12
Jan

Dégustation au restarurant Mamagoto

Date Samedi 28 janvier 2017 de 12h à 19h Lieu 5 Rue des Petits Hôtels 75010 Paris Téléphone 01 44 79 03 98 Tarif 2€ Information http://www.mamagoto.fr/ Qui….? Valentin Morel, Les Pieds sur Terre, Jura Vincent Marie, No Control, Auvergne

12
Jan

Millésime Bio – Marseille

Date Lundi 30 janvier 2017 de 10h à 19h Mardi 31 janvier 2017 de 9h à 19h Mercredi 1er février 2017 de 9h à 17h Lieu Parc des expositions Marseille – Chanot Rond point du Prado 13008 Marseille

12
Jan

Le Vin de mes Amis – Montpellier

Date Dimanche 29 janvier 2017 de 11h à 19h Lundi 30 janvier 2017 de 10h à 19h Lieu Domaine de Verchant 1 boulevard Philippe Lamour 34170 Castelnau le Lez Droit d’entrée 10 euros Information http://www.le-vin-de-mes-amis.com/ Exposants Sébastien Alary et Jean Olivier Rieusset Brasserie Alaryk . Bières Joaquim Almeida . Quinta de Vale de Pios . Douro Dominique Andiran . Côtes de Gascogne Famille Arena . Patrimonio Domaine Gramenon . Côtes du Rhône Domaine les Hautes Terres . Limoux Les Enfants Sauvages . Côtes Catalanes Domaine de la Barthassade . Terrasses du Larzac Domaine Léon Barral . Faugères Guilhem Barré . Cabardès Domaine Albert Mann . Alsace Catherine Bernard . Coteaux […]

8
Déc

極を走る二人がPARISで奇跡の遭遇!!Jambon et Simonutti

Il y a beaucoup de vignerons qui passent à Paris en cette saison chez Oeno. Philippe Jambon et Pascal Simonutti se sont rencontrés ici. Ils sont restés une demi-journée, à discuter , manger, déguster, et boire. On a passé un très bon moment. この年末の時期は多くの醸造家がパリにやって来る。 自然派の極を走る2人が偶然に、いや必然的にCPV事務所で奇跡の遭遇。 カタチは違っても極を走るフィリップ・ジャンボンとパスカル・シモヌッティの二人だ。 弁当昼食(パリで日本弁当が買える)、食べながら、約20本のワインをブラインドテースティング、この一年あったことなど、それぞれの“今”を5時間ほど語り合いました。 それぞれが、悩み、問題を抱えながら頑張っている。 フィリップの奥さんカトリーヌが名言。 『問題、悩みを持っていない人など世の仲に存在しないわ。皆』と笑い飛ばした。 50歳を超えてもなお夢を追い続けるフィリップ・ジャンボンを支えるカトリーヌの一言に皆、納得。 ジャンボン・ワインのファンも多いけど、カトちゃんファンも多い。私もその一人。 2016年はフィリップ・ジャンボンにとって、きわめて厳しいミレジムとなった。 ジャンボン家は厳しい年は慣れているけど、16年は度を超えたミレジムだった。 冷害、雹、ウドンコ病ど災害で5hl/haという生産量。 台所を支えるカトリーヌの奮闘が予想される年になった。 ジャンボン家を応援、支えているのは、フィリップを心から信頼して、 心からジャンボンファミリーを愛している周りの仲間醸造家達ちだ。 フィリップはボジョレ自然の極をいく醸造家達のリーダーでもある。 彼らが、醸造上でも、生きる上でも問題を抱えた時は、フィリップは自分の事の様に真剣に考えて問題解決の為に協力してくれた経験を持っている。 Une Trancheは、そんな醸造家達がジャンボンファミリーとジャンボン・ワインを飲み続けることが出来るように提供してくれたワインを詰めたワインだ。 皆、ジャンボンの影響を享受した醸造家ばかりである。ジャンボン風味が乗り移ったスタイルになっている。 ジャンボンが続けられるのはUne Trancheユンヌ・トランシュのお蔭でもある。ボジョレのジャンボンファミリーへの“愛”が詰まったワインと言ってよい。 ジャンボンを愛する日本の皆さん!Une Trancheを是非試してみてください。 ジャンボン風味が乗り移った“エモーション”を伝わってくるワイン達です。 リリアン・ボッシュなどジャンボンファミリーを愛してやまない近隣の醸造家達が集まって友情収穫をした2016年の収穫写真です。 葡萄木に一房の葡萄もなかった木が多かった。 あまりにもの極小さに流石のフィリップも気落ちしていた。 皆で行って元気付けながら収穫した。 ジャンボン,Une trancheを試しください!! きっと、彼らの“エモーション”が伝わってきて暖かくなりますよ!! 世界無形文化遺産を継続させたい。 フィリップがやっている事、記録は醸造学の研究室では絶対に出来ない貴重な醸造実験の実録となって、将来の醸造学のヒントに繋がるでしょう。 パスカル・シモヌッティがParisまで出てくるのは本当に稀である。 この二人が同時にCPV事務所で遭遇したのは嬉しい限りだ。 カタチは違うけど、色んな意味で“極”の世界で生きている。 パスカルは2度に渡る交通事故で足と内蔵にトラブルがあり、もう何年も経つのに今でもリハビリを続けながらのワイン造りをやっている。 心身共にギリギリの線のところで踏ん張っている。 いつワイン造りがストップせざるをえない状況になるか、本人にも分からない。 パスカル・シモヌッティのワインは何かを超えた“危なさ”を備えたロックンロール的な魅力がある。 他のワインでは絶対に代替えできない強烈な魅力を備えている。 パスカルの生き方が反映されている。余計なものをスッパリと切り捨てて、本当に必要なものだけに集中した生き方。 余計なものはない、質素で真っ直ぐなワインだ。 フィリップと同様に、飲む人にエモーションが伝わるのだろう、強烈で熱狂的なファンが世界中にいるパスカル・シモヌッティだ。 パスカルは若き頃、アルザスのブルノ・シュレールで修業、ロワールでもテェリー・プゼラやヴァンサン・ジローなどで修業をした。 2002年に6ヘクタールの畑で独立した。 最初からAOCを名乗ることなく超自然なVIN DE TABLEでとうしていた。 2010年に残念な交通事故で心身にダメージを負った。 それからは、周りの醸造元仲間、身内の援助を受けながら、頑張って現在に至っている。 パスカル・シモヌッティも2016年は厳しい年だった。 収穫は殆どないに等しい。 何とか、持ちこたえてほしい。 応援したい!! Pascal Simonutti est venu au Japon en 2007. Il a fait un […]

30
Nov

Sylvain Bock au Garde Robe * ガード・ローブにシルヴァン・ボック!

今日は毎年恒例の、ガード・ローブでシルヴァン・ボックの試飲会! 私とエディットと、ちょうど通りかかったエージェントのシルヴィーとで暖かい空間でゆっくりと楽しい試飲会。 やっぱりこの木製のインテリア、お世話になったバーに腰を掛けるとホッとしてしまう私・・・懐かしい! 取りあえず2015年の白、そしてビン詰めされたばかりの赤をテスティング。 とても繊細で完璧主義者なシルヴァン。彼のワインにも、その真っすぐな性格が出ており欠点が無いキレイなジュ!! 白は、最高なシャルドネを12ヵ月間樽熟成して出来上がった『エキリブリスト2015』、そして残糖が少々残った『フォー・サン・ブラン2015』を持ってきてくれました。 一本目のワインは綺麗な酸味にしっかりとした骨格。彼ならではの上品さが溢れ出ており感動する一本!一晩掛けてゆっくりと飲みたいワイン! 二本目の白は、よりフルーティーでスカッとしていながら丸みもあるワイン。アペタイザーにポン!と気軽に飲める、ハッピーな白! 赤に関しては、スタイルの違う4本を試飲。 よりナチュールなワインが好きな人は、スミレの香りが漂う『ネック2015』をお勧め!ジューシーでグイグイいけるが、ビンテージの特徴としたガッチリなバディーもあり、とにかく飲みやすい! よりスパイシーでダークな香りが好きな人には『サック・ア・ロック2015』を是非!スーっと喉を通るまで、チョコレートや黒コショウ、皮の香りが混ざり複雑感抜群! ブレンドワインが好きな方には、グルナッシュ、メルロー、シラーの3つの品種が絶妙に混ざり合った『レ・グルロ2015』を試すべき!上品でフルーティーでいつでもどんな機会でも合うワイン! そして私のおすすめ、とてもエレガントなシラーを樽熟成させて造り上げた『ラフュ2015』。いつ飲んでも繊細で、小さな黒実のフルーツを完熟したかのような滑らかさ。これはちょっとしたイベントに取っておきたい一本!!

4
Nov

ロワールとジュラの試飲会

収穫が終わって醸造も一段落したこの時期からフランス各地で自然派ワイン試飲会が開かれている。 食の季節に突入した時期に、パリで開催、ロワールとジュラの醸造元が集まった。 自然派ワインの勢いは凄い。どこの試飲会も超満員状態だ。 遠くにノートルダム寺院がみえるセーヌ川の畔の会場。 会場内は物凄い熱気!! 私も知らない新人醸造家が多くいた。 どこまで新しい自然派が増えていくのだろう。 楽しみが、どんどん増えていく。 それぞれが皆違うスタイルを狙っている。 エッと驚くような造り、品種を栽培している。 もうAOPアペラッションなど気にしていない醸造家が多い。 この地方に、この品種、などと云う決まった発想がない人達が多い。 造りも、エッと驚くようなことを、平然とやってのける醸造家もいる。 流石、フランスだ! 進化のスピードが違う。 今までのワイン概念では説明できないものが多い。 頭を柔らかくして、ニュートラルな発想で試飲していく必要がある。 イタリアもスペインもポルトガルも、勿論、日本も進化している。 ワインの世界が本当に面白くなってきた。 今までのワイン概念で判断しようとすると、頭が膠着して拒否反応を示す人も多くなりそうだ。 自分のワイン知識、経験を一度白紙に戻すことも必要になるだろう。 今までの知識で判断するのでなく、目の前の現場から事実を一旦受け入れてから消化していく作業が必要になるだろう。 これからの動きが、面白い!

25
Oct

Les 3 Amours *レ・トロワ・ザムール 恵比寿

やってきました、恵比寿にあるワインショップ、Les 3 Amours *レ・トロワ・ザムール!! ワインインポートやワインコサルティングをやっているBMO様のワインショップ及びワインバー!! マルチな面で活躍する方たちです。 Les 3 Amours とは3つの愛、ワインを造る人・伝える人・飲む人の3つの愛を込めて名づけられました。 お店の回転が速い恵比寿の中でも10年続いているこの場所はまさに伝統的!! ワインのセレクションは勿論ですが、とにかくウィンドウのデッサンやお店の中のレイアウトが凄い! 生産者たちのメッセージや写真、スタッフのコメント、本当に活気的でアットホームな雰囲気です! ウエタサン、ネギさんそしてセイトさんのフレンドリーな笑顔にお客さんも癒されている様子。 今はルシヨンでワインを造っている Domaine Potron Minet*ドメーヌ・ポトロン・ミネのワインフェアや、もうすぐ解禁となる南のヌーボー(アルノー・ヌーヴォー)、勿論ボジョレーヌーボーのフェアの真っ最中! エントランスには、上品でスーッと飲みやすいガメイ品種を醸造するChristophe Pacalet*クリストフ・パカレのポスターとメッセージがドーンと! 楽しいお店ですので恵比寿に寄ったら是非遊びに行ってください!

22
Oct

Festivin ワインフェア 新宿伊勢丹

今日・明日、新宿伊勢丹で地下2階でFestivin・フェアーやっています! 今旬のワインが勢ぞろい! フランスでの人気高い自然派ワインがラインアップされています! イーストライン会社の紀子様がワインの試飲会を開いています! これからの季節にピッタリな、爽やかでありながら心温まるキュベを試飲できます! フランスで試飲に出したら速攻無くなってしまうキュベばかり!是非足を運んでみてください!

18
Sep

La Félicité

先日、キショウと『ラ・フェリシテ』というワインバーに行ってきました!! ガード・ローブで働いていたころ、共に汗と涙を流した同僚二人が、2015年の秋に自分たちで開いたワインバーです!! フレッシュで優しくて行動的なアクセルと、モデルのような体系で透明感のあるドミティーユのデュエット。懐かしい!! 取りあえず再会に感動!!二人のキラキラな笑顔に感動!!美味しい食べ物とワインに感動!! 何か刺激されます。癒されます。テンション上がります!!!!! ついつい嬉しくて飲みすぎてしまった夜・・・ オシャレで落ち着く雰囲気にもよってしまいました! Axelle, Domi, 有難う!!そしてこれからも頑張ってね! Enfin j’ai réussi à mettre les pieds chez « La Félicité » ! Un bar à vins ouvert par mes anciennes collègues du Garde Robe, la belle Axelle pétillante et fraiche, en duo avec Domitille notre belle antilope pure et canon. Quel plaisir de les revoir !! Quels sourires étincelants ! Quelle jolie carte des vins et de petits plats ! Que du bonheur dans ce bar joliment entretenu et décoré, Merci les filles pour cette soirée bien sympathique, pour sûr je reviendrai !!

13
Nov

Amis Buvons *アミ・ビュヴォン*友よ、飲もうよ

先日の記事に続き、パリでは最近毎週月曜日に試飲会が行われています。 今回は,毎年Kévin*ケヴィンのレストラン、Autour d’un Verre*オトゥール・ダン・ヴェールで行われている « Amis Buvons *アミ・ビュヴォン*友よ、飲もうよ» の試飲会に顔を出してきました! 久しぶりに飲んだGérard Oustric*ジェラール・ウストリックさん、Le Mazel*ル・マゼルの2013年は、前に比べてより飲みやすくさわやか。 これは醸造法を全てマセラシオン・カルボニック(ブドウを破砕・徐梗せずに房をまるごと醗酵タンクの中に入れること)に変えたからだそうです! Planet*プラネット2013(カベルネ・フラン)や Briand*ブリアン2013(グルナッシュ)はフルーティでグイグイ飲めてしまい、 Raoul*ラウル2013(カリニャン)はとても繊細でエレガント。このキュベは一押しです! ≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈ 次は、全キュベをマセラシオン・カルボニックで行っているLe Temps des Cerises*ル・タン・デ・スリーズ、Axel Pruffer*アクセル・プリュファーのワイン。 La Peur du Rouge*ラ・プール・ドゥ・ルージュ2014(赤が怖い)はマセラシオンをしたシャルドネを使用。 『今回は収穫を2回に分けたんだ。最初の収穫には、まだ完全に熟されていないブドウを、2回目の収穫は、キレイに熟されたブドウを。そうすることによって、フレッシュ感を得て、しかも香りもしっかりと出ていて、より爽やかでフルーツも感じられるワインになるんだ。』 確かに柑橘類の香りも漂い、口に含むとミネラル感と丸みが広がりさっぱりなワインに仕上がっています! 唯一残っている赤は、グルナッシュ100%でできあがったUn Pas de Côté*アン・パ・ドゥ・コテ2014。赤フルーツや花畑が匂い、香りはまさにナテュール!とにかくブドウジュースみたい!女の子でも一本簡単に飲めてしないそうな、危ない赤ワインです!! ≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈ となりでニコニコと待っていたのは、Domaine Le Bout du Monde*ドメーヌ・ル・ブ・デュ・モンドの Edouard Laffitte*エドゥワール・ラフィット。久しぶりに合うのでお互いにテンションが上がりまくり!彼のワインも、マセラシオン・カルボニックでフルーツを最大に引き出しています。 Tam Tam*タムタム2013(シラー100%)はとてもジューシーでシラーの華やかさが分かりやすく表現されています! Hop La*ホップ・ラ2013(グルナッシュ40%、シラー40%、カリニャン20%)は黒味のフルーツを齧っているかのように濃厚!でもフレッシュ感が大いに感じられるので、全然疲れない! Avec Le Temps*アベック・ル・タン2013(カリニャン100%)は今回一番上品で丸みがあり、とてもエレガントに感じました。 そして個人的に大好きなLa Luce*ラ・リュース2014(グルナッシュ100%)は相変わらず花の香りが漂い、長く続く繊細な後味が印象的! ≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈ 初めて出会うOlivier*オリビエ。彼は、Sylvain Respaut*シルヴァン・レスポーとコンビを組み、一緒にワイン造り及びハチミツを造っています!ここでは樽は タブー!しかもブドウ木は標高300mに植えてあるので、とてもフレッシュ! 白のTangerine*タンジュリン2014は粘土石灰質のテロワールから収穫されたシャルドネ80%とソービニョン20%のワイン。飲みやすくて明るい口当たりで、いつの間にか無くなってそうなアペタイザーワイン! Pink is not Red*ピンク・イズ・ノット・レッド2014は若いシラーと100年のカリニャンのブレンド。土壌がシスト質なので、ミネラルが豊富!赤フルーツやガリッグの香り、そしてスパイシーかと思えばイチゴだったり、とても面白くて個性的なワイン。隠し味にグルナッシュがちょっぴり混ざっています! Plein les Ceps*プラン・レ・セップ2013はグルナッシュのマセラシオン・カルボニックなので、果実味が全面に出ていてまさにフルーツ・ワインです。 Gorgorlou*ゴルゴルル2014(カリニャン100%)は酸味がキリっと効いていて、とてもフレッシュで、目が覚めそうなパワフル・ワイン。 Carbo Culte*カルボ・キュルト2014はムルベードルとヤドネール・プリュというカタルーニャのグルナッシュの品種を、マセラシオン・カルボニックをしたワイン。口いっぱいに広がる濃厚なフルーツ、まろやかなタンニン、酸味が綺麗にマッチ! ≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈ いつ会ってもクールで笑顔のLoic Roure*ロイック・ルール、Domaine du Possible*ドメーヌ・デュ・ポシーブル。ロイックのワインは、コクがあり、ダークなフルーツ感あり、酸味あり、バランスがしっかり取れたワインです。 Cours Toujours*クール・トゥジュール2014に使われたマカブ(70%)とカリニャン・グリ(30%)は樹齢60年!ミネラル感、ほろ酔い苦み、気軽に飲める白です。 C’est pas la mer à boire *セ・パ・ラ・メール・ア・ボワール2014は、グルナッシュとカリニャンとシラーのアセンブラージュ・ワイン。骨格がしっかりとしていてパワフル。チョコの香りもうっすらしてくる、熟成されたフルーツがギッシリ。 Tout bu or not tout bu*トゥ・ビュ・オル・ノッツ・トゥ・ビュ2014はグルナッシュとムルヴェードルとサンソーをマセラシオン・カルボニックしたもの。各品種の特徴、フルーツの甘み、スパイシーさ、フレッシュ感が楽しめます。 Pataquès*パタキェス2014は半分グルナッシュ、そしてもう半分はカリニャン、シラー、ムルヴェードル。とても飲みやすく、うっかり飲んでいました。それくらい素直に入ってくるワインです! 最後はCouma Aco*クマ・アコ2014のマグナム。シラー100%、そしてちょっとした隠し味が・・・!今もうすでにエレガントで繊細なシラーが堪能できますが、1年後は100倍美味くなっていそうな一本! ≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈ 久しぶりに会ったClos Léonine *クロ・レオニンのStéphane Morin*ステファン・モランさん。仲良かったからうれしい!!彼のワインは全部マセラシオン・カルボニック方式。とてもフルーティー! 例えばプリムールのAmédée*アメデ2015(シラー100%)はイージー・イージー、南とは思えないサッパリ感!これは飲まないと損! Bottle Neck*ボトル・ネック2014(シラーとグルナッシュ)は、グワッと一瞬で入ってくる濃厚な黒味フルーツの香りと対照的に、とても穏やかで滑らかな口当たりにビックリ! Carbon14*カルボン14はグルナッシュのパワーが分かりやすく出ています。チョコレートやイチジクの香り、ガッチリとしたバディー、酸味がしっかりとしていて、まさにキープ・ワイン!Stéphane曰く、3年後がベストらしいです!   Les Petites Mains*レ・プチト・マン 2013はエグラパージュをされたグルナッシュとカリニャンを使用。10ヶ月間タンクで熟成、そしてビン内で1年間熟成。スミレのような、とにかくフローラルな香りとスパイスの香りが綺麗に混ざりあい、口当たりは華やかで繊細でまろやか!!久しぶりにちょっと感動しました。 最後はQue Pasa*ケ・パザ2014、マカブ、グルナッシュ・グリとノワールのブレンド・ワイン。15日間マセラシオンさせた後に圧搾。ハチミツのような香りと丸みと、ミネラル感が大いに感じられるので、バランスが綺麗にとれたサッパリしっかりした白。 ≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈ 最近良く見る、そして良く飲むBruno Duchêne*ブルノ・デュシェンのペティアン・ナチュレル、Suzette*スーゼット2015。 Brunoだけ『もう2014年は全然残っていないよ!!でも2015年をビン詰めしてきたから飲んでみな!もうスイスイいけちゃうヨ!』 今年は去年に比べて酸味が感じやすく、フレッシュ感が増しています。 グルナッシュ・ブラン75%、ヴェルヴェンティーノ25%のこのペティアンはとにかく飲みやすく、気持ちよく、最高にアペタイザーに合います!私もつい昨日の夜のディナーのRacine2*ラシンヌ2で出して貰たばっかり! Vall […]

8
Nov

エノ・コネクションでは試飲ラッシュ!!

2015年の収穫も終わり、ブドウたちはタンク内でやっと落ち着いて来たこの時期。11月は、生産者達が次々とパリへ!!2015年のプリムールも含め、ビン詰めされて寝かされていたワインをわんさか持って試飲ラッシュ!! そんなんで、先週の木曜日は3件テスティングをしてきました!! 朝10時、事務所のベルが鳴り、ドアの前に立っていたのは、モンペルー(南仏)からリュックを背負ってパリまでやってきたLe Petit Domaine*ル・プチ・ドメーヌのAurélien Petit*オレリアン・プチさん。彼も彼女も大きいのに、名前が « プチ =小さい»・・・そこから面白半分で、ドメーヌの名は、ドメーヌ・プチになったんだそうです! 私は初めて試飲する蔵元。 モンペルーといえば、Domaine de l’Aiguelière*ドメーヌ・ド・レグリエール の元気いっぱいのChristine*クリスティーンを思い出します! オレリアンもクリスティーン にはお世話になっているとのこと。彼は2012年にワイン造りを始めたばかりなので、自分のカーブには場所がなく、ワインは全部クリスティーンの倉庫に置いて貰っているのだそう。 オレリアンと彼女のジュリーは、システム・インジェニアの学校で知り合いました。その後、ワインを造りたいという思いが強くなり、二人でワイン学校へ進学。そしてオーストラリアやニュージーランドで醸造法を学び、2012年にモンペルーでブドウ畑を2 Ha借りてドメーヌをスタート。 2013年には、放置されていた畑も借りて、今では4,5 Haの畑をビオ方針で栽培しています。 そんなオレリアンとジュリーのワインの名の由来は、全て≪大きいと小さい≫に関わっている名前ばかり。 La Démesure *ラ・デムジュール2014 ≪ラ・デムジュール≫とは、≪法外な≫という意味。なぜ?と聞いたら、『小さな区画から(25ares)偉大な白ワインが出来上がるから!』 シュナン100% ‐ 樹齢30年 ‐ 粘土石灰質 3日のマセラシオンのあと、10ヶ月間の樽熟成 柑橘類とハチミツの香りがほんわり。口当たりはサッパリとキリっと、しかし丸みもありミネラルで、後味が長く続く不思議な白ワイン。エノ・コネ・メンバー絶賛! Myrmidon *ミルミドン2014 ≪ミルミドン≫といえば、ギリシア神話で登場する神話的民族のこと。その戦士部族のように、このワインは『まだ若いのにもう凄いんだ!僕たちブドウも頑張ったんだ!』と表現しているかのようで、この名前に決定。 シラー100%だけれども、    ‐ マセラシオン・カルボニック(ブドウを房ごと樽に入れて出来たブドウ・ジュース)    ‐ 5日間マセラシオンしたシラー    ‐ 2・3週間マセラシオンしたシラー のブレンドなのです。全てを樽内でアセンブラ―ジュして、3ヶ月間熟して出来上がったものが、このスパイシーでコショウと赤フルーツの香りが漂る、フレッシュな赤。このワインは、今後が楽しみ。今より絶対美味しくなる!私も3本即購入しました!! Cyclope *シクロップ2014 ≪シクロープス≫は、ギリシア神話に登場する≪巨人≫。カリニャンはラングドックの代表的な品種。 その二つをひっかけて、『シクロープスのように偉大なカリニャン』を表現したワイン。 4つの区画に植えてある、樹齢50歳の木から収穫されたカリニャンをエグラパージュ、そして6ヶ月間の樽熟成。 ガリッグや森の中にいるような香りに、濃厚なのにジューシーで爽やかな味わい。赤みのお肉を食べながら飲みたい! Rhapsody *ラプソディー2013 ラプソディーのように、形にとらわれなく、とにかくフリーなワイン。それぞれが好きなようにこのキュベを感じて貰いたい気持ちから、≪ラプソディー≫の名前を選びました。 カリニャン・ヴィエイユ・ヴィーニュ80% + シラー20% マセラシオン・カルボニックの後、1年間の樽熟成。 とてもエレガントでフレッシュなワイン。フランボワーズや明るい赤フルーツの香りと、蕩けたタンニンが滑らかで飲みやすい!私の今回の一目惚れワインです!! なんだかんだで2時間色々と話を聞いた後、先日紹介したClown Barへエノ・コネ・メンバー直行。そこで一緒にご飯を食べたのは、Clos des Grillons*クロ・デ・グリヨンのNicolas Renaud*ニコラ・ルノーさん!相変わらずシャイで優しい瞳をしたニコラ。彼の南のアクセント及び方言がとても魅力的・・・・・!もちろんワインもですよ!! せっかくパリに来たから、ワインも一応持ってきたよ!と二コラ。もちろん頂きます!! アペタイザーにいただいたのは、Domaine Belluard*ドメーヌ・ベリュアールのペティアン、Le Mont Blanc*ル・モン・ブラン2011。キリットしていて、丸みもあり、繊細な泡がおいしく、おつまみの貝のから揚げにピッタリ! 二コラが持ってくてくれたワインは3本。 最初に試飲したのは、火曜日にビン詰めをしたばかりのプリムール、Primo Senso*プリモ・センソ2015。 サンソーのスパイシーさと赤フルーツのジューシさが綺麗にマッチして、飲みやすくて危ない!ミネラル感たっぷりのワイン! 続いては、グルナッシュ100%で出来たSous le Figuier*ス・ル・フィギエ2014。 取りあえず色にビックリ!!とても薄い赤色で、赤というかピンクに近い、綺麗な色!マセラシオン・カルボニックの後9ヶ月間タンクで熟成されたこのワインは、野イチゴや、スパイス、そしてまさにイチジクの香りがほわーん(Figuier=イチジクの木)!熟成されたフルーツと、またもやミネラル感が感じられ、これもスイスイ飲めてしまって美味いです! でも今回『ウワ~、美味しすぎる!!』と思った一本が、Venskab*ヴァンスカブ2014です。 ラングロールのエリック・ピファーリングと共同で作った一本。 エリックのタベルとリラック、ニコラのテール・ブランシュとグリヨン・ロゼをブレンドして出来上がったもの。 «Venskab≫とはデンマーク語で、友情というい意味。 グルナディーンを飲んでいるみたいで、本当にアルコールなの?!と一瞬疑ってしまうほど飲みやすい!!イチゴやグリオットを齧っているようなジューシーさ!フルーティーでフレッシュで、次回のアペタイザーには絶対欠かせないです!  ニコラのパリのエージェント、シルヴィ―・シャムロワさん、 ニコラ、 エノ・コネクションの会計士のキャムヨング、キショ、フランソワ ここでも2時間たっぷりとお話をした後、私は前に働いていたワイン・バー、Le Garde Robe*ル・ガード・ローブに行き、店長のEdith*エディットと、アルデッシュのSylvain Bock*シルヴァン・ボックさんと2014年ヴィンテージの試飲!! 2013年から亜硫酸は使用していないシルヴァン。彼のワインを造る腕は確実に上がっています!13年はとても上品なビンテージ、14年はさらに上まり、より華やかでエレガント!7月にビン詰めされたワイン達をLET’S TRY !!    Neck*ネック2014 石灰質の畑で収穫されたグルナッシュと、玄武岩質のテローワルから収穫されたグルナッシュをブレンド。 二つ目の区画は2013年に買い取ったばかり。フルーツを満遍なく表現するために、マセラシオン・カルボニックで醸造。 まっすぐな味わいと、ちょうどいい具合に混ざり合っているフルーツとタンニン。ぐったりした時に一杯飲みたい! Edithのお気に入り! Les Grelots*レ・グルロ2014 グルナッシュ(80%)はタンク熟成、メルローとシラー(各10%づつ)は樽熟成。 酸味がスッキリとしていて、熟成されたフルーツが口いっぱいに広がります。 常に一本家に保管しておきたい! Suck a Rock*サック・ア・ロック2014 マセラシオン・カルボニック後、9ヶ月間樽で熟成されたメルロー。 『メルローが苦手な人でも、飲みやすく、渋みがなくフルーティなワインを造りたかったんだ。』 ゆっくり丁寧に圧搾されたブドウからは甘みがたっぷり絞り出されていて、樽熟成がより複雑感と滑らかさを与えています。 あともう少し時間が経ったらパワーアップしているはず! Raffut*ラフュ2014 シラー100% :2/3はマセラシオン・カルボニック + 1/3はエグラパージュ プレス機に掛けるときにアセンブラージュ。 一言でいうと、上品!! 北ローヌのシラーを飲んでいるかのような繊細さ!カカオやスパイス、スミレの花など、様々な香りが混ざり合って深い。ピュアで酸味もしっかりとしているので、今飲んでも楽しめますし、2-3年後に飲むのもありかも! 今日試飲したワイン、生産者の皆さんも、日本のお客さんが味わえることを楽しみにしています!! 待っていてくださいね~! Restaurant Clown […]

13
Mai

*VEZELAY の町でホーム・試飲会PART 2*

やって来ましたモンタネさんの家! 教会の隣にある可愛らしいお家が、カトリーヌとジャンの隠れ場! 中に入るともうこんなに人が集まっていました! ****************************************************************************** まずはメインのLa Cadette*ラ・カデットのワイン! 今回はジャンさんはもちろん、23歳の息子、バランタンも参加! いまはスイスの学校で勉強している彼も、いずれはお父さんの後を継ぐ予定!しかし二人ともそっくりです・・・! 奥様のカトリーヌは、皆に挨拶へ回ったり、人数分の夜ご飯を作るのに大忙し! 私が大好きなChatelaine09*シャトレーヌ09はミネラル感抜群! 20年の木、そして粘土石灰質の土壌から収穫されたブドウは酸味が効いていてフレッシュ! りんごや梨の後味が長く続き大好きです! Les Saulniers 08*レ・ソルニエ08はより丸みがありリッチ感タップリ!押し寿司などと一緒に食べたら文句なし! 最後にピノ100%使用したLes Champs Cadet 09*レ・シャン・カデ09。フルーティーで飲みやすく、エレガントな味わいがグ~! ****************************************************************************** 続いては、最近結構な割合であっているThomas Pico*トマ・ピコ! 彼のシャブリは世界一繊細でアロマが綺麗! Côte de Jouans*コート・ド・ジュアンは酸味がキリッとしていて真っ直ぐな味わい。しかし後味はハチミツの香りが強く、飲みやすいワインです。 Beauregard*ボールガールはバターのようなトロトロ感と、ボリューム感タップリのエキゾティックフルーツの味が! そしてMontmain 08*モンマン08はより複雑感が足され、スパイスや、日本人独特の旨みが感じられます! ****************************************************************************** やはりいつでもどこでも人を笑わせるのが得意なDominique Derain*ドミニック・ドゥラン。 En Rémilly 08*アン・レミイー08は酸味とスパイスのバランスがとても綺麗で、パワフルさあり、フレッシュ感あり、丸み感あり、最高!コウキさんの一押しです! そして私からのお勧めは、La Plante Chassey*ラ・プラント・シャセ08。100年という古いブドウ木から収穫されたブドウは、グルナディーヌやイギリス飴など、とてもフルーティ!タンニンもとても繊細で、ピノの品種が綺麗に表現されている一品です。 最後にLe Ban*ル・バン08 。 これはより繊細ですが、より酸っぱい! カシスの香りが強く、先ほどの赤ワインに比べるとより骨格がしっかりとしている、食事用のワインです! ****************************************************************************** ローヌでワインを造っているMaxime Laurent*マクシム・ローラン。 彼のワインは、ローヌとは思えないほど飲みやすく、赤フルーツ! という印象が強いです。 とにかくシャイで口数が少ないマクシムのこのIl fait Soif 09*イル・フェ・ソワッフ 09は100%グルナッシュを使用。 マセラシオン・カルボニックでフルーツの美味しい部分をタップリ出し、セメントタンクで醸造された、シンプルでワイワイと飲むような一品です! ****************************************************************************** そして抜群に最高なPouilly Fumé*プイイ・フュメを造っているAlexandre Bain*アレクサンドル・バン! 熟成されたフルーツから漂う香りはエキゾティック・フルーツやりんご、酸味と甘さが両方感じられるワイン! そして長く残る後味からはくるみやアーモンド、スパイスやアブリコットなど、とても複雑で難しい・・・ しかしこの2008年ヴィンテージは、酸味、熟成度、爽やかさ、繊細さなど全てが完璧に揃った最高のヴィンテージです! ****************************************************************************** サンセールと言ったらまさにこの人、Sébastien Riffault*セバスティアン・リフォーです! Akméniné 08*アクメニネ08はジャムやトーストの香ばしい香りにフレッシュさが関わり飲みやすい! Auksinis 08*オクシニス08はよりまろやかでキャラメルやしょっぱい香りが印象的。そしてこの同じオクシニスを、イタリアの自然派ワインのように1週間マセラシオンしたものを試飲!トロトロしたエキゾティックフルーツの味わいと、長く続く後味が凄い! 他にもSkeveldra 08*スケベルドラ08はとても複雑な香りで、特にライチのアロマとパワフルさが感じられます。 最後にはセバスティアンの赤、Raudonas 08*ロドナス08。これはボリューム感タップリ!エレガントで赤フルーツがタップリと味わえる、とても綺麗なバランスの一品です! ****************************************************************************** そして今回の面白ワインN°1は・・・ もとシャンパーン地方でAux Crieurs des Vinsという自然派ワインのビストロで働いた、Nicolas Vauthier*ニコラ・ヴォーティエ、Vini Viti Vinci*ヴィニ・ヴィティ・ヴァンシです! 2009年がファースト・ヴィンテージ! 3種類しかキュベはないのですが、そのうちの1本はメチャ美味しい!ブルゴーニュ、A Gégé*ア・ジェジェという、収穫中亡くなってしまった仲間への思いを込めた一品です。70年のガメイを使用して造られたこのワインはフルーツタップリ!カシス、イチゴ、ピーチ、スパイスなど、明るい香りと爽やか感、エレガントさも足され、今回のお勧めワインです! ラベルも凄い・・・というかエロイ・・・でも彼には関係ない!自分が好きな道を歩む、とてもゴイング・マイ・ウェイのニコラ・・・! ****************************************************************************** 他にも、こんな人たちがいました! De Moor*ド・ムール   Emile Hérédia*エミール・エレディア  ル・ブリゾー*Le Briseau (シャブリ)         (モントリウ)            (ロワール)     Terres Promises*テール・プロミーズ    Mosse*モス とリョウさん       (南仏)                 (ロワール)     ****************************************************************************** OFF SHOT オフタイム + ディナー は皆でワイワイ騒げ~! 今回の試飲会はとても楽しかったです! やっぱりアット・ホームは温かい!                             いっぱい笑って、いっぱい話して、いっぱい騒いで、いっぱい飲んで、色んな人に出会えて本当に最高な一日でした!またこんな試飲会に行きたいな~! La Cadette , Maxime […]

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Mai

*VEZELAY の町でホーム・試飲会PART 1*

今日はブルゴーニュ地方で飛び切りミネラルでピュアなワインを造っているラ・カデット*La Cadette、ジャン・モンタネ氏*Jean Montanetのお家で試飲会! とその前に、ヴェズレーの町をちょこっと観光です! 丘の上に在るこの小さな町は、世界遺産にも登録してある神秘的な町。 何が有名かというと、やはり町の中心に建っているサント・マドレーヌ大聖堂! 1979年にユネスコの世界遺産に『ヴェズレーの教会と丘』と登録され、サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路の始点のひとつという歴史的重要性もさることながら、大聖堂のティンパヌムはロマネスク彫刻の傑作として知られています。 とそんな町のちょうど下に当る丘陵で、モンタネさんの畑を発見! 葉っぱがもうこんなに伸びています! そこで今回一緒に旅に出たリョウさん(ヴェル・ヴォレ*Verre Volé)とコウキさん(カーブ・オジェ*Cave Augé)の記念写真! まだまだこれからなのにテンション高いです! そして坂をどんどんと上っていくと、町が現れてきました! 昔のまま保存されているような建物が沢山! 時が止まったような、とても可愛らしく不思議な感じ! 『いつから建っているんだろう?』 と思うお店が あちらこちらに イッパイ! そして今日は『Fête de Travail*仕事の日』で祭日! この5月1日のシンボルはやっぱりこのスズランの花。 道端で売っているのを人束買い、家に飾る日なのです! 町の女の子達が、一生懸命スズランを勧めていました。 だけどこの子、チョ~ラブリ~! そして先ほど話していた、世界遺産のカテドラール! 繊細な建築、 意味深い彫刻、 そして何と言っても古くから伝わってきた歴史が凄い!! 中に入った瞬間 何かに包まれたような温かい感情が沸き、 とても安らぎ ピュアになったような感じがします! そして待っていましたお昼ご飯! 今日は伝統的な料理を味わえるラ・ブガンヴィール*La Bougainvilleで食事! もちろんワインは全て自然派! カデットも当たり前のように飾ってあります! Le Bougainville 26 Rue St Étienne, 89450 Vezelay Tel : 03 86 33 27 57 季節のサラダにコウキさんは今が旬のグリーン・アスパラとチーズのクレーム・ブリュレ。 リョウさんはオニオン・スープ! そして皆でオリビエ・ヴァルテルの赤で乾杯! 今から試飲会なのに・・・でもやっぱり美味しいワインは欠かせない! メインには鴨の煮込んだお肉や、内臓のプリプリ感がたまらないアンデゥイェット、私は牛の煮込み肉にお芋のピュレ!とてもまろやかでお肉もとろとろ~! そしてフランスでは絶対のチーズのプラトー! ガラガラに様々なチーズが大集合~! 特に地方のチーズは結構レアなので皆欠かさず一口パクッ! 腹ごしらえもしたし、観光も終えたところでモンタネ氏のお家へゴ~! さて今回はどのようなワインに出会えるのかな。。。?! 次回をお楽しみに!

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Avr

CAVE AUGE カーヴ・オジェ(パリワイン屋)店頭試飲会“ボージョレ”

パリNO1のワイン専門店 カーヴ・オジェ 責任者マーク・シバ       パリのサント・オーグスタン教会の近所、オスマン通りにパリNO1のワイン専門店がある。NO1の人気を築きあげたのはこの男マーク・シバだ。バイタリティー溢れ、多くのパリジャンに支持されている。女性ファンも多くホッぺに熱いキッスをする常連客がいる。そのキッス口紅跡を拭かずに笑顔で仕事を続ける陽気なマークだ。チョッとクセがあるけど気さくでやることはキッチリやる男だ。 そんなマークが選ぶワインの殆どは自然派ワインが主力だ。 勿論、商売上抜け目がないマークは、ボルドーグランクリュも有名ブルゴーニュ蔵の品揃えも揃っている。 でも、店内に入って目に入るところに陳列されているワインは殆ど自然派ワインだ。グランクリュや有名ブルゴーニュ蔵は陳列する必要はないのだろ。指名買いや、対面接客の中で対応する商品群だからだ。 マークの自然派ワイン好みは初期の頃よりだ。だから今は亡き自然派のワインも多く持っている。 自然派初期の醸造元の経済事情を救った人物でもある。 だから、彼が声をかければ醸造元はすぐ集まる。 マークとは時々醸造元やレストランでかち合うことが多い。 商売上手で熱心なマークは必ず大阪人のような質問してくる。 マーク『どうだい、ITO,最近のワインの動きは?』 伊藤『ボチボチだよ。そっちはどうだい?』 マーク『パリは結構動いているよ、でも価格が高いものはチョット鈍いよ、だから、醸造元に言っているんだ。“価格を上げるな!”と』 伊藤『本当にそうだ!今はそう願いたいね!』 いつもこんな会話でスタートを切る。 カーヴ・オジェで働いている岩田さん 岩田さんことガンちゃんと私はガンちゃんがまだ大阪心斎橋のワインバー・パッション・ナチュールで働いていた当時からだ。恥ずかしがり屋で無口な好青年だ。絶対に嘘は付かない人という印象は、多くのお客さんに信頼されるのではないかと思う。ここでは“コーキ”のあだ名で愛されている。もう4年ほど前にオリビエ・クザンの処で3カ月ほど修行して、その1年後にジャン・フォワラールにて修行して、もう何件か修行して昨年からここカーヴ・オジェで働いている。1年間は修行して、今は1メンバーとして活躍している。だいぶ慣れてきたという印象だ。 そんなガンちゃんに聴きました。 ワイン説明もきっちりこなして販売している。すごい!ガンちゃん!私は夕方5時ごろまで滞在していた。 今日の一番人気はなんでしたか? 伊藤『今日の出展醸造元で一番人気はどこですか?』 ガンちゃん『何といってもフィリップ・ジャンボンですね。もう早くから品切れでしたから。量もないけどね。』 伊藤『ジャンボン人気はやっぱりすごいですね。日本でもジャンボンの会を東京でやったら北海道からも逢いにきた熱狂的なファンがいましたからね。フィリップに逢って涙をながしていた人もいましたよ』 一番人気のフォリップ・ジャンボン (日本の問合せ先:野村ユニソン:03-3538-7854) 超人気でも量がないジャンボン!即、売り切れ完売! やっと08を一部の樽が発酵を終えて、この春にビン詰をした。自然派の中でもフィリップほどピュアーな造りをしている醸造家はいない。最大限のリスクおって造っている。どんな状態になっても絶対に妥協はしない。ワインが危険状況になっても絶対にSO2を添加しない。ゼロ添加を貫いている。彼には信念がある。ワインの中に悪玉微生物と善玉微生物が存在しているんだ。一時は悪玉が勝ってワインがダメになりかけることがある。分析をすれば危険な状況であることは分かるけど、フィリップは絶対にSO2の添加をして安全策をとろうとしない。フィイップは言い切る『今、悪玉ビールスと善玉ビールスが戦っているんだ!健全な畑からとれた健全な葡萄のみを仕込めば、最後に善玉が必ず勝つんだ!』と言い切る。3星のソムリエから醸造家に転向して10年の歳月が過ぎようとしている。最初はずい分ダメになってしまったワインがあった。しかし。10年間の自然栽培の効果で自信のある葡萄が出来てきたところだ。最近、信念が確信にかわった。ジャンボン・ブランの複雑な香りと味わいは他では絶対に観ることができない風味だ。柔らかな舌触りの中に色んなものが混ざり合っているのを感じる。悪玉と善玉が戦ってきた形跡なのかもしれない。ジャンボンのワインには不思議な魅力がある。 ←UNE TRANCHE ユンヌ・トランシュ JAMBON BLANCジャンボン・ブラン⇒彼の多くのワインは3年、5年と樽の中で戦ってる。なかなか瓶詰されてこない。他の自然派醸造元のワインをブレンドして造るテーブルワインのキューヴェを造った。 ガンちゃん、今日の1番の販売量の多い蔵は? ガンちゃん『今朝から量が一番出ているのは、やっぱりVALETTEヴァレットかな。』 午前中から車できて、ケース買いをするお客さんで大忙しだったガンちゃんは昼食を食べられなかったのだ。今、夕方になってやっとサンドイッチを店頭で食べ始めたガンちゃん。ニコニコしながら美味しそうに食べていました。そんな訳で、何が一番出たか、よく知っているガンちゃんだ。 やっぱり、暖かくなってきて白ワインが売れだしたのだろう。 自然派で白と云えば、VALETTE やっぱりヴァレットだろう! 売上ナンバー1のPHILIPPE VALETTE フィリップ・ヴァレト (日本の問合せ先:BMO : 03-5459-4248) ヴァレットのブースの周りはいつも人が多くて なかなか近づけないほどの超人気だ! 今日は奥さんと二人で対応しなければ間に合わない。 最近、フランス中で人気のあるワインレストランやビストロでは、このヴァレットは必ずリストされている。やっぱり美味しいものは皆、分かるんだな! MACON VILLAGE マコン・ヴィラージ MACON CHAINTREマコン・シャントレ VIRE CLESSE ヴィレー・クレッセ POUILLY FUISSE /TRADITION*プイイ・フィッセ・トラディション POUILLYFUISSE CLOS DE MONSIEUR NELY*フイイ・フィッセ・クロ・ド・ムッシュ・ネリ フィリップ・ヴァレットはどれを飲んでも、果実味が熟していて、ミネラルんで締めてくれている。 なんて美味しいのだろ!! ベスト1の売上量だったのが理解できる!皆さんも是非試してみてください! 一般愛好家Xさんに聴いてみました サングラスをかけたパリのおじさんはカーヴ・オージェのお得意さん。5年ほど前より自然派に目覚めて 今、自然派しか飲まない。以前からワインの強烈な愛好家だったとのこと。パリの自宅の地下カーヴには昔に買ったボルドーグランクリュ・クラッセのワインが沢山ストックになってしまっている。何故なら、自然派ワインに目覚めてから、飲んでも美味しく感じなくなってしまった、とのこと。 今日の目当てはやはりヴァレットでした。 フィリップと色んな話ができて嬉しそうそうだった。 一般愛好家Xさんが選んだ、本日の新発見? 名前は聞かなかったけど、今日はずっと長い時間醸造元達と会話を楽しみながらゆっくり試飲をしていたXさんに本日の新発見は何か?聞いてみた。 Xさん『ARNAUD COMBIERアルノー・コンビエールの白だ。素晴らしいシャルドネだ。ヴァレット・ワインのミネラル感を柔らかくした感じだ。』 ARNAUD COMBIERアルノー・コンビエール (日本での問合せ:サンフォニー:03-5565-8992) 190chぐらいの長身でゆったりした性格。栽培から醸造までフィリップ・ジャンボン級に自然度が高い。樽発酵が2、3年続いているものもあり、長期発酵からくる旨味が素晴らしい。 MANDELIERS  AC ST-VERANマンデリエール08 サンヴェラン 昆布だしの旨味がのった柔らかいミネラル感は お寿司と合わせたいワインだ。サラリとしたフレッシュな酸もあって本当に和食に会うと思う。 LA GOUTTE DE CHARMES 07AC ST-VERAN グットゥ・ドゥ・シャルム 07 サンヴェラン 樽発酵は長かったワインだ、ほのかな樽香もあり、本当にヴァレットに似たところがある。ミネラルの塩っぽさが、旨味で包まれている。 今日はボジョレがメーンだ!豪華なメンバーが揃いました CHRISTOPHE PACALETクリストフ・パカレ (日本での問合せ:BMO社:03-5459-4248) 09のJULIENASのジュリエナがマニフィックに仕上がった。 他は2008年がテースティングに出されていた。 シルーブル08が爽やかでグイグイいけるタイプだ。 GEORGES DESCOMBES ジョルジュ・デコンブ (日本での問合せ:CPV :03-5565-5880) 奥さんのジスレンと長男のフィアンセと女性二人でブースを守っていた。 本人と長男はブースの前で愛好家と話している。 いつも濃厚なガメを楽しませてくれるデコンブ、06年の100歳を超える古木を仕込んだMORGON VIEILLE VIGNE モルゴン・ヴィエイユ・ヴィーニュが熟成感もでてきてマニフィックだ。 […]

2
Avr

東京・エスポアの仲間達と神田・萬屋天狗にて

全国に約200店弱の仲間を持つエスポア・グループ・特に東京のメンバーは時々情報交換会をやっている。 鴬谷のよろずやのよっちゃん、菊田さん、長さん 過去、色んな酒販店グループが存在していた。生まれては消えを繰り返し、結局現在まで残ったのはエスポアグループだけだ。 残った最大の原因は本部組織が独立して存在しているからだ。 今までの消滅したグループは、メンバーの有力酒販店がまとめ役を演じていた。これでは人が多くなると意見がまとまらなくなってグループとしての行動が硬直化して消滅してしまった。 エスポアの素晴らしい処は、本部組織がシッカリ独立していること。お互いに切磋琢磨でスケールメリット。 自由が丘のやまやさん、いせいの有馬夫人 一個店ではできない事や、一酒屋でやっては利点にならないことを本部が代わって企画・実行してスケールメリットを出すことができることだ。例えば、ワインの直輸入システムにしても、一酒屋ではとても輸入などは考えられない。有力な酒販店が直輸入をやることもあるが、長期に渡って、取引蔵元と良好な関係を続けることが出来なくなってポシャってしまうことが多かった。200店舗が一致協力すれば皆が少しづつ努力すれば大きな力となって長期に渡って醸造元とも良好な関係を続けられる。造り手から販売者、消費者までの共生の世界だ。 世田谷のナカモト、いせいの有馬、横浜の竹之内 まさに、スケール・メリットを皆で享受できる訳だ。勉強会にしても、フランスツアーにしても本部がニュートラルな立場で企画してくれるから皆が自由に参加できるのである。これも一軒の酒屋ではできないことで、ましては継続的にやることは不可能だ。 本当に世界に類を見ないグループとシステムになっている。私はエスポアが直輸入を開始したころからの付き合いだ。だからもう20年弱の付き合いだ。私にとっては家族のような存在だ。まさに共に生きるの実践だ。 この20年の間には酒販免許の緩和、酒の安売スーパー全盛期、衰退期など色んなことが起きた業界だった。 周りの酒屋の倒産閉店が続く中、何とか生き残って来たのがこのエスポアグループだ。今、残っているエスポアのメンバーは、メンバー同士が親戚のような付き合いをしている素晴らしい関係だ。私との関係は彼らの先代からの付き合いだ。云うならば親戚のおじさんのような存在かもしれない。今夜のような、宴会というか、集まりが時々行われている。有馬氏や竹之内氏が声をかけると10名前後はすぐに集まってくれる。 楽しいひと時の一つにブラインドテースティングがある。   皆、一本づつワインを持ち寄ってブラインド・テースティングをやりながら色んな話をして情報交換を楽しむ。本当に皆、佳い人の集まりだ。私も時々参加させて頂くが心地よい空気が流れている暖かい人達の集まりだ。 それに皆、それぞれが、それぞれの方向とやり方で努力しており、大事なところだけは共有してスケールメリットを出している。多少の競合関係は存在しているが切磋琢磨でお互いを盛り上げる素晴らしいグループだと思う。 ESPOAには素晴らしい本物ワインが沢山ある。    今日飲んだ美味しいワイン、まずは口慣らしにCHAMPAGNE DE SOUSA*シャンパーニュ・ド・スーザのキューヴェ・コダリだ。竹之内さん持参。何て素晴らしいシャンパーニュなんだろう!コート・ド・ブランのAVIZE村のシャルドネだ。クレと呼ばれる真っ白な石灰質岩盤の土壌だ。スカットした辛口の中にも果実の深みのニュアンスがこのコダリにはある。何と云ってもクリアなミネラル感が最大の特徴だ。 シャンパンでスーと入ってしまうのは少ない。まだ、飲んだことがない人は是非試してほしい。後悔はしませんよ! BRUNO SCHUELLER*ブルノ・シュレールのRIESLING 2000 ほぼ黄金色に近い色合いは、ウイラージをしない樽熟成からのものだ。何て力強い、蜂蜜感さえ感じさせてくれる熟度だ。それに反してキチッと締め て、スッキリ感を与えてくれているのがシュラー独特のミネラルだ。これはブルノのお父さんのジェラールの畑仕事のお陰だ。実に素晴らしいアルザスのテロワールワインだ。イカが美味しかった。 DOMAINE ALQUIER*ドメーヌ・アルキエのBASTIDES 96 AOC FAUGERES バスティード 何て細かく上品なタンニン何だろう。こんな繊細なフィネスを感じさせてくれるワインを造る人はそう多くない。しかもこのボリューム感は南仏そのものだ。かと云ってアルコールを全面に感じることはない。これはフォジェール独特のシスト土壌が酸をもたらしてくれるからだ。フレッシュ感さえ感じさせてくれる。熟成からくるトリフが出始めている。   DOMAINE DE LA SENECHALIERE*ドメーヌ・ド・ラ・セネシャリエール、V V 2004 ムスカデ 偉人マーク・ペノは04年当時、まだムスカデとして出荷していた時代だ。 マークのワインはムスカデとして登録する6月までにはまだ醸造が終わっていないことが多く、今ではテーブル・ワイン、ヴァン・ド・ターブルの カテゴリで出荷している。イオデと云われる浜辺の香りがあり、蜂蜜さえも感じさせてくれる。勿論、6年の熟成を重ねてもフレッシュ感を備えている偉大なるムスカデだ。 DOMAINE D’AUPILHAC*ドメーヌ・ドーピアック LES PLOS DE BAUMES 03*レポドボーム ラングドック地方の偉大なる醸造家の一人だ。南仏ワインの名声を上げた一人に数えられるシルヴァン・ファダだ。シルヴァンのワインはルカ・カルトン、トロワグロ、エルブリなど一流シェフのレストランにオンリストされている。このキューヴェはシルヴァンのワインでは異質のワインだ。 彼はアニアン村にわずかな畑を所有している。ここはメドックに似ているといわれる土壌を備えている。メルロー60%、カベルネ・フラン20%、カベルネ・ソーヴィニョン20%、というボルドー品種構成だ。実に細かい粒子のタンニンだ。03年と云う過酷な暑さの中で育った葡萄を仕込んだ。このフィネスはボルドーグラン・ヴァンだ。これは収穫量が20HL/Hと云う少なさから来ている。素晴らしいワインだ。 DOMAINE D’AUPILHAC*ドメーヌ・ドーピアック  CARIGNANのカリニャン シルヴァンがこのカリニャン品種100%のワインを出すまでは、カリニャンは安ワインしかできない品種だと信じられていた。シルヴァンは樹齢が100歳のカリニャンのみをワインに仕込んだ。ワイン業界は驚愕した。あのカリニャンでもこんなに素晴らしいワインができるものなのか!?以後、カリニャンの100%のワインを造る醸造家が増えてきた。カリニャンこそ、ラングドックのテロワールを忠実に表現できる品種だ。ピノ・ノワールのような存在だ。土壌と造りが素直にワインの品質に現れる品種だ。 本日のブラインドで最も驚いたワイン    DOMAINE AMIRAULT*ドメーヌ・アミローの LES QUARTIERS*レ・カルチエ 年代は覚えていない。しかしタンニンの細かさ、ボリューム感そして白い石灰岩盤を想像させるミネラル感、どれをとってもロワールのカベルネ・フランとは思えなかった。 驚くべきヤニック・アミロだ。趣味が農作業というヤニック、彼ほど自分の畑を知り尽くしている醸造家は少ないだろう。南のワインと間違ってしまうほどカベルネ・フランが熟していたと云うことだ。ベジェタルさは皆無だった。しかも繊細なタンニンは本当にグラン・ヴァンだ。やはりブラインドの面白さはこういう再発見があることだ! 実に仲の良い夫婦だ。畑一筋のヤニックを後ろからそっと支えている奥さん。そして、次世代の息子も今は働いている。 ただ美味しいワインを造ることはそんなに難しい事ではない。しかし、上品さ、フィネスを感じさせてくれるワインは難しい。本当に小さい事の努力の積み重ねしかない。そんな積み重ねをコツコツ本当に実行しているのが、ヤニックのワインだ。まさに“積み重ワイン” 今夜のお店紹介 * 自然派ワインが飲める和食居酒屋・神田の“萬屋天狗”   JR神田から徒歩2分。 チェーン店の天狗ではない。個人の和食居酒屋なのだ。中小企業が多くある神田のサラリーマンが立ち寄る典型的な居酒屋だ。 店長の真一郎はドイツで4年も醸造学を学んだ変わり者だ。 鴬谷のよろずやの長さんの弟だ。お父さんがやっていたこの居酒屋を引き継いだ。ドイツワインとエスポアの自然派ワインが飲める。 そして、嬉しいことに、純日本のツマミ料理に自然派ワインが楽しめる! フランスから出張の私には本当に嬉しい店だ! 例えば、厚揚げ、イカの姿焼、刺身、シシャモ、牛たんなど純日本ツマミの勢揃い。その上、時々スペシャルなメニューもある。今日は、クジラの生肉だ!日本近海で獲れた時だけ冷凍でない本当の刺身だ!こんなクジラは初めて食べた。全く臭みがなく、食感・味はまぐろと牛刺しの中間だ。 住所:東京都千代田区内神田3-22-1  電話:03-3254-5792 今夜も良く飲み、良く食べて楽しいソワレでした。皆さん集まって頂いて感謝!! 今夜の自然派ワインが買えるESPOA店 (本日の出席者)   1-いせい   東京都葛飾区立石1-16-19   電話:03-3692-8080   イベント企画: 一年で100本を飲む会を開催中   2-よろずや 東京都台東区根岸3-4-16   電話:03-3873-8146   イベント:和飲学園・ワイン教室開催中・各種飲み会企画あり 3-ナカモト    東京都世田谷区弦巻4-2-25   電話:03-3426-0038   イベント:和飲学園・ワイン教室開催中 4-やまや   東京都目黒区自由が丘1-15-10   電話:03-3723-4567   イベント:定期ワイン飲み会開催中 5-しんかわ    神奈川県横浜市青葉区榎が丘13-10   電話:045-981-0554   イベント:和飲学園・ワイン教室・開催中

30
Mar

サン・キャトルで自然派ワインの試飲会!

今日はDomaine de l’Anglore*ドメーヌ・ド・ラングロールのEric Pfifferling*エリック・ピファーリングに誘われて、パリのクリメ(19区)で行われている試飲会に行ってきました! 午後4時なのに凄い人・・・ しかもあちらこちらからワインが回ってき、皆アペタイザー気分でワイワイ・ガヤガヤ! 最初のブースはエマニュエル・ラセーニュ/ Emmanuel Lassaigneのシャンパーン! レ・ヴィンニュ・ド・モンギュ2007 / Les Vignes de Montgueux は爽やかなりんごや柑橘類の香り!繊細な泡と真っ直ぐな酸味がとても綺麗な味わいを生み出しています! そしてル・コテ / Le Cotet は区画の名前を付けたキュベ。ノワゼットやくるみ系の香りが漂いより複雑感が! そして私が大好きな レ・コリンヌ・アンスピレ2006 / Les Collines Inspirées。8ヶ月間熟成した2006年と2000年のブドウをブレンドし、トーストのような香りが美味しい!真っ直ぐで繊細な味が大好き! 最後にはメチャ複雑感が感じられる ミレジメ・ワイン2002 / Millésime 2002。これは熟した梨やバターの香り、最後にはコショウなどのスパイシー感もあり、ファンが多いシャンパーンです! 次は髪の毛がいつも爆発しているブノワ・クロー / Benoit Courault 。 ジルブール08 / Gilbourg 08はシュナン独特の華やかなアロマ。白い花やエキゾティックフルーツの香りがやばいです!でも口に含むと酸味がはっきりと出ており、ボリューム感もたっぷり。長い後味が印象的です。 そしてグロローを使用したラ・クレ08 / La Coulée 08はとても飲みやすく、 レ・ルリエ08 / Les Rouliersはキリッとした酸味とフレッシュ感が! 最後にスペシャル・キュベ、レ・ルリエのマグナム登場!何が違うの?と聞いたら、『これはレ・ルリエで使用したブドウをもう一度最後に圧縮し、そのジュ・ド・プレスのみで造ったワインなんだ。そして400Lの大樽で熟したんだ』と。滑らかだけど、しっかりと感じられるタンニンが印象的。酸味も強く、保存用のワインです! ここからなかなかブースに辿り着けず・・・ やっと行けたと思ったらギュウギュウ詰めに・・・ それもそのはず、ここからはパカレ、マクシム・マニョン、ラングロール、フラール・ルージュと大物ばっかり! フィリップ・パカレ / Philippe Pacaletを探していたら、隣で熱中にお話中・・・と隣には奥さんのモニカが一生懸命と接客を! 最初のワインは、ありえない位アロマティックのムルソー08 / Meurault 08。お花畑にいるような、幸せな感じになれる香り!しかも口に含むととてもピュアでミネラル感が強く、優しい憾じとボリューム感たっぷり! そしてジュブレー・シャンベルタン08 / Gevery Chambertin 08は赤フルーツの強い香りと梅の香りがとても華やか。少々草っぽい感じもありますが、そこがまた爽やか感に繋がり綺麗なバランス! 最後にはポマール08 / Pommard 08とオヴァリウスで開かれたポマール・プルミエ・クリュ08 / Pommard Premier Cru 08。ポマールは蕩けたタンニンが飲みやすく、とてもエレガント。そしてグラン・クリュはよりスパイシーでイチゴと甘い飴の香りが美味しい!最後の後味が長く、とても優しい味わいです。 いつも笑顔のマクシム・マニョン / Maxime Magnon。 ラ・ベグー0 9 /La Bégou 09はグルナッシュ・グリ100%使用。とてもミネラルでピュアなワイン。グイグイと飲めてしまう綺麗な味わいは、爽やかな柑橘類のフルーツ感たっぷり!私も大好きでお勧め名一品です! ラ・デマラント09 / La Démarrante 09は赤フルーツの香りとスパイシーな後味が綺麗に混ざり合い、少々ミルキーな感じがグ~! ラ・カンパニェス09 / La Campagnès 09はシスト土壌から来るミネラル感と、カリニャンから引き出されたフレッシュ感が美味しい!しかも後味も長くて、ずっと飲んでいたいワイン! 見よこの4ショット! オーラがあります・・・・ やっぱりエリックは大物って感じがします・・・! ドメーヌ・ド・ラングロール / Domaine de L’Anglore の エリック・ピファーリング / Eric Pfifferling と、奥さんのマリ・ロー / […]

24
Mar

Le Vin de mes Amis*ル・ヴァン・ド・メ・ザミ

高級ドメ-ヌで行われたこの試飲会、Le Vin de mes Amis*ル・ヴァン・ド・メ・ザミ!! 中庭には古い樽で造られた椅子が!座り心地も良い感じ! ていうか座っても良かったのでしょう・・・?でも置いてあったら試さずにはいられません! この試飲会はとてもフレンドリーで居心地が良い小さな試飲会。 今日は生産者達の笑顔を楽しんで下さい! 詳しい情報はこちらをクリック! 日本からこの前帰ってきたボジョレーチーム、クリストッフ・パカレとマチュ・ラピエール!日本の思い出話を沢山聞かせてもらいました!そしてお互いのワインで乾杯! 焼けた肌に目の色に合わせた青いセーター!頼れる男!って感じがカッコいいジル・アザムさん*ドメーヌ・デ・オート・テール 夫婦で出席、マス・ドゥ・モン・ペール。 なんとなくこの二人って顔が似ていませんか・・・? 長年一緒にいるとやはり人は似てくるのですね! とても可愛い奥さんと、優しそうな旦那さんでお似合いです! グザビエ・ルドガール氏。 美味しいワインを注ぎながら満足そうな笑顔! エリアン・ダ・ロスと・・・元エノ・コネ・メンバーのサンドリーヌ! ピチピチな笑顔は幸せと満足感でいっぱい! がっちりとした体型とはウラハラに、とてもフレッシュでフルーティーなワインを造るジャン・バティスト・セナ。いつでも真剣で働く彼、しかも彼の奥さんはこの試飲会の主催者! 笑顔から溢れ出ている優しさ・・・ そして彼達のワインを飲んだら幸せいっぱいになるマクシム・マニョン トマ・ピコ*ドメーヌ・ド・パット・ルー(シャブリ) ワインとソーセージ造りが得意なレイモン・ルコック。 大きなお腹は幸せ感をたっぷり表しています! みんな庭でランチタイム!ポカポカと天気も最高! 女生産者:素敵な笑顔4連発! カトリーヌ・ベルナールさん。まだ12歳の息子も一緒にお手伝い! 彼女のフンワリとした雰囲気に男性もメロメロ! セクシー・ビューティー、マス・ド・リビアンのエレーヌさん。 いつ見ても、どこに居てもその美貌は目立ちます! 優しさとエネルギーで溢れるカトリーヌ・ブルトンさん。 その活発さと根性には男性も負けてしまうくらい! マルセル・リショーの奥さん、マリーさん! いつも笑顔でスピーディーな彼女。マルセルのワインの美味さは、仕事を裏で支えているマリーさんのお陰です!