26
Sep

Leonis レオニス醸造元、                     ラファエル・シャンピエ18年の収穫 -no2

   ラファエルもラパリュで研修した。ラパリュのワインの中でも、繊細なスタイルのワインが好きだった。 やさしい果実味と酸、そして静かに伸びてくるミネラル感のスタイルが好きだった。 ★Raphael Champierラファエル・シャンピエール18年産ヌーヴォーは★ ラファエルにとって18年は、自分にとって理想的な熟度で収穫できた。 9月の初期の早目に酸がキッチリ残っている状態で収穫。 奥さんのクリステルさんは元写真家、繊細な感性の持ち主。 やはり繊細なスタイルのワインが大好きだ。 ラファエルにとって、奥さんに“美味しい”と言ってもらえるワイン造りを目指している。 今年は自分も自信をもって奥さんに喜んでもらえるワインができそうだ。 特に、ヌーヴォーは11.5から12度のアルコール度数になるだろう。 それはもう、ジュースのようにグイグイ体に入ってしまうワインになりそう。   収穫からずっと僅かな睡眠で頑張ってきたラファエル、チョット疲れ気味だった。 でも、トビッキリ美味しいワインをができて嬉しそうだった。 日本ではまだ、あまり知られていない。 新しいヌーヴォーでグイグイ入るタイプを探している人へお勧めです!  

26
Sep

静かに醸すLeonis レオニス醸造元の               Raphael Champier ラファエル・シャンピエ -no1

ラファエルは醸造家の家系に生まれた。何と14人兄弟の11番目。 小さい頃からワイン造りをしたかった。最終的に尊敬するジャンクロード・ラパリュ醸造にて研修をした。 ラパリュのところに集まる醸造家志望の若者達の一人だった。 無口で控えめなラファエルは目立たない存在だった。 でも、内に秘める意志の強さがあった。仲間達よりいち早く独立したのがラファエルだった。 ラファエル・シャンピエールの初リリース2011年、そして15年に家系の畑も引き継いで醸造所を モルゴンに移して、正式に会社名をLeonisレオニス醸造元と命名して再構築した。   畑も7ヘクタールとなった。ここの特筆すべきは、すべて70歳以上、中には100歳を超える 古木もある。 繊細なタッチの理由はそこにもある。 そして、もう一つ、花崗岩が風化して砂状になった層が厚いこと。その下に花崗岩版がある。 水捌けはよく、古木の根っ子は地下の花崗岩版まで入りこんでいる だから、繊細な上に、ミネラル感もビシッときいている。  

26
Sep

Séléné, Domaine Sylvère Trichard                          ドメーヌ・シルヴェール・トリシャールのヌーヴォーは?

収穫は9月1日に始めて、6日に終了した。 晴天の中、朝の涼しい内に収穫。 完璧な状態の葡萄が発酵槽に入れられた。 葡萄の熟度と酸のバランスが理想的だった。 軽く、優しくて、果実味とフレッシュな酸のバランスが絶妙なスタイルになるだろう。 ヌーヴォー用の発酵槽はセミ・マセラッション・カルボヌック醸造中。 シルヴェールは発酵槽に葡萄をいれたら、基本的に一切さわらない。 煎じ茶、お茶のように優しく皮の色素、内容を引き出す手法をとっている。   Sélénéセレネ醸造の優しく軽快なタッチは、ここの土壌からくるものもあり。 ここでは、花崗岩は少なく、砂状の層が深く、中に石英石などが混じった特使な土壌。 水捌けが極端によいここの砂状は、優しい女性的なタッチのワインに仕上げやすい。   2018年はシルヴェール自身が最も好きなタイプのヌーヴォーになるだろう。 軽快で、飲みやすく、心地よく、一本があっという間になくなる瞬飲ヌーヴォーとなるでしょう。  

26
Sep

久々の肉体労働、マールが入ったケースを圧搾機まで               運ぶ作業 -no3

セレネ醸造のシルヴェールは今日、デキューヴェゾンの日、マールを出して圧搾機にかける日。 今年から投資して買ったベルトコンベアーつき搬入機(マールを圧搾機に搬入する)の 初試運転だった。 よくあることだけど、うまく作動ぜず、人間の手で発酵槽から圧搾機まで運び入れなければ ならなくなった。 当然、人手不足、ドンドンマールが発酵槽から出てくる。 このままにしていく訳にはいかない。 皆、私の顔を見る。 了解。そんな訳で手伝うことになった。 20キロほどあるマールが入ったケースを圧搾機まで運ぶ作業を2時間程手伝うことになった。 チョット、運動不足だったので丁度良かった。それにしても、結構なハードな作業だった。 左腕の筋肉が限界に近かった。最後の持ち上げる動作が厳しかった。 それでも汗を流して働くと気持ちがいいものだ。      作業機械の故障は醸造中に結構頻繁におきること、メカニックの修理技術も醸造家には必要なこと。 汗を流した後の皆でやる一杯、チーズに生ハム、ソーセ-ジ、この瞬間がたまらない。 SELENEセレネ醸造の18産には、2時間だけだけど私の汗の労働がはいってます。    美しい夕焼けを見ながらの一杯は最高。気持ち良かった。急場をしのいだシルヴェールも一安心。 頑張った奥さんを抱擁。  

26
Sep

自分が飲みたいワインを造るシルヴェール、軽快で透明感のあるワインが大好き -no2

  軽快な中にも多くのものが含んでいる。色が薄かったり軽いからといって、内容が薄いと思うのは 間違えである。 色の濃淡は、ワインの最も大切な内容とは別問題である。 特にミネラルからくる大切な旨味は色の濃淡とは全く関係がない。 シルヴェールのワインはこのミネラル感がスーッと長く伸びてくる。 果実味が強すぎるとミネラルが隠れてしま。この調和はなかなか難しい。   Parisの主だったワインビストロでも人気ワインの一つになっている。 今。通の人達の好みは、パリでも、世界中でこのスタイルがウケている。 理由は?、世界中の先端の料理は、無駄なものを減らして素材の繊細な味覚を大切に表現する 料理が増えている。 勿論、日本の和食はまさにこの域の技。 そんな料理に合わせるには、このスタイルがピッタリなのである。  

26
Sep

ボジョレで最も注目されている新星 Sylvère Trichard           シルヴェール・トリシャール -no1

独立したのは2012年、お祖父さんの畑を受け継いだ。 でもワイン造りの仕事は16年ほどやっている、結構な経験者でもある。 サヴォワ地方のDominique Belluardで修業しいた。 シルヴェールに最も影響を与えたのはボジョレのLapaluラパリュである。 10年ほど前から、ラパリュのところに醸造家志望の若者達が集まってくるようになっていた。 その中の一人がこのシルヴェールだった。 シルヴェールはラパリュのワインに感動していた。 体に負担がかからなく、スーッと入っていく透明感が好きだった。そんなワインを造りたかった。 栽培・醸造の超一流の仕事師ラパリュのやることを学びたかった。 『醸造の時に現れるすべての現象の原因は、畑仕事からきている。 醸造時にそれをカバーしようと思うな。』 『すべては畑だ。キレイで健全な葡萄を育てて、健全な葡萄だけを発酵槽にいれれば、 酸化防止剤(SO2)など添加する必要もないし、自然酵母だけで問題なく発酵する。』 シルヴェールはこれを実行している。   シルヴェールの畑は醸造所の目の前に広がっている美しい景観。 醸造しながら畑も見える。葡萄達にとっては、自分が育った畑を見ながら、ワインに変身していく。 こんな素晴らしい環境の中で、自分の好きなワイン造りに没頭できて最高だ。   

25
Sep

STCメンバー、                               クリスト・パカレのボジョレ・ヌーヴォーを利く

まだ仕込み中のヌーヴォーを日本人で最も早く利く。 圧搾機で絞って間もないヌーヴォーは、アルコール発酵の真っ最中、まだ糖度が残っている でも、果実味の濃縮感、フレッシュな酸などはこの時期でも判別できる。 今年は、12から12.5度前後で軽やかで繊細な果実味のグイグイいけるヌーヴォーになりそう。 普段ワインを飲まない人でも、一挙にワインファンになってもらえそうなヌーヴォーになりそう!!    小売店の皆さんは日本に報告しなければならない。 写真をとってその場で日本に送付。 凄い時代になったものだ。 東京の豊洲にあるAOKIではもうヌーヴォー予約を開始している。 蔵から即日本へ、ヌーヴォー試飲のコメントを送る。 大阪、パントリーなどを展開する大近社の木村さんは、物凄い予約数を目標にしている。 即、情報送付。   八丈島の山田屋さんも気合が入る。人口7500人の島民の皆さんが山田さんの情報を待っている。 愛知県田原市の渥美フーズの皆さんも気合が入る。  

25
Sep

BMO社の山田恭路さんが主催する小売店グループ               STCのメンバー

  本物ワインを日本における日常化への挑戦を続けるSTCグループ。 本物ワインを特殊な小さい市場で終わらせない。普通の生活場面で普通に飲んでもらおう! という活動をしている。 STCとは? 本物ワインをカタチつくっている大切な3つのこと。天、地、人を意味している。 Soleil  ソレイユ 天 太陽、銀河系、宇宙、光 -水、温度、空気、引力、浮力 Terre  テール 地 大地、地球、土壌、-鉱物ミネラル、生物、微生物 Coeur  クール 人 心、情熱、勇気、志、気 -人、哲学、性格、生き方 日本全国に約300店舗ほどの販売拠点を持つ小売店グループです。 毎年、フランスまでやって来る熱心な小売店グループです。 やっぱり、本物を、自分の目で確かめるツアーをやっている。    最近、ボジョレ・ヌーヴォーをやらない小売店が日本で増えている。 STCグループでは、ドンドン積極的にヌーヴォーを攻めている。 何故? 普通の人が最もワインを飲んでくれる絶好のチャンスだから! 普通の人に飛びっきり美味しい本物ワインを飲んでもらえる機会は絶対に逃さない! その為に、20周年の記念の祝いも兼ねてクリスト・パカレまでやって来て収穫体験。         

25
Sep

2018年、クリスト・パカレ過去最高の品質の葡萄収穫

  6月より晴天が続き、順調に葡萄が育った。 クリストフの葡萄木は樹齢の古い古木が多い。 地中深く伸びた根っ子が葡萄の最後の熟成に必要な水分を吸い上げてくれました。 3カ月も雨が降っていないのに、葉っぱは青々として元気です。 こんな素晴らしい葡萄を天から贈られたので、トビッキリ美味しいワインを造ることに 燃えているクリストフ。   

25
Sep

天が応援している20年目の収穫 Christophe Pacalet                クリストフ・パカレ

20年前の1998年、太平洋の南の島でレストランをやっていたクリストフ、フランスに帰って来た。 マルセル・ラピエールから木製の発酵槽と垂直式圧搾機をプレゼントされて醸造所を設立。 20年間、色んな事がありました。 結婚、2人の子供。 乾燥の年、洪水の年、雹でやられた年、 そして、おじさんであるマルセル・ラピエールも天に昇っていきました。 人生の節目、節目にいつもマルセルが行く道を指示してくれた。 料理人になったのもマルセルの指示。フランスに戻ったのもマルセルの指示。醸造所を設立したのも マルセルの指示。 そして、すべての変化が20年周期だった。 クリストフは云う 『私はマルセルの意志を後継してボジョレを盛り上げていくんだ!今年は20年周期の年で気合を 入れ直す為に、フルーリに4ヘクタールお畑付きの醸造所を購入したんだ。』 ここ過去3年間はまともな年がなかった。生産量が少なかった。今年は大切な年だった。 この20年周年の年にマルセルが天と話してクリストフを応援してくれたのだろう。。 過去20年で最も素晴らしい品質の葡萄が実った。収穫量も完璧だ。 『これでトビッキリ美味しいワインを造るよ!』クリストフ・パカレ

24
Sep

久びさのジャンクロードの狙った通りのLapalu nouveauラパリュ・ヌーヴォー18年 –no4

17年は濃縮度が強く、本来ジャンクロードが狙うヌーヴォーのスタイルではなかった。 それはそれで美味しかったけど。 ジャンクロードが狙う新酒はアルコール度数11.5から12.5前後、13度以内に抑えて、フレッシュで透明感のあるスタイル。 今年は狙った通りのスタイルになりそうだ。 葡萄の健全度、糖度、酸、すべてが理想的に流れた。   勿論、セミ・マセラッション・カルボヌック醸造、自生酵母のみ、酸化防止剤無添加。 今年は狙ったとうりのスタイルに持っていく為に、収穫後の葡萄を発酵槽に入れてから12度前後に 抑えながら、3.4日は発酵が始まらないようにした。 発酵が始まってからは一週間のマセラッション(かもし)。 その間、一切触らず。 まだ、糖度が大分残っている段階であまり色もタンニンも出過ぎない状態で垂直プレスにかけた。    昨年のようには、濃くならない色合いの、いかにもヌーヴォーらしい淡い紅色になりそう。 フレッシュな酸も今年はバッチリと残った。 真っ直ぐな果実味とフレッシュな酸、スーッと伸びる淡いミネラル感、ジャンクロードらしい ヌーヴォーになるだろう。 アルコール度数は12度から12.5度ぐらいになりそう。 ジャンクロードが狙う、理想のヌーヴォーが完成しそうだ。ご期待ください。

24
Sep

Chez Lapalu、                              ラパリュでの収穫季節のとても幸せなひと時 –no3

9月から10月にかけて、それぞれの蔵ではマールを絞る。 ゆっくりと絞るので夜になったり、朝までになったりする。 特にジャンクロードのところは、暖かい雰囲気があり、近所の醸造家や若手などいろんな人が 集まってくる。 私もこの時期にボジョレに居る時、夜はここに寄ると、心が暖かくなる。 圧搾機から流れ出るチョロチョロの音が聞こえる。まるで京都の竹筒から流れ出る水のような音。 そんな音を聞きながら、みんなで色んな話しに花が咲く。 今年あったこと、反省、これからの皆の夢など、話題には事欠かない。 絞りたてのパラディと呼ばれる半ジュース・ワインを飲んだり、生ビールを飲む。 そして、時々、誰かが圧搾機に乗って絞りにいく。 本当にほんわりして、私の大好きなひと時である。       

24
Sep

ジャンクロード・ラパリュLapaluにとって特別な道具                    垂直式圧搾機 –no2

10年程前にマコンの葡萄園を車で走っていた。 醸造家の庭に大きな垂直式圧搾機が無造作に放置されていた。 ジャンクロードがずっと探していた型の圧搾機だった。 自分が狙っている繊細なジュースを絞るにはやっぱり重力でゆっくり絞りだす垂直式に限る。 ずっと長い間、探していたものが目の前にあった。 胸が高鳴った。 その醸造元のドアを叩いた。 年配の醸造家らしい人物が出てきた。 『外にある圧搾機、使っていますか?』ジャンクロード 『今年まで使っていたよ。でももう私は引退する。』 『そとに置いてあるということは、もう使わないのですか?』ジャンクロード 『...……..』 『もし、もう使わないのなら譲ってもらえませんか?』ジャンクロード 『あれは先祖からずっと引き継いできたものだよ。それはできない。』 それから機会あるごとに、その醸造家を訪問していたジャンクロード。ある時相手からこんな話があった。 『ジャンクロード、そんなにあの圧搾機が必要なら譲るよ。あの圧搾機がまた活躍できるなら先祖を喜んでくれるだろう。』 勿論、それなりの価格を支払ってゆずってもらった。 これを使いだした年から、ラパリュのワインの液体の繊細度が数段上がった。 液体が上品になった。 下部の石の部分は花崗岩の一枚岩。 こんな圧搾機は他では見たこともない。 これと同じものは世界に一台しかないだろう。 ジャンクロードが絞っている姿は、まるで舞台に上がて演劇をしている役者のようだ。

24
Sep

ガメ品種の極限までの可能性を追究する仕事師                   Lapalu ラパリュ -no1

ガメ品種を使って、水に限りなく近いスタイルから、まるでバニュルスではないか?と思わせるほどの 濃縮感のあるワインを造ってしまうジャン・クロード・ラパリュJean-Claude Lapalu。 ワイン造りの大切な作業の節目を、可能な限りの方法を駆使して精密度を上げて練り上げる仕事師。 個人で、独りの人間が身心を駆使してやらなければできないスタイルのワインを醸す。 どんなにお金をかけても、どんなに優秀な人材を使っても、決してできないワインを造りあげる ジャン・クロード・ラパリュ。 ボジョレが、ガメ品種が、全くちがう可能性を示してくれる貴重な存在。

22
Sep

Damien Coquelet Nouveau                     ダミアン・コクレ・ヌーヴォー 仕込み中 -no3

毎年、大人気のダミアン・ヌーヴォー。 スカットした酸、爽やかな果実味が特徴のヌーヴォー。 優しさより筋肉質のスタイル。 テーブルで軽い軽食を食べながらグイグイやれるスタイルでしょう。 イタリアン料理にも合わせやすい。 セミ・マセラッション・カルボニック醸造、自生酵母のみ、醸造中の酸化防止剤の添加なし、本物の 自然な造り。     11年間の経験を積んだダミアンが、2018年の素晴らしいミクロクリマで育った葡萄を仕込んで います。 こんな完璧な葡萄からできるダミアン・コックレ ヌーヴォーはトビッキリ美味しくなること間違いなし!! コック、ニワトリはフランスの象徴、フランスではコック・ヌーヴォーと呼ばれ愛されています。  

22
Sep

2018年、見事な葡萄を実らせた                    Côte du Py コート・デュ・ピの畑を収穫 -no2

  銘醸のコート・デュ・ピの本領を発揮。しかも古木ばかりの葡萄園。 ここまで、完璧な葡萄ばかりの畑は珍しい。 ダミアンも気合が入る!    ダミアンのワインはデコンブ仕込みだからしっかりしたタンニン、濃縮感を備えている。 ビシット酸もきいているワイン質。 テーブルで食べながらゆったりと飲みたいワインだ。     

22
Sep

水星の如く登場したDamien Coqueletダミアン・コクレ、          もう11年目の収穫 -no1

初リリースの2007年から話題をさらったダミアン・コクレ。 いきなり物凄いワインを造って周りを驚かせた。 そのダミアンももう11年の経験を積んだ。31歳になった。 子供の頃よりお父さんのジョルジュ・デコンブについて葡萄園で遊んでいたダミアン。 15歳にはワイン造りを目指していた。 ブルゴーニュのフレデリック・コサールで修業して、モルゴンに戻りお父さんを手伝いながらモルゴンのテロワール、ガメ品種の醸造を徹底的仕込まれた。 幸運にもモルゴン村の銘醸テロワールのCôte du Pyコート・ド・ピの丘に4ヘクタールの畑を手に入れることができた。 ジャン・フォワイヤールやラピエール家の畑に挟まれた好立地。 しかも、70歳以上の古木ばかりの畑。 しかし、この銘醸テロワールのCôte du Pyコート・ド・ピの畑も16年、17年と2年連続の天候不良によって収穫が少なかった。色んな意味で厳しい年が続いた。 今年2018年に賭けていた。 天がダミアンに味方した。 今年18年は、葡萄の品質、量ともに素晴らしい状態の葡萄が実った。 9月10日にこのCôte du Pyコート・ド・ピの畑を収穫。 お父さんのジョルジュ・デコンブも心配して応援に駆けつけてくれた。