19
Juil

Nostalgie de La Fete de 14 Juillet de Marcel LAPIERRE

★このラピエール夏祭りはどれだけの人達に“勇気と知恵と喜び”を与えたどろうか!★ La Fete de 14 Juillet a Morgon Chez Lapierre 、a donne le courage ,la sagesse et la joie aux gens. この7月14日になると、自然派ワインを愛する多くの人達の心に、浮かぶ“お祭り”がある。 そう、あのマルセル・ラピエールが開催していた自然派ワインの夏祭りである。 世界中から自然派ワインを愛する醸造家、インポーター、レストラン・ビストロ経営者、愛好家などが集まって朝までラピエールを飲んで、踊って、語り合って、笑って朝まで楽しむお祭りだった。 初期の頃は、前日に造り手達が集まり、色んな意見交換をする“場”でもあった。 このお蔭でお互いの自然な栽培技術・醸造技術が,どれだけ改良・進歩したものであっただろうか。 図りしれない。 このお祭りは、今は大御所的存在になっている醸造家達が若き頃、一度は顔を出す登竜門の一つであった。 マルセル・ラピエール、ピエール・オヴェルノワもいて、多くの若手醸造家達と交流をとっていた“場”であった。 祭りの始めに、マルセルはすべての来場者に直接ワインを配るのが常だった。 豚の丸焼きを朝から準備して、焼きあがった豚を解体するハードな仕事をしたのは石田さんとダニーの名コンビ。 もう、それは格闘技のような作業でした! 食事の後は、ミュージック、とディスコ。語らいとただただラピエールを飲み続けた。 真夏の暑い夜、もう皆、結構出来上がっていました。 暑い中で踊るから一挙に酔いがまわるけど、ワインがワインだけにいつまでも飲み続けられるのが、危ないところ。 夜更けまで、朝まで最後まで飲んでいるメンバーはいつも同じだった。 祭りの後の翌朝も、集まってきて飲み会が始まる。この時は各自が持ち寄ったワインを飲むのでした。 ラピエール家も全員で一緒に楽しんだ。 本当に、忘れられない佳き時代の一コマ。Nostalgie. 7月14日になるといつも思い出す。 Merci Marcel !

9
Juin

Philippe PACALET Chez Bistro Simba ・・・・・・・・・・・フィリップ・パカレがビストロ・シンバへ

フィリップ・パカレはリヨンの石田シェフのレストランには時々顔を出している。 石田さんとフィリップはお互いにファミリーのような存在である。 共通点はマルセル・ラピエールだ。 石田さんにとってマルセルは家族以上の存在だった。 . 菊地さんは石田さんのレストランで修業したことがある。 懐の深い石田さんにとって菊地さんはファミリーの一人。 つまりフィリップにとってシンバはファミリーに逢いにくるようなもの。 . Vin Natureを通じて、こんな感じで世界中どこにでもファミリーが広がっていく。 この世界の根幹の哲学は“共生”である。 排他的な共生ではない。 自分達と違う考えの人、ワイン、もの、こと、を含めて、共に生きるということ。 微生物から宇宙まですべてが繋がっている。 批判と排他からは何も生まれない。共生からは多くのものが繋がっていく。 シンバに偶然に居合わせた人、わざわざフィリップに逢いに来てくれ人。 共に楽しむフィリップとモニカ。