がすごかった。 収穫後ダイレクト・プレスしタンク入れ。 ・発酵が始まって3週間後の糖度リッター20グラム辺りに 瓶詰め。・6カ月間瓶で二次発酵。・3月にデゴルジュマン。 4 – DYNAMITAGE ディナミタージュ 2014 […]

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Nov

エノコネクション新人2人の珍道中 収穫後のボジョレー&ブルゴーニュ (後編)

4)マルセル・ラピエール*Marcel Lapierre 故マルセルさんの息子である、Mathieu*マチューさんが私たちを迎えてくれました。 実は前日にも少し寄ったのですが、お昼をご馳走してもらい、この日もまずはお昼から・・。 私たち働いていないのに、申し訳ない~と思いつつも、美味しすぎる昼食に舌鼓をうちながらニコニコして しまいました。 なんでも、マチューさんはもともと料理人のため、収穫中にお願いしているシェフもなんとパリの三つ星☆☆☆レストランでもともと働いていた方にお願いしているそう。テット・ド・ヴォーという、 牛の頭のお肉でかなりビクビクしながら一口・・・・・・・・おっ美味しい!! ラピエール家をマチューさんと共に支える家族 マルセル亡き後のラピエール家は残った家族全員で醸造所を支えています。とくに頼もしいのは、故マルセルの奥さんでもあり、マチュのお母さんでもあるマリーさん。 マルセルと二人で自然派ワイン界を育ててきました。 今も現役でラピエール家の原点を支えています。 2015年は長女のカミュさんが醸造全般を管理。 マチューの良き右腕的存在です。 末っ子のアンヌはラピエール家の太陽。 明るく、周りの雰囲気を盛り上げ、 必要な個所に現れて援助しています。 9月11日に収穫がすべて終わり、今はマセラシオン・カーボニックと圧搾作業。 伝統的な直下型圧搾機を2台持っているため、50個のワイン大桶にたっぷりはいているブドウを交互に圧搾できるそう。 「収穫は終わったけど、まだまだ気は抜けないよ。むしろこれからだ。」とマチューさん。 ブドウ収穫は終わったものの、酵母菌が天候や気圧に影響されることがあるため、酵母と発酵の状態の管理を綿密にし続けなければいけないとのことでした。 なんとマチューさん、醸造所近くに自前の研究室を作っており、自生酵母やブドウジュース内の成分を常時管理されているそう。顕微鏡まで持っているのはすごい! 普通のヴィニュロンと同じく、ワイン成分分析自体は近所の研究所に頼んでいるそうですが、「この機材があればより細かく、すぐに自分の目でワインの状態を確かめられるからいいんだ」とマチューさん。 こだわりがうかがえますね! 2015年産は? 少し時間をいただいて、マチューさんから日本の皆さんへのメッセージビデオをとらせていただきました。 「今年のブドウはとても早熟で、収穫も早く終わったけれど、ブドウの質が目を見張るほど良くて、ここまでレベルの高い年は久しぶりだよ。 ここにある全てのタンクはブドウで一杯になっていて、醸しがはじまっているけれど、例えばこのブドウの房も、食べてみると味わい・アロマもしっかりとしていて、素晴らしい年であることがはっきりとわかる。セミ・マセラシォン・カーボニックも例年に比べて長く、このままいけばとても美味しいワインが出来上がるはずだよ。 モルゴン2015年のパラディ(圧搾直後のブドウジュース)も味わい深くて、とても「(マチューさんの誇らしげな日本語で)おいしい!^^」。 骨格がしっかりしていて力強く、果実味があふれているね。 皆さんには、もし1月に来てもらうことができれば、2015年の美味しいワインをぜひ味わって頂きたいです!」 5)ジャン・クロード・ラパリュ*Jean Claude Lapalu 今回キショウが特に楽しみにしていたのがラパリュ!伊藤さんと一緒に飲んで、その美味しさに感動したそう、当主のジャン・クロードさんに会うのもとっても楽しみにしていました。 通常より5週間早めの8月25日頃に収穫が始まったというラパリュですが、場所がとっても美しい景観のなかで、こんな場所に生まれたというのが羨ましくなってしまいます。 広い醸造所に入ると、コンクリートタンクやステンレスタンク以外に、アンフォラを発見! なんでも友達のヴィニュロン同士でアンフォラのグループを造っているらしく、自分で注文したアンフォラ以外にも他のヴィニュロン から譲り受けたものも多いそう。(アルマ・マターのキュヴェはアンフォラにて醸造。その年のブドウの質によってアッサンブラージュの比率等を調整しているようです。) ちょうど行ったときは、直下型圧搾機で1回目のプレスが終わり、ちょうど2回目のプレスに備えてブドウをかき混ぜるところでした。 マールの切り崩し作業 圧搾した後のブドウをマールと呼ぶのですが、ケーキのようにぺちゃんこに固まったマールを切り取り、崩して、スコップでかき混ぜ、台形状にして2回目の圧搾を行います。 とっても重労働ですが、私も少しやらせてもらいました! お邪魔かと思いつつ、「ちょっとだけやってみたい」と恐る恐る聞いてみたところ、ラパリュの従業員の方々はとても優しく、快くやらせてくれました!コツを教えてもらいながら、少しずつマールを切り進めていきます・・・。 ジャン・クロードさんいわく、当初はプニュマティック圧搾機でやっていたものの、なんと伊藤さんのアドバイスを受けて、直下型の圧搾機に変えたそう。味の繊細さがぐっと増して味わいがとっても良くなったとご本人も大満足。従業員の人も、大変だけど最高の結果がだせればねとニコニコしていました。なんでも、ブドウの茎や皮がフィルターとなり、自然に濾過した状態になるとのこと。出てきたブドウジュースもとってもクリアできれいです。 畑の管理も、1960年代の小さなトラクターを引っ張り出して使っているそう。ボジョレーのガメイはゴブレ型剪定のため、通常は大きな機械を通すことができないのですが、ラパリュでは馬と同じ重さのこのトラクターを使って、ブドウ樹への負担を最小限に抑えながら耕しているそうです。 確かに、除草剤を使っている他の畑と比べると、ブドウ樹のいきいきとしたオーラが違います! ちなみに、ブドウが太陽の光を最大限吸収できるよう、ブドウ樹はゴブレなものの、成長した後はブドウ樹の蔓を上でまとめるそう。 トラクターにも蔓がひっかからないよう、最大限の注意を払っています。 ちなみに土壌はグラニット・ローズ(ピンク色の花崗岩)。 ジャン・クロードさんとお仕事がひと段落した従業員の方々と、わいわい歓談した後は、ジャン・クロードさんのおうちのお庭でテイスティング。 美しいブドウ畑が目の前に広がるテラスは素敵の一言。 こんなお庭のある家にいつか住んでみたい!と夢がふくらむ景色です。 試飲 オー・フォート Eau Forte 2014 お水のようにすいすいと飲めてしまう、バランスがピカ一の一本。ガメイ100%のはずなのに、ピノっている上品な味わいです。 ジャン・クロードさんの繊細な人柄が表れているようです。 ブリュイ Brouilly ボルドー型のボトルに入ったこちらはタンニンがしっかりと主張してくる一本。10ヶ月の樽内熟成を経て、2014年7月に瓶詰したそうです。 自宅でトマトを造っているとのこと、その甘さと美味しさに感動。 なんでも、ジャン・クロードさんの料理人のお友達から、もしもこのトマトをランジス市場(フランス最大の市場)に出せば、一番高い値段で買ってやるぞ!とお墨付きをもらったそうです。 ワインだけでなく、自分の育てている農作物に対する愛情と情熱が、料理のプロからも認められるなんてすごいですね! キショウも「キャンディーみたいに甘い!」とびっくり。 思わず顔がほころんでしまいます。 他にも、収穫が終わるとカタツムリ取りに出るらしく、木曜に、収穫を一緒にした仲間とニンニクをきかして食べるんだといい笑顔。 雑談の間も、「日本には以前一回だけ行って、人の優しさに感動したんだ。あと食べ物も大好き。日本にまたいつか行ってみたい!」と熱っぽく語ってくださいました。 とっても優しいジャン・クロードさん、ファンになってしまいました! 6)ローランス・エ・レミ・デュフェートル*Laurence et Rémi Dufaitre こちらでもすでに収穫終了。ドメーヌに到着して最初に見たものは、圧搾機のなかに人が入ってピジャージュしてる・・・。 もちろん圧搾機は止めているのですが、なんだかナチュラルにすごいことをしていて、はじめてみた光景に衝撃を受けました。 レミさんご本人も、タトゥーがいっぱいで筋肉ムキムキな、ワイルドな方。 一方ワインは軽く微発砲の残る軽快な白、赤もピノ・ノワールのようなタンニンが感じられるブルイィBrouillyなど、果実味・旨みが感じられついつい飲みすぎていそうでした。 彼のワインが大好きというイギリスのワインバーの方々もわざわざロンドンから休日を利用してきており、テラスでワインを囲みながら、カジュアルな話に花が咲いたのでした。 今回ボジョレーは私も初めてだったのですが、まず一番に印象に残ったのが、生産者の方々が本当に手間暇をかけて、畑と醸造所で素晴らしい仕事をされているということでした。私がいうのは差し出がましいのですが、醸造所では、あえて膨大な時間と労働力が必要な直下型圧搾機を使い、畑では薬剤に頼らず人の手による仕事を重視して造っているところ、さらにその仕事の結果がワインの美味しさにあらわれ、果実味のあるピュアで上品な味わいのものが多いと感じました。 ボジョレーのイメージががらりと変わったこの旅を通して、今回行った生産者の方々はもちろん、これからもヴィニュロンの良い仕事っぷりをこれからもレポートしていきたいと思います! 文 Yuri / 写真 Kisho

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Oct

エノコネクション新人2人の珍道中 収穫後のボジョレー&ブルゴーニュ (前編)

まだ暖かい陽が差し込む9月の中旬、収穫の熱冷めやらぬボジョレーとブルゴーニュに、ウノコネクションの新人2人(キショウ、ユリ)が潜入してきました! マコン駅からボジョレー→ボーヌ周辺→ボジョレーの2日間で、エノコネクションの看板でもあるスターヴィニュロンへはじめましてのご挨拶と、もしもできれば収穫に参加してしまおう!という計画です。  Yuri  Kisho 気になる訪問先は・・・ クリストフ・パカレ Christophe Pacalet フィリップ・パカレ Philippe Pacalet サルナン・ベリュ Sarnin Berrux マルセル・ラピエール Marcel Lapierre ラパリュ Lapalu ローランス・レミ・デュフェートル Laurence et Rémi Dufaitre クリストフ・パカレ*Christophe Pacalet 日曜にもかかわらず笑顔で奥様と迎えてくださったクリストフさんのところでは、9月9日、猛暑による凝縮したブドウが取れ、晴れて収穫終了。今年は8月24日から開始、例年に比べかなり早く終ったそう。特に丘の上のブドウ畑(サンタムール、コート・ドブルィ)は強い太陽の光でブドウが乾燥し、凝縮した小さいブドウがとれました。 コート・ド・ブルィの土壌の特徴について ボジョレーは花崗岩土壌であることが有名ですが、特に火山質が混じるコート・ド・ブルィからは、色調も濃く力強さがあるワインが出来ていました。なんでも、火山質の土壌は酸性度が高めで栄養分が少ないため、樹勢が強い品種であるガメイもたくさん実をつけることがなく、その分凝縮感のあるブドウがとれるとのこと。さらに天候に恵まれない年であっても比較的均一な量のブドウが取れるのがコート・ド・ブルィの特徴とのことでした。 一部の発酵槽はグラスファイバー製タンク 今年に関しては、ブルィ以外のキュヴェの量がかなり減ってしまい、例年の半分しかとれなかった畑もあるそうです。 ここでは一部の発酵槽はグラスファイバー製を使用しており、マセラシォン・セミ・カーボニック醸造中の葡萄丸ごとの房が見えます。タンクをたたくと、薄透明のタンク越しになんと泡がふわ~っと浮かび上がってくるのが見えます!ここからボジョレー特有のアロマや優しい色合いが抽出されているのかと思うと、感動しました。 マルセル・ラピエールより譲り受けた古式圧搾機 また、ここでは赤はプニュマティック圧搾機を使わず、伝統的な直下型の圧搾機を使っている。 重力を利用したこの圧搾機からはゆっくりとした優しいプレスで、ブドウの種からの渋みや、皮からの粗いタンニンが出ないようになるとのこと。 マセラッション・カルボ醸造のプレスは直下型の圧搾機が最高。 時間をかけてゆっくりプレスすると、まるで葡萄の皮から汗のようにブドウジュースが滲みでてくるので繊細なワインになるとのことでした。 ブドウを圧搾機いっぱいに詰め込んで、24時間ゆっくりとプレスします。 試飲 ボジョレー・ブラン とてもクリアでレモンのような色合い。ゆっくりと立ち上る白い花の香り、 柑橘系のきりっとした酸味が心地よく舌の上に広がります。 コート・ド・ブルィ とても濃く、若いローヌワインを彷彿とさせるような紫色の色調。 赤・黒系果実の香りが主張し、凝縮感があり飲みごたえがあるワイン。 クリストフ2015年11月ヌーヴォー解禁時に日本行き決定! 日本食が大好きとのこと、クリストフさんは今年のヌーヴォー解禁の時は日本に行くことになっています。美味しい日本食をとても楽しみにしていました! クリストフ・パカレとヌーヴォー解禁カウントダウンを楽しみたい方 11月18日 00時に東京新橋でヌーヴォー解禁 カウントダウンパーティーをクリストフと 楽しんでください!! 2)フィリップ・パカレ*Philippe Pacalet フィリップ・パカレ2015年 収穫終了パーティーに参加 新人二人はここからフィリップ・パカレの収穫に参加をするために北に移動。 フィリップさんに今から着きますの電話を入れたところ、「今さっき摘み終わったところだよ」!! なんと・・・・が~ん。 ここ最近の猛暑のせいで、予定よりも収穫が早まったらしく、それならと収穫終了のお祭りであるポレ(ブルゴーニュでは「ポレ」、ボジョレーでは「ラフボール」というそう)に、どさくさに紛れて参加させていただき、美味しいクスクスのご相伴にあずかってしまいました。 収穫自体は終わったものの、まだ白の圧搾作業が残っているとのこと、パカレさんはとっても忙しそうでしたが、今年の素晴らしいブドウがとれた話などを手短にしてくれ、笑顔の素敵な奥様も、ブルゴーニュ・アリゴテ2014、ジュヴレ・シャンルタン2008、ポマール2008など飲ませてくれました! 試飲 ブルゴーニュ・アリゴテ2014 苦み・酸味・旨みのバランスが素晴らしく、親しみがありながらも綺麗な余韻で、とっても美味しい!聞いてみるとピュリニー・モンラッシェ村と国道を挟んで向こう側の畑らしく、どうりで美しい酸味があると思いました。 ジュヴレ・シャンベルタン2008 マグナムでサービス。最初は少しかたいイメージでしたが、時間がたつと華やかで力強い、赤系果実たっぷりのニュアンス。ついついグビグビ飲んでしまいそうで危険です。 ポマール2008 同じくマグナムで。きめ細やかなタンニンに支えられたしっかりとした構成が感じられました。やっぱり美味しい~。 パカレ収穫終了後に嵐のような大雨と雹が ポレの途中で大雨と雹が降ってきて、丁度収穫が終わったところでよかった~!!とみなさん大喜び!! もしやパカレさんは、晴れ男!?? 運も実力のうちのひとつ!良いタイミングで収穫が終わって、本当によかったですね。 ボーヌの夜は自然派ワインが飲める和食bissohへ この日はボーヌに一泊。日曜の夜だったため、ほとんどのレストランが閉まっていましたが、日本料理のBissohが空いていました! 日本人人口が多いボーヌのなかでも、日本人の常連客だけでなく地元のワイン生産者の方も集まる本格的日本料理店です。(1号店が工事中のため、2号店に行ってきました。) こだわりつくされた店内の内装、カラトリーも素敵、なによりも とっても可愛いブラックレトリバーの ゆずちゃんが迎えてくれます。 お寿司のネタについても、サーモンもフランスの政府機関が認定するラベル・ルージュのものを使っているこだわりよう。パリの某有名日本料理店のすし職人の方とばったり再開したり等、うれしいハプニングとともに美味しいお料理をいただきました! 2日目はまず、サン・ロマンのサルナン・ベリュからアタック。 3)サルナン・ベリュ*Sarnin Berrux ヴィニュロンのジャン・マリー・ベリュさんとオーナーのジャン・パスカル・サルナンさんがタッグを組んでワインを造っているこのドメーヌでは、12日には収穫が終了したとのこと。こちらも今年のブドウの出来はかなり良いと満足そう。 栽培者との信頼関係づくりを大切に このドメーヌは買いブドウでワインを造っていますが、なんといってもブドウ栽培者の人たちとの信頼関係を一番に考えているそう 。栽培者の方との長期的な付き合いを一番に、古くからの友人のような近い関係を目指しているそう。「ワインで大事なのは信頼性と美味しさだ!」とジャン・パスカルさんも、笑いながらおっしゃっていました。 15年産の醸造作業中、(ルモンタージ実施中)   訪問した時にはルモンタージュの真っ最中。全てのキュヴェを全房発酵で醸造するとのこと、果実からもしっかりと抽出ができるよう、ブドウの入った桶全体に、発酵中のワインを丹念にかけていました。 発酵進行状況を細かくチェック・記録するジャンマリーさん 毎日全てのキューヴの密度と温度を測って、ワインの発酵具合を確認します。 SO2添加は極力抑え、ピノ・ノワール、シャルドネのみ、瓶詰前に少し入れる程度。アリゴテ、シラー、ガメイには入れないとのことでした。「ワインは、信念をもって丁寧につくれば他の余計なものを入れなくてもいいんだよ」とジャン・マリーさん。 栓もビオ(有機栽培)のものを使用しており、こだわりが光ります。 試飲 ブルゴーニュ・ブラン2014 サヴィニー・レ・ボーヌの畑からとれたブドウで醸造。まっすぐな酸味が目立つ一本。 ブルゴーニュ・ルージュ2013 ピノ・ノワール特有の、控えめながらも洗練された果実味が感じられる一本でした。 このドメーヌでは今年から新たな挑戦で、ボジョレー、ボジョレー・ヌーボーを始めました。AOCの規定に合わせて、ボジョレーのレニエ村にも醸造所をつくったそうです。なぜボジョレー?と聞いたところ、 『ブルゴーニュの繊細で緻密な醸造方法で、極力多くの人に気楽に喜んでもらえるワインを造ってみたかった。そう、皆が喉を癒すようにグイグイ飲めるワインもいいよね。』 その後、少し間をおいてから、ニッコリ笑顔で 「本当は・・喉が渇いたからだよ!」 遊び心とパッションが止まらない、やんちゃな人の印象を受けました。 エノコネクション新人二人のボジョレー紀行、いかがでしたか? 後編ではマチュー・ラピエールやラパリュ、レミ・デュフェートル等の素晴らしい造り手が勢ぞろいです!どうぞお楽しみに!