15
Oct

Elmer Restaurant

一年前にオープンした、Elmer*エルメールへゴー! 会社の裏道にある、隠れレストラン!自然派ワインたくさん、お肉は豪快、是非行ってみてください! 豪華なアペタイザー 豪快なラム肉と牛肉の丸焼き! ワインはもちろん自然派 デザートも可愛くておいしい! ニコラ・カルマランと彼女のビバさん アサミ & キショウ 会計士のキャム・ヨン

7
Oct

A Boire et A Manger in Loire

ロワール、アンジェに行ったら絶対に行かないと損するワインバー!! 駅の前にあるので、電車を待っている間にいっぱい行けます!でも楽しすぎて乗り過ごすことも・・・(笑) ここはGarde Robe 時代に共に汗を流し笑いあったエネルギッシュなAnne Hélène *アンヌ・エレーヌがワインセレクト及びサービスをしています! オーナーのアレックスはローヌ地方のあるドメーヌで元醸造を務めていたワイン・ラヴァー! 楽しいワインが勢ぞろいです!!

18
Sep

La Félicité

先日、キショウと『ラ・フェリシテ』というワインバーに行ってきました!! ガード・ローブで働いていたころ、共に汗と涙を流した同僚二人が、2015年の秋に自分たちで開いたワインバーです!! フレッシュで優しくて行動的なアクセルと、モデルのような体系で透明感のあるドミティーユのデュエット。懐かしい!! 取りあえず再会に感動!!二人のキラキラな笑顔に感動!!美味しい食べ物とワインに感動!! 何か刺激されます。癒されます。テンション上がります!!!!! ついつい嬉しくて飲みすぎてしまった夜・・・ オシャレで落ち着く雰囲気にもよってしまいました! Axelle, Domi, 有難う!!そしてこれからも頑張ってね! Enfin j’ai réussi à mettre les pieds chez « La Félicité » ! Un bar à vins ouvert par mes anciennes collègues du Garde Robe, la belle Axelle pétillante et fraiche, en duo avec Domitille notre belle antilope pure et canon. Quel plaisir de les revoir !! Quels sourires étincelants ! Quelle jolie carte des vins et de petits plats ! Que du bonheur dans ce bar joliment entretenu et décoré, Merci les filles pour cette soirée bien sympathique, pour sûr je reviendrai !!

13
Nov

Amis Buvons *アミ・ビュヴォン*友よ、飲もうよ

先日の記事に続き、パリでは最近毎週月曜日に試飲会が行われています。 今回は,毎年Kévin*ケヴィンのレストラン、Autour d’un Verre*オトゥール・ダン・ヴェールで行われている « Amis Buvons *アミ・ビュヴォン*友よ、飲もうよ» の試飲会に顔を出してきました! 久しぶりに飲んだGérard Oustric*ジェラール・ウストリックさん、Le Mazel*ル・マゼルの2013年は、前に比べてより飲みやすくさわやか。 これは醸造法を全てマセラシオン・カルボニック(ブドウを破砕・徐梗せずに房をまるごと醗酵タンクの中に入れること)に変えたからだそうです! Planet*プラネット2013(カベルネ・フラン)や Briand*ブリアン2013(グルナッシュ)はフルーティでグイグイ飲めてしまい、 Raoul*ラウル2013(カリニャン)はとても繊細でエレガント。このキュベは一押しです! ≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈ 次は、全キュベをマセラシオン・カルボニックで行っているLe Temps des Cerises*ル・タン・デ・スリーズ、Axel Pruffer*アクセル・プリュファーのワイン。 La Peur du Rouge*ラ・プール・ドゥ・ルージュ2014(赤が怖い)はマセラシオンをしたシャルドネを使用。 『今回は収穫を2回に分けたんだ。最初の収穫には、まだ完全に熟されていないブドウを、2回目の収穫は、キレイに熟されたブドウを。そうすることによって、フレッシュ感を得て、しかも香りもしっかりと出ていて、より爽やかでフルーツも感じられるワインになるんだ。』 確かに柑橘類の香りも漂い、口に含むとミネラル感と丸みが広がりさっぱりなワインに仕上がっています! 唯一残っている赤は、グルナッシュ100%でできあがったUn Pas de Côté*アン・パ・ドゥ・コテ2014。赤フルーツや花畑が匂い、香りはまさにナテュール!とにかくブドウジュースみたい!女の子でも一本簡単に飲めてしないそうな、危ない赤ワインです!! ≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈ となりでニコニコと待っていたのは、Domaine Le Bout du Monde*ドメーヌ・ル・ブ・デュ・モンドの Edouard Laffitte*エドゥワール・ラフィット。久しぶりに合うのでお互いにテンションが上がりまくり!彼のワインも、マセラシオン・カルボニックでフルーツを最大に引き出しています。 Tam Tam*タムタム2013(シラー100%)はとてもジューシーでシラーの華やかさが分かりやすく表現されています! Hop La*ホップ・ラ2013(グルナッシュ40%、シラー40%、カリニャン20%)は黒味のフルーツを齧っているかのように濃厚!でもフレッシュ感が大いに感じられるので、全然疲れない! Avec Le Temps*アベック・ル・タン2013(カリニャン100%)は今回一番上品で丸みがあり、とてもエレガントに感じました。 そして個人的に大好きなLa Luce*ラ・リュース2014(グルナッシュ100%)は相変わらず花の香りが漂い、長く続く繊細な後味が印象的! ≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈ 初めて出会うOlivier*オリビエ。彼は、Sylvain Respaut*シルヴァン・レスポーとコンビを組み、一緒にワイン造り及びハチミツを造っています!ここでは樽は タブー!しかもブドウ木は標高300mに植えてあるので、とてもフレッシュ! 白のTangerine*タンジュリン2014は粘土石灰質のテロワールから収穫されたシャルドネ80%とソービニョン20%のワイン。飲みやすくて明るい口当たりで、いつの間にか無くなってそうなアペタイザーワイン! Pink is not Red*ピンク・イズ・ノット・レッド2014は若いシラーと100年のカリニャンのブレンド。土壌がシスト質なので、ミネラルが豊富!赤フルーツやガリッグの香り、そしてスパイシーかと思えばイチゴだったり、とても面白くて個性的なワイン。隠し味にグルナッシュがちょっぴり混ざっています! Plein les Ceps*プラン・レ・セップ2013はグルナッシュのマセラシオン・カルボニックなので、果実味が全面に出ていてまさにフルーツ・ワインです。 Gorgorlou*ゴルゴルル2014(カリニャン100%)は酸味がキリっと効いていて、とてもフレッシュで、目が覚めそうなパワフル・ワイン。 Carbo Culte*カルボ・キュルト2014はムルベードルとヤドネール・プリュというカタルーニャのグルナッシュの品種を、マセラシオン・カルボニックをしたワイン。口いっぱいに広がる濃厚なフルーツ、まろやかなタンニン、酸味が綺麗にマッチ! ≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈ いつ会ってもクールで笑顔のLoic Roure*ロイック・ルール、Domaine du Possible*ドメーヌ・デュ・ポシーブル。ロイックのワインは、コクがあり、ダークなフルーツ感あり、酸味あり、バランスがしっかり取れたワインです。 Cours Toujours*クール・トゥジュール2014に使われたマカブ(70%)とカリニャン・グリ(30%)は樹齢60年!ミネラル感、ほろ酔い苦み、気軽に飲める白です。 C’est pas la mer à boire *セ・パ・ラ・メール・ア・ボワール2014は、グルナッシュとカリニャンとシラーのアセンブラージュ・ワイン。骨格がしっかりとしていてパワフル。チョコの香りもうっすらしてくる、熟成されたフルーツがギッシリ。 Tout bu or not tout bu*トゥ・ビュ・オル・ノッツ・トゥ・ビュ2014はグルナッシュとムルヴェードルとサンソーをマセラシオン・カルボニックしたもの。各品種の特徴、フルーツの甘み、スパイシーさ、フレッシュ感が楽しめます。 Pataquès*パタキェス2014は半分グルナッシュ、そしてもう半分はカリニャン、シラー、ムルヴェードル。とても飲みやすく、うっかり飲んでいました。それくらい素直に入ってくるワインです! 最後はCouma Aco*クマ・アコ2014のマグナム。シラー100%、そしてちょっとした隠し味が・・・!今もうすでにエレガントで繊細なシラーが堪能できますが、1年後は100倍美味くなっていそうな一本! ≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈ 久しぶりに会ったClos Léonine *クロ・レオニンのStéphane Morin*ステファン・モランさん。仲良かったからうれしい!!彼のワインは全部マセラシオン・カルボニック方式。とてもフルーティー! 例えばプリムールのAmédée*アメデ2015(シラー100%)はイージー・イージー、南とは思えないサッパリ感!これは飲まないと損! Bottle Neck*ボトル・ネック2014(シラーとグルナッシュ)は、グワッと一瞬で入ってくる濃厚な黒味フルーツの香りと対照的に、とても穏やかで滑らかな口当たりにビックリ! Carbon14*カルボン14はグルナッシュのパワーが分かりやすく出ています。チョコレートやイチジクの香り、ガッチリとしたバディー、酸味がしっかりとしていて、まさにキープ・ワイン!Stéphane曰く、3年後がベストらしいです!   Les Petites Mains*レ・プチト・マン 2013はエグラパージュをされたグルナッシュとカリニャンを使用。10ヶ月間タンクで熟成、そしてビン内で1年間熟成。スミレのような、とにかくフローラルな香りとスパイスの香りが綺麗に混ざりあい、口当たりは華やかで繊細でまろやか!!久しぶりにちょっと感動しました。 最後はQue Pasa*ケ・パザ2014、マカブ、グルナッシュ・グリとノワールのブレンド・ワイン。15日間マセラシオンさせた後に圧搾。ハチミツのような香りと丸みと、ミネラル感が大いに感じられるので、バランスが綺麗にとれたサッパリしっかりした白。 ≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈ 最近良く見る、そして良く飲むBruno Duchêne*ブルノ・デュシェンのペティアン・ナチュレル、Suzette*スーゼット2015。 Brunoだけ『もう2014年は全然残っていないよ!!でも2015年をビン詰めしてきたから飲んでみな!もうスイスイいけちゃうヨ!』 今年は去年に比べて酸味が感じやすく、フレッシュ感が増しています。 グルナッシュ・ブラン75%、ヴェルヴェンティーノ25%のこのペティアンはとにかく飲みやすく、気持ちよく、最高にアペタイザーに合います!私もつい昨日の夜のディナーのRacine2*ラシンヌ2で出して貰たばっかり! Vall […]

8
Nov

エノ・コネクションでは試飲ラッシュ!!

2015年の収穫も終わり、ブドウたちはタンク内でやっと落ち着いて来たこの時期。11月は、生産者達が次々とパリへ!!2015年のプリムールも含め、ビン詰めされて寝かされていたワインをわんさか持って試飲ラッシュ!! そんなんで、先週の木曜日は3件テスティングをしてきました!! 朝10時、事務所のベルが鳴り、ドアの前に立っていたのは、モンペルー(南仏)からリュックを背負ってパリまでやってきたLe Petit Domaine*ル・プチ・ドメーヌのAurélien Petit*オレリアン・プチさん。彼も彼女も大きいのに、名前が « プチ =小さい»・・・そこから面白半分で、ドメーヌの名は、ドメーヌ・プチになったんだそうです! 私は初めて試飲する蔵元。 モンペルーといえば、Domaine de l’Aiguelière*ドメーヌ・ド・レグリエール の元気いっぱいのChristine*クリスティーンを思い出します! オレリアンもクリスティーン にはお世話になっているとのこと。彼は2012年にワイン造りを始めたばかりなので、自分のカーブには場所がなく、ワインは全部クリスティーンの倉庫に置いて貰っているのだそう。 オレリアンと彼女のジュリーは、システム・インジェニアの学校で知り合いました。その後、ワインを造りたいという思いが強くなり、二人でワイン学校へ進学。そしてオーストラリアやニュージーランドで醸造法を学び、2012年にモンペルーでブドウ畑を2 Ha借りてドメーヌをスタート。 2013年には、放置されていた畑も借りて、今では4,5 Haの畑をビオ方針で栽培しています。 そんなオレリアンとジュリーのワインの名の由来は、全て≪大きいと小さい≫に関わっている名前ばかり。 La Démesure *ラ・デムジュール2014 ≪ラ・デムジュール≫とは、≪法外な≫という意味。なぜ?と聞いたら、『小さな区画から(25ares)偉大な白ワインが出来上がるから!』 シュナン100% ‐ 樹齢30年 ‐ 粘土石灰質 3日のマセラシオンのあと、10ヶ月間の樽熟成 柑橘類とハチミツの香りがほんわり。口当たりはサッパリとキリっと、しかし丸みもありミネラルで、後味が長く続く不思議な白ワイン。エノ・コネ・メンバー絶賛! Myrmidon *ミルミドン2014 ≪ミルミドン≫といえば、ギリシア神話で登場する神話的民族のこと。その戦士部族のように、このワインは『まだ若いのにもう凄いんだ!僕たちブドウも頑張ったんだ!』と表現しているかのようで、この名前に決定。 シラー100%だけれども、    ‐ マセラシオン・カルボニック(ブドウを房ごと樽に入れて出来たブドウ・ジュース)    ‐ 5日間マセラシオンしたシラー    ‐ 2・3週間マセラシオンしたシラー のブレンドなのです。全てを樽内でアセンブラ―ジュして、3ヶ月間熟して出来上がったものが、このスパイシーでコショウと赤フルーツの香りが漂る、フレッシュな赤。このワインは、今後が楽しみ。今より絶対美味しくなる!私も3本即購入しました!! Cyclope *シクロップ2014 ≪シクロープス≫は、ギリシア神話に登場する≪巨人≫。カリニャンはラングドックの代表的な品種。 その二つをひっかけて、『シクロープスのように偉大なカリニャン』を表現したワイン。 4つの区画に植えてある、樹齢50歳の木から収穫されたカリニャンをエグラパージュ、そして6ヶ月間の樽熟成。 ガリッグや森の中にいるような香りに、濃厚なのにジューシーで爽やかな味わい。赤みのお肉を食べながら飲みたい! Rhapsody *ラプソディー2013 ラプソディーのように、形にとらわれなく、とにかくフリーなワイン。それぞれが好きなようにこのキュベを感じて貰いたい気持ちから、≪ラプソディー≫の名前を選びました。 カリニャン・ヴィエイユ・ヴィーニュ80% + シラー20% マセラシオン・カルボニックの後、1年間の樽熟成。 とてもエレガントでフレッシュなワイン。フランボワーズや明るい赤フルーツの香りと、蕩けたタンニンが滑らかで飲みやすい!私の今回の一目惚れワインです!! なんだかんだで2時間色々と話を聞いた後、先日紹介したClown Barへエノ・コネ・メンバー直行。そこで一緒にご飯を食べたのは、Clos des Grillons*クロ・デ・グリヨンのNicolas Renaud*ニコラ・ルノーさん!相変わらずシャイで優しい瞳をしたニコラ。彼の南のアクセント及び方言がとても魅力的・・・・・!もちろんワインもですよ!! せっかくパリに来たから、ワインも一応持ってきたよ!と二コラ。もちろん頂きます!! アペタイザーにいただいたのは、Domaine Belluard*ドメーヌ・ベリュアールのペティアン、Le Mont Blanc*ル・モン・ブラン2011。キリットしていて、丸みもあり、繊細な泡がおいしく、おつまみの貝のから揚げにピッタリ! 二コラが持ってくてくれたワインは3本。 最初に試飲したのは、火曜日にビン詰めをしたばかりのプリムール、Primo Senso*プリモ・センソ2015。 サンソーのスパイシーさと赤フルーツのジューシさが綺麗にマッチして、飲みやすくて危ない!ミネラル感たっぷりのワイン! 続いては、グルナッシュ100%で出来たSous le Figuier*ス・ル・フィギエ2014。 取りあえず色にビックリ!!とても薄い赤色で、赤というかピンクに近い、綺麗な色!マセラシオン・カルボニックの後9ヶ月間タンクで熟成されたこのワインは、野イチゴや、スパイス、そしてまさにイチジクの香りがほわーん(Figuier=イチジクの木)!熟成されたフルーツと、またもやミネラル感が感じられ、これもスイスイ飲めてしまって美味いです! でも今回『ウワ~、美味しすぎる!!』と思った一本が、Venskab*ヴァンスカブ2014です。 ラングロールのエリック・ピファーリングと共同で作った一本。 エリックのタベルとリラック、ニコラのテール・ブランシュとグリヨン・ロゼをブレンドして出来上がったもの。 «Venskab≫とはデンマーク語で、友情というい意味。 グルナディーンを飲んでいるみたいで、本当にアルコールなの?!と一瞬疑ってしまうほど飲みやすい!!イチゴやグリオットを齧っているようなジューシーさ!フルーティーでフレッシュで、次回のアペタイザーには絶対欠かせないです!  ニコラのパリのエージェント、シルヴィ―・シャムロワさん、 ニコラ、 エノ・コネクションの会計士のキャムヨング、キショ、フランソワ ここでも2時間たっぷりとお話をした後、私は前に働いていたワイン・バー、Le Garde Robe*ル・ガード・ローブに行き、店長のEdith*エディットと、アルデッシュのSylvain Bock*シルヴァン・ボックさんと2014年ヴィンテージの試飲!! 2013年から亜硫酸は使用していないシルヴァン。彼のワインを造る腕は確実に上がっています!13年はとても上品なビンテージ、14年はさらに上まり、より華やかでエレガント!7月にビン詰めされたワイン達をLET’S TRY !!    Neck*ネック2014 石灰質の畑で収穫されたグルナッシュと、玄武岩質のテローワルから収穫されたグルナッシュをブレンド。 二つ目の区画は2013年に買い取ったばかり。フルーツを満遍なく表現するために、マセラシオン・カルボニックで醸造。 まっすぐな味わいと、ちょうどいい具合に混ざり合っているフルーツとタンニン。ぐったりした時に一杯飲みたい! Edithのお気に入り! Les Grelots*レ・グルロ2014 グルナッシュ(80%)はタンク熟成、メルローとシラー(各10%づつ)は樽熟成。 酸味がスッキリとしていて、熟成されたフルーツが口いっぱいに広がります。 常に一本家に保管しておきたい! Suck a Rock*サック・ア・ロック2014 マセラシオン・カルボニック後、9ヶ月間樽で熟成されたメルロー。 『メルローが苦手な人でも、飲みやすく、渋みがなくフルーティなワインを造りたかったんだ。』 ゆっくり丁寧に圧搾されたブドウからは甘みがたっぷり絞り出されていて、樽熟成がより複雑感と滑らかさを与えています。 あともう少し時間が経ったらパワーアップしているはず! Raffut*ラフュ2014 シラー100% :2/3はマセラシオン・カルボニック + 1/3はエグラパージュ プレス機に掛けるときにアセンブラージュ。 一言でいうと、上品!! 北ローヌのシラーを飲んでいるかのような繊細さ!カカオやスパイス、スミレの花など、様々な香りが混ざり合って深い。ピュアで酸味もしっかりとしているので、今飲んでも楽しめますし、2-3年後に飲むのもありかも! 今日試飲したワイン、生産者の皆さんも、日本のお客さんが味わえることを楽しみにしています!! 待っていてくださいね~! Restaurant Clown […]

14
Oct

La Dégustation « Les Toqués » * « レ・トケ »試飲会

今日は久しぶりに試飲会のレポートです。 2年間のブランクがあるので、ゆるーいコメントから始めますが、どうぞお許し下さい! Les Toquésの試飲会では、ローヌ地方の生産者が勢ぞろい。 今回の会場は、魚料理で有名な、 Macéo Restautant*マセオ・レストランの二階で行われました。 古くから建っているこのレストランは、オスマニアン・スタイルが魅力。 ゴージャスなインテリアで一度優雅な夕食を味わってみたいです! Macéo Restaurant 15, Rue des Petits-Champs, 75001 Paris Tel : 01 42 97 53 85 Métro : Pyramide / Palais Royal / Bourse / Les Halles La Ferme St Martin * ラ・フェルム・サン・マルタン 最初に試飲したのは、スゼットの村でワイン造りを受け継いだ、La Ferme St Martin* ラ・フェルム・サン・マルタンのThomas Jullien*トマ・ジュリアン。 お父さんのGuy*ギーさんもいたけれど、相変わらずのシャイ・ガイ。 今年の出来具合は? 『2012年・13年が暑いビンテージ。 2014年は爽やかなビンテージ。 2015年はバランスが良いビンテージだよ!』 Blanc 2014*白2014 (Clairette, Grenache Blanc, Roussanne) ルサンヌをマセラシオンした後、他の品種とブレンド。 熟成:2/3フードルで、1/3タンク。 ミネラル感◎・繊細で長く続く後味・フレッシュ! テラスでの一杯かな! La Gérine 2014*ラ・ジェリンヌ2014 (Grenache 50%, Cinsault 25%, Carignan 25%) カリニャンをマセラシオン・カルボニック。 飲みやすさ◎・フルーティー・ほんのりスパイシー。 友達との飲み会のお供に。 Les Estaillades 2014*レ・ゼスタイヤード2014 (Grenache 90%, Counoise 10%) シラーのようなスパイシーさ・クノワーズが出す野性感・でも口当たりはボリューミーで爽やかでビックリ◎ Les Terres Jaunes 2014 *レ・テール・ジョーヌ2014 (Grenache 80%, Syrah 20%) 繊細度◎・なめらか・より女性的。 ちょっと豪華なディナーに。 Beaume de Venise 2014 *ボーム・ド・ヴニーズ2014 (Grenache 85%, Syrah 15%) 熟成:1/2フードルで、1/2タンク。 まろやか・エレガント・14,5°もあるのに酸味がキリットあるので飲みやすい! これはお肉と一緒に是非!! Cave d’Estezargues*カーヴ・デステザルグ 続いては、いつも笑顔で出迎えてくれる、Cave d’Estezargues*カーヴ・デステザルグのDenis Deschamps […]

12
Oct

Le Clown Bar *ル・クルーン・バー(ピエロ・バー)

お久しぶりです、アサミです。 今日は、何年かぶりのレストラン・レポートです! 今回訪れたのは、Cirque d’Hiver*シルク・ディヴェール(サーカス)の手前にある、一年前にオープンしたビストロです! その名もLe Clown Bar *ル・クルーン・バー*ピエロ・バー!!ここは、サーカスのメンバーやお客さんが昔入り浸りしていた隠れバー。 Restaurant Clown Bar 114, rue Amelot 75011 Paris  TEL : 01 43 55 87 35 Métro : Filles du Calvaire, Oberkampf, Saint-Sébastien-Froissart 一年前、サチュルヌ(Saturne)で働いているEwenさんとSven さんがここを買い取り、ヴィヴァン・ターブル(Vivant Table)で働いていたアツミ・シェフと組み、今では、自然派ワインがジャンジャン出てくる最高なビストロにリニューアル! インテリアも、ほぼそのままで、あちらこちらにピエロの顔が! 天井もおしゃれ! 今日は土曜日! しかも天気のいい土曜日! パリでは、 *週末+ポカポカ=テラスでお食事*が一般的! それにしても、お客さんがノン・ストップで入ってくる! サービスのCaroline*カロリンヌが、アペタイザーに出してくれたのは、Domaine La Bohème*ドメーヌ・ラ・ボエム, Patrick Boujou*パトリック・ブジュー のシャルドネ・ペティヤン! 爽やかで、フルーティーで、まるでロワールのシュナンと間違えてしまうサッパリ感! 真冬でも、ちょっとポカポカしている日には口にしたい一本! ここで稲増さんがチョイスしたワインは、Philippe Jambon*フィリップ・ジャンボン の Les Batailles sur la Roche Noire 2008。 香りはまさにピノ・ノワール!まだまだフレッシュで酸味が感じられ、ゆっくり飲んでいくと、赤フルーツの甘みとまろやかさがジュワジュワと体の中から湧き上がってくる感じです。 一言でいうと・・・『一本じゃ足りない!!次回はマグナムで!』です。  そして一気に料理紹介です! 『タパス的なおつまみ、そして締めにお肉を』スタイル。 ピーチ、 インゲン、 そしてブラタ(モッザレラ・チーズをさらにクリーミーにしたチーズ) の盛り合わせ。 イチジク、スモークされたウナギ、 フォアグラ、パリパリ・クレソン の盛り合わせ。 フランボワーズ、 コリアンダーの花、 生のカツオ、 の盛り合わせ。 パイに包んだ鳥のお肉に、ジロールのキノコ入りのサラダ(ラッキ~)! これに合わせてもらったワインは、Domaine Le Scarabée*ドメーヌ・ル・スカラベ、Isabelle Frère (イザベル・フレール)のワイン! コクがあり、太陽を感じながらも、エレガントで飲みやすいワイン。 ラベルが何といってもかわいい! Le Scarabée とはカブトムシのこと! 彼女のワインはここ数年でスタイルが変わり、とても飲みやすくなりました。南仏でありながらも重くなく、ガブガブいけちゃいます!   皆さんも、 もしパリでサーカスを見る機会があったら、 是非隣のこのビストロで一杯飲んで休んでいって下さい! 勿論、サーカスに行かなくても、 Vous êtes les bienvenus *You are welcome! チームもフレンドリーで、何といってもインテリアが楽しくてトリッキー! フォークとナイフを頼んだら、テーブルの中に入ってるよ!と。 よく見たら引き出しがついてて、引っ張ってみたらセットが! 知らなかったのは私だけ?!ちょっと恥ずかしかったです・・・  

30
Mar

サン・キャトルで自然派ワインの試飲会!

今日はDomaine de l’Anglore*ドメーヌ・ド・ラングロールのEric Pfifferling*エリック・ピファーリングに誘われて、パリのクリメ(19区)で行われている試飲会に行ってきました! 午後4時なのに凄い人・・・ しかもあちらこちらからワインが回ってき、皆アペタイザー気分でワイワイ・ガヤガヤ! 最初のブースはエマニュエル・ラセーニュ/ Emmanuel Lassaigneのシャンパーン! レ・ヴィンニュ・ド・モンギュ2007 / Les Vignes de Montgueux は爽やかなりんごや柑橘類の香り!繊細な泡と真っ直ぐな酸味がとても綺麗な味わいを生み出しています! そしてル・コテ / Le Cotet は区画の名前を付けたキュベ。ノワゼットやくるみ系の香りが漂いより複雑感が! そして私が大好きな レ・コリンヌ・アンスピレ2006 / Les Collines Inspirées。8ヶ月間熟成した2006年と2000年のブドウをブレンドし、トーストのような香りが美味しい!真っ直ぐで繊細な味が大好き! 最後にはメチャ複雑感が感じられる ミレジメ・ワイン2002 / Millésime 2002。これは熟した梨やバターの香り、最後にはコショウなどのスパイシー感もあり、ファンが多いシャンパーンです! 次は髪の毛がいつも爆発しているブノワ・クロー / Benoit Courault 。 ジルブール08 / Gilbourg 08はシュナン独特の華やかなアロマ。白い花やエキゾティックフルーツの香りがやばいです!でも口に含むと酸味がはっきりと出ており、ボリューム感もたっぷり。長い後味が印象的です。 そしてグロローを使用したラ・クレ08 / La Coulée 08はとても飲みやすく、 レ・ルリエ08 / Les Rouliersはキリッとした酸味とフレッシュ感が! 最後にスペシャル・キュベ、レ・ルリエのマグナム登場!何が違うの?と聞いたら、『これはレ・ルリエで使用したブドウをもう一度最後に圧縮し、そのジュ・ド・プレスのみで造ったワインなんだ。そして400Lの大樽で熟したんだ』と。滑らかだけど、しっかりと感じられるタンニンが印象的。酸味も強く、保存用のワインです! ここからなかなかブースに辿り着けず・・・ やっと行けたと思ったらギュウギュウ詰めに・・・ それもそのはず、ここからはパカレ、マクシム・マニョン、ラングロール、フラール・ルージュと大物ばっかり! フィリップ・パカレ / Philippe Pacaletを探していたら、隣で熱中にお話中・・・と隣には奥さんのモニカが一生懸命と接客を! 最初のワインは、ありえない位アロマティックのムルソー08 / Meurault 08。お花畑にいるような、幸せな感じになれる香り!しかも口に含むととてもピュアでミネラル感が強く、優しい憾じとボリューム感たっぷり! そしてジュブレー・シャンベルタン08 / Gevery Chambertin 08は赤フルーツの強い香りと梅の香りがとても華やか。少々草っぽい感じもありますが、そこがまた爽やか感に繋がり綺麗なバランス! 最後にはポマール08 / Pommard 08とオヴァリウスで開かれたポマール・プルミエ・クリュ08 / Pommard Premier Cru 08。ポマールは蕩けたタンニンが飲みやすく、とてもエレガント。そしてグラン・クリュはよりスパイシーでイチゴと甘い飴の香りが美味しい!最後の後味が長く、とても優しい味わいです。 いつも笑顔のマクシム・マニョン / Maxime Magnon。 ラ・ベグー0 9 /La Bégou 09はグルナッシュ・グリ100%使用。とてもミネラルでピュアなワイン。グイグイと飲めてしまう綺麗な味わいは、爽やかな柑橘類のフルーツ感たっぷり!私も大好きでお勧め名一品です! ラ・デマラント09 / La Démarrante 09は赤フルーツの香りとスパイシーな後味が綺麗に混ざり合い、少々ミルキーな感じがグ~! ラ・カンパニェス09 / La Campagnès 09はシスト土壌から来るミネラル感と、カリニャンから引き出されたフレッシュ感が美味しい!しかも後味も長くて、ずっと飲んでいたいワイン! 見よこの4ショット! オーラがあります・・・・ やっぱりエリックは大物って感じがします・・・! ドメーヌ・ド・ラングロール / Domaine de L’Anglore の エリック・ピファーリング / Eric Pfifferling と、奥さんのマリ・ロー / […]

16
Mar

Cave Augé でジュラ・サヴォア・アルザスワインの試飲会!

ルンルン気分で今日は(今日も?!)美味しいワインを頂いてきます! 相変わらず今日も人がいっぱい・・・ Cave Augé 116 Boulevard Haussmann 75008 Paris TEL : 01 45 22 16 97 Metro : St Augustin (9番線) 何でもあります!パリで一番人気の自然派ワイン屋さん! Domaine Stéphane Tissot (Jura)*ドメーヌ・ステファン・ティソ(ジュラ) 今日は私のほうからあの例のフレーズを! 『人生は楽しいか?』と聞いたらステファンは・・・ 『あれ?!聞いたことあるセリフだぞ・・・?!とりあえず飲んでみて!』と早速試飲開始! Graviers 2007*グラビエ2007はシャルドネ100%。 砂利質のテロワールから生まれたこのワインはとてもミネラルでキリッとした酸味が強い!長く残る後味はとにかく複雑でフレッシュ! Barberon 2007*バルブロン2007 粘土質の地質で育てられたシャルドネを使用。先ほどのワインとは全然違う!フレッシュ感はあるのだけれども、もっとドライ・フルーツの香りが強く、スパイシー。 Tour de Curon*ツール・ド・キュロン シャルドネ100%。 酸味とフルーツジャムの香りがとても綺麗なバランスを与え、最後に少し残る苦味がまた最高!飲んでいるとダンダンと何かつまみたくなる、唾が出てくる美味しいワインです! Singulier 2007*サンギュリエ2007 トルソー100%。 優しくまろやかな口当たり・・そして爽やかさもあり、とても飲みやすいワイン。 2007年はとても綺麗な年。甘みが濃縮されていながらも、フレッシュ感があり、最高なヴィンテージです! Barberon 2008*バルブロン2008 ピノ・ノワール。 滑らかで気持良い喉越しが印象的。最後には蕩けたタンニンとスパイシーな苦さが混ざって・・・美味しい~! Arbois Traminer 2008*アルボワ・トラミナー2008 今日飲んだ中でも一番複雑な香りがするワイン。。お花の香り、アブリコットやハチミツの甘い口当たり、そして最後はスパイシー・・・という、とても奥深い一品。でもこのフルーティーさは誰にも真似できません!! そしてそして最後には私が大好きな甘口ワインの Spirale*スピラルとPMG。甘口なんだけど、綺麗なさわやか感があるので全然重くない!これだったら何杯でも飲んでしまえる、お勧めワインです! Tissotのワインについてのお問い合わせは、こちらまでお願いします: BMO 株式会社 TEL : 03-5459-4243 FAX:03-5459-4248 MAIL: wine@bmo-wine.com http://www.bmo-wine.com そして続いてはDomaine Overnoy Houillon*ドメーヌ・オベルノワ・ウイヨン(ジュラ) シャルドネ2007年 トーストとアブリコットの香りが凄うピュアな感じのワイン!エレガントで繊細な味わいなのに、テロワールのパワフルさが伝わってくる伝統的なワイン。 Savagnin 1998 + 2003*サヴァニャン1998 + 2003 ウイヤージュされたサヴァニャン・ワインを! 2003年はとりあえず濃厚・・・!完熟されたフルーツの旨さがギッシリと詰め込まれた一品!そして1998年は・・・もう違う世界のワイン!瓶詰めはいつしたの?と聞いたら『う~ん・・・2年前の一月だよ』と言うことは・・・10年も樽で眠っていたの?!と驚き!! とてもミネラルで火打ち石の香りが強く、まさにテロワールの味を引き出した感じ。そして何といってもこの綺麗な酸味と長い長~い後味が凄い! Overnoyのワインについてのお問い合わせは、こちらまでお願いします: 野村ユニソン株式会社 TEL : 03-3538-7854 FAX : 03-3538-7855 MAIL : wine@nomura-g.co.jp http://www.nomura-g.co.jp 次はアルザス・ワインをアタック! Domaine Gérard Schueller*ドメーヌ・ジェラール・シュレール の Bruno Schueller*ブルノ・シュレール Pinot Noir 2008*ピノ・ノワール2008 とても飲みやすく、グイグイといけてしまう感じ。優しくてエレガントなピノですが、やはりこの地区にすると力強い!ブリュノーの性格が一瞬で分かってしまいます! Pinot Gris 2008*ピノ・グリ2008 香りは熟成された甘いフルーツなのに・・・口に含むと全然正反対なワインが! アロマの濃厚な感じとはウラハラに、喉を通り越したらスパイシーで辛口ワインだった!これはテロワールのミネラル感が強い! どうして?と聞いたところ、『これはわざとだよ!今度ドメーヌに遊びに来たら教えてあげるよ!』と・・・このギャップが気になる人は、是非アルザスまで一緒に行きましょう! Schuellerのワインについてのお問い合わせは、こちらまでお願いします: 株式会社エスポア TEL : 06-6384-3319 […]

18
Nov

シャイで可愛い,アルザスのローラン・バルツ氏訪問!

~フランスで最も有機栽培が多いと言われているアルザス~ ここ数年、フランス全国では有機栽培をプッシュするムーブメントが起こっています。少しずつですけれども、ブドウ畑を有機栽培に転換する醸造家も増えてきています。 しかしこの用にブドウを育てている生産者は、全国に4%にしか足していません・・・しかし!ここアルザスでは、なんとブドウ栽培面積14 000Ha中、10%ものブドウ園がビオ栽培で育てられているのです!! こんな綺麗な空気に囲まれてワインを造っているLaurent Barth*ローラン・バルツ氏。 彼を一言でいうと・・・とてもシャイ! でも落ち着いている笑顔がとてもキュート! 恥ずかしそうにワインを紹介してくれる彼に、私はちょっぴり母性本能を擽られちゃいました・・・ そんな彼は、私のありがちな質問にも笑顔で応じてくれました・・・ ありがとうです! この地方の天候は? この地方では谷が多く、畑の周りにはヴォージュ山が立っているので、雨から守られているんだよ。年間でも550mm しか降らないだ。なのでどちらかと言うと、乾燥している季節の方が多いかな。 ブドウの熟成度はどうやって分かるの? そうだね、3つポイントがあるんだ。 1:ブドウの種を見て、ちゃんと茶色く、苦味が付いていること。 2:ブドウ木の枝を見て、しっかりと色が付いていること。 3:ブドウの皮に色が綺麗に付いていること。 でも一番良いのは毎日味見して、最高に美味しいときに収穫することだね! ローランにとって、テロワールとブドウ品種の一番良い相性は? う~ん・・・ ゲヴュルツトラミネールには石灰質の土壌、そしてリースリングには花崗岩!この町、Benwhir * ベンウイールでは、15種類ものテロワールが混ざっているんだ。 そして畑も小さな区画に何個にも別れている。僕も、3.70Ha の畑を所得しているが、28個の区画に別れている・・・しかも花崗岩、粘土石灰、マルヌや泥土と、様々なテロワールでブドウを育てられるので、勉強にもなるし、本当に楽しいんだ! 最後に、ローランは何故ワインを造ろうとしたの? 僕の父も、ずっとブドウを育てていたんだ。 でも父は全ての収穫を協同組合に売っていた。 その間、僕は4年間ブルゴーニュでワインの勉強をした後、イランやインド、アフリカやオーストラリアなど世界中を飛び回って醸造や畑作業に付いて学んできた。 その後、1999年に僕が父のドメーヌを継いだんだけれども、5年間の間協同組合に売り続けたんだ。 その間に畑作業をがんばり、区画も綺麗にして、ビオ栽培へと転換したんだ。 今は耕作は当たり前、コンポスト(堆肥)もビオディナミに従って作っているんだよ。 ここで畑見学をしている途中、あり得ないくらい甘く、あり得ないくらい綺麗な香りがするブドウを発見・・・! これぞアルザスにしか見つからないブドウ品種:Muscat O’ttonel*ミュスカ・オトネル! アルザスでももう殆ど見当たらず、わずか2%しか存在しない・・・こんなに美味しいのにもったいない! するとローランが 『栽培するにはとても難しい品種なんだ。完璧なコンディションでなければ、実を生らさない。僕も、3年に1度収穫できるか出来ないか、本当に低い可能性を信じていなければ絶対に無理だよ。』 ~そして醸造所に戻って試飲開始!~ ローランのラベルはとてもシンプル! でも良く見ると・・・葉っぱの絵は全て文字で描かれているのです! アルファベットやアラブ語、他にも分からない国の文字で、 « L’Esprit du Vin »* « ワイン・スピリッツ »と書かれています。 これはローランが仕事で回った国の文字を使って、今まで出会って来た人たちへのメッセージなんですって! 結構ロマンチスト~!! 今回テスティングしたキュベは全て2008年ヴィンテージ! 2008年は酸味が強く、キリッとした味のワインと仕上がっています! Pinot Gris*ピノ・グリ 地質:粘土石灰質 樹齢:8年と55年のブドウ木 残糖:15-18 gr ピノ・グリはアルコール度数が早く上がってしまうため、糖分・酸味・熟成度のバランスが最も最高な時に収穫しなければいけないのです。しかしそのタイミングを察知するのが難しい。 Pinot Noir*ピノ・ノワール 地質:粘土石灰質・砂岩・水晶 樹齢:30年 ピノ・ノワールは日に当たりにくくても一番熟成しやすい品種。ですので収穫時期はいつも一番!2回もの厳しい選別をした後、14日間のマセラシオンを終え、2008年は初めてフィルターを掛けず仕上げたそうです。 味は・・・繊細でフレッシュ!レグリスやさくらんぼの香りが強いです!とても飲みやすく、食欲をそそるバランス抜群なワイン! Pinot d’Alsace*ピノ・ダルザス 地質:泥土・砂質 樹齢:35~40年 大樽で熟成されたこのキュべはとにかく丸みがあり、トロリとしています。甘みが残っていながらもさわやか感があり、美味しい~! Pinot Noir « M »*ピノ・ノワール « M » 地質:粘土石灰質 樹齢:35年 « M »とはMackrainの頭文字・・これは区画の名前なんです! 繊細なタンニンと、まろやかなミネラル感、そしてスパイシーさがこのキュベの特徴です! Sylvaner*シルヴァネール 地質:泥土質 キリッとした酸味と、白い花の心地よい香りがあなたを別世界へと連れて行ってくれます・・・ Racines Métisses*ラシンヌ・メティス 砂質のテロワールで収穫されたリースリングと、ピノ・ダルザス、シルヴァネール、ミュスカ、ピノ・グリをブレンドした一品。とにかくしっかりとした酸味がワインに生き生きさとフレッシュ感を与えています。 Riesling*リースリング 残糖9 gr残っているこのワインは、口に含んだ瞬間強い酸味で目が覚め、その後サッパリとしたフルーツの香りが漂い、最後には甘さが残るという、なんとも感覚たくさんな一品です。 Riesling Vieilles Vignes*リースリング・ヴィエイユ・ヴィーニュ 地質:花崗岩・泥土質 残糖:5 gr グイグイといけてしまう、とても飲みやすいワイン!ミネラル感抜群、そして甘さと酸味のバランスも最高! Muscat d’Alsace*ミュスカ・ダルザス 地質:石灰・マルヌ・泥土質 樹齢:35~40年 とても華やかで気持ちが落ち着く香り・・・しかし飲んでみると結構しっかりしています!このギャップに少しビックリ・・! Gewurztraminer Grand Cru Mackrain*ゲヴュルツトラミネール・グラン・クリュ・マックレイン 地質:泥土・石灰質 […]

1
Sep

繊細でインテリ派醸造家:アルザス地方のドメーヌ・アンドレ・オステルタグ*Domaine André Ostertag

お日様の暑い日差しが肌に焼きつく中、私は今日アルザス地方、アンドレ・オステルタグ氏 の醸造所を覗いてきました! アルザス、コルマールの町 に住んでいるアンドレ。とにかくとても可愛くて色が溢れでている町です! とりあえず‘綺麗で清潔’が彼のモットー。 いつも綺麗にしておかないと気がすまない完璧主義者のアンドレ。 確かに醸造所はピカピカに光り、何一つ無駄な物が見当たらなくサッパリとした場所です! フルーツを全面的に表しているワインはステンレスタンクで、そして複雑感をより引き出したいワインは木樽で醸造しています。 そして畑へレッツ・ゴー! アルザスは、フランスの中でも、土壌がとても複雑で有名。 例えば同じ区画でも、4種類以上の石がゴロゴロと転がっていたり・・・ なぜかと言うと、昔、ドイツとの国境に見当たる一つの山が崩れ、地下に潜まれた様々な土壌の種類が表面に上がり、ゴッチャ混ぜになってしまったとか・・ ですので、同じ区画に砂利や白亜、石灰や水晶などが沢山! そしてこの地方で造られたワインは、同じ品種でもテロワールの違いが全く違う味を生み出すので、ビックリするほど楽しいです! この地方では色んな面白い山が見当たります。 例えばハイセンバーグ(Heinssenberg)= 暑い山 標高260m、南方面に立っている事からこの名前になったそうです。 ムッシュバーグ(Muchberg)=シトー会修道土達の山 これは、この山奥にシトー会修道土達が住んでいる教会がある事から名乗られたそうです。この山には不思議なパワーが感じられるとか。。。! アンガースバーグ(Ungersberg)=アルザスの富士山! 嵐が来ると、この山のお陰で、嵐は左右に分かれ、畑(特にフローノルヅとムッシュバーグ)には一切害を与えないのです! アルザスではブドウ木が高い・・・! ですので、他の地方に比べたら収穫中の腰の負担は避けそうです・・・・!(笑) そしてとにかく区画の数が半端なく多い・・・! 例えば、アンドレは5つの村に、120個の区画を栽培しています! 移動だけで大変そうです・・・! そしてブドウを一口パくっ・・・ あま~い!美味しい~! 今年の出来は ?と聞くと 『2008年は特にフレッシュでまろやか!出来は特にいいと思うよ!』 と満足な笑顔で語るアンドレ! それではテスティングをしてみましょう! 試飲室はとてもオシャレでシック! 棚にはアンドレの綺麗なボトルが並べられ、壁には奥さんの絵がズラリと飾られています! アンドレさんのラベルは、殆んど奥さんの作品が使われています!何か素敵ではないですか・・・? さて問題です! このラベルは一体どの絵でしょう・・?! Vielles Vignes de Sylvaner*ヴィエイユ・ヴィーニュ・ド・シルバネール2008 土壌:粘土質 樹齢:60年 とてもまろやかでトロリとした感覚! 花の香りがありえないぐらいフォワーンと漂ってくるのですが、 口に含むとあんがいセックで美味しい~! 何故このワインはこんなに丸みがあるのかと聞いたところ、 マロラクティック発酵、そしてシルバネールの品種が、この特徴を出しているそうです! Pinot Blanc 2008*ピノ・ブラン2008 品種:全てピノなのですが、ピノ・オクセロワ、ピノ・グリ、ピノ・ノワール、ピノ・ド・ブルゴーニュなど、ピノの勢ぞろいです! 土壌:粘土石灰質・花崗岩質 とても繊細でフレッシュ!しかも飲みやすいので、女性の方にはお勧めです! Clos Mathis 2007*クロ・マティス2007 品種:リースリング 土壌:水晶と砂質 甘い白い花の香りとは逆に、とてもミネラルで酸味がスカっとする口当たり。リースリングの畑はいつでも日が当たっているため、毎年一番先に熟されます。しかもの区画は風通しがいいため、とても爽やかなワインが出来上がります! Fronholz Riesling 2007*フロ-ノルズ・リースリング2007 土壌:水晶 とにかくアロマがとても複雑・・・! 花の香り、熟成されたフルーツのアロマ、そしてミネラル感抜群のワインです。 Muenchberg Riesling 2007*ミュエンシュバーグ・リースリング2007 土壌:火山岩が含まれた白亜質 樹齢:20~70年 とてもパワフルでまろやかなワイン。 特に甘さと酸味のバランスが最高!そして何といっても、火山岩を特徴とした土壌が、ブドウに大きな力を与えて、より力強いワインと出来上がっています! Pinot Gris Barrique 2007*ピノ・グリ・バリック2007 土壌:粘土石灰質・シスト質・砂利質(3つの区画から収穫されたブドウ) スパイシーでとても複雑な味わい!掘れば掘るほど様々なアロマが湧き出てきます・・・!特に梨のような香りがグ~~! この『複雑感』がまさにアンドレが捜し求めていた特徴! そしてこの『シスト質』の土壌は、この地方では結構珍しい! A360P 2007*A360P 2007 土壌:砂岩、石灰、そして火山の溶岩が固まって出来た石 何故A360P?それはこの区画のナンバーがA360Pだったから・・・ とりあえず香りにしても味わいにしても、とても奥が深いと感じるワイン・・そして繊細!このワインはアンドレの性格がとても良く出ています、特に繊細な部分は彼そのもの! Gewurztraminer Vignoble d’E 2008*ゲヴュルツトラミネール・ヴィニョーブル・ドゥ2008 土壌:砂利が含まれた粘土質 樹齢:25-30年 バラの香りが漂ってくるこのワイン・・・しかし口に含むとスパイシー!50Grも糖分が残っているのに、とてもスムーズに飲めるこのワイン。秘密は・・・この酸味に隠されていました! この綺麗な酸味と、甘さのバランスが、美味しい貴腐ワインを造る鍵となるのです! Muenchberg Vendanges Tardives 2007*ミュエンシュバーグ・ヴァンダンジュ・タルディブ2007 とても飲みやすく、軽い感じが特徴的なワイン。100Grの残糖も甘すぎず、とても綺麗でサッパリとしたな味!そしてマンゴやパッション・フルーツ、エキゾティック・フルーツの香りは、もう美味しすぎてたまらないです!特に女の子は絶対にはまってしまう味です! Fronholtz SGN 2007*フローノルヅSGN 2007 土壌:水晶が含まれた粘土質 これはとても不思議なワインです! 第一に、この2007年の出来は、今まででも一番と言えるほどの特別な出来!とにかく選果を何回も行い、とびっきり綺麗なブドウしか使用していない!アンドレも初めてこんなに選果を行ったと言うほど! そして何といっても、この不思議な味が凄い・・!一回飲んだら忘れられません・・・!口に含んだ瞬間は、エキゾティック・フルーツの味。それがだんだんと変わり、次にはハチミツのトロ~っとした感じ。そしてそして!最後に残る味・・・コレは何としょっぱい!土壌のミネラルが、後味にプア~と爆発するくらい感じられるこの塩の味・・ 塩キャラメルのような、ワインでは初めて体験した感覚です! アンドレのワインは、とにかく繊細で綺麗な味が特徴的。 『ワインには人が出る』といいますが、アンドレのワインは彼の誠実さ、繊細さ、そして何よりも彼の今まで経験して来た全てがこもっているような感じがします。 […]

13
Mar

エマニュエル・ラセーニュが教えてくれる『ラ・メトッド・シャンプノワーズ』

先日、シャンパ-ニュ・ジャック・ラセ-ニュのエマニュエルが事務所に寄ってくれました。 その際に、シャンパ-ニュの造りについて、いろいろ聞いてみました。 シャルドネの品種から造られているシャンパーンには、ワインとは違って独特な醸造方法があるのです。 まず最初に、シャンパーンは2回もアルコール発酵が行われるのです。 第一回目のアルコール発酵はワインと同じように、樽内、もしくはタンク内で行われます。 そしてまだ少々残糖(ワイン含有の未発酵の糖分)が残っている状態(0-38g)で瓶詰めをします。この時点で蔗糖や甜菜糖など、数多くある砂糖の種類を選び、瓶内二次発酵がスタートする為に添加します。ラセーニュはここでブドウの液から引き出される自然な糖を添加しています。この2回目のアルコール発酵中、瓶内では繊細な泡が徐々に出来上がっていきます。 第一回アルコール発酵が行われる木樽とステンレスタンク ビン内2次発酵がゆっくり進みます。発酵で生じたワインに溶け込ましてガスを洗練させるために発酵終了後も静かな暗冷なカ-ヴ内で静かにゆっくり熟成させます。 熟成期間が終わるとデゴルジュマンの為の準備がなされます。 つまりビン内の澱を瓶口に集める作業です。 ラセーニュが行っているのはシュール・ラット方式。その間、逆さにされた瓶の角度がゆっくりと回されながら徐々に急角度になっていき最後には、瓶がほぼ逆さまになってしいます。 そんな作業をしながら澱が瓶の口に溜まるのを待ちます。 そして全てが瓶口に溜まったら、彼は « デゴルジュマン・ア・ラ・ヴォレ »という、手作業でのデゴルジュマンをします。 このやり方はかなりのプロではないと出来ません! 普段行われているデゴルジュマンは、澱が溜まったら瓶口の澱の部分のみを凍らし、ポンっと引き出す機械作業なのです。 しかしエマニュエルは自分で全て行っているのです! 一本一本瓶を手に取り、瓶底に出来た空気泡をゆっくりと瓶底から瓶の入り口まで移動させ、ちょうど空気泡が瓶口の澱の位置と一致した時に、キャップシールをポンっと抜き、同時に澱を外に排出するのです。 ここで最終的にブリュットやセックなど、どのようなキュベを造るかにより、添加するリキュール・デクスペディシオン(Liqueur d’expédition=甘味添加)の分量を決めます。 そしてエマニュエル曰く、この段階で自然派か、自然派ではないかが分かるのです。 『リキュール・デクスペディシオンとはアロマと甘さを引き出し、ワインを全体的にまろやかにするものです。ここで、自然派ではない醸造家は、ブドウの自然な甘さがまったく無いのをカバーするため、沢山の量を添加するのです。私はテロワールとブドウの自然な味を強調したいので、健全で完熟したブドウのみ収穫します。そうしたらリキュール・デクスペディシオンを添加しなくても美味しくて繊細なシャンパーンが造れます。』 これは、エマニュエルの畑の位置がシャンパ-ニュ地方の最南端だからこそできることなのです。ブルゴ-ニュ地方に最も近いので、シャルドネの熟度がエペルネやランスのある北より高くなるのです。自然にワインに膨らみやまろやかさが備わっているのです。 そして『リキュールがワインに溶け一体化するまで』 ワインをさらに熟成させます。 長く寝かせれば寝かせるほど泡も繊細になります。 彼のカーブには数年間も寝かせているシャンパーンもあるのです。 そしてその後、やっと皆様の手元へと届くのです! エマニュエルの新キュヴェ、La Colline Inspirée*ラ・コリンヌ・アンスピレ 品種:シャルドネ 樹齢: 35 -40 年 地質: 白亜 熟成:8ヶ月間熟成したワインと、20ヶ月間熟成したワインのアセンブラージュ(2004年収穫されたブドウが主調) 名の由来 : 『La Colline Inspirée』とは詩人アンドレ・マセイが書いたモンギュに付いての詩の題名です。 このキュベは初めて樽で熟成したシャンパーンです。糖分添加はたっの3gr / Lなのに、ブドウの甘さが口に広がって美味しい! 繊細で肌理細かい泡には、彼の綿密的な面が出ています。 Millésime 2002*ミレシム2002 ブリュット・ナチュールですので、ブドウそのままの味がするシャンパーンです。 これは100%タンク熟成。 シャンパーンとは様々な年のブドウをブレンドするのが通常ですが、2002年、エマニュエルが収穫したブドウはあまりにも綺麗でしたので、ブレンドするには勿体無いと思い、2002年のみのブドウでシャンパーンを造ったそうです。綺麗な酸味とミネラル感が溢れていて、嬉しいパーティーにはピッタリな一品です!

12
Déc

Union des Gens de Métier試飲会

今日は初めて試飲会に行って来ました!場所はパリ8区に在る18世紀に建てられた建造物、Cercle National des Armées*セルクル・ナシオナル・デ・ザルメ。セミナーや様々なイベントなどが行われていて、パリの代表的な建物です! 18世紀、そして今現在の姿 中に入っていくと、その威厳に満ちた豪華さにまず感動!そして試飲会が開かれている会場にたどり着いた瞬間またビックリ! この試飲会のレベルがどのくらい高いかが一瞬で感じられます。揃っている造り手達は、皆自然派ワインの世界では名の知れた人ばかり。こちらのリストをご覧頂ければ分かるように、大物醸造家がズラリ! 最初に試飲したのは、先日訪問したばかりの、Louis Benjamin Dagueneau*ルイ・バンジャマン・ダグノーさんのスタンド。彼はシャイながらも話すのが大好きなとてもチャーミングな男性です。とにかく笑顔が可愛い!! そして彼のPouilly Fumé*プイ・フュメももちろん絶品です!どのキュベを飲んでも、口がトロけてしまいそう〜!果実感、ミネラル感、爽やか感、全てが完璧にマッチしていて、どれもとにかくバランスが最高!特に貴腐ワインのLes Jardins de Babylone *レ・ジャルダン・ド・バビロンは私からのお勧めです! Buisson-Renard 07*ビュイッソン・ルナール07 Silex 08*シレックス08 Pur Sang 98*ピュール・サン98 Les Jardins de Babylone 08*レ・ジャルダン・ド・バビロン08 続いてはPhilippe Alliet*フィリップ・アリエさんのワインを試飲! 彼のワインの特徴はタンニンの繊細さ! 赤フルーツの香りがたっぷり味わえるChinon* シノンはとてもフレッシュでまろやか。 綺麗なバディーが食欲をそそります! Vieilles Vignes 07*ヴィエイユ・ヴィーニュ07 Coteaux de Noiré 07*コトー・ドゥ・ノワレ07 そして面白いおじさんがいるな〜と見ていたら、あのSaumur Champigny* ソミュール・シャンピニィで有名なClos Rougeard*クロ・ルジャールの Nady Foucault*ナディ・フコーさん! 陽気で優しく、場を和ましてくれるナディさん。 彼のワインには、その暖かい性格そのものが感じられます。とてもミネラルで柔らかい喉越しが何ともいえません! Poyeux 05*ポワイユ05 Le Bourg 05*ル・ブール05 ガイヤックに在るDomaine Plageoles*ドメーヌ・プラジョルのワインは、繊細でまろやかなタンニンと、複雑なテロワールから引き出る風味が印象的。フルーツとスパイスのアロマ、そして完璧な骨格のMauzac 07*モーザック07は是非是非皆さんにも飲んで頂きたいです! Mauzac 07*モーザック07 Duras 07*デュラス07 Prunelard 07*プリュヌラール07 ラングドックでは欠かせない有名人、Olivier Jullien*オリヴィエ・ジュリアンさん 。 フルーツ+ミネラル+爽やかさ=バランス最高でエレガントなワイン! アルザスで醸造している人気者、Marc Kreydenweiss*マーク・クレイデンヴァイスさんの代理人。 Riesling 06*リースリング06 は花の香りが漂い、とてもミネラルでまろやか! Kloriberg 06*クローリーベルグ06 はフルーティーでフレッシュで後味がメチャ美味しい! Domaine Jacques Selosse*ドメーヌ・ジャック・セロス (シャンパーン) とにかく一言:ピュア中のピュア!初めてこんなに上品な味のシャンパーンを飲みました!そして何といってもこの繊細な泡が凄いです!シャンパーンというよりも、発砲ワインの方が近いです! 他にも: Alain Graillot*アラン・グライヨ (ローヌ) 彼のサン・ジョゼフとクローズ・エルミタージュは口当たりが最高!酸味がキリっとしていて、とてもフレッシュ!パワフルで骨格がしっかりとしている、スパイシーなワインです。 Christophe Peyrus*クリストッフ・ペイルス (ラングドック) 彼の発砲ワインは口いっぱいに広がるフルーツと、エレガントな泡が美味しかったです! Domaine Roulot*ドメーヌ・ルロー (ムルソー) 樽の香りとバランスの良い酸味が良い具合にマッチングされています。そして何といってもこのまろやかさがたまりません! Louis Benjamin Dagueneau 、Le Clos Rougeardのワインについてのお問い合わせは: 野村ユニソン株式会社 TEL : 03-3538-7854 FAX : 03-3538-7855 MAIL : wine@nomura-g.co.jp http://www.nomura-g.co.jp Philippe Allietのワインについてのお問い合わせは: 株式会社エスポア TEL […]

13
Oct

カーボベルデへレッツ・ゴー * DIRECTION LES ILES DU CAP VERT

A mes yeux la plus grande chance de vivre à Paris c’est de pouvoir faire le tour du monde en quelques stations de métro… Ce soir après le bureau j’ai donc envie de changer de décor… Je prends la ligne 9 je descends à Strasbourg st Denis. Je prends la rue du Château d’Eau (eh hop je suis en Inde) je tourne à la droite dans la rue Cour des Petites Ecuries, je m’arrête au numéro 9bis et me voici en Afrique et plus précisément dans les Iles du Cap Vert… 私的にパリに住めて最もラッキーな事は、メトロをちょこっと乗るだけで世界中旅をする事が出来るからです!今日は会社の後、ちょっと気分転換をしたくなり、メトロの9番線に乗りストラスブルグ・サン・ドニ(Strasbourg St Denis)で降りました。シャトー・ド(Château d’Eau)の道を行き(ここはまさにインドです!)クール・デ・プチット・ゼキュリ(Cour des Petites Ecuries)を右に曲がったら、私はアフリカ、もう少し具体的に言うとカーボベルデに到着! Mam’Bia (qui veut dire Mère Maria en créole en l’honneur des femmes […]