28
Août

お昼はモルゴンのアトリエへ

クリストフが電話したところ、今日はアトリエにいいシャロレ牛が入ったとのこと。 行かなければ! クリストフ・パカレとドゥニ・ペノさんと一緒。 多く醸造家が来ていた。 即シャロレ牛のコート・ド・ブーフ牛ステーキにフリッツ。 ワインは、Lapierreラピエール家のモルゴン2017年を開けた。 17年は濃縮感タップリでステーキに完璧でした。 ラピエール家の2017も素晴らしいバランス、タンニンも細かく流石に元祖自然派のラピエールです。      

28
Août

クリストフ・パカレ醸造設立20周年も兼ねて                    特別ヌーヴォー18を醸造

今年は20周年記念を期に、日本向けに特別なヌーヴォーを造る予定。 天も味方してくれたので、今年は記録に残る特別なヌーヴォーをつくりたい! ラベルはドニィ・ペノ画伯がペンで丹精に描いた垂直式圧搾がモデル。 伯父さんでもある自然派の伝道師マルセル・ラピエールがクリストフに醸造所設立時プレゼント したもの。 クリストフ・パカレにとってはかけがえのない大切なもの。    自然派ワインの醸造を根本的に開発したジュル・ショーヴェ博士が持っていたシャペル・ド・ゲイシャ村の畑区画の葡萄のみを仕込んだワインをこのラベルにして VIN DE PRIMEUR ヴァン・ド・プリムーの名で特別ヌーヴォーを造ります。 この区画は小さいので量が限られています。        こんな葡萄から造ればトビッキリ美味しいヌーヴォーになること間違いなし!! 2018年、クリストフ・ヌーヴォー Vin de Primeurヴァン・ド・プリムーお見逃しなく!!    Le 20ème Anniversaire de Domaine Christophe Pacalet ★Nouveau Spécial 2018: Vin Primeur★ Il fait un Nouveau Spécial pour le Japon. « A l’aide du Ciel, je veux faire un Nouveau Spécial inoubliable et fabouleux!! » L’image sur l’étiquette est un pressoir vertical dessiné par Denis Pesnot. C’est un cadeau de feu Marcel Lapierre, son oncle et son pionier de Vin Nature, qui lui avait offert à la naissance du Domaine Christophe Pacalet. Alors pour lui c’est un trésor précieux et unique. Jules Chauvet, un fondateur principale du Vin Natue, possedait une parcelle […]

28
Août

Christoph Pacalet クリストフ・パカレ2018年産                         記憶に残るヌーヴォーを!

クリストフ・パカレにとって、近年にない素晴らしく理想的な葡萄が育っている。 『見てくれよ!こんな葡萄を見ると、本当に心が弾んでくるよ!』 クリストフも喜んでいるけど、葡萄達も喜んでいるように見える。 クリストフ48歳、マルセル・ラピエールの援助とアドバイスを受けて98年に独立して20年。 今年は醸造所設立20周年記念の年。 天も応援してくれている。 今年は、冬と春の大雨で葡萄園は湿気だらけだった。5,6月にはどうなるか本当に心配だった。 それが開花が済んでから逆に記録的な晴天の日々が続いた。 7,8月は36度を超す猛暑の日々だった。 若干、直射日光が当たる場所の葡萄は焼けた状態のものもあるけど、乾燥しているので乾し葡萄のようになって腐ることがなかった。 収穫まであと一週間となった。理想的な状態で最終の葡萄熟成が進行している。 『私は昨年も日本に行きました。日本の皆さんの暖かく細やかな心情に感動しています。日本のファンの皆さんに心から喜んでもらえるようなヌーヴォーを造りたいと思います。』クリストフ Christophe Pacalet: Vin Nouveaux inoubliables 2018 Cette année, la qualité de raisins est la meilleure, jamais vue !!  » Regardez les raisins. Quand je les vois, je suis si heureux!!! » Christophe, 48 ans, grâce à Marcel Lapierre, est indépendant depuis 1998. Cette année est le 20e anniversaire de Domaine. Le ciel aussi, il félicite. « En hiver et au printemps, il a beaucoup plu et la vigne était trop humide. Je m’inquiétais vraiment du temps de mai et juin. Et après la floraison, il faisait tout le temps très beau. En juillet et août,une canicule à plus de 36 […]

28
Août

Philippe Pacalet フィリップ・パカレ、                    ヌーヴォーの畑を歩く

フィリップは10日前に来て葡萄を持ち帰り分析している。 糖度が結構上がっていたのと、リンゴ酸が少ないのに驚いた。チョット注意が必要だ。 フィリップは発酵が順調にすすむためにリンゴ酸を十分確保しておきたい。 何故なら、ヌーヴォーは出荷日がもう決まっているので発酵がスムーズにいくのも大切。 普通の蔵なら、酸も加えるけど、自然な造りのフィリップはそれをしない。 収穫日の選択で解決する。 コマ目に畑にきてチェックしている。 これだけ暑い日が続いていると、収穫が一日遅れただけで大きくかわってしまう。 流石のフィリップ・パカレ。ヌーヴォーと云えども、いつも確実性、安定感、先を観ている。      フィリップは数年前に南フランス、ポルトガルでもワイン造りを手掛けた。 強烈な太陽の環境の中での、葡萄が熟す最終段階の様子を経験している。 フィリップの偉大さはここにある。 ブルゴーニュの枠の中だけで閉じこもっていない。 色んな環境の中でのワイン造りを手掛けている。 その経験を温暖化が進むブルゴーニュ、ボジョレでのワイン造りに生かしている。 今年は36度という猛暑がブルゴーニュ、ボジョレを襲った。 パカレの頭の中では既に起こりうることが準備できている。 それにしても、今年は素晴らしい状態でここまで来ている。腐った葡萄が皆無と云ってよい。 2018年のパカレ・ヌーヴォーは凄いことになりそうだ。   

28
Août

フィリップ・パカレ                              生まれ故郷のボジョレの畑を手に入れた

もう3年になる。ずっと畑を持ちたかった。ブルゴーニュは高すぎる。 今、ブルゴーニュの醸造元がボジョレの畑を積極的に買い入れている。 これ以上、時間を置くとボジョレの畑の価格も上がっていくだろう。 3年前に決意した。 前々からボジョレのテロワールの中で、興味があったのはMoulin à Ventムーラン・ナ・ヴォンだった。 花崗岩の種類がモルゴン村のものとは違っている。 白っぽい花崗岩が風化して砂状になっている。その中に多くの石英石が混ざっている土壌。 パカレのムーラン・ナ・ヴォンは特別だ。 ブルゴーニュのテロワールを長年に渡って追究してきたパカレが、ブルゴーニュのグラン・テロワールと同じ手法をもって醸すムーラン・ナ・ヴォンは、キリットしたミネラル感がスーッと伸びてくる。 ブルゴーニュに通じるものがある。 フィリップ・パカレは云う 『ガメ品種はピノ・ノワールの従兄なんだ。よく似た性格をもっている。ピノと同じように、あまり太陽を必要としていないんだ。花崗岩は石灰土壌よりキリッとしたミネラル感がある。ガメ品種の果実味とマリアージするととても上品に仕上がる。』 ブルゴニュ・テロワールの名人フィリップ・パカレが醸すMoulin à Ventムーラン・ナ・ヴォン、 美味しいですよ! いつも仲の良いモニカとフィリップ。ブラジルに一か月ほど里帰りしていたモニカ、一週間ほど前に戻ってきた。   

28
Août

熟年パワー炸裂の Ch-Cambon シャトー・カンボン                     今後が更に楽しみ

2017年ミレジムが素晴らしい状態に仕上がりました。近々に日本に出荷される予定です。 好ご期待!! ★Cuvee Chat キューヴェ・シャは軽く冷やしてグイグイと飲める気楽なヤツ。いつでもどこでもグイグイと入ってしまう。 価格的にも求めやすく、レストラン、ビストロ、ハウスワインにもピッタリ。 ★Ch Cambon 17 自然な青狩り状態で生産量が極端に少なかっただけに濃縮感があり、でも爽やかなガメ風味が 残っている。      ★Brouilly 17 ブルイィ 100歳の古木が沢山生き残っている畑のブイィ。 素晴らしい濃縮感、柔らかくやさしいタンニン、花崗岩に地中深く入り込んだ根っ子が吸い上げた ミネラルがタップリ。 グラン・ボジョレといっていいだろう。ゆったりとした大き目なグラスで飲んで欲しい。    Château Cambon avec puissance expérimentée Bon Millésime 2017!! Ils arrivent bientôt au Japon. Un Millésime bien attendu!! Cuvée Chat Raflaîchi légèrement au frigo, un vin agréable et facile à boire à tout moment, où que vous voulez, convenable au restaurant, bistro, à la maison. Prix raisonnable. Château Cambon 2017 Les raisins cueillis en vert donnant une faible production, le vin est dense et garde une rondeur et douceur du gamay. Brouilly 2017 La Vigne de plus de 100 ans. Une densité équilibre, une bonne qualité de tanin doux et tendre. […]

28
Août

次々と進化する CH-CAMBON シャトー・カンボン

CH-CAMBONシャトー・カンボンは、あのマルセル・ラピエールが幼馴染で親友だった CHATシャとマリー・ラピエールの3人で買い取った醸造元。 マルセル亡き後は、この二人で共同経営している。 この陽気で前向きな二人、次々と未来への投資をしながら進化している。 2年前にBrouillyのアペラッション・100歳を超える古木の最良の畑を買い取った。 その貴重な古木の枝を使ってセレクション・マサルの苗木を作成中。 今年は白ワイン用のシャルドネ品種の植付けを行った。2hまで増やす予定。 醸造所の改装、新発酵槽の購入、オフィスの設置と大進化中。   モルゴン村に住んでいたマリーさん、カンボンの一部を改装してここに住みつくことを決意。 最近、チョット、気合が入っている。   Château Cambon en plein développement sans arrêt Ch-Cambon avait été acquis par trois personnes: Marcel Lapierre, son meilleur ami Chat et Marie Lapierre. Depuis le décès de Marcel, Marie et Chat, copropriétaires, continuent à travailler ensemble. Positifs et énergiques, ils investissent toujours pour l’avenir de Cambon. Il y a deux ans, ils ont acquis la meilleure appellation Brouilly plantée par des vignes plus de 100 ans. Avec sa branche précieuse, ils sont en train de faire du plant en séléction massale. Cette année, le chardonay pour le blanc a été planté. Il sera augmenté jusqu’à 2 hectares. La […]

28
Août

2018年 Château Cambon シャトー・カンボン、                    凄いミレジムになりそう!

Marie Lapierreマリー・ラピエールさんの笑顔がもの語っている。 マリー『長いこと、こんな葡萄は見なかったわ!』 シャChat『ここ数年、毎年違った気候変化でまともな葡萄が少なかった。特に昨年は異常に少なかった。今年に賭けていたよ!今年はこのままいけば、色んな意味で過去最高になるのではと思うよ!』   シャの愛称でボジョレ中の人達に愛されているシャモナールさんもご機嫌でした。 カメラを向けると硬い表情になって、なかなか笑わないのでチョット脅かしながらシャのやさしい顔の写真がとれた。 この笑顔で今年2018年の葡萄の状態を想像してください。 今年はこの二人とも気合十分です。 畑も18ヘクタールまで増やすことになりカンボンも飽くなき進化を続けている。   冬、春の雨で地下水にタップリ保水されている。 もう長い自然栽培で根っ子が地下深くまで伸びている。 必要な水分を確保しながら7月、8月の連日の晴天で理想的なバランスで葡萄が熟している。 まだ、すべての葡萄が発酵槽に入るまでは、何があるかわからない。 収穫が終わるまでこの状態で続いて欲しい。 収穫は9月3日になりそう。このままでいけば2018年は凄いミレジムになりそうだ。   2018 Château Cambon: Millésime sensationnel!! Le visage souriant de Marie Lapierre s’exprime tout. Marie dit: Depuis longtemps, je n’ai jamais vu de tels raisins magnifiques. Chat dit: Depuis des années, nous avons peu de bons raisins à cause des intempéries, surtout l’an dernier était affreux. Je m’attendais à cette année. Si ça continue comme ça sans problème, je suis certain que cette année sera le meilleur record à tous égards! Chat souriant et content, diminutif de Monsieur Chameaunard, est toujours aimé des beaujolois. Devant le caméra, son visage est sérieux sans sourire. […]

27
Août

ボジョレ・モルゴン村Bistroアトリエでアペロ

来週から始まる収穫。嵐の前の静けさ。皆準備中。 発酵槽の洗浄、プレスの確認、1年に一度しか使わない機具などは故障しているものも多い。 そんな作業中でもアペロタイムにはモルゴン村のBistroアトリエに顔を出す醸造家がいる。 今日はマチュー・ラピエールとやって来た。 カリムがアペロをやっていた。 皆の収穫日が気になる。 お互いの情報交換が大切。 早い人で来週28日に開始。 一番多いのは9月3日から。 どんなタイプを狙っているのか、 畑の標高・ミクロ・クリマで違う。 Descombesデコンブ醸造のBrouilly 2013を開けた。 旨いな!デコンブのワインは濃縮感とフレッシュな酸がいつも同居している。 私の大好きなスタイルの一つ。 モルゴン村の教会が夜を告げていた。      Beaujolais Morgon: apéro au bistro Atelier Les vendangescommenceront la semaine prochaine. Le silence avant un grand événement! Tout le monde en préparation: laver les cuves, vérifier le pressoir. Les matériaux étaient en dormis pendant un an et quelques-uns doivent être réparés. Malgré leur occupation, quand-même des viticulteur viennent faire apéro chez Atelier à Morgon. Ce soir Mathieu Lapierre est venu, Calim commençait déjà au comptoir. Ils échangent des informations sur les vendanges. Au plus tôt, du 28 âoût. La plupart commencent du 3 septembre. Avec la différence d’altitude, un micro-climat, le vin […]

27
Août

ボジョレのモルゴン村の葡萄園に迫る夕闇

ボジョレ滞在2日目。 やっぱり葡萄園は美しい。 この牧歌的な空間がたまらない。 また、車を止めて別世界に入った。 一昨日見たあのParisの夜景も、記憶の中に蘇った。 どちらも美しい。 都会の人の生の動きの歴史がつくりあげた美しさと、この静寂の夕焼けの美しさとのコントラストが 情感をくすぐる。 色んな思いにふける。 さて、アペロタイム。 Le vignoble à Morgon au couchant Le deuxième séjour à Beaujolais. En effet, les vignes sont splendides et prédigieuses. Je suis dans un autre monde. Le paysage du vignoble au couchant est aussi magnifique que celui nocturne à Paris. Le ciel du couchant multicolore et silencieux fait contraste avec la beauté née par la grande culture historique et urbaine. Je suis ému devant ces deux tableaux incomparables et grandioses!! Alors, c’est bientôt l’heure d’apéro …

27
Août

ボジョレ・Fleurie フルーリのマドンナの丘に夕陽が

今日はParisから一挙にボジョレに移動した。 収穫をほぼ一週間後に控えたボジョレ。 造り手はそれぞれだ。 まだのんびりとヴァカンスに行っている人。 もう収穫の準備万端の人。 駆け足で幾つかの醸造家を訪問した。 今年も色々あったけど、結果的に稀にみるいい年になりそうな状態になってきた。 人によっては、過去最高の年になるのでは、という醸造家も何人かいた。 世紀の年のヌーヴォーとまで言い切った醸造かもいた。 帰りがけにフルーリの村を通り過ぎた。 あの丘の頂にあるMadonaマドンナが夕陽に染まっていた。 車を止めてしばらく見入ってしまった。 ウーン・・・・。またもや言葉がいらない空間にで逢ってしまった。 Beaujolais: Madona Eglise au couchant Aujourd’huim je me déplace directement de Paris à Beaujolais. Les vendanges se feront dans une semaine. ça dépend des endroits: quelques viticulteurs sont encore en vacances, les autres sont prêts aux vendanges. Cette année aussi, s’exposant aux intempéries, finira par un bon résultat exceptionnel. Quelques-uns disent que ce sera le meilleur record, voire le vin du siècle. En rentrant, je passe le village de Fleurie. Au couchant l’Eglise Madona sur la colline était si magnifique que j’ai arrêté ma voiture pour adomirer ou contempler. Oh …. encore une rencontre à trois dimensions […]

23
Août

8月21日、秋にお似合のワインテースティングが                    東京・銀座で!

サンフォニー・銀座オフィスにて、自然派の新進気鋭の日本初登場のワインが試飲できます。 秋のワインシーズンにピッタリのワインを揃えてますよ! ★トム・ゴティエ あのル・タン・デ・スリーズのアクセル・プリュファーと同じ村で新しい醸造家が誕生した。 アクセルから学んだ期待の新人Tomが古木からの葡萄を醸すトビッキリ美味しいワイン達が 日本初上陸!!    ★デビ・ディヴェルスのルイック ルシオン地方の自然派ワイン共和国ジャジャキスタン国の新しい国民! ジャジャキスタン共和国と云えば、ブー・ド・モンド醸造のエドワード、ポッシーブル醸造のロイックが 先住民。 そこにこの新人ルオックが参入。 何事もトコトン追究するタイプ、もう始めたばかりで、トビッキリ美味しいワインを造ってしまった。    その他、20種類ほど食とワインの秋にドンピシャリのワインばかりを揃えました! フランス・ツアーで仕入れたネタ話しを、まどか、から聞けますよ!!お待ちしています。   開催日:2018年8月21日(火) 時間:10:30~17:00 場所:サンフォニー東京事務所   東京都中央区銀座4-13-3 ACN銀座ビル4F  TEL 03-5565-8992 入場無料・フリーテイスティング

23
Août

パリの象徴的存在の Montmartre モンマルトルの丘

殉教者の丘 Le mont des Martyrsモン・デ・マルティールが語源となって、モンマルトルと名付けた。 紀元250年ごろから、数々の歴史的事件がこの丘で繰り広げられた。 最盛を誇ったのは、1871年のパリ・コミューンから1914年の第一次世界大戦勃発頃までは、芸術家や文人が集まるアートの中心だった。 丁度、その頃にこのBasilique du Sacre-Coeurサクレクール寺院が造られた。 日本で云うと、明治初期、廃藩置県が行われた年から第一次世界大戦勃発の年の頃。 この寺院の着工が1871年、完成が1914年だから意外と新しい。   丘の上からパリの全貌が見える。勿論、夜景は美しい。今日は昼間だけ。        丘の上の小路に入ると19世紀の芸術家達が活気に満ちたボヘミアンの生活をしていた片鱗を感じることができる。 そして、パリ唯一のまとまった葡萄園があるのもこのモンマルトルの丘。 でも造られたワインはと云うと、・・残念ながら・・・・。私に任せてほしい。いい醸造家を紹介する。 古文献によると、フィロキセラ禍以前はパリ、パリ近郊でも葡萄園がいたるところにあったのである。 残念ながらそれ以来、再生されてない。 2年程前にオリヴィエ・クザンがパリに葡萄園を造ると云って、時々パリに来て畑の準備をしていた。 どうなっているのだろう?   

23
Août

絶滅しかけているAramon Grisアラモン・グリ品種で醸すロゼ Grigri グリグリ

【Paul Reder ポール・ルデール】 Aramonアラモンという品種は100年前まではここラングドックでは、主力品種だった。 1970年台にほぼ絶滅してしまった品種。(ボルドー品種など有名品種に植え代えられた。) 灼熱の太陽、極度の乾燥とうい過酷な状況でも耐えられる特別な品種だった。 3億年前にさかのぼる古い石灰岩盤土壌からくる潮っぽさ、ミネラル感が特徴。 好き嫌いはあると思いますが、エモーションとプラス・アルファを感じられる特別なワインです。 温暖化が進む今、多く醸造家が注目している品種である。 昔から、その場所で永きに渡って栽培されていた品種には、昔の人の知恵と経験からの確かな 理由があったのだ。 ポールはもう18年に前に今日の温暖化を予測していたのである。 2000年にAramonアラモン品種を植えたのである。 世に類のない人、絶滅しかけている品種、野生的な栽培、風、温度変化に慣れた造りを醸造中からやっている。 すべての点で特別なワインです。  ポールは、本当は白ワインのスペシャリスト! 白ワインも美味しいよ!! 一度、試してみてください。 Aramon Gris en voie de disparition: Rosé Grigri Il y a 100 ans,Aramon Gris avait été un cépage principal au Languedoc. Les années 70, il avait presque disparu. Ce cépage résiste bien contre la situation sévère comme une chaleur brûlante et une sècheresse extrême. Le sol calcaire antique remnte à trois cents millions et il est caractérisé par la profondeur du goût salé et du minéral. Bien sûr, à chacun son goût. Et c’est un vin particulier qui nous donne une émotion remarquable. Aujourd’hui le réchauffement climatique s’accentue et beaucoup de viticulteurs pensent […]

23
Août

荒野に住む孤高の醸造家 Paul Reder ポール・ルデール

モンペリエの街から西に30キロ程の丘陸地帯の小山の奥まった人里離れた一角に羊飼いと葡萄栽培をやっている孤高の醸造家がいる。bio協会、自然派などの組織に一切属していない唯我独尊の人。 それでいて、ゆったりとした大きな自然を感じさせてくれる人。 単なる偏屈者とは違いスケールが大きな人。 Paul Rederポール・ルデールである。地質学を学んだポール。ここが特別な石灰質土壌であることを知っている。 赤ワインが主力のラングドック地方で白ワインしか造っていない特別な人。 先代のアランが羊飼いをやっていた荒地を開拓して白葡萄ばかりを植えた。 Grenache Blancグルナッシュ・ブラン、Roussanneルッサンヌ、Rolleロール、Chassanシャッサンなど。 葡萄園は自然そのもの、耕さない、草はボウボウ。ジャングルのよう。 夏になれば乾燥で草が枯れる。それまで朴っておく超野性栽培。 当然、最終的に残る葡萄房はほんの僅かのみ。そんなことに意を置かない。    醸造所は屋根だけあって、壁はない。風が吹き抜けになっている。 ワインは醸造時から瓶詰まで風に吹かれて、自然温度に慣れている。 史上類のない野性的な栽培・醸造を実行しているポール・ルデール。 ポールと話していると、心が雄大になってくる。ワインを飲んでも心が落ち着いてくる。    Viticulteur au pays sauvage: Paul Reder A 30km de Montpellier, retiré sur le coteau dans la montagne, un homme fait une viticulture et un berger. Il n’appartient ni à l’association Bio, ni au groupe Vin Nature. Il vit isolé, à son aise. Ce grand personnage doux s’appelle Paul Reder. Avec une étude géologique, il connaît parfaitement que cet endroit est bien composé de calcaire. Depuis longtemps, Languedoc est très connu pour le rouge. Mais il ne fait que le blanc. Il avait cultivé la friche où Alain,un propriétaire précedent était un berger […]

23
Août

アルザスの青空の様にスカッとした人物 Eric Kamm                  エリック・カム

   Dambach-la Villeダムバッシュ・ラ・ヴィルの村を見下ろす美しい畑。 エリックは、アルザスの若手醸造家グループのヴァン・リーブルの主要メンバーの一人。 アルザスワインをこよなく愛する期待の若手エリック。 嬉しいのは、アルザスワインの中では、求めやすい価格。 それでいてしっかり自然な造り。貴重な存在。    Bio栽培、畑仕事に多くの時間を費やすエリック。土壌がイキイキしている。 グレープフルーツ系の爽やかな酸は、Kamm のどのワインにも共通している。 汗を流した後に最高!! 美味しいよ!!      Frais et dispos comme le ciel bleu: Eric Kamm La belle vigne dominant le village Dabach-La-Ville. Eric est un des principaux personnages de « Vin Libre », un groupe des jeunes viticulteurs alsaciens. Un jeune viticulteur prometteur et fanatique de vin d’Alsace! En plus, le prix abordable pour le vin d’Alsace. Pourtant un vin nature authentique! et un vrai vin précieux!! En culture biologique, Eric passe beaucoup de temps dans la vigne. Le sol plein d’énergie, plein de vie!! Les vins sont frais à l’acidité comme un pamplemousse. C’est le meilleur pour rafraîchir la sueur. C’est bon, agréable à […]

22
Août

夏のアペロ・タイムには爽やかに微発泡の Eric KAMM                     エリック・カムのロゼ

パリの街の散策で美しい夕陽に出逢った後のアペリティフには、これ! アルザスのエリック・カム Eric KAMM 極旨ロゼ!! 夕陽に限りなく近いロゼの Kamm Asutra カム・アシュトラがいい! 僅かに微発泡していて乾いたノドに実に心地良い。 微かな甘さとフレッシュな酸のバランスが最高!! 品種はムスカ。 A l’apéro, Rosé d’Eric Kamm à bulles très fines Après une belle promenade au couchant à Paris, c’est l’heure d’apéro! Un Rosé d’Eric Kamm en Alsace. C’est Kamm Asutra! la robe magnifique exactement comme la lumière du couchant. Ses bulles fines infinies apaisent ma soif. Très agréable à boire! Une superbe harmonie de la douceur légère et la fraîcheur de l’acidité C’est un vin de muscat.

22
Août

René-Jean ルネ・ジャンと Arbois アルボワにて偶然の          出逢い

こんなことがあるのか!? 先日、Juraジュラ地方のアルボワの街に行った時のこと。 ホテルを出てチョットアルボワの街を散策していた。 この日は街のボルカント(骨董品・古物市)を街中でやっていた。 面白いものがないかと、歩いていると、正面からどこかで見たような体格の男が歩いてきた。 まさか?こんなアルボワにいる訳がない、と思いながらよくよく見ると、やっぱりRené-Jeanだった。 お互いに驚いて、記念写真。 このRené-Jeanルネ・ジャンがDard et Riboダール・エ・リボ醸造とは別に、Champs Libre シャン・リーブルという個人企業を設立して、ビール、イワシの缶詰、オイルなど、ルネ・ジャンが気に入って自分で食べているものを、友人達に出荷している。その一環で、Saint-Peray サンペレーなど、他にもこんなワインも出荷しています。      ついでに、アルボワの街の写真を添付しておきます。 小さな街だけど大変美しいところです。 ワインはご存知のごとく、トビッキリ美味しいのが揃っている。 ちなみに、私が古物市で買ったものは、古式の収穫ハサミ。 田舎に来ないと絶対に見つからない品物。           Une rencontre par hasard avec René Jean à Arbois Est-ce possible, une chose pareille? J’étais en village Arbois dans le Jura. Quand je me promenais tout seul à la brocante, je voyais un homme semblable à René Jean venir vers moi. Je me suis dit: Non, impossible de le revoir ici, dans un petit village pareil! D’ailleurs, aucun raport avec René Jean,ici. Mais Quand je l’ai regardé attentivement, c’était bien René Jean!!! Quelle surprise pour nous!!! On a pris une photo de nous. Une belle rencontre inattendue!!! A part Domaine […]