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Avr

頑張れ!ニッポン!!RECREATION JAPON  日本再構築 – PART 1

今回の巨大地震に2万人を超える人達がお亡くなりになりました。心からご冥福を祈ります。 今、日本は戦後最大のピンチの中にいる。 被災地の災害に直接遭った人達には、生活の再構築に向けて元気な再出発を心より願っています。 今、世界中の人々が日本に注目しています。 今こそ、勇気と活力が必要な時はないでしょう。 常に、自然と共に生きているヴィニョロン(ワイナリー)にとって自然の偉大さ、ある時は非常なまでに過酷な現象をもたらすことをよく知っています。 今回の事象には、我が事のように痛みを理解しています。 こんな時こそ、天(宇宙)と地(地球)のエネルギーがたっぷり詰まったワインで元気を出して欲しいのです。そして、ヴィニョロン達のエネルギーも届いてほしい。 CPVでは長い時間が必要となる復興のために、じっくりと応援を続けたいと思います。 これからの再構築のためにワインをとうして力になりたいと思っています。 多くのヴィニョロン(ワイナリー)よりメッセージをいただいております。 ヴィニョロンの心も皆さんと繋がっています。 そして、元気の出るワインも何とか届けたいと模索しています。 日本を象徴する山、富士山のように、どっしり、ゆったり、美しい日本を再構築したい。 頑張れ!!日本!! 頑張れ!!東北!! Christine Commeyras / Domaine de l’Aiguelière*クリスティーヌ・コメラス/ドメーヌ・ド・エグリエール Je viens d’écouter les informations. Je suis très inquiète pour tout le monde. Je pense tellement fort à eux, toutes mes amitiés 『今ニュースを耳にしました。日本の皆様の状況が大変心配で、皆様の安否を毎日祈っています。友情をこめて。』 René Jean Dard/Dard et Ribo*ルネ・ジャン・ダール/ダール・エ・リボ Salut de l’Ardèche où on pense beaucoup au Japon. Bon courage pour tout et nous pensons fort à vous. 『元気ですか? アルデッシュ地方からメールを送ります。日本の人達のことを心から心配し思っています。心から応援しています。』 Erick DE SOUSA*エリック・ド・スザ Bon courage à tous, on pense à vous ! 『皆さん頑張って下さい。日本の人達のことを思っています。』 Marie Lapierre*マリー・ラピエール Je voudrais apporter tout mon soutien moral à tous les japonais que nous connaissons. Je crois qu’il n’y a pas pire situation à vivre. Toutes ces […]

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Avr

頑張ろう日本 !!! 3周年おめでとうヴィヴィエンヌ !!!

3月20日ではや開店3周年。 25日(金)、26日(土)の2日間、3周年記念パーティーを開催、多くのファンや仲間達が集まり、レストラン内は、移動も大変なほど盛況で、美味しい自然派ワイン、シェフの気合の入った料理に皆ほがらかな楽しい時間を過ごした。 今回の東北地方を襲った大地震、津波、そして福島原発の問題も、未だ継続中である。 そんな重苦しい世の中の雰囲気を一瞬でも忘れられる時間を、参加者みんなが噛みしめていたような気がする。 美味しいワインと美味しい料理、そして楽しい仲間達との普通の日常が、より一層貴重に思えたではなかろうか。 このヴィヴィエンヌのパーティーのおかげで多くの人が元気になったと思う! そういう僕も、その一人です。やっぱり元気ださないとね。 いつも笑顔でやさしさで包んでくれる「じゅんちゃん」こと斎藤 順子オーナー、イケメンでなぜかパソコンはじめ電子機器に強い吉川ソムリエ、そして、いつも気合の入った愛情料理の 小久保シェフ、調理スタッフ芦澤さん。 来れば来るほど、居心地が良くなり、直々顔をだしてしまうアットホームなビストロ! 女性ファンも男性ファンも多い店である。 <パーティーに駆け付けたBMOスタッフと一緒に>  <ヴィヴィエンヌ全スタッフ記念写真> さて、 厳しい世の中になりましたが、元気をだして頑張って行きましょう! 頑張れヴィヴィエンヌ !次は4周年だ !! そして、 頑張ろう日本 !!! ぜひ元気をもらいに来てみて下さい !!! 美味しい自然派ワインと料理が待っています。 ビストロ・ヴィヴィエンヌ 東京都中央区銀座4-13-19 銀林ビル1F TEL :03-6273-2830

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Avr

エロディー・バルムとマルセル・リショーの新ビンテージ試飲!

今日は、3月末に来日する予定だったこの二人の2010年ビンテージ・ワインに付いて語ります! 2010年のローヌ地方のワインは、とても綺麗なバランス! マルセル曰く、『2010年はエレガントで繊細なビンテージ。綺麗な骨格で、フレッシュ感バッチリ!エレガントな年は、何年後かに飲むと更に上品になっているんだ。私はこのビンテージが大好きだ!口に含むとワインが踊ると言うか、とても良いハーモニーでハッピーな気分になる。私にとって、綺麗なワインは濃厚でタンニンが抽出しているワインではない。パワフルな部分は、抽出からではなく、テロワールから引き出されるものだ。私が目指しているワインはバランスが良く、飲みやすく、皆で楽しめるワイン!』さすがアセンブラージュの王! ではでは、アセンブラージュしたてのワインを試飲です! Terres d’Aigues*テール・デグ2010 グルナッシュ80%、ムルベードル20% オリーブ、グリオット、野イチゴなど、熟成されたブドウの香り。 豊富で濃厚な味わいにフレッシュ感が足され、タンニンの渋みもちょうど良い! 全然重くなく、丸みのある気持ち良いワインです。 Terres de Galets*テール・ドゥ・ガレ2010 グルナッシュ50%、カリニャン30%、シラー20% 樹齢30年 小さな石と、赤粘土質のテロワール 黒実フルーツのジャムを思い出させる、甘くて深い香り。 口に含むと、南仏のワインのように厚みがあり、ガリッグ(香草)の特徴が出ていてスパイシー!ミネラル感もタップリと感じられ、エレガントで繊細なワインです。 Cairanne Blanc *ケランヌ・ブラン2010 ルサンヌ、マルサンヌ、ビオニエ、グルナッシュ・ブラン、クレレット、ブルブラン 白い花と洋ナシの香りが綺麗に混ざり合い、表現豊かなワイン。 後味が長く残り、フルーティーで飲みやすい!アペタイザーにはピッタリです! Cairanne *ケランヌ2010 グルナッシュ46%、ムルベードル20%、シラー16%、カリニャン16%、クノワーズ2% 樹齢40年から70年 赤フルーツの濃厚な香りが漂うワイン。 厚みとボリューム感タップリで滑らかなタンニン!なおかつ酸味も効いていて爽やか! マルセルからのアドバイスは、『ちゃんとしたカーブだったら5年間保管出来るよ!』と。 5年後どのようにこのワインが化けているか、是非飲んでみたいです! Ebrescade*エブレスカード2009 各品種をバリックで熟成した後、アセンブラージュを終えフードルでの熟成。 とてもまろやかでボリューム感タップリ。 熟成された黒実のフルーツの甘さが口いっぱいに広がります。 トーストとスパイスの香ばしい香り、そしてフレッシュ感もあり、上品な一本。 2010年はより爽やか!ピュアなブドウの後味が長く残ります! 個人的には、トップ10に入る大好きなワインです!ちょっとセレブな時間を味わいたい時に飲んでいます! 続いて、エロディーのワインも試飲! 彼女も、朝アセンブラージュを行ったばっかり。 エロディーに2010年の特徴を聞いてみると・・・ 『今年も、過去10年間と同じパワフルさ。アルコール度数は15%なの・・・でも2009年より酸味がより強いので、フレッシュで飲みやすいよ。今年は、完璧な熟成度に達するまで時間が掛かったんだ。普段は9月の頭に収穫がスタートするんだけど、2010年は9月の20日から開始したんだ。前年に比べると遅いかもしれないけど、昔は9月の下旬から収穫時期が始まっていたんだよ。だから、早いと言うより、普通に戻ったと言った方が正しいのかも。でも、ブドウがゆっくりと熟成した分、バランスが良く爽やかさも感じるワインに仕上がったよ!2010年はバランスも良く、骨格もよく、綺麗なタンニンが味わえるよ。』と笑顔で話す彼女。 『でも開花時期に、グルナッシュのブドウにクーリュールが発生しちゃったんだ・・・その分収穫量が落ちてしまったの・・2009年の収穫量は少なかったけれど、今年も更に低くなっちゃった・・』とちょっと困った様子。。。 確かに、パリでは知らないカービストはいないほど人気なエロディー。御客さんは増えてもワインが少なくなってしまってどうしようと・・・ でもそんな問題も2011年からは解決!今年から畑の面積が、今ある8Haから13Haに拡大! 皆さん!彼女の2010年ワインをゲットするには早い者勝ちです! Vin de Pays de Vaucluse*ヴァン・ドゥ・ペイ・ド・ヴォークリューズ2010 カリニャン50% - 40年 グルナッシュ25% - 40年 メルロー25% - 8年 グルナッシュとメルローは同じタンクで醸造。カリニャンがフレッシュ感を与えている、綺麗なフルーティーなワイン。空気のように、スーっと喉を通っていき飲みやすい!エロディー・タッチが綺麗に出ている、女性的なワインです。 Côtes du Rhône*コート・デュ・ローヌ2010 グルナッシュ(80年)、シラー ラストーから北斜面にある、ビュイッソン村に位置しています。 深い部分は粘土質、そして表面は砂岩質(小さな粒が石灰で固まり、出来た堆積岩) 鮮やかな色合いからは、熟成された濃厚なフルーツとスパイスの香りが!ミネラル感が多いに感じられ、パワフルでありながら上品な骨格。とてもエレガントでフェミナンなワインです。 Rasteau*ラストー2010 グルナッシュとシラーのアセンブラージュワイン。 テロワールは粘土石灰質。 今回は、まだブレンドをしていなかったので、ラストーのグルナッシュだけを試飲。まだ残糖が残っていましたが、綺麗で甘いフルーツやレグリス、チョコレートの香りが!そしてまろやかなタンニンが印象的! Les Champs Libres, AOC Roaix*レ・シャン・リーブル、AOC ロエ2010 グルナッシュ70% ムルベードル20% シラー10% テロワールは、鉄分を含んだ赤い泥灰岩。表面には大きな石が。 2010年からアペラシオンを取得したこのワインは、野生的で繊細な香りが魅力的。 フレッシュ感あり、ミネラル感あり、とても綺麗なバランス。4年前に植えられたムルベードル、そして立体感を与えるために足したシラー。去年とは一味違うレ・シャン・リーブルをお楽しみに! エロディー 、そしてマルセルのワインについてのお問い合わせは、 こちらまでお願いします: BMO 株式会社 TEL : 03-5459-4243 FAX:03-5459-4248 MAIL: wine@bmo-wine.com http://www.bmo-wine.com

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Mar

Cave AUGE でローヌ・ワインの試飲会!

3月26日、春のお日様が暖かく照らす中、カーブ・オジェで、ローヌ・ワインの試飲会が開かれました。 今回呼ばれた生産者は、トップ・レベルの方ばかり! 早速始めましょう! Cave Augé 116 Boulevard Haussmann 75008 Paris TEL : 01 45 22 16 97 Métro : St Augustin / Ménilmontant ***************************************************************** 最初は、誰もが知っているタベルの一流生産者、L’Anglore*ラングロールのEric et Marie Lo Pfifferling*エリックとマリーロ・ピファーリング。 2010年ビンテージの特徴は、パワフル、綺麗なバランス、そして酸味が利いている年です! 今年もとても少ない生産量・・・ このドメーヌのワインは、フランスでも早い者勝ちです! Sels d’argent*セル・ダルジャン2010 グルナッシュ・ブラン100% リンゴやピーチの香りがとても印象的。 熟成度、酸味、そしてフレッシュ感、全てが綺麗に調和されていて飲みやすい! アロマティックな、ミネラル・ワイン! Tavel *タベル2010 グルナッシュ70%、サンソー20%、クレレット、カリニャン 野イチゴの香り、そして相変わらず優しい口当たり。フィナーレはスパイシーでサッパリ! Chemin de la Brune* シュマン・ドゥ・ラ・ブリューヌ2010 グルナッシュ50%、サンソー、アラモン 直接プレスされたブドウを使用して出来上がった赤ワイン。 こしょうと赤フルーツのマッチ具合が最高。そしてボリューム感があり、後味が長い! 残糖が少々残っており、ビンの中で再発酵する可能性あり。夏にはちょうど良い、ちょっぴりスパークリング・ワインに変身するかも! Pierre Chaude*ピエール・ショード2010 グルナッシュ90%、クレレット10% さくらんぼやイチゴの香りが口いっぱいに広がります!飲みやすくてフレッシュ感タップリ!70年のブドウ木から吸収されたミネラル・・・ビュヴァビリテは100%です! Traverses*トラベルス2010 シラー70%、グルナッシュ30% よりアロマティックでパワフル!シラーの濃厚な香りと蕩けたタンニンが上品! Véjade*ベジャード2010 ムルベードル80%、グルナッシュ20% 熟成された濃厚な黒フルーツの香り。そして厚み感が溢れつつ、爽やかな口当たり。食事を取りながら、ゆっくりと味わいたいエレガントなワインです。 ****************************************************************** 次は、相変わらずお洒落なベアトリスと、存在感のある旦那様のエルベ・スオー氏 、Domaine Romaneaux Destezet*ドメーヌ・ロマノー・デストゥゼ。 2010年は酸味が綺麗でアエリアン(空気のような)ビンテージ! 2010年の白(ビオニエ、ルサンヌ)は、キリッとした酸味が印象的。アロマティックで華やかな香りが綺麗! St Joseph*サン・ジョゼフ(白)2010は、ピトゥーの隣の区画から収穫されたマルサンヌを使用。柑橘類のアロマが漂い、スーっと喉を通っていくサッパリとしたワイン。夏のアペタイザーには最高! La Souteronne*ラ・ストゥローヌ2010 ガメイ100% とても飲みやすく、爽やかなフルーティー・ワイン。 ミネラル感がタップリ! Syrah*シラー2010 こしょうやスパイスの香りと、シラー独特のアニマル感。 フレッシュなタンニンが魅力的! Ste Epine*サン・テピンヌ2010 シラー100% 古い花崗岩から収穫されたシラー。 とても上品で、エレガントなタンニン。お肉料理にはピッタリなワインです。 Merlot*メルロー2010 今年初めて造ったメルローのワイン。 飲みやすく、爽やかな喉越しと、しっかりとしたスパイシーな骨格。熟成されたフルーツの香りが長く残る一本。 ***************************************************************** いつものように、ゆったりとした雰囲気を出している、La Ferme St Martin*ラ・フェルム・サン・マルタンのGuy*ギーさん。今日は、息子のThomas*トマはドメーヌで畑作業。ワインは2本のみ。しかし、メチャ美味しい2本です! Les Estaillades (Ventoux) *レ・ゼスタイヤード(ヴァントゥー)2010 濃厚で熟成されたブドウの香り! 口に含むと、一瞬でフルーツの甘い実の味が広がります!パワフルで、なおかつフレッシュなので、癖になりそうな一本! Cuvée St Martin, Vieilles Vignes *キュべ・サン・マルタン、ヴィエイユ・ヴィーニュ2008 2008年は、最高な気候では無かったものの、エレガントで飲みやすい、フレッシュなワインが出来上がりました。とても滑らかで優しい味。ロマンティックな雰囲気が漂うワインです。 他にも、ミネラル感が強いFleur de Terroir*フルール・ド・テロワール(白)2009、フルーティーでジューシーなRose d Entrevon*ロゼ・ダントルボン2010、友達とグイグイ飲みたい、赤フルーツタップリのLa Gerine*ラ・ジェリンヌ2010、エレガントでシックなRomanis*ロマニス2010、最後はスパイシーてテロワールの複雑感が味わえるTerres […]

24
Mar

Arnaud Combier *アルノー・コンビエ - 最高にピュアでミネラルな白ワイン!

今回は、ブルゴーニュ地方で白ワインを生産している、アルノー・コンビエ氏を訪問して来ました! 山の中にポツンとある瓦礫の家。ここが彼のスウィート・ホームです! しかし立派な『シャトー』のような家! 今ちょうどリニューアルをしている最中! ピエールクロという村に、家族4人暮らしをしているアルノー。 眺めも抜群、そして自然度100%! 家の前には、小さな川も流れていて、とにかく空気がピュアで気持ちいい! マイナスイオンがどんどん体に吸収されていきます。 彼からの提案で、今年の夏は、ここでプチ・バカンスを楽しみたいと思います! アルノーはブルゴーニュ地方にあるプイイ・フィッセの南、St Véran*サン・ヴェランで栽培をしています。 彼の祖祖父から始まったこの家庭ワイナリーは、アルノーの父の世代で一時的終了・・・何故かと言うと、アルノーの父がワインの世界に興味が無かったため、他人に畑を貸してしまったからなのです! アルノーに物心が付いたときには、ブドウ畑はもう他人のもの・・・仕方なく、彼はフィリップ・ヴァレット氏など、偉大な生産者の下でワイン造りに関する知識をマスターしました。 そして1999年に嬉しいニュースが!何と祖祖父の宝だったあの畑を、再び自分の手に入れるチャンスが!当時アルノーはまだ25歳。しかしワインに対する思いは人一番強く、彼はドメーヌを引き取り、全面積をビオ栽培に転向し、なるべくナチュラルなワイン造りを開始したのです! そして今になっては、これほどピュアで、繊細でミネラル感豊富なワインは非常に少ない!とワイン愛好家が語るほど、ビッグなワイン造り手に変身! そんなアルノーの醸造所は・・・今ちょうどリニューアル中。 去年まではこの醸造所がまだ出来上がっていなく、他人のカーブを借りながらワインを造っていました。そして2010年からは、この新たな場所でワイン造りを! 写真は無いのですが、その代わり、熟成しているカーブをご覧下さい。 ここも、去年綺麗に創り上げ、今では2010年の白ワインが眠っています・・・ まだ発酵中のワイン・・・ アルノーは、そんな自分の『赤ちゃん』をなるべく邪魔しないように、そっと、ゆっくりと、しかも短時間しかこの不思議な場所には居ないそうです。 しかし湿気が凄い! 壁には雫が沢山! どう説明していいか分かりませんが、何か異常なパワーを感じます。 もちろん、ワンちゃんも出入り禁止! そんなアルノーのワインは、アロマがとても華やか。口当たりもまろやかで飲みやすく、後味が永遠と続く、濃厚でエレガントなワインです! Les Mandeliers*レ・マンドゥリエ2009 1.5Haに植えてある、若いブドウ木から収穫されたブドウは、フレッシュ感と甘みがタップリ! 一言で言うと、『ピュア』!! 柑橘類とミネラル感のバランスがとても良く、スイスイ飲めてしまいます! 白ワインが苦手な人には是非お勧め! 軽くてエレガントなワインです! La Barnaudière*ラ・バルノディエール2007 先ほどのワインに比べ、よりまろやか感が味わえます。 そして樹齢50年以上の木から生るブドウは、ミネラル感タップリ。 ハチミツのようなトローっとした甘さと、ピーチや梨のフレッシュな香りが凄い! 同じシャルドネなのに、テロワールが違うだけでこんなにもの違いが(上のテロワールは泥土質、こっちは粘土石灰質)!とにかく優しい味です! Pouilly Fuissé*プイイ・フィッセ これは美味しい!とても爽やかで柑橘類やお花のアロマが混ざり、とても複雑な香り。とにかく花畑!という感覚が強いです!そして綺麗な酸味と、やはりハチミツのような甘さが口の中で長く残る一押しワインです! 2008年ビンテージ:ブリオッシュやトーストの香ばしさが、このキュベの複雑感を引き出しています。やはりミネラルが強く、真っ直ぐな美味しさ。最後には、ちょっとした渋みと、洋ナシのアロマが印象的。 2009年ビンテージ:は雹が畑を荒らしてしまったので、生産無しです・・・ 2010年ビンテージ:香りが一瞬で広がり、とてもリッチなワイン。前ビンテージに比べ、よりパワフルでボリューム感があり、とにかくショッパイともいえるミネラル感が!このキュベだけが、今現在SO2無しでの醸造・熟成。初めてSO2無しでのワインの安定感を保てました!これも、長年の研究と、健全なブドウの使用の結果です! 彼のワインのように、アルノーはとても純粋で優しく、流れる時間を大切にする平和主義者。 私の一押しの生産者です。 彼曰く、『畑を取り囲む自然環境を守ることが大事。そうすると健全できれいなブドウが収穫出来る。となると、自然に良いワインが出来上がる。綺麗なブドウとは、収穫量を抑え、成熟のバランスがしっかりと取れているブドウだと僕は思うんだ。』 初ヴィンテージから早10年。 彼のワインは毎年レベル・アップしています。 これから数年後、彼は一体どんな新しいワインを造り、どんな偉大な醸造家へと変身しているんだろう・・・?! 期待溢れるアルノー。彼のワインを是非楽しんで下さい! Arnaud Combier *アルノー・コンビエのワインについてのお問い合わせは、こちらまでお願いします: 大園様 Tl : 03-5565-5884 Fx : 03-5565-5886 MAIL : oeno-j@sta.att.ne.jp

18
Mar

フランスから日本へのエール・メッセージ

日本の皆様、 あまりにも言葉が足りませんが、今の日本の状況を見ていると、本当に心が痛みます。 フランスのテレビでも、ずっとずっと日本のニュースばかり流れています。 恐ろしい映像がずっと流れています。 家族や友達、知り合いなどを失ってしまった方のインタビュー、子供達の泣いている姿、言葉を失う位悲しい映像が流れています。 自然の力を目の前に、何て人間は小さな生き物なんだろうと思います。 この状況を目の前にした人々、彼らの恐怖や悲しみは、その場を経験していない私には想像できない位苦しいことだと思います。彼らの気持ちを考えると、涙が出てきます。 まだ連絡が付いていない方々、バラバラになったまま合流出来ていない方々が沢山いると思います。それでも信じる事を諦めないで、大切な人が無事である事を心から祈っています。 頑張って立ち直ろうとしている日本人達。 少しでもいいから前に進んで行こうという姿勢。 その姿はとても誇らしく、世界中が日本人の強さ、冷静さに関心しています。世界中が今の日本から力を貰い、そして生きていこうという心の強さ、そして諦めない心の強さを見習おうとしています。 フランスから、沢山の生産者から日本の皆様にメッセージが届いています。 心温まるメッセージ、勇気付けられるメッセージ、日本人の強さに心を打たれたと言うメッセージ、遠い場所からでも皆応援しています。繋がっています。 何かをしたい、どうにかして力を貸したい。そんな思いが溢れるメッセージです。 どうか、フランスからの応援が少しでも皆様に元気、勇気、希望を与えて、未来に繋がっていきますように。 言葉では全然足りないですけれども、どうかこの苦しみから皆様が早く立ち直れる事を祈っています。 どうか早く皆様が、そして日本がまた明るい日々を暮らせるよう心から祈っています。 パリ事務所、スタッフ全員から カトリーヌ・ベルナール(ラングドック)の幼い息子から、こんなメッセージが届いています: 『日本人は強いから大丈夫だよ。また新たな津波が来ても、絶対に立ち向かえるようになるよ。日本の島を船に変身させて、サーフィンのように、大きな波の上を超えられるよ。きっとだよ。』 Christine Commeyras / Aiguelière*クリスティーヌ・コメラス/エグリエール Je viens d’écouter les informations. Je suis très inquiète pour tout le monde. Je pense tellement fort à eux, toutes mes amitiés. Laurent Miquel*ローラン・ミケル C’est avec une grande émotion que nous apprenons ce dramatique incident au Japon. Nous espérons que toutes les personnes que nous connaissons vont bien. Bien cordialement Béatrice et Michel Augé / Maisons Brûlées*ベアトリス・エ・ミシェル・オジェ/メゾン・ブリュレ Venant d’apprendre les évènements, qui viennent de toucher le Japon, toutes nos pensées vont vers vous, amis, contacts, clients, avec qui nous avons tissés des liens ces dernières années. […]

8
Mar

確実性の男・ジェロームDOMAINE LES CLAPAS

南ローヌ・アルデシュ地区の確実性の男・ジェローム・ジュレ DOMAINE LES CLAPAS  ドメーヌ・レ・クラパス アルデッシュといえば自然派の大御所マゼル・やジル・アゾニがいる。自然派が育つ人的土壌が存在する。二人の大先輩の影響を享けて、今、アルデッシュを代表する自然派醸造家に成長しつつある確実性の男ジェローム。 何故、確実性の男か? ジェロームには浮いたところが一切ない。ここまで来るのに充分な準備と経験を己に架してきた。自分が確実に行けると思うまでは試行錯誤を繰り返し研究を続行する。ジェロームが動いた時は、確実に本当に美味しいワインがそこにある。安心してワインを飲むことができる。よく自然派醸造家にみる還元臭ビンビンとかやや酸化気味というようなことはない。自然派独特の果実味がたっぷり乗っていて、なおかつクリアーでしびれるほど美味しい。いつ飲んでも満足度の高いワインを造りだしてくれる。 6年間の修行時代を超えて積み重ねた現在 独立する前は、6年間のあいだコート・デュ・ローヌ、ボジョレー、ブルゴーニュ、ボルドーのいろんな産地で働き、生産者から現場で教わりながら経験を積んだ。自然派ワインに興味を抱くようになったのは、ローヌ地方南部を代表する二人の自然派ヴィニュロン、ジル・アゾーニと、マゼルのジェラルド・ウストリックに出会ったからである。 また、ボジョレのフィリップ・ジャンボンとも大の仲良しだ。それでも、一歩一歩しか進まない、(PAS A PASパ・ザ・パ)、その姿勢がそのままワインの名前になっている。 3月に入り剪定も最終段階のレクラパス PAS A PASに入るカリニャン レ・クラパスの醸造所に最も近い畑“ラブリ” 。ここにはカリニャン、グルナッシュの古木、34歳のカベルネ・ソーヴィニョンがある。区画の横のイビリ小川が流れていて、比較的遅熟の畑区画である。カリニャンとカベルネ・ソーヴィニョンはお父さんが植えた。グルナナッシュはお祖父さんが植えたものだ。先代達が残してくれた畑で、ジェロームは今、美味しいワインが醸せる。 剪定は樹液が上に登りだす頃が最もよい。 最近は収穫が終わるとすぐ剪定を初めてしまう醸造家が増えている。しかし、11月はまだ樹液が下に向かっている時期である。切り口から樹液と一緒に菌が根まで入りやすい。病気にかかりやすい。3月は右の写真のように樹液が登ってきている。この時期に剪定するのが最もよい。理想的だ。菌が内部に入る心配がない。 L`ABRI ラブリというここの畑区画が名前になっているワインがある。お父さんが1976年に植えた自慢のカベルネ・ソーヴィニョン100%を仕込んだワインだ。左がカベルネ・ソーヴィニョンの葡萄。 ジェロームのトラックでレクラパスの畑巡り 標高が高いフェスキエ区画 この区画はお父さんが1980年に開拓して植えたグルナッシュが植わっている。ここからはEN AVANT DOUTE アナヴァン・ドゥットという名のワインを醸している。 グルナッシュ100%のSO2なしの果実味豊かでグイグイ飲めてしまう感動的なワインだ。 この区画のグルナッシュに特別な感情を持っているジェロム、観察する目が違う。 ジェロームはこの区画が大好きだ。 何故なら、ここのグルナッシュが最も健全に完璧な葡萄が収穫される区画だからだ。 自分が狙っている自然な造りを思うように挑戦できる確実性の高い区画だ。 フィロキセラ以来中断していた歴史的テラス式葡萄園を復活させたジェローム COTEAU DE SAINT GIRAUD コトー・ド・サン・ジロ区画 村役場も歴史あるこの葡萄園の復活を模索していた。若いやる気のある醸造家を探していた。ジェロームが6年間の修行を終えて村に帰って来た時だった。ジェロームにとってまたとないチャンスに恵まれた。結局、ジェロームがこの歴史あるコトー・ド・サン・ジロ区画を栽培・醸造することになった。 ジェロームが多きな期待を寄せるメラニ区画とファントリー区画のシラー品種 この二つの区画は斜面続きで上下に隣り合わせになっている。最も風通しがよく、水分も土壌に蓄積されていて、どんなに乾燥した年でも酸を確保できる土壌だ。ジェロームはここにシラー品種を植えた。北ローヌと南ローヌの中間に位置しているアルデッシュでもここならシラーが素晴らしくなると確信した。 素晴らしく複雑性を備えた土壌 粘土石灰質土壌の20センチ地下には太古の昔、元海底だった頃の石灰岩盤の層があり、場所によっては貝類の化石が地表に転がっている。根っこは岩盤の割れ目に沿って地中深く伸びている。10メートル上下に歩くと土の色が全く変わってしまうほどバラエティーに富んだ土壌だ。 さあ、醸造所に戻ってテースティングだ。 なんと2009、2010と2年分のミレジムは発酵・熟成中だ! 2009年は非常に乾燥した年で4月から一切雨が降らなかった。だから非常に濃縮された葡萄が仕込まれた。自生酵母のみで発酵させる自然派の造りは、こんな乾燥年はアルコール発酵が大変ゆっくりだ。09がまだゆっくり発酵している。冬の寒い時期はアルコール発酵が止まってしまい、3月に入って発酵が再び始まってきた。 非常に危険を伴う醸造方法をあえてとっている。あくまで自生酵母と妙な人的テクニックを使って早く発酵を終わらせようとはしない。これが、自然派の人達の見えないところで大きなリスクをおいながら、自然を尊重してワイン造りをしている大切な事実だ。 ★ソーヴィニョン・ブラン10 92年に植えた若い木、10年は開花時期に霜にやられて50%しか収穫できなかった。6樽しかない。25HL/Hの収穫量、まだ発酵中で濁っているけど、キリットしまった酸が心地よい、旨味も乗っている。 ★シャルドネ1010年のシャルドネは6月の雹の為に壊滅的な被害を蒙った。たった1タル分しかなかった。まだ、残糖が多く甘い状態だった。収量が少なかった分濃縮感のあるスタイルに仕上がりそう。 ★ヴィオニエ10 これはかなり発酵がすすんでほぼ残糖が感じられなかった。南のヴィオニエ独特の過ぎた果実風味がなく実にスカットしたスタイルに仕上がっている。酸もヴィーフと言ってよいほどスカットしている。 ★ユニ・ブラン09 ほぼアルコール発酵が終わっていた。収量が少ない分、濃縮されているが、品種独特のスッキリ感がある心地よいスタイルだ。 ★シャルドネ09 まだ、わずかに残糖が残っている。今は発酵もストップしている状態。まだ一回もスーティラージをしていない。つまり、1年以上もシュール・リ状態である。その為か、かなりグラな脂質を感じさせている。その上、ミネラル感も素晴らしく締まりもある。仕上がりが楽しみなシャルドネだ。 ★カベルネ・ソヴィニョン10 CUVEE L`ABRIラブリ用のCSだ。樹齢34歳となりずっと自然栽培のおかげで根っ子も深く伸びていてミネラルも酸もバランスが良くなる頃合いだ。09は残念ながら揮発酸が発生してしまったから出荷はしない。 そのかわり10年は素晴らしい品質となっている。まだ熟成中ながら濃縮感と酸のバランスが抜群で爽やかな果実味のバランスとなっている。グイグイ飲めてしまうカベルネ・ソーヴィニョンとなるだろう。ジェロームも過去最高の品質だと思うと満足している。でも09年の失敗を踏まえての10年の成功といえるだろう。10年は除梗を一部実行している。グラップ・アンティエールの難しさを経験しているからの成功といえる。 ★PAS A PAS パ・ザ・パ09 やっと09のパ・ザ・パが4月にビン詰めされる予定だ。すでに品種間のアッサンブラージが済んでいた。アルコール度数11.50の上に果実味がたっぷりでグイグイ飲めてしまうザ・シゼンハのワインだ。 カリニャン、グルナッシュ、アリカントのアッサンブラージ。 アリカントのお蔭で色調は薄くはない。アタックでグルナッシュとアリカントの果実味が広がって、次にカリニャンの涼しい果実味と旨味、爽やかさが広がり、実に心地よいグイグイ・タイプのワインだ。 ★EN AVANT DOUTE アナヴァン・ドゥト 09 グルナッシュ100%、この蔵でも最も健全に葡萄が育つフェスキエ区画の畑の31歳のグルナッシュを仕込んだもの。果実味の濃縮感が素晴らしい。ミネラルからくる旨味がたっぷりである。心が躍るほど美味しい。全生産量が3000本しかない。売りに出せばすぐ完売となるだろう。 ★L`IBIE リビ 09 ラブリ区画の最も川に近いところに栽培されているメルロー80%、とシラー20%。03並みに乾燥した09ならではの濃縮感があるスタイルとなった。アルコール度も14度とレ・クラパスでは強いワインとなった。 その他、試作中のワインを色々テースティングした。 ★VENDANGE TARDIVE ヴァンダージ・タルディヴ06 ヴィオニエのボトリティスがも混じったもの。4年間アルコール発酵が続いているもの。70gの残糖で、SO2無添加の甘口ワイン。1樽しかない。 ★VIN DE PAILLE ヴァン・ド・パイユも試作中 など 家族を大切にしているジェローム 訪問中にお母さんがやって来た。 ジェロームの悩みは家族と過ごす時間をあまりとれないことだ。 自然派ワインの醸造と経営はなかなか難しい。 09年は2年間の発酵が続き出荷できない。 失敗にしないように最善を尽くすと家族との時間がとれない。 2人の娘がいる。今日は上の女の子の10歳の誕生日だった。 奥さんもシンプルで自然な気持ちの良い人だ。 幸せな家族を守っているジェロームの自然派を応援したい。 3年前に親友のフィリップ・ジャンボンと日本にやって来た。 オザミ・ブラッセリーでのひと時 日本のワインファンと接して本当に嬉しそうなジェロームでした。 心からお勧めできる人物であり。 心が和む美味しいワインです。 日本での問い合わせ先 野村ユニソン社   東京都中央区銀座1-10-19銀座一ビル7階  03-3538-7854 1-PAS A PAS パ・ザ・パ 2-EN AVANT DOUTE アナヴァン・ドゥト 3-L`ABRI ラブリ 4-LA […]

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Fév

優しくてピュアー!飲む人を魅了するショーム・アルノーが来日!

以前より自然栽培していたが、10年前より正式にビオディナミ農法に転換、ヴァレリーとフィリップ 真っ白な丸い石が地表を覆っている土壌。 ヴァンソーヴル村の中でも特別な立地だ。ヴァレリーとフィリップはこの地の持っているカパシティーの偉大さを確信していた。 この土壌がとてつもないグラン・ヴァンを生み出すっことが出来ることを。 原石を磨いてダイヤモンドに! だから土壌を最大限に表現できるビオ・ディナミ農法を採用したのだった。その効果がやっと出始めてきた。 この南ローヌの問題点は太陽が強すぎることだ。 どうしても酸が欠けて、重いワインになってしまう。そして、水不足にも悩まされていた。 ビオ・ディナミ農法を採用して5年目頃から ワインに変化が表れてきた。根っこが地中深くに伸びている証拠である。乾燥が激しいこの地区にあって、真夏の乾燥時にも葡萄の葉がイキイキとしてること。そして、葡萄がどんなに熟しても酸が必ず残っていること。ミネラル感が味覚上にピュアーさを表現してくれている。 昨年9月に、ESPOAのメンバーがショーム・アルノーを訪問した。 今年はフィリップが日本にやって来た! 2011年1月は日本全国を走り周った。 2週間かけて九州から四国、東京、静岡、名古屋 石川、大阪、京都と各地のエスポア店が開催する 試飲会やワインパーティーに応援参加したフィリップ。 ラグビーの選手だったスポーツマンのフィリップ 最後に京都へやってきて、ESPOA店が全国から集まる 年に一回のミーティング・テースティング会に参加した。実際に自分のワインを売ってくれている人たちと 親交を深めることはフィリップにとって本当に大切なことなのだ。 フィリップは、全国のESPOAの人達が本当に一生懸命販売に努力している姿を目のあたりにして感謝の念を強く持った。お互いに感謝しあっている。 造るのも、売るのも思うようにはいかないことばかりだ。お互いがその努力を認めあって一緒に進んでいけたらいいなと思う。フィリップにとっては感動と感謝の日本滞在だった。 京都の自然派ワイン・バー “ドゥー・コション” にて貸切打ち上げ! パリにそのまま存在しても繁盛間違いなしのコンセプトとワイン品揃え! 横浜のしんかわやの竹ノ内さん 粟津夫妻、フィリップさん。 本当に心地よい空間です。 ESPOAのワインは竹ノ内さんが横浜から納めている。 オット思うような自然派ワインばかりがサラリと品揃えされている。日本の古都にこんな素晴らし店があるなんて、本当に感激です。 パリのヴェール・ヴォレーから始まって今はフランス全土に広がっているコンセプト・ワイン・バー フランスでもこのようなコンセプトのワイン・バーが地方にもドンドンできています。 気軽に入って、気軽にスイスイワインが飲めてしまい、多少飲み過ぎても翌日爽快な気分と体調を維持できるワインばかり DEUX COCHONS(2人の大食漢) 京都市中京区新町通蛸薬師下ル 18:00~24:00 火曜日定休 Phone 075-241-6255 2011年も全国のESPOAP店はパワー全開だ! 店内に気持ちの良い空気が流れている。 皆の話が弾む。 昨年、納得のいくまで頑張った人。 同じ方向に頑張っている同士は目を見ただけで “頑張っているな!”とお互いに分かる。 また、今年一年の切磋琢磨を誓い合う。 ESPOAグループの素晴らしさは、全国に本気で相談できる仲間がいることだ。 いざ,と云う時はお互いに団結して事に当たれることだ。 それぞれの店が各地方で本当にコツコツ信頼造りの商売をやっている。大型の酒販店は一店もない。 小規模な酒販店ながら、良い商品を説明しながらコツコツと地味な啓蒙活動をやっている。 トップ20店くらいのお店はホントにお客さん達と親戚のような付き合いをしている。これは一朝一夕にはできないことだ。醸造元が畑を耕して、地中の微生物を育てることに似ている。 世の中、本当に佳い仕事をしている人がいるもんです。 南ローヌの片田舎のヴァンソヴル村から日本にやって来たフィリップさんは、ヴァンソーヴルと京都も繋がっているし、日本中と繋がっていることが分かってホントに喜んでいました。 冷たいミストラルの風の中で、ブドウ園にて剪定作業をする時、きっと日本の皆さんのことを思い出すと思います。ドゥー・コションさん、お世話になりました。 頑張ってください。応援しています。伊藤 PARIS

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Fév

Soiree avec Chef MIURA 三浦シェフ a PARIS“ L’EBAUCHOIR ”

L’EBAUCHOIRレボショワール 43, rue Citeaux – 75012 – Paris 01 43 42 49 31 フランス大好き人間 三浦シェフ 『私からフランスを外したら何も残りません。』と言い切るほどのフランス好き。 前世がフランス人だったのだろう。毎年この時期にフランスまでやって来る。 今夜は小松屋のガンちゃん(今はカーヴ・オジェで働いている)と三浦シェフの若手と4名だった。 ビストロ・レボショワールはいつも満員の超人気店だ。 兎に角、料理が抜群に旨い。まさにパリのビストロという感じだ。トラディションでシンプルなスタイルだ。 早めに着いた私はカンターでセバスチャン・リフォーのサンセールを開けてアペリティフがわりに飲んだ。 今、スープがメニューにあるレストランが極端に少ない。ここのメニューを見るとスープがあった。寒い冬にはスープが良い。私と三浦シェフはスープを注文した。歯を治療中の私は柔らかいホタテを注文、旨かった。 肉にも魚介類にも合う“赤”ということで ガンチャンのお勧めでソミュールのビオ・ディナミの第一人者GUIBERTEAU ギィーベルト05を開けた。 爽やかなカベルネ・フランながら05とビオディナミの力が濃縮感たっぷりのボリューム。全員の料理にピッタリ合っていました。 流石、パリNO1ワイン屋で働いている岩田さんこと岩チャンは凄い。 三浦さんの希望でセバスチャン・リフォーのピノ・ノワールも開けました。 もう一週間もフランスを旅してきた三浦さんチームはちょっと胃が疲れ気味のようでした。 フィリップ・パカレ、フィリップ・ジャンボン、大岡さん他、自然派のど真ん中蔵を歴訪して、昨夜パリに無事到着しました。若手教育も兼ねて素晴らしい経験ができたこと喜んでいました。昨夜はヴェール・ヴォレーで一杯やったようです。 ホントに元気ですね。 今夜のこのビストロは三浦さんのご希望でした。 流石、シェフの三浦さんは料理の旨いところをご存じでした。 ワインの品揃いもバランス感覚抜群のリストでした。 食後は、トーマからカウンターに来い!とお呼びがかかり、ディジェスティフをご馳走になった。 偶然にもアルザスのクリスチャン・ビネール醸造元の奥さんが来ていて、ビネールさんのマールをいただきました。ご馳走様でした。 三浦シェフは昔からこのビストロを知っていて、自分のビストロの目指すところもこの感覚だ、ということでした。 『この雰囲気と感覚が理想なんだけど、でも日本では、このままを持って行ってもダメなんだ。』と自店の姿と理想の狭間に思いを巡らしていた三浦シェフでした。 大学でフランス文化論を専攻していた三浦シェフはフランスをもっと近くで理解しようと大学卒業後に辻料理学校に入学した異色のフランス文化通料理人。単に自然派ワイン、フランス料理に凝っている訳ではない深さを三浦シェフに感じました。今夜は、お蔭で素晴らしい一期一会でした。感謝!また、パリにお越しください。 三浦シェフのお店 “RIVE GAUCHE リーヴ・ゴーシュ” 大阪府枚方市市川原町1-2 TEL-072-844-8007

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Fév

2011年 RECREATION セミナー・レジュメ

1976年に渡仏して、34年間のフランスとの付き合い。ワインの仕事について28年の歳月が過ぎました。特に1998年にワイン商として現地法人をパリ設立して以来、12年間フランス中の葡萄園を飛び周るのが私の仕事です。この1990年からの20年間の変化はすさまじく大きかったと思います。過去から現在、そして未来へとワイン業界の流れを総括する時期に来ているのではと感じています。 フランスでは、10月11日に自然派ワインの父と云われたマルセル・ラピエールの死という大きな出来事がありました。師は醸造元として、一人間として、地球人として自然派ワインの尊さ、ワインのあるべき姿を多くの若き醸造家達に示してきた偉大なる人物でした。人間的にも偉大なる人物でした。 そのマルセルの死を契機にもう一度、マルセルの遺志を引き継いで自然派ワインの重要性を皆さんと共に再確認すると共に、我々ワインに携わる人間として、胡麻化しのない本物ワインとしての“自然派ワイン”の重要性を認識し合いたいと思います。 現場のフランスの状況、不況に悩む日本のレストラン業界、小売業界の状況を考慮しながら、どのように色んな問題を解決することが出来るかを、皆さんと共に考えていきたいと思います。 自然派ワインが誤解されている 1) ビオワインと自然派ワイン(VIN NATURE) について 1-1)多くの人がビオ・ワイン=自然派ワインと思っている間違い。 1-2)ビオ・ワインはすべて美味しいか?残念ながら90%は美味しくない。     普通の栽培ワインとほぼ同じ比率で美味しくない。 ビオ栽培はスポ-ツをやる為の基礎体力・筋肉を鍛えること、筋肉を付けて外見だけはイチロ選手と同じになること。でもイチローのような野球の技はできない。ビオ栽培は、スポーツをやる為の基礎体力を作ることに似ている。つまり美味しいワインを造る為の土台ができましたよ、というに過ぎない。 2) 美味しいワインを造る為の3つのポイント 2-1)収穫量を押さえること 2-2)発酵槽に入れる葡萄が健全なこと 2-3)収穫、醸造を慎重に細部まで気を配ること     清潔度、温度管理、ポンプなど荒々しいワイン器具を使用しない。(重力を使うワイン移動) その年の葡萄状態に合わせた醸造の選択 3) 自然派ワインについて 3-1)普通に自然なワインの第一号  フコー家のクロ・ルジャールのような 人びと、人間国宝級の人達 3-2)自然派ワイン(VIN NATURE)の発祥、マルセル・ラピールの登場、 どんな経緯で? ラピエール系自然派の3大特徴 1-土壌に微生物が生きていること 2-仕込み直後のSO2は無添加(酸化防止剤としての亜流酸) 3-自生酵母で発酵 *グラップ・アンティエール(除梗なし)のセミ・マセラッション・カ ル ボニック醸造 4)自然派ワインの伝播について   (フランスの自然派ワインの伝播の歴史から学ぶこと)   開発者  ジュル・ショーヴェ   実践者  マルセル・ラピエール   販売者  ジャン・ピエール・ロビノ 以後多くの若手が誕生して、各地方に伝播、組織が出来ていった。 醸造家からワイン商 ― 輸入者 ― 小売店 ― レストランから消費者まで繋がる重要性 5) 宇宙的規模の本物志向の時流 この宇宙の中で、人間だけが独立して存在している訳ではない。すべての事象が関わりあって繋がって、物や生き物が存在しているという事実。ワインは多くの事を教えてくれる。何故なら宇宙とも地球とも人間とも関わって一本ワインが成り立っているからです。 6) CLUB PASSION DU VINの2011年の具体的活動について  (販売者への全面的な援助運動の強化) 日本における多くのジャンピエ-ル・ロビノ的な販売者を強力に遠方援助を実施(チラシ作成など) フランス醸造元見学、  醸造家を日本に呼んでの交流(販売援助) などを強力に進めていく。 セミナーの核心の部分レポート記事を次ページより記載します。長い文になりますがお許しください。 BIOワインとVIN NATURE(自然派ワイン)について ビオワイン=自然派ワイン、これは大きな間違いで大きな誤解を招いてる元凶となっている。 今、日本でBIOワインとVIN NATURE(自然派ワイン)が同意語のように使われている。 どうも腑に落ちないところが多々あって困っている人達が多いと思う。 フランス醸造界ではまだ少数派ではあるがビオ栽培が着実に増えている。地球環境の面からみても、栽培者自身の健康にとっても好ましく当然の傾向だと思う。売る立場の人間や飲む立場の人間にとってビオワイン=自然派ワインなのか?という疑問が膨らんで、誤解が誤解を生んで自然派ワインとはこんなものなのか!?とこの2つを混同して判断している人が多くなってきた。何の世界も同じでその分野が広がってくれば、本物とニセもの、そこまでいかなくてもピンからキリまで色んなものが混在としてくる。一般の人から販売する人までも訳がわからなくなってきているのを感じる。 このあたりで、BIOワインと自然派ワインの流れを整理してみたい。 公的機関のBIO,BIODYNAMIEワインについては説明するまでもなく各機関が認めた栽培方法を採用すればビオワインになる。 ここまでは誰でも理解し納得している。しかし、自然派ワインというと公的機関もなくそれぞれの考え方しだいで、それぞれが自然派ワインの概念をもっている。 ビオ栽培は、美味しいワインが造れる準備完了にすぎない! 今、日本で起きている一番の誤解は、ビオワイン=自然派ワイン、と思っている人がほとんどだということである。 ビオワインは栽培を公的機関が認めた範囲の栽培方法を守れば、ある程度畑も健全になる。畑が健全になれば、それだけで美味しいワインが造れるか?といえば、NOである。 ビオ栽培は、スポーツで例えれば、何かスポーツをやる為の基礎体力を付けること、筋肉も鍛えてどんなスポーツにも耐えられる健全な体を造り上げることなのである。 基礎体力や筋肉さえ付ければ野球が上手いか?剣道は上手いか?ゴルフはプロ級になるか? 当然、答えはNOである。 いくら筋肉隆々でも、野球なら野球独特の動きを学ばなければ単なる素人だ。当然のことだ。 ビオ栽培も同じことだ、ワインを美味しく造る為の基礎体力はしっかりできた。どんなスポーツでも耐えうる筋肉を付けましたよ、という意味でしかない。 美味しいワインを造るには別の事を学ばなければならない。 だから、ビオのワインは自然派ですべて美味いワインだ、という訳にはいかない。 ビオワインでも恐ろしく不味いワインが沢山ある。 皆さんも大いに経験があると思うが、ビオワインで恐ろしく不味いワインを飲んだことがあると思う。ただ筋肉隆々で基礎体力がある人達のチームがプロ野球チームと試合をしたらコテンパンにやられるのは当たり前だ。 それで、あー自然派ワインってやっぱりこんなものだろう!と決めつけて批判してしまう人が多い。 本当に残念なことだと思う。 特に、最近、売らんが為にビオ栽培に転向して、『私はビオだ!ビオだ!』と叫んでいる醸造家が急増している。 そんなところのワインにひどいワインが多い。 ただ地球環境の面からみれば素晴らしいことだと思う。でも、ワインはやっぱり美味しく造って欲しい。 美味しいワインを造るための“三つ基本的な事 1-まず第一に生産量を減らす事(一本の木に対する葡萄数) 美味しいワイン造りには、本当に美味しい葡萄が必要だ。 ビオ栽培をやれば葡萄造りの基礎体力の土壌は立派にできている。土中の微生物も元気で土壌が生きているのだから、美味しい葡萄を造る条件が整っていると云える。しかし、それだけでは美味しい葡萄はできない。美味しい葡萄を造るには、まず、第一に生産量を減らすこと、一本の木から多くの葡萄を収穫してしまったのでは水っぽく内容のある美味しい葡萄はできない。如何にビオ栽培といえども残念ながらあり得ない。 これはビオか否か?以前の問題だ。 一本の木とその下の土壌の能力は限りがある。生産量を落とさないかぎり濃縮した美味しい葡萄はできない。 ビオ栽培家の多くは、ビオ栽培することで満足している。 意外とビオ栽培家は、この基本的なことをクリアしていない人が多いのが事実だ。 ビオ栽培は、あまりにも過酷な労働を必要としている。そこまで手間と考えが追いつかない人達が多い。 残念ながら美味しワインを造る為にビオをしている訳でもなく、ビオ栽培することそのものに価値感を置いている栽培家が多い。醸造用としての美味しい葡萄がなければ美味しいワインはできない。 ビオ栽培=美味しいワインではない理由の一つに生産量管理が出来ていない点がまず挙げられる。 ワイン醸造用の葡萄として美味しくないのであって、食用としては土壌の風味が反映されてそれなりに美味しい葡萄ではある。単なる農産物の果物として食べる場合とは訳が違う。 2)第二に醗酵槽に入れる葡萄を健全なものに選別すること、 収穫する葡萄がバランス良く熟しているか?この収穫の決断は美味しいワインを造る超重要ポイントである。熟し過ぎても酸が欠けて美味しくない。熟度が欠けると果実味やボリューム感の貧弱なワインになってしまう。収穫する葡萄の選別をキッチリやること。如何にビオ栽培でも、熟していない葡萄や、腐った葡萄、傷んだ葡萄を仕込んだのでは、美味しいワインができない。これも当たり前のことである。 これらの基本ができていなければ例えビオ栽培でも美味しいワインはできない。 3)第三番目に収穫方法や醸造方法の洗練が必要。 収穫・醸造作業を荒々しくやったり、不清潔な状態でやってしまっては雑菌の餌食になって酸化してしまったり、異様な風味が付いてしまって美味しいワインはできない。収穫時の葡萄の温度管理や醗酵時の温度など、また葡萄のカモシ(マセラッション)期間や、ワインを移動する時の気の配り方など収穫した葡萄の能力(カパシティー)に合わせた繊細な作業が必要になる。 基礎作業をマスタ-していないビオ栽培家が多い! (スポ-ツの基本運動のようなもの) 上記の基本的な3点は、筋肉を鍛えて色んなスポーツの運動に耐えうる基礎体力を造った後、野球をやる為の基本中の基本キャッチボールやバット素振りの動作を身につける基本運動のようなものだ。 逆を云えば、ビオ栽培でなくとも、この基本作業をマスターするだけでもある程度美味しいワインはできあがる。 残念ながら、上記3点すらクリアしていない醸造家が普通栽培でもビオ栽培でも関係なく実に多い。 当然美味しくないワインが世に氾濫している。 不味いビオワインが多く、自然派ワインも同類と誤解! しかし、ビオ栽培でない醸造家のワインだったら誰も文句は云わないし、相手にもしない。ただ、ビオワインを名乗っている場合は、ビオワインが何故こんな味なの?と期待を裏切られて落胆する人達や疑問に思う人達が今実に多い。また心ない人達に自然派ワインを攻撃する恰好のサンプルにされてしまったり、挙句の果てには自然派ワインの本物を造る醸造家のワインですら批判の対象にされてしまっていることが昨今起きていることだ。 普通栽培のワインでも、美味しいワインが存在する理由 ビオ栽培でない普通の栽培している醸造家でも、美味しいワインを造っている人達が多くいるのは、この上記の3点レベルの作業をマスタ-しているからだ。 最近、ブルゴーニュでは今まで除草剤や殺虫剤を撒いていた人達が、除草剤をやめたり、ビオ的な栽培に転換する人達が増えている。しかも上記の3つの作業をクリアしている醸造家がブルゴーニュでは多い。だからビオ栽培に転換した彼らのワインがグンを抜いて美味しくなっているのを最近よくみかけることがある。 そのはずだ。野球の技術は子供の頃から教わっていて、ただ体力がなかった少年が、基礎体力や筋肉が備わればプロ級までいかなくても甲子園球児のレベルまですぐになってしまう人達がいるのは理解できるだろう。 ここまでの段階で、今日本で起きている誤解、 ビオワイン=自然派ワイン、そして、それらは美味しいのか? の疑問と現状の誤解度がある程度鮮明になってきたのではないでしょうか? 栽培方法に関係なく不味いワインが存在する現実 ビオ・ワインだから=美味しいワインではないということ。 ビオ栽培ワインでも、普通に栽培されたワイン達と同じように、美味しいワインと美味しくないワインが存在する。これが現実である。逆にビオ・ワインだから不味い訳でもないのである。 ビオ栽培だからといってあまり期待しないでください! […]

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Fév

自然派ワインがゆったり飲めるBrasserie BOO ラッスリ・ブー 大阪

大阪市北区梅田2丁目4-13 阪神産経桜橋ビル1F TEL:06-6348-1159 自然派のミティークな存在・ダール・エ・リボのルネ・ジャンが応援にやって来た! 小松屋の藤田社長の情熱 藤田さんの自然派ワインに賭ける情熱は凄いものがある。5年前にオザミ・デ・ヴァンの丸山さんとフランスにやって来た。一週間自然派ワイナリーを一緒に巡った。それ以降は自然派ワインの普及に情熱を傾けて頂いている。 その意向がスタッフ全員に行き渡っている。 ゆったりした空間があって気軽で暖か味のある雰囲気の店内。そしてマリーさんをはじめサーヴィス・スタッフ全員が本当にフレンドリーで心地良い。 友人達とユックリ気兼ねなくワインを飲んで楽しむには最高にピッタリのお店だ。 ダール・エ・リボのファンとひと時を楽しむルネ・ジャン 小松屋スタッフはフランス研修に時々やってくる。ダール・エ・リボに来たことがあるメンバーが集まってくれました。本当に皆まっすぐで気持ちの良い人たちばかりです。 皆、フランスの現場を見ているので自信を持って営業ができるスタッフばかりです。 Brasserie BOOのメンバーはオープン前の昨年11月にフランスにやって来た。 小松屋の藤田社長が自然派ワインに賭ける情熱は凄いものがある。現場で営業するスタッフを惜しみなくフランス研修に出す。 藤田社長は“人間”重視の本物教育を大切にしている。スタッフも社長の意志をくみ取って素晴らしい働きをしている。周りから見ていても気持ちがいい。勢いがある。そんな元気なスタッフがやっているブラッスリーだから楽しい雰囲気が店に充満している。 1.2.3 DARD!! ワインも入ってきてエネルギーが 盛り上がってきた。 人間的な繋がりが大好きなルネ・ジャンにとっても 最高の瞬間だ! ダール・エ・リボのファンの皆さんも大喜びでした。 造り手、販売者、飲み手が一体となって楽しめる空間には特別 ハッピーな空気が充満されていた。 小松屋の皆さん!素晴らしい企画を組んでいただき有難う!

23
Fév

元祖自然派『ダール・エ・リボ』の ルネ・ジャン来日!

まだ、“自然派”なんて言葉が存在するズッと以前、1980年代初頭から自然な手法でワインを造り、多くのワインファンをつくってきたルネ・ジャンが、今年も日本にやってきた! どうしてルネ・ジャンは自然なワイン造りをするようになったのだろうか? 理由は簡単!お父さんが造っていたワインを日頃飲んでいて、自分もそのようなワインを造りたいと思ったからだ。しかし、若くしてお父さんを亡くしてしまったルネ・ジャンは、父から造りを教わったというよりは、お父さんと同年代、或いは昔ながらのワインを造るお爺さんの造り手の話を聞きながら自分なりに会得していったのだった。 そのルネ・ジャンが今年も日本にやってきた!フランスでも根強い『ダール・エ・リボ』ファンが沢山いるが、日本でも同じ。今回は各地のワインショップで行なったイヴェントをレポートします! 第一弾は、神奈川県藤沢市にある個性派ワインショップ「ロックス・オフ」さん。 一見すると「やってるの?」といった趣ですが、お店に入ると既にお客さんで満員! ルネ・ジャンの来店を待っているお客さんの熱気でムンムンしてました。 まずはドメーヌの説明から。 お父さんを若くして失ってしまったルネ・ジャンは、1975年から一人でワイン造りを始めました。その後、ボーヌの醸造学校でワインの勉強をしましたが、栽培や醸造に化学物質を多用するその内容が嫌で嫌でなりませんでした。しかし、同じような思いを抱いていたフランソワ・リボと意気投合し、1984年から2人でドメーヌを共同経営するようになりました。 2人の目指しているワイン造りの哲学は、「自分が飲んで美味しいワインを造ること」と実にユニーク!そして、「余ったワインを売る」のだそうです。誤解なく。半分は冗談ですが、これは本音です。本当に美味しいワインを生みだす為とことん本気で努力し、自分のワインを飲んでくれる人たちに喜んでもらいたい、という気持ちの表れなのです。 そして早速試飲です。本日のワインは ①シャン・リーブル/サンペレ・泡 ②クローズ・エルミタージュ・ブランK2006 ③セ・ル・プランタン、クローズ・エルミタージュ2008 ④クローズ・エルミタージュ(赤)2007 ⑤サン・ジョゼフ(赤)2007 の5アイテム。 なかでも②のワインは、厚みと複雑さが秀でた傑出した美味しさでした! ワインの味わいに納得頂けたお客様たちから沢山ご購入いただけました。お礼にルネ・ジャンからボトルにサイン! 日本語が少々分かるルネ・ジャンは、”DAI SUKI DESU” など・・・ 店主の若林さん、スタッフの黒石さんと記念のショット! イヴェント大成功でした!皆様、ありがとうございました!!! ■ROCKS OFF 神奈川県藤沢市鵠沼石上2-11-16  TEL.0466(24)0745 ************************************ お次は、東京・銀座のど真ん中に昨年OPENしたばかりの自然派ワインショップ『カーヴ・フジキ』さんです。 さすが麗しい女性たちによって運営されているお店だけあって、店頭でのご案内もオシャレでかわいい! この日は、またまた麗しい女性カルテットによるサックスアンサンブル「ラ・メール」に続いての登場です。 お客さんたちは、「ダール・エ・リボ」のワインを楽しみながら、 美しい音色に酔いしれていらっしゃいました。 ルネ・ジャンは、美しい女性たちの後でしきりに「やりずらいな・・」と漏らしておりましたが、ルネ・ジャンが登場するや否や、お客様皆様興味深々で話に聞き入っていらっしゃいました。 その中で、興味深い話がありました。「ダール・エ・リボ」の赤ワインは、シラーという単一品種で造られております。よく“シラー”という品種は男性的で力強い品種だ、と言われますが、「ダール・エ・リボ」の赤ワインはとてもエレガントなスタイルで女性的だ!フランス語では、すべての名詞に対して男性名詞か女性名詞か決められていて、普通「シラー」は男性名詞とされてますが、「ダール・エ・リボ」では”女性名詞“だ!と力説しておりました。 エレガントなスタイルの「ダール・エ・リボ」の“シラー”には、まさに女性名詞が相応しいと一同納得! さて、本日試飲のワインは次の通り。 ① ラール・デ・ショワ(赤) ② クローズ・エルミタージュ(赤)2007 ③ サン・ジョゼフ(白)2007 ④ サン・ジョゼフ(赤)2007 ⑤ エルミタージュ(赤)2004 =マグナム 試飲しながらお客様と質疑応答。 「自分の飲みたいワインを造って、余りを売る」という哲学(?)に、とてもご納得・共感頂いた紳士の方。 自然派ワインを飲み始めた愛好家のご婦人からは、自然派ワインの味わいの違いをご質問いただきました。 ルネ・ジャンは、自然派ワインの味わいは、そうでないワインには決して表れない“ダシが効いている”と言っておりました。自然に栽培するとぶどうの根っこは地中深くまで張り巡らされるので、地中に含まれているミネラルや味わい成分が十分に吸い上げられ、それがダシのような味わいとなってワインに表れるのだという。なるほど納得だ! 今日のイヴェントを聞きつけ、「ダール・エ・リボ」で収穫の手伝いを1週間行なったマッチャンが駆けつけてきた! マッチャンは、オザミ・グループでソムリエとして活躍する重要人物だ。「ダール・エ・リボ」での貴重な体験を語ってくれた。 →写真中央 藤木社長、加藤店長、スタッフの岡元さんと、“ダー!” ⇒解説 「ダール・エ・リボ」では、写真を撮るとき “チーズ”ではなく、“ダー!”で撮ります。 (ダール・エ・リボの“ダー”) チャッカリ“ラ・メール”の美女の皆さんとも! ■CAVE FUJIKI 東京都中央区銀座4-7-12  三越新館1階   TEL.03(6228)6111 ************************************ 第3弾目はやはり昨年末に新装開店した隠れ家ワインショップ『野崎酒店』さん。東京都世田谷区にあります。何とこのお店、看板も表札もありません! でも、通りがかりの方気になるらしく、窓から覗き込んではお店に入ってくる、何とも不思議なお店です。 しかし、ワインの品揃えはかなり気合が入ってます!自然で美味しいワインが所狭しと並んでます。 もちろん『ダール・エ・リボ』も、殆ど日本に輸入された当初より扱って頂いております。店主の野崎さん、ありがとうございます! お店に入るや否や、すでにお客様でイッパイ! 熱気ムンムンで、皆様ワインの試飲をして頂いております。 今日お越しいただいている方は殆ど近くのレストランの方で、いつも自然で美味しいワインを扱っていらっしゃる方ばかりです! 本日の試飲ワインは、 ① クローズ・エルミタージュ(白)2007 ② サン・ジョゼフ(白)2006 ③ セ・ル・プランタン(赤)2008 ④ クローズ・エルミタージュ(赤)2007 ⑤ サン・ジョゼフ(赤)2006 ⑥ エルミタージュ(赤)2004 と、他にも程良く熟成した2002の白の試飲など、貴重な機会となりました。 ルネ・ジャンから店主の野崎さんに、お礼として「ラール・デ・ショワ」とソーシッソンのサイン入り写真が贈られ、歓喜する野崎さん! 「ラール・デ・ショワ」は、ルネ・ジャンが買いぶどうで「ダール・エ・リボ」と同様に造っているワインです。このワインは、フランスの日常食であるソーシッソンやシャルキュトリと一緒に気楽に楽しめる、リーズナブルで美味しいワインです! いつも満席で予約を取るのが困難な「ウグイス」のオーナーシェフ紺野さんは、自分のコックコートにサインをもらいご満悦! 「ウグイス」のスタッフの皆様と 野崎さんご夫妻、そして野崎さん2世もご一緒に! 野崎さん、これからも「ダール・エ・リボ」よろしくお願い致します! また、お店頑張ってください。 本日は、ありがとうございました。 ■野崎酒店   東京都世田谷区下馬1-22-13   TEL.03(3422)4770

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RECREATION DEGUSTATION VIN NATURE A FUKUOKA 福岡

博多の街にも自然派ワインが浸透してきたのを感じる。 CPVお薦めワイン 2011年、博多に出展されていたワインで見逃せない醸造元をクローズアップしてみたい。 10社のインポーターが扱う自然派ワインすべて推すすめであることには間違いない。しかし *どうしても、もう一度、飲んでもらいたいワイン。 *個人的に何故か惹かれるワインなど、 ここでは、色んな意味で今年は外せないな!と思うワイン・蔵元をクローズアップしてみたい。 PAUL- LOUIS- EUGENEポール・ルイ・ウージェンヌ(野村ユニソン) ミネルヴォワの山中に住む孤高の仙人 16年前までは、南フランスでは名を轟かせた名前だった。訳あってほとんどの畑を手放さなければならなくなり、一旦生産が中断していた。ミネルヴォワの山中にドルメン(原始人)が住んだ跡があるコスと呼ばれる一角がある。 真っ白な硬い石灰質の岩盤土壌の荒地があった。その山中に住み荒地木々を引き抜きスキー場のゲレンデのようなS字型のブドウ園を開拓した。途方もない体力のいるハードな仕事を独りでやった。その激務の為、近年心臓を病んで手術までした。 今は取り戻して元気に働いている。ポールが命をかけて造ったワインです。 1-PIERRE DE SONS ピエール・ド・ソン 真っ白は薄く硬い石がいっぱいある畑、その石と石を叩くと、大変美しい音がする。“石の音”ワイン。仙人ポールが造る南のピノ・ノワール。南仏ピノNO1である。 2-3POMMES トロワ・ポム ポールが命をかけて開墾した写真の畑、ここから収穫したグルナッシュを仕込んだ初リリースワイン。ドルメン(原始)の土壌の風味がする。仙人の哲学も感じる。 CLOS DE L`ORIGINE クロ・ド・オリジン(ディオニ社) 私はこのマーク・バリオが好きだ。飄々として視野が広く明るい性格だ。ブルゴーニュでワインを勉強してディプロムをとり、オーストラリアで大手企業のワイン造りの経験もした。そしてバンドールにて4年間、オノログとしてワイン造りを経験。そして、独立すべく、土地代の安いルシオン地方にやって来た。ここには樹齢100歳以上の古木が沢山ある。国宝級の葡萄木だ。そしてシスト土壌と素晴らしいテロワールがある。 1-SOIF DE PLAISIR ソワフ・ド・プレジール(赤) カリニャン50%,グルナッシュ45%,シラー、マカブなどが混植されている畑、喉の渇きを癒すごとくグイグイ飲める赤ワインです。 2-L`ORIGINAL ロリジナル(白) 110歳のマカブ48%,ムスカ・プティ・グレーン50%,あとは混植品種。果実味の中にミネラルからくる酸もあり、グイ飲みワイン。 CATHERINE ET PIERRE BRETON カトリーヌ・ピエール・ブルトン(日仏商事、BMO,イーストライン) 自然派ワインの中心的存在の蔵元だ。 カトリーヌは自然派最大の組織、ディーヴ・ブテイユル(白)の設立者の一人である。 自然派ワインに入った契機は、若き頃、ジャンピールロビノのパリのワイン・ビストロで自然派ワインの存在を知り、その自然な風味に驚愕した。 マルセル・ラピエールを知り、自然な造りに参入。 この二人の出会いもアンジュ・ヴァンで知り合って結婚。ロビノが彼らの結婚調印の承認者(仲人のような存在)でもある。 NUITS D`IVRESSE ニュイ・ディヴレス“ 酔いどれワイン”(日仏商事) BRETONのワインはカベルネ・フランのマイナーな意味のベジェタルさがまったくない。ニュイ・ディブレスはSO2添加ゼロのワインである。 カベルネ・フランのピュアーな風味が味わえる、特別なワインだ。 メーンのブルグイユもフランの上品をここまで表現できるのがブルトン。 DILLETANTE ディレタント(BMO) 明るくて、芯があってで、優しく美しいカトリーヌ、そのままのイメージのワインだ。 ヴーヴレ地区出身のカトリーヌは家系から引き継いだシェナン・ブランの畑を持っている。 今、微発泡の爽やかな自然派ワインがブームとなっているが、そのブームの切っ掛けの一つがこのディレタントだった。仕事が終わってグイっと一杯やりたいナンバーワンだ。 EPAULE JETE エポール・ジュテ(イーストライン) ヴーヴレのシュナン・ブランをカトリーヌが自然手法で醸造した白。赤はカベルネ・フランをグラップ・アンティエールで仕込んだワイン。 AVIS DE VIN FORTアヴィ・ドゥ・ヴァンフォール(イーストライン) カベルネ・フランをグラップ・アンティエール(除梗なし)で短期間のセミ・マセラッションで醸したワイン。 SEMINAIRE VIN NATURE ET VIN BIO 自然派ワイン、BIOワイン セミナー  SEMINAIRE VIN NATURE ET VIN BIO 自然派ワイン、BIOワイン セミナー  長崎の自然派ワイン・ショップ・エヴリデイ・ワイン 宮川さんファミリーが素晴らしい笑顔を運んで来てくれました。一年前に長崎にオープンした自然派ワイン・ショップ。 長崎の街は小売では、まだ未開の地、色々試行錯誤で頑張っているようでした。今日はレストランもワインショップも閉店して参加してくれました。本当に有難うございます。応援しています。 燃やせ!!PASION !! 燃えろ!PASSION !! 最終打上げは焼き鳥にワイン 金曜日ということもあって、インポーターの皆さんは一部を除いて東京へもどり、内輪的な打上げをやりました。 地元のとどろき酒店さまにご参加いただきました。 この厳しい環境の中本当に頑張っておられる轟さんチーム、我々も出来うる限りの応援を致します。有難うございました。CPVの竹下が学生時代過ごした福岡。今夜は彼がアルバイトをしていた焼き鳥屋さんにワインを持ち込んでワーとやりました。最後は勿論、福岡の伝統、飲んだあとは屋台ラーメンで締めました。

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“RECREATION” DEGUSTATION VIN NATURE A OSAKA 大阪編

TOKYOの翌日1月27日に大阪で開催。 250名のプロフェッショナルに来て頂きました。 やはり大阪でも感じたことは、今までに来られなかった部門の人達の来場が多かったことです。 自然派が確実に広がっているな、と感じました。 そして、小売店も業務店の人達もこの難局を自然派ワインで乗り越えようと、皆、自分に合ったワインを探そうと、真剣に試飲を繰り返していました。 大阪ではインポーターの目を引いたプレゼンテーションと人気ワインに的を絞って紹介します。 DIONYディオニ社    この不況の中でも、順調に売上を伸ばしているディオニ社は、毎年、販売営業マンを伴ってフランス現地の自然派醸造元を訪問する。営業マンが現場を知っているか否か?は本当に大切で、説得力が2倍、3倍に上がると思います。そして、毎回、プロカメラマンを同伴して醸造元の綺麗な写真を撮っています。その写真がプレゼンテーションに差が出る。 MIKAEL BOUGES ミカエル・ブージュ↑ ロワール地方トゥーレーヌ地区。真っすぐでスカットして気持ちが良い人物。ロゼの微発泡ワインABが実に爽やかで良い。 そして、白も赤も共通していることは人物通り透明感あってスカットしたスタイル。 イーストライン社 門脇さんも年に3回ほどフランスにやって来て、醸造元を巡る。一眼レフをもって醸造元の写真を撮りまくる。顔の見えるワインが実現する。 プラジョル 国宝級の職人組織レジャン・ド・メティエのメンバー SUD OUEST西南部地方のプラジョルを紹介しよう。 フランス自然派の仲間から尊敬の念を持たれているプラジョル。絶滅しかけている品種を再生させたり、品種研究家でもある。品種に関する本も書いている。 モーザック品種から造られる白の微発泡ワインがほのかな甘さもあって大人気でした。 赤はブロッコリ品種100%、爽やかさもあって、グイグイ入ってしまう。 BMO社 - プレゼンテーションのMVPは流石のBMOだ! 遠くから見ると“オヤッ”マルセルとエロディーが来ているのかな?!と思ってしまうほどよく出来ている。 上半身の等身大写真の切り抜きボードだった。 南ローヌの自然派を造上げたマルセルのワインは絶品だ! 運命的な師弟関係 若きマルセルは、ワイン造りを始めた頃、エロディのお爺さんに色々助けてもらった。その世話になったお爺さんの孫に当たるのがエロディーさんだ。葡萄栽培、醸造とすべてをエロディーに伝授している。素直で頑張りやの性格のエロディーは既に多くの事を身に付けている。35年のマルセルの歴史を受け継いだ。その上に女性的な柔らかさをワインに表現している。驚愕の果実味と優しさが同居している。 大阪と福岡では自然派ワインセミナー開催 Seminaire sur Vin Nature マルセル・ラ・ピエールが昨年亡くなって自然派の歴史がまた新たな時代を迎えようとしている。 今、今までの自然派の流れ、現在、そして未来に向けて歴史的に総括する時期に来ていると判断。 1976年に渡仏してフランス滞在が30年を超しました。 近年の10年間のフランスワインを取り囲む環境の変化は絶大なものがあり、自然派ワインの広がりには驚くばかりです。 自然派ワインとビオワインについて自然派ワインの台頭、伝播の歴史など、総括しておく必要性を感じました。 テースティングは 1-クロ・ルジャール、自然派ワインという名称が出る前から400年に渡ってビオで自然な造りの伝説蔵 2-マルセル・ラピエール、現在の自然派と呼ばれるグラップ・アンティエール(除梗なし)醸造 3-ル・ブ・ド・モンド、マルセルの流れを継承している。孫弟子にあたる新世代の自然派 ★セミナー内容については、このHPページにて近日中に掲載いたします。 RECREATIONの打上げが満谷さんの LE BOISだ! 大阪で自然派の元祖と云えばやはりトルトゥーガーの満谷さんだ」!今夜は2階のLE BOISを借り切った。 大阪の夜は熱い! 日仏商事の庄本は明日フランスに出発予定ボンボヤージ、パシフィック洋行の安部さんは今年初参加で新しいパワー風を有難う。ディオニの前田社長親子、有難うございました。 三浦さんも、トミオさんも有難うございました。 皆さんお疲れさんでした!満谷さん、有難う!! 伊藤

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RECREATION自然派・大試飲会が3都市で盛大に繰り広げられた!

     *** 東京会場 TOKYO *** CLUB PASSION DU VINでは毎年、年初めの1月に自然派大試飲会を実施している。 対象は酒販店、各種小売店や飲食店などプロ向けだ。約500名の人達が来場した。 遠くは北海道、九州からも来てくれました。 2011年のワイン販売の為に新たな自然派ワインを見つけようと日本中からプロフェッショナルが集まった。今までにない広がりを感じた。 *** 東京会場にはフランスから二人の生産者が参加 *** ←自然派最古参のダール・エ・リボ のルネ・ジャンが参加。自然派の世界ではミティークな存在だ。熟練したものしか出せない究極の自然な果実味の旨味!(野村ユニソン) 神の雫、ボルドーのプピーユも登場 カスティヨンの暴れん坊フィリップ・カリーユ が来日参加した。ビオ栽培、自然酵母、樽熟の正統派タイプのボルドー自然派。 (モトックス)  ***10社の自然派インポーターが大集合 *** BMO株式会社(片岡物産株式会社) 、 野村ユニソン株式会社、 エスポア 株式会社モトックス、 ディオニー株式会社、 株式会社オルヴォー、 有限会社クロスロード、 パシフィック洋行株式会社、 日仏商事株式会社、 株式会社イーストラインLa Vigne事業部 *エスポア  TEL :06-6436-3402 東京会場のみの参加となったエスポア。 東京のエスポア加盟店が協力しての参加となった。 超人気のマーク・ペノ 超自然派のシモヌッティーを有するエスポアブースはいつも試飲者で混んでいた。江戸っ子エスポア店の 萬屋のユキコさんが参加。 *クロスロード   TEL :03-3352-0911 FAX :03-3352-0910 隠れたコアな自然派をいっぱい持っているクロースロードは新たな自然派を求める飲食店の人達にはもってこいのインポーターだ。ボジョレの孤高の自然派ジャン・クロー・ラパリュが大人気だった。藤原さんと有馬さんの2人の参加だ。 ガメ品種もトコトンつきつめるとここまで上品になるものか。と驚きのブルイ。 *イーストライン TEL :05-6682-1955 FAX :05-6882-1524   TEL 門脇090-1757-1147 掘り出しもの自然派を探すならイースト・ラインだ。 ここの門脇さんは年に3度もフランスにやってくる。 その都度、訪問先の自然派醸造元で研修している若者や 近所の新人自然派を紹介してもらい青田刈りをしている。 だから、ここには掘り出しものが沢山ある。でも超人気は コルビエールのマキシム・マニョンとミネルヴォワのジャン・バティス・セナだ。南フランスの超自然派の二人。爽やかさを含んだ濃縮感!今日は佐藤さんもブースに参加。 *BMO(片岡物産株式会社) TEL :03-5459-4243 BMOからは高野さん、鎌田さんの参加。ここの人気は何と言ってもルシオン地方・ナンバーワン自然派、ジャン・フランソワ・ニックのフラール・ルージュだ。超自然派の果実味は他を寄せ付けない魅力がある。そして、もう一つの人気者、フラール・ルージュの親友でもあるエリックのラングロールである。 自然派の中でも別格の自然な果実味を醸すことが出来る二人だ。自然派の双子ダイヤモンド的存在と云っていい。 *日仏商事 TEL:03-5778-2494 FAX :03-5778-2482 自分自身が大変熱心な自然派愛好家の庄本さん。フランス自然派の初期の創生期にパリで一世を風靡した自然派ワインバー第一号を経営していたジャンピーエール・ロビノの彼なくして今日の自然派ブームは無かった。そんなロビノ氏が晩年、故郷に帰って醸造所を打ち立てた。流石、芸術家ロビノ ラベルもすべてデザイン。心に響く自然派風味ワイン。 *ディオニ   TEL :03-5778-0170 FAX :03-5778-0170 ディオニ社で売上のトップを競う最強の美人セールスウーマンが担当の東京。東京での人気はロワール・アンジュの超自然児ブノワ・クローだ。ロワールにあってカベルネ・ソーヴィニョンの100歳の古木をもち、しかも、誰もやったことがない醸造を実行。カベルネ・ソーヴィニョンをグラップ・アンティエール(セミ・マセラッション・カルボ方式)で醸造する。その上、ベジェタル風味が全くないCS果実味を実現。 *オルヴォー TEL : 03-5261-0243 FAX : 03-5206-8557 独自の販売理論を持つ田中さん。ここのお薦めは何と言っても うさぎのマークのニコラ・テスタである。ブルゴーニュのプレスティージなテロワールとピノ・ノワールをプリューレ・ロックでパカレの後を引き継いで醸造していたニコラがボジョレの土壌でガメを醸すとどうなるか?興味深い実験台のようなワインだ。ニコラ『造りはシャンベルタン・クロ・ド・ベーズと全く同じだ!』と言い切る。ピノに最も近いガメを醸すニコラのワイン! *パシフィック洋行 TEL :03-5642-6084 FAX :03-5642-6085 後発で自然派ワインに取り組むパシフィック洋行さん。でも やる気満々の安部さん、小山さん。力強い仲間が増えたという感じ。ここでのお勧めは、アルザスのローラン・バンワースだ。クリスチャン・ビネールで修業して、現在でも教えをうけながら醸造をする。柔らかいタッチの果実味は心が和む癒し系の味わいだ。 *野村ユニソン TEL :03-3538-7854 FAX :03-3538-7855 流石に野村ユニソン、ブースはいつも人で溢れていた。自然派の一流どころを揃えている老舗だ。今日は藤木さんがブースにたった。今日のお薦めはダール・エ・リボだ。、やはり本人がブースに立つ。元野村ユニソンの社員だった浅野さん、現在、ルネ・ジャンの奥さんも後半顔を出してくれた。癒し系の疲れない味わいは素晴らしい! *モトックス TEL :03-5771-2823 FAX :03-5771-2824  ビオ栽培の為に設備に莫大な投資をして 土壌を生かすことにかけているフィリップ。 そんな自然栽培の影響がここ数年、顕著に出てきている。土壌が生き生きしてきた。昨年の収穫葡萄は完璧に健全な状態だった。 ミネラル感と酸、果実味のバランスが絶妙な上品さを備えてきた。勿論、ボルドーの伝統醸造、今の自然派のグラップ・アンティエール(除梗なし)ではない。しかし、自生酵母、SO2添加も少ない。SO2添加ゼロのアティピックも造っている。革命的な美味しさだ。 *サンフォニー TEL :03-5565-8992 FAX :03-5565-5886 今日はフランスから剣道5段、フランス代表選手のアレックスが手伝いに来てくれた。ニースに住むアレックスは自然派ワインが大好きだ。昨年は醸造元で研修をやっていた。お薦めは、フラールージュ・ファミリーの2つのワインだ。アクセル・プリッファーのル・タン・ド・スリーズ桜の季節のワインと今、フランスで自然派中最も人気上昇中のル・ブ・ド・モンドだ。超自然な果実味はグラップ・アンティエール醸造(除梗なし)からくる果実の爆発系だ。 遠くからお越しの皆様、お疲れさまでした。皆さんの真剣に試飲される姿に感動と感謝の念がこみ上げてきました。2011年の皆様のワイン販売が上手くいく事を願っています。CPVではチラシ作製、配布やフランス自然派ワイン見学ツアーなど外からの応援を企画しています。 是非一緒にご参加ください。 RECREATION打上はオザミの新店東銀座・ブリヨン・ド・パリにて パリのワイン食堂 ブイヨン・ド・パリは明るい雰囲気で気軽に自然派ワインも飲める! […]

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フランスの1月は試飲会のラッシュ!

フランスでは、1月24から2月1日に亘って自然派ワインの世界ならでは絶対に外せないイベントが行われます。 ここで、生産者の新しいヴィンテージを飲んだり、新人の造り手を掘り出したり、世界中からカービストやレストランのオーナー、ワイン関係の方々が集まるのです! 最初はモンペリエで行われる『La Remise * ラ・ルミーズ』からスタート。 ここでのムードは、とにかくフレンドリーな雰囲気で、皆顔見知り・・・! ルシヨンでも有名な3人の生産者、Domaine Le Bout du Monde*ドメーヌ・ル・ブ・デュ・モンドのEdouard Laffitte*エドワード・ラフィット、 Domaine du Possible*ドメーヌ・デュ・ポッシブルのLoic Roure*ロイック・ルール、 そしてClos Léonine*クロ・レオニンのStéphane Morin*ステファン・モランが主催している隠れ試飲会です! そして次の日には、毎年大規模に成長している『Millésime Bio  * ミレジム・ビオ』。 1993年からスタートし、今ではビオ・ワインならばここ!という人も沢山。 しかし人が多く、広すぎるので、生産者を見つけるのに一苦労・・・! そしてパリに戻ってきてすぐにロワールのほうへ。 ここでは、『Renaissance des Appellations * ルネサンス・デ・ザペラシオン』という試飲会が開かれています。 自然派ワインの中でも、トップ・クラスな醸造家のみ! ロワール地方のアンジェの町にある、12世紀に建てられた小屋の中で再開されています! そのまま、又もや大規模試飲会、『Salon des Vins de Loire * サロン・デ・ヴァン・ド・ロワール』に突入! 1987年に再開され、今では600人もの生産者が紹介されています。 しかも名前通り、全てロワール地方の造り手・・・ 多い! そして最後の試飲会は、何とシャトー・ブレゼの地下で行われました! まさに自然派ワインが大好きならばは欠かせない『Dive Bouteille  * ディブ・ブテイユ』です! ロワールのソミュール地方独特の、 どこまでも続く廊下・・・まさに洞窟! 去年は寒くて赤ワインの試飲は難しかったのですが、今年はちゃんとヒーターが入っていて、美味しく試飲が出来ました! *** さあ、試飲会にいた生産者を紹介します! *** 最初はLa Remise * ラ・ルミーズから! Ferme St Martin * フェルム・サン・マルタン (ローヌ地方) Thomas * トマ 2010年はトップなバランス! 酸味もキッチリしていてフレッシュ感抜群! 白の「Fleur de Terroir * フルール・ド・テロワール2009」はミネラル感が強く、スパイシーで潤い感タップリ。 ロゼの「Rose d Entrevon * ロゼ・ダントルボン2010」はまさにフルーティーでジューシー! 赤では、友達とグイグイ飲みやすい赤フルーツ系の「Gerine * ジェリンヌ2010」、エレガントでシックな「Romanis * ロマニス2010」、パワフルでフィネーレが綺麗な「Estaillades * エスタイヤード2010」、スパイシーてテロワールの複雑感が味わえる「Terres Jaunes * テール・ジョーヌ2010」。 最後は標高500mから収穫されたブドウを使用したワイン、「Constanci * コンスタンチ2009」を試飲。 醸造もフードルで行っているので、まろやかで深みもあり、なおかつ爽やかなので一番上品! Domaine de Maupertuis * ドメーヌ・ド・モーペルチュイ (オーベルニュ地方) Jean Maupertuis * モーペルチュイ クマさん見たいに大らかでマイペースなジャンさん。 彼のワインもゆったりとしていてまろやかな口当たりが特徴的。 「Guillaume * ギヨーム2010」はフレッシュ+フルーティーで飲みやすく、「Pierres Noires * ピエール・ノワール2010」はよりミネラルでしっかりと厚みのあるワイン。 白の「Puy Long * ピュイ・ロン」はトロミがありながらも、柑橘類のサッパリさが味わえ、ロゼ2010は今回一番人気の高かった一品!野イチゴジュースを飲んでいるような感覚!今年の夏には欠かせない一品! Domaine des Deux Terres * ドメーヌ・デ・ドゥ・テール (ローヌ地方) Manu et Vincent * マニュとヴァンサン  今回の発見!仲良しの二人組から生まれたこのドメーヌ。 とてもファンキーで楽しい人たち! しかもワインの味もピュアで真っすぐでフレッシュ! 酸味がきりっとしていて、フルーツの甘みも綺麗に引き出されていて、最高! ここのブドウジュースもメチャ美味しい!甘すぎず、サッパリ!私も購入しちゃいました! 今後期待の二人です! Grenache Pur * グルナッシュ・ピュア2010 - 標高1400m Ripaille * リパイユ 2010 - カリニャン100% Zig Zag * ジッグ・ザッグ2010  - シラー70%・グルナッシュ30% Bric a Brac  * ブリック・ア・ブラック - シラーのマセラシオン・カルボニック100% Le Grain de Raison * ル・グラン・ド・レゾン (ルシヨン地方) Fabien Mereno * ファビアン・メレノ  ファビアンは2年前に地元のルシヨンへ戻り、Edouard Laffitte とLoic Roureの醸造所の一部を借りて、2009年からからワイン造りをスタート! 「La Lie […]

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ルシヨンでは欠かせない、若手仲良し3人組

フランスの南にある、ルシヨン地方。ここの風景はまるで人間より自然の方が支配しているかのよう。 目の前に広がる景色はソバージュな自然、まさに山奥って感じがします! しかし何だろう、この安らぐ感覚は?!ずっとここに居たいという気持ちが込み上がってきます! そんなこんなで辿り着いたのは、元協同組合が使用していた大きなカーブ。 ここで、3人の仲良しコンビがワイン造りに熱中しています。 ではこの3人の歴史を振り返ってみましょう! ********************************************************** 音楽を愛する男前のロイック・ルール*Loic Roure                 ドメーヌ・デュ・ポシーブル*Domaine du Possible ずっと気に入るブドウ園を探していたロイック。 ある日、山道を彷徨っていたら、青や赤、ラメが入った石を、道端に発見。 そこで顔を上げた瞬間、綺麗に並んでいたカリニャンの畑に一目惚れをしてしまったロイック! ここでワインを造りたい!そんな気持ちが高まり、彼は樹齢100年以上のカリニャンの畑を即購入! 自分の畑を手に入れたものの、彼には醸造所もなければ住む家も無い・・・仕方なく車内で睡眠を取り、アグリ川で体を洗う生活を送っていました。しかしこんな生活も限界に近づき、一刻も早く住む場所を見つけなくては!と焦ったロイックは、ちょうど空き巣になっていた協同組合の醸造所を発見!2003年には、同じ町で自然派ワインを造っているDomaine Le Bout du Monde*ドメーヌ・ル・ブ・デュ・モンドのEdouard Laffitte*エドワード・ラフィットさんと組み、このカーブを購入し、本格的に活動を開始しました! 優しくてシャイなエドゥワード・ラフィット*Edouard Laffite             ドメーヌ・ル・ブ・デュ・モンド*Domaine Le Bout du Monde 1997年、エドゥワードはコート・デュ・ローヌの協同組合、「エステザルグ」でワイン造りを手伝っていました。 しかし!!!協同組合といっても、ここは特別な特徴があるのです! それは“自然に優しい栽培”を行い、丁寧なワイン造りをモットーにしているカーブ。 しかもその時期の責任者は、ラングドックを代表する自然派ワイナリー、ジャン・フランソワ・ニック氏! 彼の元で栽培・醸造を学び、ジャン・フランソワが独立した後も、4年間の間、エドゥワードは醸造責任者として重要な役割を果たしました。 大役をこなすうちに、彼の中には『自分の可能性を試そう』という欲望が膨らんでいきました。 一から十まで自らの手で造る“熱い思い”がこもったワインを皆に飲んで欲しいという意志から、2003年にロイックと共にこのワイナリーを創立したのです! 明るくて好奇心タップリのルーキー、ファビアン・メレノ*Fabien Mereno           ドメーヌ・ル・グラン・ド・レゾン*Domaine le Grain de Raison パリで長年模型製作者として働いたファビアン。 しかし心のどこかで、『本当にこの仕事が好きか?他にやるべき事があるんではないか?』と常に違和感を抱いていた彼。 そこでファビアンは閃きました! 昔からの夢、それはワインを造る事だ!と実感し、その思いを実現するため、生まれ育った土地へと戻りました。 しかしやはり醸造所が見つかりません・・・ そんな時に出会ったのが、上の2人! 彼らの広い醸造所の一部を借り、農業専門学校を卒業した後、ワイン造りをスタート! 2009年がファーストビンテージ、期待でいっぱいです! ********************************************************** 山奥にブドウ畑がある為、葡萄の木はこんなに急な斜面地に植えてあります!しかもこの地区は風がとにかく強く、何ヶ月間もの間ずっと止まなく吹き続けています。 ブドウの木が折れてしまわないように紐で固定を! 風が強い分、風通りは抜群!ブドウ達は病気に罹りにくい! ここでの耕作作業はなんと馬ちゃんの役目!よく通れるな・・スゴイ!! 土壌は殆どシスト質。 他にも片麻岩や花崗岩質が特徴的です。 触ってみると、大きな破片がボロボロと・・・ ********************************************************** ではでは、皆のワインを試飲しましょう! 今回の特徴は何でしょう・・・?! ロイックのワイン 彼が栽培しているブドウの樹齢は略全てがヴィエイユ・ヴィーニュ。 シラーは35年、グルナッシュは50年、そしてカリニャンは55年からなんと105年! シャリヴァリ *Charivari 品種:カリニャン 樹齢:47~90年 土壌:シストと片麻岩 醸造:2/3はマセラシオン・カルボニック + 1/3はエグラパージュ 熟成:8ヶ月間の樽熟成 名前:シャリヴァリとは古くから伝わるカーニバルの名前です。台所用具など、楽器以外の物で音楽を奏で、町の中を回る、ユニークで楽しいカーニバルです。ロイック曰く、カリニャンはルシヨンに最も合う品種なのです。とてもエレガントで滑らかなワイン。赤フルーツのアロマが漂い、スイスイと飲めてしまう、優しくて爽やかな味わい! クマ・アコ *Couma Acò 品種:シラー 樹齢:35年 土壌:シスト 熟成: 8ヶ月間の樽熟成 名前:クマ・アコはカタロニア語で『こんなものさ』という意味です。 友達との楽しい時間にはこのワインがピッタリ!事前に開けておき、30分くらい待ってみて下さい。どんどんと広がっていく果実の香りと複雑さは本当に感動ものです。このキュべもやはりフレッシュ感が強く、ブドウジュースのように飲めてしまいます!私も大のお気に入りの一本です! クール・トゥジュール*Cours Toujours 品種:マカブー、グルナッシュ・グリ、グルナッシュ・ブラン、カリニャン・グリ 名前:クール・トゥジュールとは『ずっと走る』という意味。これは、ずっと走り続け、何かを得るということ。酸味もあり、渋みもあり、りんごの香りが漂う、喉を潤してくれる白ワインです! セ・パ・ラ・メール・ア・ボワール*C’est pas la mer à boire 品種:グルナッシュ、カリニャン、シラー 樹齢:35~50年 土壌:シストと片麻岩 醸造:マセラシオン・セミ・カルボニック 熟成:9ヶ月間のステンレスタンクと樽熟成 名前:直訳すると、『海水を飲むわけでも無いし!』という意味ですが、フランス人は『そんな大したことないでしょう!』という時に使う表現です。『このワインはアッというまに飲めてしまうからジョーク交じりでこの名前をつけたんだ』と半笑いなロイック! マセラシオン・カルボニックが果実身の深さを引き出し、ミネラル感たっぷりなワイン。繊細で後味が長く残る、ルシヨンのワインとは思えないほど爽やかで飲みやすい! ********************************************************** エドワードのワイン 彼の畑はとにかく標高が高い場所にあります! その為風が強いのですが、眺めは抜群! レキューム・デ・ジュール*L Ecume des Jours 2009 品種:リャンドナー・ペルト(グルナッシュに似た地元品種)45%、カリニャン45%、シラー10% […]

30
Déc

オー・シャンゼリゼ~♪ オー・シャンゼリゼ~♪

世界のシャンゼリーゼがクリスマス・イルミネーションで美しい。 この季節がやって来た。私が一番パリに居る季節でもあります。 今年一年の反省と来年に向けての鋭気を蓄えて 色々模索する季節でもあります。 私はこの凱旋門を眺めるシャンゼリーゼ通りが大好きです。どれだけの偉大な人達がこの通りを通ったのだろうか、と想像するだけでワクワクしてくる通りです。 ナポレオンが造ったこの凱旋門 完成した姿をナポレオンは見ていない。 今のパリ全体を形造ったのもナポレオンだ。 ナポレオンは偉大だったと思う。 フランス人はあまりナポレオンを好きではない。 彼はコルシカ島出身だからフランス人とはみていない人達が多い。 マルシェ・ドゥ・ノエル 年末はコンコルド広場からシャンゼリゼ・クレマンソまで屋台市場が設置される。 寒いシャンゼリーゼ通りを散歩しながらの買い物を楽しむ。 体が冷えたらヴァン・ショ(ホット・ワイン)を飲んで温まる。 ←シャンゼリーゼから見るアンバリッド、 ナポレオンが眠ている。 コンコルド広場の ⇒ 観覧車とオベリスク フランス国会議事堂            1800年代の万博会場の屋根 ホテル・クリオン、 ジョルジュ・サンク そして、何といっても、パリといえば エッフェル塔だ! やっぱり、パリは夜が美しい! この時期が最も輝いている。 食べ物もこの時期は美味しいものが勢揃い! さて、何か美味しいものでも食べに行くか! では、失礼します。 伊藤 PARIS