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Avr

自然なワイン・春の祭典 La Remise ラ・ルミーズ- NO2

このラ・ルミーズはフランス中で最もチームワークがよい二つの地方のメンバーが開催している。 一つは、ルシオン地方のチーム。 もう一つは南ローヌ右岸のアルデッシュ地方のチームである。 この二つの地方は、古参、中堅、新人の醸造家が力を合わせて協力しあって運命共同体のように生きている。 誰かが問題あれば、皆で援助し合いながら解決してしまう。 ある蔵の栽培作業が遅れていれば、皆でその蔵に行って労働協力してしまう。 栽培・醸造器具なども必要とあれば貸しあっている。 それぞれの地方の実践部隊の代表各はこの二人。 Domaine du Possible ドメーヌ・デュ・ポッシブル醸造のロイックさん ロイックさんは第一回目のラ・ルミーズから実行部隊員だった。 ジャジャキスタンという国をLe Bout du Mondeル・ブー・ド・モンド醸造のエドゥワールと設立した。 醸造家になりたいという夢が可能になった時に付けた名前。このワインを飲んだ人の夢が叶うようにと願いPossibleとした。 平均標高400mの葡萄園からルシオン地方とは思えない様な涼しくて果実味豊かな葡萄ジュースのようなワインを造る    Jérôme Jouret ジェローム・ジュレ アルデッシュ地方の実践部隊の代表はコツコツ努力家ジェローム。 太陽がいっぱいの南ローヌでありながら、どこまでも軽快で爽やかな果実味心地良いワインを造る。 醸造所の建物などは、すべて自分で造ってしまう。 建物も、葡萄園も、家族、ワインも自分の考える理想に向かってコツコツと着実に歩んでいる。 そのエスプリがワイン名になった。Pas à Pas パザパ 一歩一歩の意。 トビッキリ仲の良くてハッピーな家族。このハッピーさが確実にワインに入っている。     

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Fév

Jérôme JOURET  ジェロム・ジュレ                            自然の与えてくれるものを、そのまま。(南ローヌ)

Ecrit par Takeshita Masaki 昨年は6月と11月、そして今回と、ここの所頻繁に訪問のジュローム・ジュレ。 訪問のたびに自分で手造りのカーヴの工事進捗状況に驚く。 とうとう屋根も出来た。     さて2017年は霜に雹に乾燥と、ここ最近で1番少ない収穫量。。。 開花時期の寒さで、グルナッシュの収穫量が特に激減した。 2012年からは全ての区画てビオディナミを実施、ビオディナミ栽培を取り入れてから、ワインに酸が出てきたという。 標高高いといっても、どうしてもぶど熟度が上がりすぎてしまうアルデッシュ地方。 ジュロームはフレッシュ感溢れスムーズなワインを造るため、酸を大事にしている。     マセラシオンカルボニックもワインを減酸させてしまうということで、 Java以外のキュヴェは除梗している。 シラー、グルナッシュの2017年のフリーランて、プレスをタンクから試飲したが、プレスジュースの質の高さに驚かされる。 垂直式の小さなプレス機でゆっくりとプレスすることで、骨格がありながら、タンニンのまろやかな柔らかいワインとなる。 栽培にも醸造にも100%の注意と情熱をかけているジュローム。     霜の影響でぶどうが弱り、雑菌が入り死にかけているカリニャンの古木の汚染されている部分を1本1本手作業で取り除く。 虫歯を削る歯医者さんみたいなもんた。 しかし、身を半分削られながらも、生き続けるぶどうの生命力にも驚かされる。 その土地その土地によって、気候も土壌も違う。 この地区で収穫量を極端に落として凝縮したワインを造るのは自然に逆らうもので、ワインも高くなってしまう。 自然の与えてくれるものをそのまま受け入れながら、手頃な価格で、皆に喜びを与えるワインを造る! 7.5haのぶどう畑の剪定を全て1人で行う男! カーヴを自分で造ってしまう男! ビオディナミの攪拌器、噴霧器も、全部自分で造ってしまう男! ジュローム・ジュレ!男惚れする男だ! 筆:竹下

30
Avr

★パシオン心斎橋店のラスト営業日について★

FERMETURE DU BISTRO – PASSION ET NATURE (OSAKA) 長年のPASSION営業お疲れさまでした。 関西の自然派の世界を築きあげた出城でした。 今はすっかり関西自然派の“型”が出来上がり、出城の役割から次の世界を 築き上げる新たなチャレンジャーとして変身していくのでしょう。 数えきれな思い出があり、それらの写真と共に、PASSIONに関わったすべての人に 御礼を申し上げます。 本当にお世話になりました。 これからも、自然派ワイン、よろしくお願いします。 今は亡きマルセル・ラピエールもお邪魔しました。 フィリップ・パカレが、フィリップ・パカレとモニカさんも ジェローム・ジュレが、フィリップ・ジャンボンが オリヴィエ・クザンが、ヴィエイユ・ジュリアンヌのジャンポールが、 エリアン・ダロスが、ジャンピエール・ロビノとセナさん 、エルヴェ・スオ、セバスチャン・リフォが カトリーヌ・ブルトン、エドワード・ラフィットが、あのダール・エ・リボのルネ・ジャンも 藤田社長、松井さん、本当にお世話になりました。有難うございました。Merci!! あのマルセル・ラピエールもお邪魔しました。    フィリップ・パカレも。        フィリップ・パカレとモニカさんも               ジェローム・ジュレも          フィリップ・ジャンボンも              オリヴィエ・クザンも        エリアン・ダロス、ジャンピエール・ロビノ、セナ / エルヴェ・スオ、セバスチャン・リフォも      カトリーヌ・ブルトン、エドワード・ラフィットも    あのダール・エ・リボのルネ・ジャンも          ヴィエイユ・ジュリアンヌのジャンポール・ドーマン ドミニック・ドランも                   そして、私もお世話になりました          藤田社長、松井さん、本当にお世話になりました。有難うございました。