5
Sep

Narbonneの街のPassionワイン専門ビストロ                    Célestinセレスタン

ナルボンヌの街に来てここに寄らないわけにはいかない。ワインビストロのセレスタンCélestinだ。 そうあのPassionnoの人Xavierイクザヴィエがいる。 今夜は、ラングドックでワインを造るガンちゃんこと岩田コキさんと奥さんのかなこさんとやってきた。 今夜はすべてブラインドテースティングで挑戦した。 結果は全滅でした。 イグザヴィエのワインセレクションのポイントがまだつかめていない。 私の知らないワインが多い。 流石パッションの人、アンテナの周波数が私とはチョット違う。 私の周波数ではとらえきれないワイン、面白い発見が沢山あった。 勉強になるな。   ガンちゃん作と私のアイデアもチョットだけ入っている“和”を開けた。 ピノ・ノワールとサンソーで造ったもの。 日本とフランスの調和、 南と北の調和、 剛と柔の調和 今、世は和を必要としている。 まだ狙ったものとは遠い存在、より“和”のイメージに近づけるようにガンちゃん頑張りましょう。 “和”へのイグザヴィエの的確なコメントは流石だった。最後にイクザヴィエが開けたのは、やっぱり ラングロールだった。    FBの世界でも“モナム-ル”で超人気のKanakoさん、南仏の超田舎に住みながら次への夢も考えて いるようでした。 “モナムール”のガンちゃんと仲良く“和”の世界を築いてください。   Bistro Célestin passionné pour Vin Nature à Narbonne Arrivé à Narbonne, je ne peux pas m’empêcher d’aller au bistro Célestin. Un passionné de Vin Nature, Xavier est là. Ce soir, avec Koki Iwata dit Gan-chan, viticulteur en Languedoc et sa femme dynamique Kanako, on fait la dégustation en aveugle. Resultat Nul. Xavier choisit toujours un vin étonnant, hors norme et présente beaucoup de vins que je ne connais pas. C’est une personnage singulier et unique qui n’est pas sur la même longueur d’ondes que moi. […]

23
Août

8月21日、秋にお似合のワインテースティングが                    東京・銀座で!

サンフォニー・銀座オフィスにて、自然派の新進気鋭の日本初登場のワインが試飲できます。 秋のワインシーズンにピッタリのワインを揃えてますよ! ★トム・ゴティエ あのル・タン・デ・スリーズのアクセル・プリュファーと同じ村で新しい醸造家が誕生した。 アクセルから学んだ期待の新人Tomが古木からの葡萄を醸すトビッキリ美味しいワイン達が 日本初上陸!!    ★デビ・ディヴェルスのルイック ルシオン地方の自然派ワイン共和国ジャジャキスタン国の新しい国民! ジャジャキスタン共和国と云えば、ブー・ド・モンド醸造のエドワード、ポッシーブル醸造のロイックが 先住民。 そこにこの新人ルオックが参入。 何事もトコトン追究するタイプ、もう始めたばかりで、トビッキリ美味しいワインを造ってしまった。    その他、20種類ほど食とワインの秋にドンピシャリのワインばかりを揃えました! フランス・ツアーで仕入れたネタ話しを、まどか、から聞けますよ!!お待ちしています。   開催日:2018年8月21日(火) 時間:10:30~17:00 場所:サンフォニー東京事務所   東京都中央区銀座4-13-3 ACN銀座ビル4F  TEL 03-5565-8992 入場無料・フリーテイスティング

23
Août

絶滅しかけているAramon Grisアラモン・グリ品種で醸すロゼ Grigri グリグリ

【Paul Reder ポール・ルデール】 Aramonアラモンという品種は100年前まではここラングドックでは、主力品種だった。 1970年台にほぼ絶滅してしまった品種。(ボルドー品種など有名品種に植え代えられた。) 灼熱の太陽、極度の乾燥とうい過酷な状況でも耐えられる特別な品種だった。 3億年前にさかのぼる古い石灰岩盤土壌からくる潮っぽさ、ミネラル感が特徴。 好き嫌いはあると思いますが、エモーションとプラス・アルファを感じられる特別なワインです。 温暖化が進む今、多く醸造家が注目している品種である。 昔から、その場所で永きに渡って栽培されていた品種には、昔の人の知恵と経験からの確かな 理由があったのだ。 ポールはもう18年に前に今日の温暖化を予測していたのである。 2000年にAramonアラモン品種を植えたのである。 世に類のない人、絶滅しかけている品種、野生的な栽培、風、温度変化に慣れた造りを醸造中からやっている。 すべての点で特別なワインです。  ポールは、本当は白ワインのスペシャリスト! 白ワインも美味しいよ!! 一度、試してみてください。 Aramon Gris en voie de disparition: Rosé Grigri Il y a 100 ans,Aramon Gris avait été un cépage principal au Languedoc. Les années 70, il avait presque disparu. Ce cépage résiste bien contre la situation sévère comme une chaleur brûlante et une sècheresse extrême. Le sol calcaire antique remnte à trois cents millions et il est caractérisé par la profondeur du goût salé et du minéral. Bien sûr, à chacun son goût. Et c’est un vin particulier qui nous donne une émotion remarquable. Aujourd’hui le réchauffement climatique s’accentue et beaucoup de viticulteurs pensent […]

23
Août

荒野に住む孤高の醸造家 Paul Reder ポール・ルデール

モンペリエの街から西に30キロ程の丘陸地帯の小山の奥まった人里離れた一角に羊飼いと葡萄栽培をやっている孤高の醸造家がいる。bio協会、自然派などの組織に一切属していない唯我独尊の人。 それでいて、ゆったりとした大きな自然を感じさせてくれる人。 単なる偏屈者とは違いスケールが大きな人。 Paul Rederポール・ルデールである。地質学を学んだポール。ここが特別な石灰質土壌であることを知っている。 赤ワインが主力のラングドック地方で白ワインしか造っていない特別な人。 先代のアランが羊飼いをやっていた荒地を開拓して白葡萄ばかりを植えた。 Grenache Blancグルナッシュ・ブラン、Roussanneルッサンヌ、Rolleロール、Chassanシャッサンなど。 葡萄園は自然そのもの、耕さない、草はボウボウ。ジャングルのよう。 夏になれば乾燥で草が枯れる。それまで朴っておく超野性栽培。 当然、最終的に残る葡萄房はほんの僅かのみ。そんなことに意を置かない。    醸造所は屋根だけあって、壁はない。風が吹き抜けになっている。 ワインは醸造時から瓶詰まで風に吹かれて、自然温度に慣れている。 史上類のない野性的な栽培・醸造を実行しているポール・ルデール。 ポールと話していると、心が雄大になってくる。ワインを飲んでも心が落ち着いてくる。    Viticulteur au pays sauvage: Paul Reder A 30km de Montpellier, retiré sur le coteau dans la montagne, un homme fait une viticulture et un berger. Il n’appartient ni à l’association Bio, ni au groupe Vin Nature. Il vit isolé, à son aise. Ce grand personnage doux s’appelle Paul Reder. Avec une étude géologique, il connaît parfaitement que cet endroit est bien composé de calcaire. Depuis longtemps, Languedoc est très connu pour le rouge. Mais il ne fait que le blanc. Il avait cultivé la friche où Alain,un propriétaire précedent était un berger […]

10
Août

渋谷の高太郎さんの料理

私は高太郎さんの料理を見る度に日本へ帰りたくなってしまう。 高太郎さんは一か月ほど前にフランスに来てくれて、一週間ほど一緒に葡萄園を周りました。 センスがよく無駄のないスカッとっした人です。 (高太郎さん、チョットFB記事を失礼して借ります。)    FB記事 『玉蜀黍バター 土鍋ごはん – Tomorokoshi Butter Donabe Gohan (Rice seasoned and cooked with corns and butter in earthen pot) 香ばしい玉蜀黍にバターの風味を効かせて、少し洋風に仕上げた土鍋ご飯です。』 玉蜀黍バター 土鍋ごはんには、このワインを合わせたいと思います。 ★Mas LAU マス・ロー醸造の Mas Lau Blanc マス・ロー・ブラン バター風味に玉蜀黍の淡い甘さを伴った旨味とワインの土壌の石灰岩盤からくる潮っぽい旨味がピッタリに違いない。 そして、バター風味と土釜の香ばしさを楽しんだあと、ミネラルを伴った酸で口中を爽やかにしてくれて、もう一杯お代わりしたくなるに違いない。。 高太郎さん、ありがとうございます。      La cuisine de chef Kôtaro à Shibuya Depuis un mois, Kôtaro san est en France et je visite les vignobles avec lui pour une semaine. Il a le palais fin, attentionné, généreux et franc naturel. ● Riz au beurre des mais à la marmite en terre Le plat un peu à la manière occidentale avec du beurre et aux parfums savoureux des mais Je conseille un vin spécial pour cette cuisine simple […]

10
Août

あじのある二人、風韻のある顔、仕事師達の放課後

昼間の畑仕事を終えてニームの街角でひと時。 このフォトだけで多くのことが伝わってくる。 表情の中に刻み込まれてる歩みが見えてくる。 口を開かなくても多くのことを語っている。 こんな二人のワイン、飲んで見たいと……思いませんか? ★Mouressipe ムーレシップの Alain アランさんが醸す Galéjade ガレジャッド、 どこまでも淡い色合いロゼ。 ★L’Anglore ラングロールの Eric エリックが醸す Tavel Vintage 15 タヴェル・ヴァンタージ15. じっくり、ものごとを考えたい時、お仕事でお疲れの時、スーッとアイデアとエネルギーが湧いてくる。    Deux visages habiles: hommes de métier en détente Deux artisants, Eric et Alain terminé le travail dans le vignoble, ils se reposent en ville de Nîmes. Une seule photo nous suffit de montre leur habileté, leur vie et leur coeur. Leur visage raconte tout!, explique tout! et même sans parole! Ces deux visages vous donnent envie de déguster leur vin. ★ Galéjade …. Domaine Mourressipie, Alain Allier La couleur du rosé a une douceur profonde et infinie. ★ Tavel Vintage 15 …. L’Anglore, Eric Pfifferling Lorsque vous réfléchissez […]

9
Août

ローマ時代の街ニームでパエリャの夕宴 Bistro Marmite マルミット

(BMO-Cata roussion tour)  BY:TAKESHITA    フランス最古のローマ都市ニーム。 近くには世界遺産のポン・デュ・ガール、街中に は円形闘技場、古代神殿など2000年前の歴史を語る街である。 あのラングロールのエリックとマリーローがいて、 ムレシップのアランとイザベルもいた。 共に、無茶苦茶アットホームな自然派ワインを楽しめるビストロ、マルミットでパエリヤパーティー。    米好きにはたまらないですね(^^)。 美味しいワインとパエリヤで、みなさんエネルギー充填! ニームいいとこ。 これからニーム泊増えそうです。   Nîmes, Dîner Paella chez Bistro Marmite écrit par Takeshita Nîmes, une ville romaine connue pour les patrimoines Pont du Gard, les Arènes, La Maison Carrée… C’est une ville historique depuis plus de 2000 ans. Marmite, bistro hyper familier avec le vin nature !! Eric et Marie-lo de l’Anglore, Alain et Isabelle de Mouressipe, BMO et CPV font la fête de Paella chez Marmite. Si vous aimez le riz, c’est une occasion extraordinaire! Vous allez vous régaler!! Avec un bon vin et Paella, vous êtes comblés de joie!! J’adore Nîmes!! J’y reviens plus souvent!!

9
Août

ギリシャ遺跡の丘が葡萄園、Mouressipe ムーレシップ                    醸造のアラン・アリエ Alain Allier

BY TAKESHITA (BMO-CATA ROUSSION TOUR) ラングロールのエリックの親友でもあるアラン・アリエのMouressipeムレシップ醸造。 ギリシャ遺跡の見つかるとパワースポット、サンコム村の小さな山のぶどう畑でワインを造り始めた ムレシップのアラン・アリエ。 2016年に念願のカーブを建設。充分な設備とスペースで、ワインが更に 美味しくなった。     〜ケガの功名?〜 ここ数年のムレシップの果実味、軽やかさには目を見張るものがある。 以前からぶどうを冷蔵庫で一晩冷やして、その後MCをやっていたのだが、サンソーとグルナッシュの ロゼ、ガレジャッド Galéjade を新しくタンクで醸造しようとして、イタリアにタンクを頼み、明日届くとの連絡に 収穫を始めたが、翌日になっても翌々日になってもタンクが来ない。。。 困ったアランは、ぶどうを冷やしている冷蔵コンテナな中にCO2を充填し、タンクが到着するのを待った。。。 タンクが着いたのは、なんと収穫してから7日後。。。 タンクに入れず、小さなケースに入れて保存してあったぶどうは、全く潰れず、まさに完璧なMC(macération carbonique)。プレスしてみると、果実味溢れ、アロマティックでピュアなジュースが入手できた! 冷蔵庫MC! アランはひらめいた(^^)! それ以降、ロゼは7日間、その他キュヴェのぶどうも2日間〜4日間冷蔵庫でぶどうを7度の温度でMCしてからタンクに入れる。 ムレシップのここ数年の更なる果実味、爽やかさは、アランの偶然の産物。 ワイン造りは面白いね(^^)!    Vestige grèque, Domaine Mouressipe Alain Allier de Mouressipe fait un vin sur le terrain du vestige grèque. En 2016, enfin il obtient une cave bien équipée et spacieuse pour avoir un vin de plus de qualité. La fruité et la légerté du vin sont non négligeables. Depuis longtemps il prend une méthode de garder les raisins une nuit dans un réservoir froid avant la macération carbonique (MC). Cette fois il tente de vinifier les rosés de cinsault et de grenache dans une nouvelle […]

3
Août

食の街LYONのサムライChef, Katsumi石田シェフ

Restaurant En Mets fais ce qu’il te plait                  オン・メ・フェ・スキル・トゥ・プレ 7月の猛暑の日に石田シェフの店へ。なんとこんな豪華メンバーで行った。 前夜はジュラのサムライ醸造家Kagami Kenjiroさんのところ、夜中まで20名程の晩餐会をやった帰りだった。 Valenceヴァランスの星レストランCachetteカシェットのシェフMasaさんの料理で、食べて、飲んでの至福のひと時を終えた翌日の昼食。   ジュラ地方よりRene-Jeanルネ・ジャンとマサさんと同じ方向に移動という事で、『じゃー、Katsumiさん とこで昼をたべよう!』ということでやって来た。 昨夜に飲み食いしたものもまだ消化してない状態だった。 それでも、石田シェフの料理はスーット胃袋に入っていった。 凄い料理だ。 石田さんの夏の料理には、特に“酸”と各種のスパイシーが素材の調和されて、スーッと入ってしまう。      エー、もうダメだ、と思っても、出てくると入ってしまう。 まるで自然派ワインみたいに入っていく。 ワインはどんなに疲れていても、どんな料理にも合わせやすいアクセル・プリュファーAxel Pruferの アヴァンティ・ポポロAvanti Popoloを開けた。    驚きの料理のあとは、楽しい延長戦。 今日は昼でもあり、昨夜の残アルコールもあって短い延長戦だった。 ヤー、元気が出てきました。 さあー南仏まで一っ走り。 ありがとうございました。Katsumiさん。

20
Juil

Maxime Magnon マキシム・マニョンの凄いロゼ               Métisseメティス! -NO2

まさに、マキシムがここコルビエールに来たばかりの頃、云っていたワインのスタイル。 しかし、それを遥かに上回る高品質のワイン。 軽やかでありながら、繊細、フィネスを備えている。 シスト土壌でここまでやさしいスタイルができるマキシムは凄い! 特に、17年産のMétisseメティスのスタイルは私が大好きなラングロールのタッチに似ている。 まだ、瓶詰してそれほど時間が経っていない。 これは話題のワインになるだろう!!   グルナッシュ・ノワール50%、サンソー30%、カリニャン20% 6日間のマセラッション。 マキシムはロゼと呼んでるけど、ほぼ薄い赤という色合いのロゼ。 な・なんという液体なのだろう。 全く、何の抵抗もなくスーット体に溶け込んでいってしまう。 . 当然、まだ日本には入っていない。 見たらすぐ飲むべしワインです!!

20
Juil

16年の歳月をかけてコルビエールを革新させた                    Maxime Magnonマキシム・マニョン -NO1

  2002年にボジョレからラングドック地方のコルビエールにやって来て、16年の歳月が流れた。 私はマキシムを最初から見てきた。 当時、やたら濃いスタイルのワインばかりしかなかった。 『私はコルビエールに行ってボジョレを造る。』とマキシムは云っていたのを思い出す。 デイジョンのワイン学校で勉強して、シャンパーニュのセロスSelosseで修業。 地元のあの見事なシャルドネを醸すPhilippe Valetteフィリップ・ヴァレットが親友。 勿論、ボジョレでは、マルセル・ラピエール、イヴォン・メトラなどに深い教えを享けている。 誰もがマキシムを注目して見守っていた。 マルセルもイヴォンも時々コルビエールまで応援にやって来ていた。 マキシムの葡萄園は広大なコルビエールのほぼ中心にあるDurban-Corbieresデュルヴァン・コルビエール村にあり、このコルビエールでは数少ないシスト土壌のテロワール。標高も高く酸が残る。 マキシムが来るまでは、ブルゴーニュ・ボジョレ方式のMCマセラッション・カルボ醸造をやる醸造家はいなかった。 マルセル、イヴォン指導のMCである。    10年程過ぎた時、マキシム自身の内部にも変化が起きていた。 このコルビエールの地でボジョレを目指さなくても、ボジョレの飲み安さ(ビュバビリテ)の部分を 大切にしながら、やはり、ここコルビエールの土壌、ミクロ・クリマを真っ直ぐに表現することの大切さに気づいた。 10年以上の自然栽培のお蔭で葡萄の根っ子は地中深く伸びている。 水不足による乾燥の年でも、地中深いところの水分を吸収できるところまで達している。 つまり、葡萄が熟す大切な時期にも水の供給ができると、ポリフェノールが熟しても、 酸が残るようになる。 だから、酸を残す為に無理に早く収穫しなくても、葡萄をよく熟させても酸を残せるようになっている。 南フランスであるコルビエールの独特太陽をワインに表現させながらも、飲み安さ(ビュバビリテ)のあるワインができるようになっている。 単に飲み安いワインだけでなく、ワインの酒質もしっかりしながらスーット体に入っていくスタイルが完成している。 ここコルビエールには無かったスタイルのワインである。 特に私が大好きなのはCampagnèsカンパニェス。 シスト土壌で100年弱も生きているカリニャン品種が100%のワイン。 スーッと伸びる涼しさを感じさせるシストからくるミネラル感がたまらない。 シスト土壌とカリニャン品種の相性は凄いと思う。 カリニャンがどんなに熟しても酸がキッチリのこる。 私は大好きだ。

20
Juil

小松屋軍団・大阪の料理人の方々とトビッキリな                    バーベキュー・ソワレ

20名ほどの大阪の料理人の方々が南仏の小さな村アシニャンにやって来た!! 今年はまずスペインに入ってバスク地方、そしてカタルーニャ地方に行って、 今日はバルセロナからフランスに入って来た。 なんとフランスが初めてという方が数人、人生で初めて滞在するところが人口200人の アシニャン村、という普通の旅では絶対にありえないコース。 今夜は、ここスリエ醸造で皆さんと特別なバーベキュー・ソワレ。   流石にプロフェッショナルの皆さん、瞬時に特設バーベキュー台を作って、皆さんの特別料理が 次々と出てきた。 ヨーロッパに着いて4日目、チョット日本食、ご飯などが食べてくなる時期。 南仏の太陽で育った小松屋の17年産の少量生産のワインと特別料理をみんなで楽しんだ。 そして、勿論、スリエ醸造のトビッキリ美味しいロゼが最高に心地よかった。 スリエ醸造の中庭、夜になると24度程でここ心地よい。日本のように蚊がいないので安心。 太陽は沈んで暗くなるのが22時ごろという、最高の季節、なんと気持ちがいいのだろう。   次々と焼きあがってくる美味しい料理。今日ナルボンヌの街の市場で仕入れた新鮮な 魚介類と野菜中心。      大阪のパスタ専門店のイカ墨パスタ。赤身の牛肉、ポテトサラダ、そして、 美味しい“おむすび”で仕上げた。     もう、たまらなく美味しく、楽しい人達の集まり。醸造元でこんなことができるなんて素晴らしいことだ。    初めてお逢いする人も、もうずっと前から知っているかのように親近感がある。      最後は、蔵の中に入って2017年産の樽熟成中のものをテースティングして終わった。 大阪の皆さん、小松屋の皆さん、忘れられないソワレを有難うございました。 また、来年、お待ちしております。     

20
Juil

遠くを見ている藤田社長(小松屋酒販・大阪)

   藤田社長は15年前にフランス中のワイン産地を周った。 自然、環境を大切にして、妙な化学物質を使って、安易に表面の味だけを調えることをぜず、美味しいワインを造ることに命を賭けている造り手に感動した。これこれこそ“ほんまもんのワイン”。 自然派ワインに本格的に取り組むことを決意した藤田社長。 アンテナ・ショップ、ビストロを次々とオープン。 大阪の食を支える飲食店に自然派ワインを積極的に売り込んだ。 しかし、二つの壁があった。 1)自然派ワインは美味しいけど、価格が高い。一般の飲食店ではなかなか難しい。 2)自然派ワインを取り扱う自然派ビストロは、新しい話題のワインがあるとすぐ移動して、じっくりと取り組んでくれない。 藤田社長は、“食”の大阪を支える街角にある元気な飲食店に自然派を浸透させたかった。 ★可能な限り自然で、安くて、美味しいワインが必要! もう自分で造るしかない★ スタッフをフランスに送り込んだ。 土地代の安いラングドック地方を選んだ。 400年前から一切化学物質が畑に入ったことがないドメーヌ・スリエと提携して会社を設立した。 そして、大阪中からコテコテ元気な飲食の人達にヨーロッパの現場を訪問してもらうことを決意した。 数年前から実行している。 ★夢を叶える畑も購入した★ 大阪からきた皆さんに自らの畑を歩いてもらった。 何故、自然に、美味しく、リーズナブな価格で造れるかを体で体験してもらった。 ここまで、コツコツと確実性を持って実行する藤田社長を尊敬する。 業務酒販店として、単に酒、ワインなど物品を販売するだけではなく、大阪の地場の飲食の人達と一緒になって “楽しさ”“文化交流”などの“コト”を創造している小松屋酒販は凄い!! 私、伊藤、CLUB PASSION DU VINクラブ・パッション・ドゥ・ヴァンは、こんな素晴らしいことを実現しようとする企業を心から応援しています。

3
Juil

Ca y est !! Bistro Vin Nature à Montpellier !!  » Les CANONS  » !

モンペリエの街に光が輝いた! あのマルセル・ラピエールの娘さんAnneアンヌとGwenグワンの二人が道を切り開いた。 皆が待っていた店だ。     若者が多い学園都市のモンペリエ。エネルギッシュで明るい街。 モンペリエの中心は小路が縦横無尽にある。その一角にLes Canonsがある。 一週間前にオープンしたというのに連日の満員ともこと。 まだ、二人っきりでまわしている。グワンがシェフでアンヌがサービスしている。 戦争のような一週間っだったとのこと。   勿論、ラピエール家のモルゴンを開けた。 夏は店の前の小路に面したテラスが最高だ。 モンペリエの街にファミリー店ができて心から嬉しい!! やる気満々でエネルギーに溢れているアンヌとグワン、素晴らしい店になるだろう!   

3
Juil

400年も続いているファミリーのレミー家の3世代と昼食

徳川家300年より100年も長いファミリー、これは凄い。 おばあちゃん、レミー、娘のマチルドの3人。 そして、日本人の岩ちゃんことコキ・イワタさん。 先代のお父さんが存命中の2005年にオザミの小松さんとお父さんの家でトリフ料理をご馳走になったことがある。 その時以来のおばあチャンとの再会。 いつも若々しくて、美しい秘訣は?と聞くと、 『レミーのワインを毎日飲むことよ。』 400年前からずっと自然栽培。エネルギーありますよ。 温かいファミリーとの昼食、癒されます。 今日は岩ちゃんが仕込んだワインも一緒に飲みました。 2005年に小松さんがスリエに来た時の写真を添付。   

3
Juil

特殊ミクロ・クリマのアシニャン村のサンソー品種100%

ラングドック地方ベジエの街の西北に、200人足らずの小さな村Assignanアシニャン村がある。 この村に400年も続いている醸造元がある。 Bio公的機関が存在する前から400年もずっと自然栽培をやっている葡萄園がある。 標高が高く、葡萄が熟しながらも酸がキッチリ残る特殊なミクロ・クリマ(微気象)を備えている。 そうSouliéスリエ醸造である。現当主はレミー・スリエ氏。 いつも笑顔が絶えない実に心地よい人物である。 この地方では、100年前まではサンソー品種などが主力品種だった。 乾燥して南仏の強烈で過酷な太陽の元でも軽快で涼しい果汁出してくれる特別な品種だった。 100年前はこの地方では、アルコール度数8~10度ぐらい。ワインでグイグイ飲めるスタイルのワインだった。 水道水がなかった当時では、水代わりに一日に何リットルも飲んでいた時代だった。 そんな村で、レミー・スリエ氏の協力をえて、日本向けの特別Cuvéeワインを造ってもらった。 それが。Cuvée Bouキューヴェ・ブーである。サンソー100%のワインである。   切っ掛けとなったのは、10年前、東京のオザミ・デ・ヴァンAux Amis des Vinsの丸山弘人氏と大阪の小松屋社長の藤田氏がスリエ醸造を訪問した際、レミーと3人で意気投合して造ることになったのがこのキューヴェ・ブーである。 ラベルの図柄(3匹の子豚)は丸山氏の直筆である。 このキューヴェを飲むには、東京ではオザミ・デ・ヴァンAux Amis des Vins系列のお店、また、大阪では小松屋酒販が卸しているお店で飲むことができます。 近年、サンソーは引き抜かれてラングドック地方でも少なくなってきた。レミーは積極的にサンソー品種を植えている。 ちゃんと醸造するとまるでピノ・ノワールのような風味になる品種である。 このキュヴェー・ブーは近年、醸造も洗練されてきてますます美味しくなって来ている。 石灰質が強い土壌なので、塩味を含んだヨード系のミネラル感が心地良い。